奈良 紫翠 ラグジュアリーコレクションホテル宿泊記
こんにちは、モリオです。今回のマリオットホテル宿泊記は、奈良公園の西端に位置するラグジュアリーコレクションホテル「紫翠」です。
奈良 紫翠ラグジュアリーコレクションホテルは、「翠嵐」や「イラフ SUI」と同じく、森トラストが手掛ける高級ホテルブランド「翠 SUI」と、マリオットのラグジュアリーブランド「ラグジュアリーコレクション」のダブルブランド仕様のホテルとなっています。
この奈良公園にあるラグジュアリーホテル「紫翠」では一体どんな滞在が楽しめるのか、マリオット・ボンヴォイ・チタンエリートのわたしたちがレポートします😊
奈良公園の西端に位置する好立地の高級ホテル「紫翠」
紫翠のある場所は、奈良公園の敷地の西端。自然あふれるのどかな石畳の道を進むとホテルにたどり着きます。詳しい場所は下のGoogleMapを参照してください。
ちなみに早朝などは、この道にも鹿が歩いていたりするらしいです。
駐車場は台数少なめ
紫翠に到着。ホテルの玄関を入ると車の駐車場スペースが設けられていますが停められる台数は少ないので、車を使って紫翠を訪れる際は事前に連絡を入れて駐車場の予約をしておくのがおすすめです。駐車場は有料で1日2,200円となっています。
旧知事公舎をリノベーション
紫翠のホテルの入口がこちら。建物は昭和天皇がサンフランシスコ講和条約と日米安全保障条約の批准書に署名した場でもある旧知事公舎(1922年 / 大正11年築造)をリノベーションしたものになっていて、歴史的にも重要なものとなっています。
御認証の間
ホテルの建物の中に入ると、その条約が締結された「御認証の間」がそのままの形で展示されています。戦後の日本の針路を決定付けた歴史の舞台に泊まるというのは、なんとも厳かな気持ちになります。
ラウンジスペースでチェックイン
ホテルのチェックインは建物奥のラウンジスペースで座って行われます。ちなみにこのラウンジスペースは、夜はちょっとしたお酒が楽しめるバーのような(?)スペースになります…が、利用者はあまり居ないようです。
ウェルカムドリンクは甘茶
チェックインの際に出されたウェルカムドリンクは「甘茶」。甘茶とは、アジサイ属、山あじさいの変種の植物の葉を揉んで発酵させ乾燥させてできるお茶で、独特の強い甘みが特徴です。そしてここ奈良は甘茶の産地としても有名です。
温泉付きスイートルームにアップグレード
チェックインも終わり、私達は今回宿泊する部屋へと案内されます。今回の私達の紫翠滞在は、マリオット・アメックス・プラチナカードの特典でもらえる1日無料宿泊サービスを利用してのものでしたが、スタッフの方は快くゴージャスな温泉付きスイートルームにアップグレードしてくれました。ありがとうございます😊
なお、スイートルームということでレイトチェックアウトは対応不可となっていたため、明日の12時にはこの素敵な部屋ともお別れです。
ウェルカムギフトはフルーツとお菓子
マリオット・ボンヴォイの会員としてマリオット提携ホテルに泊まるときに楽しみなのは、会員向けに用意されているウェルカムギフト。
今回、私達の部屋に置かれていたウェルカムギフトは高級ブドウの巨峰と、メレンゲで作った和菓子でした。ごちそうさまでした!
夕方はシャンパン飲み放題のガーデンディライト
紫翠では夕方17:00から18:00までのの間、宿泊者であればだれでも無料で参加することができる「ガーデンディライト」という催しが、ホテルの茶寮「世世」で行われます。
茶寮「世世」は、旧興福寺子院を改修した施設で、力強い奈良式の日本庭園が魅力のお茶所。17:00までは一般のゲストも利用できるのですが、17:00からは紫翠の宿泊ゲストだけが利用できる「ガーデンディライト」が始まります。
宿泊者全員が無料参加できる催し
このガーデンディライトという催しは、紫翠に宿泊のゲストであれば誰でも無料で参加でき、その開催時間内であれば、本物のシャンパンを好きなだけ飲むことができるという、なんともゴージャスなひとときです。
そんな夢のような催しの「ガーデンディライト」は非常に人気で、開始直後から茶寮内は沢山の人で賑わいを見せています。
夜の奈良
ガーデンディライトも終わり、私達はスナックを買いに近所のコンビニへと向かいます。紫翠は奈良の繁華街からは少し離れていますが、歩いて5分ぐらいの場所にセブンイレブン(奈良県庁店)が1件あります。
しかし、そのコンビニは夜の22時には閉まってしまい、次に近いコンビニは近鉄奈良駅近所(歩いて10分ほど)になってしまうので、コンビニで何か買うのを予定している場合は時間に注意してくださいね。
紫翠のバー(のようなもの)
部屋で少しゆっくりしたあとで、私達はホテルのラウンジへと足を運びます。最初の方で紹介した通り、チェックインが行われるラウンジスペースは夜は簡単なバーのようになっています。
しかしバーと言っても、バーテンダーもいませんし、飲めるお酒と言えばジャパニーズウイスキーがメインで価格は1杯3,000円~4,000円ほどとなっています。
ただ、この紫翠の周りは奈良公園で遊べる場所も少ないので、ホテル内に安心してお酒を飲んだり、軽食を食べたりして楽しめるバーがあると楽しいかな?と、実際に紫翠での夜の滞在を体験してみて感じました。
カロリー摂り過ぎたのでジムへ
さてさて、私達はシャンパンやウィスキーのカロリーを消費するためにホテルの宿泊棟1階にあるジムへと向かい汗を流しました。
このジムは24時間営業(スタッフは居ません)になっているので、気が向いたときにいつでも利用できるのは嬉しいところですね。
余談ではありますが、シャンパンはグラス1杯(約100ml)が約100kcalとなっていて、グラス2杯飲むとビール1本(350ml)約140kcalを超えるカロリーを摂取するため、ガーデンディライトみたいなシャンパンがフリーフローなときにガバガバ飲むと太る原因になるので注意しましょう😱
朝食会場はホテル内レストラン「翠葉」
紫翠の朝。わたしたちは朝食会場であるホテル内レストラン「翠葉」へと向かいます。朝食は、マリオット・ボンヴォイ・プラチナエリート会員以上であれば、特典として無料でいただくことができます。
あとはチェックアウトまで奈良を過ごす
朝食の後は12時のチェックアウトまで思い思いに過ごします。朝早めに起きることができるなら、早めに朝食を済ませて、歩いて奈良公園を訪れるなど、奈良らしい観光が気軽に楽しめるので、紫翠は本当にいい場所にあるなぁと滞在してみて強く思います。
奈良 紫翠 ラグジュアリーコレクションホテル宿泊記・まとめ
奈良公園の敷地内にある高級ホテル「紫翠 ラグジュアリーコレクションホテル」。ホテルは歴史ある旧知事公舎を改修して作られているだけあって、重みのある閑静な雰囲気は滞在により深みのある満足感をプラスしてくれます。
またスタッフのサービスも日本らしい丁寧さと、外資系のカジュアルさを兼ね備えた程よいバランスになっているので、丁寧すぎる日本のおもてなしが苦手な人も快適に過ごせるのではないかと思います。
ただ、ホテル内の施設は夜の比較的早い時間に全て閉まってしまうので、夜遅くまで遊んでいたい人にはちょっと物足りない部分もあります。高級ホテルに泊まると、外に出るのではなく、できるだけホテル内だけで満足して滞在したいもの。そういったエンターテイメント的なサービス面は今後のホテルの成長に期待したいところです。
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