マレーシア旅行 -

【体験談】 クアラルンプール最大級のホーカー「ICC PUDU」

目次

  1. クアラルンプール最大級のホーカー「ICC Pudu」
  2. ICC Pudu の場所 / 営業時間
    1. アクセスはGrabが便利
  3. ICC Pudu の入口付近
  4. ホーカーのお店の様子
  5. ホーカーの価格帯
  6. カレーラクサはどこ?
    1. CURRY MEE
    2. コピC アイス
  7. ICC Pudu のまとめ

クアラルンプール最大級のホーカー「ICC Pudu」

【体験談】 クアラルンプール最大級のホーカー「ICC PUDU」

こんにちは。モリオです。今回の体験談は、マレーシア・クアラルンプール最大級のホーカー「ICC Pudu」です。

ホーカーとはたくさんの屋台のお店が集まる東南アジアのフードコートのような場所のことで、ここ、ICC Pudu(アイシーシー・プドゥ)は主に中国系の料理を出す屋台が集まっている巨大なホーカー施設となっています。

今回、私達は宿泊先のスタッフから「スパイシーな食事が好きだったら、ぜひICC Puduでカレーラクサ(東南アジアのラーメンのような料理)を試してみて!」と勧められて訪れることになりました。

ここは、安くて美味しいローカルフードが食べられるということで現地の人はもちろん、ローカル志向の観光客にも人気のホーカーとのことですが、果たして本当にICC Puduは観光客が訪れるべきなのか、実際に食事をしにやってきたのでその詳細をレポートしたいと思います。


ICC Pudu の場所 / 営業時間

【体験談】 クアラルンプール最大級のホーカー「ICC PUDU」

ICC Puduがある場所は、クアラルンプールの中心部のブキッ・ビンタンから車で10分~15分ほど南にあるローカルエリアに位置しています(詳細は下のGoogleMap参照)。

Satay Ahmad

営業時間6:00 - 14:00
定休日月曜日
予算1人10RM~20RM

営業時間は朝方6時からお昼14時まで。夜はやっておらず、また毎週月曜日は定休日となっています。

アクセスはGrabが便利

【体験談】 クアラルンプール最大級のホーカー「ICC PUDU」

ICC Puduへのアクセスは、Grabを使うのが、安くて簡単で便利です。ICC Puduの建物の入口付近はGrabの乗り合い場所にも指定されているので、アプリでの指定も簡単です。

[GRAB] 配車アプリ「GRAB - グラブ」の登録・利用方法 旅行ツール [GRAB] 配車アプリ「GRAB - グラブ」の登録・利用方法 「Grab / グラブ」は、シンガポールやタイ、マレーシア、ベトナム、インドネシア、フィリピン、カンボジア、ミャンマーで使える東南アジアで定番の配車アプリ。東南アジアの旅行に行くなら必須と言っていいGrabの登録・利用方法を詳しくガイド。東南アジアに行く前に日本からグラブをスマホに設定して持っていこう。

ICC Pudu の入口付近

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私達も今回のICC Pudu 訪問はGrabを利用しました。車を降りてICC Puduの入口を入ると、そこはホーカーというよりは市場のような雰囲気になっていて、そこでは持ち帰り用のスナック類や果物、お土産物などが販売されていました。

【体験談】 クアラルンプール最大級のホーカー「ICC PUDU」
【体験談】 クアラルンプール最大級のホーカー「ICC PUDU」

入口を中に入っていくとホーカースペースが現れます。写真は入口に一番近いホーカースペース。沢山の人が食事をしています。

なお、今回の訪問は春節にほど近い日にちだったため、店内は春節らしい赤い飾りがたくさん飾られていました。

ちなみにこの一番近いホーカースペースは、ICC Puduの清掃スタッフのような人が巡回しており、食べ終わった食事を片付けたりゴミを拾ったりしていました…が、それでも若干荒れて汚れている店内の雰囲気。さすが東南アジアのローカルな食堂です。

【体験談】 クアラルンプール最大級のホーカー「ICC PUDU」

一番賑わっているスペースを奥に進んでいくと、そこにも様々なホーカーのお店が軒を連ねてます…が、テーブルの上は食べ散らかした後が散乱していて、時折どこからともなく、なんとも言えない生臭い匂いも漂ってきたりします。

私達も奥まで色々と歩いて見て回ったのですが、奥に行けば行くほど景観も臭いも悪くなっていくので、二人の意見は珍しく一致して「食べるなら一番手前のところで食べよう」ということに、そそくさと賑わっている入口付近のホーカーエリアへと戻ります😅


ホーカーのお店の様子

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ホーカーのお店は、麺類や点心など、中国系の料理のお店が大半を締めています。また人気のお店の前には上の写真のように行列ができているので、当たりのお店はこの行列を頼りにすればすぐに分かりそうです。


ホーカーの価格帯

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ホーカーの価格帯はだいたい1皿10~15RM(約350円~500円程度)と安め。一部のお店は値段が書いていなくて怪しいところもありますが、大体は大きく店頭にメニューを置いているので安心です。

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カレーラクサはどこ?

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さて…私はここに本場のカレーラクサを食べにやってきたわけなのですが、果たしてどこで頼めばいいのか分かりません。少しゴミや食べ残しが散らかっている雑多な景観と、時折漂ってくる食事処としてこの臭いは大丈夫なのかという不安から、若干「もう帰ってもいいんじゃないか?」という気持ちにもなりましたが、せっかくここまで来たのだからと、帰りたい気持ちを押し殺して、なんとかカレーラクサらしい麺料理を探します。

すると、目の前のテーブルで、現地のオッチャン2人がカレーラクサらしきものを食べているのを発見! 私はドキドキしながらも、2人にその食事がどこで買えるかを聞いてみることに。

モリオ:「すいません、その食事ってどこで買えますか?」
オッチャンたち:「うん?…ああ、これはあそこのお店だよ!」

変なことを聞いて不機嫌に対応されるかと不安でしたが、めっちゃ満面の笑みでカレーラクサを買えるお店を教えてくれます。

モリオ:「ありがとうございます。」

そうして私は指さされた店舗へ向かうと、遠くからおっちゃんたちの声が。

オッチャンたち:「ちがうちがう、その奥のお店だよ~!」
ミヅキ:「左奥だって~」
モリオ:「ありがとうございます!」
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そうして私はオッチャンたちに教えてもらった屋台のお店でカレーラクサらしきものを注文します。

【体験談】 クアラルンプール最大級のホーカー「ICC PUDU」

店頭には「Curry Mee(カレー麺)」と書かれたメニューがある。厳密にはカレーラクサではないけれど、たぶんこれが私が求めていたものにちがいない、ということで無愛想なおばちゃんにCurry Mee(12RM / 約420円)を注文します。

【体験談】 クアラルンプール最大級のホーカー「ICC PUDU」

店頭には細い米粉麺、玉子麺、平麺タイプの米粉麺が置かれており、この中から選べるようで、私は細い米粉麺をチョイスします。

【体験談】 クアラルンプール最大級のホーカー「ICC PUDU」

注文が終わると、奥のおニイちゃんが具材を湯がいて作ってくれます。そうして出来上がったところで食事を受け取って12RMを支払います。

CURRY MEE

【体験談】 クアラルンプール最大級のホーカー「ICC PUDU」

実際に私が食べたカリーミー(Curry Mee)がこちら。スープはココナッツミルクが入っている感じですが、ラクサのようにエビ臭さも無くあっさりとした味わいが以外にも美味しい。

辛いサンバルがトッピングで付いているので、辛いもの好きな私はそれをスープに混ぜていただきます。

このCurry Meeの具材は小骨もある鶏肉に揚げ豆腐、貝(らしきもの)、そして野菜少々とシンプル。貝らしきものは苦くてエグくてちょっと美味しくなかったけど、全体的には満足できる内容のものになっていました。

ちなみにミヅキは、自分が食べたいものを見て回っていたのですが、見ているうちに食欲がなくなってきたそうで、何も食べていません😢

コピC アイス

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私達が食事をしていると、近くのお店から「飲み物はどう?」と店員がやってきて声をかけてきます。どうせなら飲み物も頼もうということで、私達はアイスのコピC(練乳入りの甘いコーヒー)を注文。1杯3.2RM(約120円)と缶ジュース程度の安い値段で購入することができました。

※ ちなみにホットのコピCにするとさらに1杯2.7RMとやすくなります。

支払いに関してはもちろん現金払いとなります。なお、支払いのときに財布を出していたら、近くを通っていたローカルな人がすごい目でジロジロ手元を見ていたので、この界隈に食事をしに来る時は簡単な財布、もしくはポケットに小銭を用意しておくなど、日本で使うようなきれいな革財布は目立つのでやめたほうがいいかもしれません。

また食事をしていると、足を怪我した爺さんが金を恵んでくれと言い寄ってきたりもしていました。みんなほとんど無視していたので私達も無視してやり過ごしていましたが、食事に来てこういう場面に出くわすと、ちょっとガッカリな気持ちになってきます。


ICC Pudu のまとめ

【体験談】 クアラルンプール最大級のホーカー「ICC PUDU」

マレーシア・クアラルンプール最大級の人気ホーカー「ICC Pudu」の体験談はいかがでしたか?

食事自体の価格帯は町中の半額近い値段で安く食べることができ、私が食べたCurry Meeもなかなか美味しかったですが、やはり気になったのはその環境でしたね。ゴミや食べ残しが散乱していて、奥ではやばい生臭い臭いも発生していたりと、日本に慣れているとちょっと厳しい環境になっていました。

もちろんこれがマレーシアのローカルなリアルだと言われればそうかもしれないし、そういうローカル体験をする上では興味深く刺激的な経験ではありましたが、まぁそういう経験はあまりしたくない人は、このICC Puduは別に来ないでもいいかな?と思います。

今回の私達のICC Pudu体験談が、次のあなたのマレーシア・クアラルンプール旅行の参考になれば幸いです。ではでは!