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ハブトゥール グランド リゾート ラウンジ GRAND CLUB
ハブトゥール・グランド・リゾート エグゼクティブラウンジをレビュー!
ドバイの人気リゾートエリア JBR地区にあるホテル「ハブトゥール・グランド・リゾート」。このリゾートホテルには、最上階の25階に、クラブルーム、スイートルーム滞在のゲスト、およびマリオット・ボンヴォイ・プラチナエリート会員以上のゲストが利用できるエグゼクティブラウンジ「GRAND CLUB」がある。
ドバイを含むアラブ首長国連邦(UAE)はイスラム国家のため、通常、観光客用のホテルやバーでしかお酒を飲むことができず、またその料金もビール1本(350ml)で約1,500円と非常に高価なのだが、このハブトゥール・グランド・リゾート エグゼクティブラウンジでは、時間は限られているが、ラウンジ内で無料でお酒が提供されているのだ。また朝食、アフタヌーンティータイム、ディナータイムでも軽食やスイーツが用意されるなど、このエグゼクティブラウンジの利用価値は非常に高い。
今回の記事では、そんなスペシャルなHabtoor Grand Resort - エグゼクティブラウンジ「Grand Club」の様子を、写真とともに詳しく紹介していきたいと思う。
エグゼクティブラウンジ「GRAND CLUB」の場所 / 営業時間
ハブトゥール・グランド・リゾート エグゼクティブラウンジ「GRAND CLUB」の場所は、クラブルームが集まるホテルタワー館の最上階(25階)。ラウンジの営業時間は以下の通り。
朝食は朝6:00〜10:00までと少し時間帯が早いが、お酒がいただけるプリディナーサービスは、18:00〜20:00と非常にベストな時間帯となっている。なお、このハブトゥール・グランド・リゾートはマリオット・ボンボイ・プラチナエリート会員であっても、レストランでの朝食のウェルカムギフトは無いため、無料で朝食サービスを受けたい場合は、このラウンジでの朝食ビュッフェを利用する必要がある。
ラウンジのエントランス
ラウンジのエントランス。ここにはラウンジ専用のレセプションカウンターが備わっており、レストランや各種サービスの受付の他、クラブルーム宿泊者、マリオット・プラチナエリート会員以上のゲストのチェックイン、チェックアウトも受け付けている。
ハブトゥール・グランド・リゾート ラウンジ内の様子
こちらがハブトゥール・グランド・リゾート ラウンジ「GRAND CLUB」の中の様子。雰囲気の良いラウンジのインテリアが特徴的。ゲスト用の客席もしっかりと間隔があってゆったりとした気分で、リラックスして滞在できるラウンジとなっている。
窓からはドバイ JBR地区の眺め
ラウンジの窓からは、ハブトゥール・グランド・リゾートのあるドバイ JBR地区の眺め。このエリアは今もビーチリゾートエリアとして開発が進められている高級住宅街で、いくつかのビルがまさに現在進行系で建設中だ。
プライベートダイニングルーム
このラウンジには、ゲストが利用できるプライベートダイニングルームも用意されている。こちらは予約をすれば、最大8人まで利用可能となっている。
ラウンジの奥エリアの様子
ラウンジを奥に進んでいくと、バルコニーへと続くバーカウンターエリアがあらわれる。360度写真を見てもらうとわかるように、バルコニーエリアは、外のビーチの景色が見えるのでとても人気だ。
バーカウンター
バーカウンターにはスタッフが常に待機しており、カプチーノやエスプレッソなどのコーヒーや、各種紅茶をリクエストすれば作ってテーブルまで持ってきてくれる。もちろん無料。
ラウンジのバルコニーエリア
ラウンジのバルコニーエリアの360度写真がこちら。ガラス張りのフェンスの向こうには、ハブトゥール・グランド・リゾートの外のハーバーやビーチが広がっている。
バルコニーからの眺め:お昼
お昼間のラウンジバルコニーからの眺め。このホテルの隣にはスカイダイビング施設もあり、お昼頃に空を見ると、スカイダイビングを楽しむ旅行者の姿も見ることが出来る。
夜のラウンジバルコニー
夜のラウンジのバルコニーの様子がこちら。外の景色は、昼間の海からドバイのキラキラした夜景に様変わり。この美しいドバイJBR地区の夜を、お酒や食事を楽しめるというわけだ。
夕日も美しい
このラウンジが面しているのは、ちょうど日が沈むサンセットサイドになっており、夕方にはこうし美しい夕日を眺めることもできる。ちなみに、冬の時期のドバイは、日中であっても日によってはまぁまぁ寒い日もあるので、冬のドバイ旅行を計画する際は、長袖の洋服や羽織も忘れずに持っておきたい。
運が良ければ花火も見える♪
この写真は私達が滞在していた年末のとある夜のものだが、このラウンジのバルコニーから見える海の上では、たまたま大きな花火も打ち上げられていた。運が良ければ、こんな感じでキレイな花火を間近で見ることが出来るかもしれない。
ハブトゥール・グランド・リゾート ラウンジ「Grand Club」の食事メニューをチェック!
ハブトゥール・グランド・リゾート ラウンジ「Grand Club」の中の様子や設備を見たところで、いよいよ、このラウンジで提供される食事や飲み物について見ていきたい。ドバイは外食をするとコストが高くなるため、このラウンジで滞在中の食事を賄うことができれば、かなりの旅費の節約にもなるが・・・はたして、その内容は充実しているのか、時間帯ごとに詳しく見ていこう。
ハブトゥール・グランド・リゾート ラウンジの朝食タイム
まずは、ハブトゥール・グランド・リゾート ラウンジの朝食タイムから。朝食は、午前6:00〜10:00まで。朝食タイムには、バーカウンターでは、ウォーターメロンジュース、オレンジジュースなど、ジュースサーバーが置かれており、もちろん無料でいただくことができる。
パンコーナー
パンコーナーには、デニッシュやクロワッサンなど、主に甘い味付けのパンが多く用意されている。
シリアルコーナー
シリアルコーナーにも数種類のシリアルのパッケージが並べられている。シリアルのアソートは、ルームサービスで頼むと35AED(約1,050円)掛かってくるが、ここでは好きなだけいただくことができる。
フルーツとジャムなど
フルーツコーナーにはメロンやパイナップル、パパイヤといった定番フルーツが並べられている。またパン用のジャムや、トマトケチャップ、マヨネーズなどは、小さな瓶詰めのものが用意されている。
野菜とハム&チーズコーナー
野菜やハム、チーズのコーナー。チーズは6種類程度、ハムは2種類ほどが置かれ、奥にはピクルスも用意されている。またスモークサーモンやスモークフィッシュなどのメニューも置かれている。野菜の種類は少なく人参やきゅうりのスティック、プチトマトなどのみ。レタスなどの葉物野菜は手に入りにくいのか数日間の滞在中、朝食でお目にかかることはなかった。
ホットミールコーナー
ダイニングコーナーには厨房スペースのような施設もあり、その施設のカウンターにはホットミールもいくつか用意されている。
エッグコーナー
ホットミールエリアのカウンターにはすでに作ってあるエッグベネディクトやゆで卵といったメニューも置かれているが、厨房にはスタッフも待機しており、リクエストすればオムレツも作ってもらえる。なお、このハブトゥール・グランド・リゾートのオムレツは、しっかりと表面を香ばしく焼いてくれるので、食感は日本の卵焼きに似ていて非常に美味しい。
コンチネンタルブレックファストメニュー
またダイニングカウンターには、ターキッシュベーコンや、ビーフウィンナー、マッシュルームを炒めたもの、ベイクドビーンズといったコンチネンタルブレックファストメニューも用意されている。なお、イスラム圏なので豚肉メニューは置かれていない。
美味しい朝食がいただける
このハブトゥール・グランド・リゾート エグゼクティブラウンジの朝食ビュッフェは、メニューのバリエーションは少ないけれど、料理一つ一つが美味しいのでかなりおすすめだ。
ハブトゥール・グランド・リゾート ラウンジのアフタヌーンティー
続いて紹介するのは、ハブトゥール・グランド・リゾート ラウンジのアフタヌーンティータイム(15:00〜17:00)の食事メニュー。
こだわりの一口ケーキが並ぶ
ダイニングカウンターには、数種類のひとくちケーキが並ぶ。私達が訪れたのはクリスマス〜年末年始にかけてのホリデーシーズン。ケーキもちゃんとクリスマス仕様のものが用意されていて可愛らしい。お味も非常に美味。ほんと、ドバイってスイーツが充実してる気がするなぁ。
スコーンは超おすすめ
温められたボウルの中には、サクサクのスコーンが並べられている。上の写真にあるプチケーキは日毎に種類が変わるが、このスコーンは「プレーンタイプ」と「レーズン入り」との両方が毎日必ず用意されていた。そしてこのスコーンがまた美味しい♪ ジャムやホイップクリームも用意されているので、一緒に召し上がれ。
サンドイッチコーナー
アフタヌーンティータイムなので、スイーツしか用意されていないのかと思いきや、なんと、各種サンドイッチも用意されている。サンドイッチも一口サイズとなっているが、何種類もあるので、一種類ずつを食べるだけでもかなりのお腹の足しになりそうだ。
デーツやフルーツも
また、ケーキやサンドイッチの他、オレンジやりんごなどのまるごとフルーツ、クッキー、そしてドバイの定番デーツも置かれている。
遅めの軽いランチにも使えそう
このハブトゥール・グランド・リゾートのアフタヌーンティータイムは、時間帯が15時からではあるが、使い方によってはちょっと遅めの軽いランチにも使えそうだ。なお、飲み物はスタッフにリクエストすれば、カプチーノやアメリカーノ、紅茶などいろいろと持ってきてくれる。もちろん無料。
ハブトゥール・グランド・リゾート ラウンジのプレディナータイム
ハブトゥール・グランド・リゾート ラウンジの食事の最後は、夕方18:00〜夜20:00の間の「プレディナー」タイム。名目上は、ディナー前のオードブルがメインで提供されるとのことだが、実際どのぐらいの食事が提供されるのか?興味津々だ。
アルコール類も無料
このプレディナータイムには、メニューは限られてはいるが、アルコール類の飲み物(ビールやスピリッツ、そしてカクテルも!)も好きなだけいただくことができる。また、ノンアルコールのカクテル(モクテル)も用意されているという、かなり充実した内容のドリンクメニューが楽しめる。
チーズコーナー
食事メニューも見ていこう。こちらはチーズコーナー。3種類ほどのチーズと、トマト、きゅうりのスティックが並んでいる。
スナックコーナー
スナックコーナーには、ナッツやクラッカー、そしてポップコーン(塩味 / キャラメル味)も置かれている。キャラメルポップコーンを好きなだけいただけるホテルラウンジというのは、結構珍しいのではないかと思う。キャラメルポップコーンが大好きなミヅキは何度もおかわりをしていたw
ホットミール
温められたボウルの中には、揚げ物などの食事も用意されている。毎日違うものが出てくるが、どれもかなりボリューム感のある料理が出てくる。
カナッペコーナー
一口サイズで食べられるカナッペのコーナー。スモークサーモンやチーズなどの食材を使った、お酒によく合いそうなものが用意されている。
かわいい盛り付けのオードブル
こちらは違う日のカナッペコーナー。右の料理は、メロンの果実を丸くくり抜いて、生ハムとチーズを花のように添えた料理だが、こんな風に手の混んだかわいい料理が並び、見た目にもゲストを楽しませてくれるラウンジの食事となっている。
メインディッシュ
厨房の前に置かれたカウンターには、その日のオードブルのメインディッシュ的な料理が並ぶ。この日は、フィッシュフィンガー(魚の切り身のフライ)が用意されていた。付け添えにはタルタルソースも置かれていた。
牛肉の串焼き
違う日のメインディッシュに出ていたのは、牛肉の串焼き。牛肉はゲストに人気なので、盛り付けられてすぐに無くなっていたが、すぐにまた補充されていた。私もこの日はこの串焼きを8本ぐらいは食べたかもしれない(笑)
ラム肉のキョフテ
また別の日には、ラム肉のキョフテ(ミートボール)が用意されている日も。こんな感じで、その日の主役になるような毎日違う肉料理が出てくるので、このラウンジのディナータイムの食事は飽きることがない。
ソースも豊富
またメインディッシュにつけ添えのソースも豊富に用意されている。この日は上の牛肉の串焼きのときに用意されていたソース。左からスイートチリソース、きゅうりのサルサ、バーベキューソースと、どのソースも個性があって非常に美味しくいただけた。
ラウンジのディナー料理はお腹いっぱいになる?
ラウンジのプレディナータイムに用意された食事をプレートに盛り付けて持ってきてみた。肉料理に、フライに、野菜、そしてポップコーンと飲み放題のビール。オードブル形式の料理とはいえど、お酒と一緒にいただくと、これだけでも十分お腹いっぱいになる。普段そこまで食べない人なら、このハブトゥール・グランド・リゾートのラウンジ飯だけでも、十分ディナーをまかなうことは出来ると思う。料理も美味しい♪
ハブトゥール・グランド・リゾートのエグゼクティブラウンジはありがたい存在
ハブトゥール・グランド・リゾートのエグゼクティブラウンジは、朝食、アフタヌーンティー、ディナータイムにそれぞれ異なる食事が用意されており、使い方次第では、ラウンジだけでその日の食事を賄うのも不可能ではないと感じた。
ここドバイでは、レストランで外食をすると、一人あたり5,000円前後は必要になったりするが、このラウンジでは時間制限はあるものの、お酒も無料で提供されていたりするので、上手く組み合わせれば、ドバイ滞在中の食費も浮かすことが出来、非常にありがたい存在ではないかと思う。
実際、このラウンジを訪れているゲストを見ても、ここの食事をディナーにしている人がほとんどで、ラウンジ自体もそれを想定して食事を用意している様子だった。
ハブトゥール・グランド・リゾートのエグゼクティブラウンジを利用する際は、恥ずかしがらずにしっかり食べて飲んで、お得にドバイ旅行を楽しんでほしいと思う。ではでは♪
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