マレーシア旅行 -
クアラルンプールで大人気のカフェレストラン「ORIENTAL KOPI」
クアラルンプールの大人気カフェレストラン「オリエンタル・コピ」
マレーシア・クアラルンプール最大の繁華街 ブキッ・ビンタンにある巨大ショッピングモール「パビリオン - Pavilion Kuala Lumpur」でいつも行列ができて賑わっている、超人気カフェレストラン「オリエンタル・コピ - Oriental Kopi」を実体験レポート。
このカフェレストランは、ポルトガルのエッグタルトと、ポロバン(メロンパンにバターを挟んだ菓子パン)が看板メニューとして有名なほか、ナシレマッやラクサなどのおいしいマレーシア料理も楽しめるお店です。
オリエンタル・コピは地元の人だけでなく、観光客にも非常に人気で、いつ行ってもお店の前には入店を待つ行列ができているほど賑わっています。
そんな超人気のカフェレストランに、マレーシア旅行の際に利用してきたので、その気になる料理などの詳細を詳しくレポートしてみたいと思います。
オリエンタル・コピの場所
人気カフェレストラン「オリエンタル・コピ」のある場所は、クアラルンプールの最大の繁華街、ブキッ・ビンタンの巨大ショッピングモール「パビリオン」のLG1階。
メインのフードコートエリアから少し奥に進んでいくとオリエンタル・コピの店舗が現れます。お店は通路を挟んで右側にレストランエリア、左側にテイクアウトカウンターとカフェエリアの3つのエリアがあります。
上の写真はレストランエリアの前に出来上がったお客さんの長蛇の列。この時はお昼の3時ごろで中途半端な時間帯だったのですが、それでもこのぐらいの人で賑わっていたりします。
店内で食事をする場合は、たいだい30分ぐらいの待ち時間は覚悟しておいたほうが良いです。
テイクアウトカウンター
レストランエリアと通路を挟んで左手にはテイクアウトカウンターが用意されています。時間帯にもよりますが、込み合う時間帯にはこのカウンターにも行列が出来上がっていたりします。
ちなみに、スイーツだけでなく、食事類もテイクアウトは可能ですが、看板メニューのエッグタルト以外は、テイクアウトでも20分前後の待ち時間が発生します。
支払いは、現金だけでなくVISA、MASTER、AMEXのクレジットカード決済も可能となっているので、クレジットカードを持っていれば現金を用意する必要はありません。
ちなみにテイクアウトでの注文の仕方は、カウンターに置かれているメニューの中から買いたいものを選んで購入して、支払いを済ませると、番号の付いたレシートが手渡されるので、それを持って店前で待って、自分の注文が出来上がるのを待ちましょう。
食事を注文した場合は大体20分ほど待ち時間が発生しますが、エッグタルトだけの場合は、すぐに袋に詰めてくれます。
なお、テイクアウトの注文は出来上がると店員さんが番号を英語で言ってくれますが、かなり訛りがきつく聞き取りにくいので、わからない場合は、袋についている番号を確認してみて、自分の番号があったら、それを店員さんに見せて受け取りましょう。
ちなみに手渡しのカウンターもいい感じにカオスになっていたりするので、最初は少しドキッとすると思いますが、落ち着いて自分の注文番号を確認して、間違いのないように商品を受け取りましょう。
テイクアウトのことをもっと知りたい人のために、実際の注文番号が書かれたテイクアウト用のレシートがこちら。
レシートの「TA55」と書かれているのが注文番号になります。TAはテイクアウト用の待ち番号で、注文した商品がやってきたらこのレシートを提示して受け取ればOKです。たまに店員さんがチェックしていなかったりもするので、その場合は自分の番号と袋の番号が正しいのを確認して正しければ商品を引き取りましょう。
看板メニューのエッグタルト
テイクアウトカウンターには飛ぶように売れていく、出来立てのエッグタルトが並びます。エッグタルトはオリジナル(左)とチョコレート(右)の2種類があり、2個単位で購入できます。
価格はオリジナルが2個10.8RM(約380円)、チョコレートタイプが2個12.8RM(約450円)。チョコレートのほうが高いですが、その分チョコレートの濃厚な甘さが癖になります。スイーツが好きなら、とりあえずオリジナル2個とチョコレート2個を買って食べ比べてみるのもおすすめです。
ちなみに、私が行ったときは6個買うと1つおまけのキャンペーンもやっていて、ここのことをよく知っている人はまとめて6個単位で購入していました。
オリエンタル・コピ 店内の様子
せっかくオリエンタル・コピにやってきたので、長蛇の列に並んで店内で食事をすることにしましょう。オリエンタル・コピのレストランエリアの店内の様子がこちら。
春節にほど近い時期の来店だったためか、お客さんの多くは中国系のゲストが多かったですが、イスラム系のマレーシア人やインド系、中東系のゲストもいたりして、多民族国家であるマレーシアな雰囲気そのものな感じになってました。
食事の注文
食事の注文方法はメニューを見て自分の欲しい食事の番号と個数を伝票に書いて店員さんに手渡すスタイルになっています。この注文方法だと、言葉がわからなくても落ち着いて自分のペースで注文できるので、旅行者にとってはありがたいですね。
食事は1メニュー20RM前後になっていて、予算的には飲み物を入れて1人30~40RM(1,000円~1,500円)ほど。ファストフードよりは高いけど、レストランで食べるよりは安い感じです。
KOPI-C
せっかくなので、私たちが実際に注文した食事内容を写真と一緒に紹介していきたいと思います。まずこちらは「KOPI-C(コピシー)」と呼ばれる、マレーシアやシンガポールでは定番のコーヒー飲料。
「コピ」というのがコーヒーで、そこに「O(オー)」が付いて「KOPI O」となると、砂糖入りのコーヒー、「C(シー)」が付くと砂糖と練乳が入ったコーヒーになるのですが、基本的にホットのほうが1RMほど安く、アイスになるとちょっとだけ高くなります。
私たちが頼んだのはKOPI C アイスで、9.8RM(約350円)。マレーシアの常夏の環境で飲む甘~いKOPI-Cアイスはとってもおいしいです。
マレーシア・フライドライス
こちらはマレーシアのフライドライス(炒飯)24.9RM(約880円)。スパイシーに炒めた炒飯の上に半熟の卵と、バカでかい揚げた鶏肉がセットになった一品。鶏肉を揚げた際にできるクリスピーな衣も添えられていて、触感的にもこれまたおいしいです。個人的には日本のラーメン屋などで食べる炒飯よりも美味しかったです。
カレーラクサ
こちらはカレーラクサ 17.9RM(約630円)。わかりやすく言うと、カレーラーメンみたいなやつです。ラクサはエビなどとココナッツミルクからスープを作るのですが、ここのラクサのスープはエビ臭さやココナッツミルク風味も薄く、癖も無く食べやすかったです。
ただ日本の麺料理に比べて味も薄く、麺もコシが無ため、日本のラーメンなんかと比べるとちょっと物足りないかも。
チェンドル
こちらは食後のデザート用に頼んだチェンドル9.9RM(約350円)。チェンドルというのは東南アジアで食されているかき氷お菓子で、地域によって形態は様々ですが、だいたいかき氷に米粉で作られた麺のようなもの(写真で緑のもの)と小豆が盛り付けられてココナッツミルクなどで浸されている感じのものになってます。
ここのオリエンタル・コピのチェンドルはヒタヒタのミルクがココナッツミルクではない感じで、練乳のようなさっぱりした甘さが特徴で、ココナッツミルクが苦手なミヅキも「これはおいしい!」と言って食べてました。
ナシレマッ
こちらはオリエンタル・コピの食事で一番人気のナシレマッ 21.9RM(約770円)の持ち帰りバージョン。内容的には先に出ていたマレーシア・フライドライスの炒飯がナシレマ(ココナッツミルクで炊いたご飯)に代わって、つけ添えにサンバル(東南アジアの唐辛子味噌)、イカン・ビリス(だしジャコ)、ピーナッツが付いています。
味はさすが看板メニューだけあっておいしいです。ただサンバルは東南アジア独特の味だし、ナシレマもココナッツミルク風味があるので、東南アジア系の食事が苦手な場合は、マレーシア・フライドライスのほうがおいしく楽しめるかも。
ちなみに食事をテイクアウトする場合は、0.5RMがランチボックス代(容器代)として加算されます。
ポロパンとエッグタルト
食事の紹介最後は、ハニーポロパン(蜂蜜付きのポロパン・左)8.9RM(約円)とチョコレートタイプのエッグタルト / 2個で12.8RM(右・約450円)。
ポロパンは甘いメロンパンにたっぷりバターが挟んであって、そこにハチミツをトッピングしていただくのですが、これがまた美味しいです。
そしてチョコレートタイプのエッグタルトは濃厚なカスタードクリームの下にチョコレートが仕込んであって濃厚で非常に美味。エッグタルトはかなりボリューミーなので、1個だけでも相当な満足感があります。
オリエンタル・コピはお持ち帰りでも、食事を頼もうと思うと待ち時間を合わせて30分ほどは見ておく必要がありますが、そんなに時間を割けないときはすぐに持って帰れるエッグタルトだけでも買って持って帰るのがいいかもしれません。
大人気カフェレストラン「オリエンタル・コピ」
クアラルンプールの中心部で、いつも行列ができている人気のカフェレストラン「オリエンタル・コピ - Oriental Kopi」。
私はこのカフェレストランをホテルのスタッフから「ナシレマがおいしいお店」と聞いて利用したのですが、その時に「すごい人が多くて並んでるからお持ち帰りにしてホテルの部屋で食べるのがいいかも」とアドバイスをもらって「そんなこと言ってもそんなに並ばなくても食べれるんじゃないかな?」となめてたんですが、実際に行ってみてそこにできた行列と人気度に圧倒されてしまいました。
そして実際に利用してみて、食事の味の美味しさにも大満足。行列ができるのも納得です。「オリエンタル・コピ - Oriental Kopi」はクアラルンプール周辺にも12店舗ほどを構えていて、空港やGrab Eats(宅配)でも利用できるみたいですが、味がどの店舗もおいしいかどうかは未検証なので、機会があれば他の店舗でも試してみたいと思います。
ともあれ、私たちが訪れたオリエンタル・コピ@パビリオン店はローカルからも観光客からも愛される超人気店で、クアラルンプール旅行者も気軽に訪れやすいので、クアラルンプール旅行に来て何か美味しいものが食べたくなったときはぜひフラッと覗いてみてくださいね。それでは!
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