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【ロイヤルハワイアンホテル】海も緑も楽しめるコーナースイートルーム「Alfred Apaka Suite Room 4890」
ロイヤルハワイアンホテル:アルフレッド・アパカ スイートルーム
太平洋のピンクパレスことロイヤルハワイアンホテルのスペシャルなコーナースイートルームの部屋「Alfred Apaka Suite Room」滞在記 / 宿泊記。ロイヤルハワイアンホテルは約32のスイートルームを持っているが、それぞれがオリジナルの名前を有しており、この「アルフレッド・アパカ スイートルーム」もその中のひとつのガーデンスイートルームとなっている。
アルフレッド・アパカ - Alfred Apaka とは、1950年代にハワイアンバラードを世に広めたバリトン歌手で、ここロイヤルハワイアンホテルでプロとしての最初のパフォーマンスを行ったことでも知られている伝説の男性シンガー。そんな彼の名前が冠されたこのガーデンスイートルームはどんな部屋なのか、できるだけ詳しくレポートしてみたいと思う。
アルフレッド・アパカ スイートルーム 4890
私達が宿泊するアルフレッド・アパカ スイートルーム は4890号室。ロイヤルハワイアンホテルのヒストリックサイドの4階の一番奥に位置するコーナースイートルームとなっている。玄関の扉には彫り装飾が施され、重厚な重みに歴史を感じさせてくれる。
今回私達は、マリオット・ボンヴォイのスイートナイトアワードを使ってこのガーデンスイートルームにアップグレード宿泊となった。スイートナイトアワードは、早ければ宿泊5日前にアップグレードが確定するのだけれど、このロイヤルハワイアンホテルのアップグレード通知を受けたときはちょっと興奮した(笑)。なお、ガーデンスイートルームはこの部屋だけでなく他にもあるのだが、海も見えるガーデンスイートルームはこの4890号室のみとなっている。
アルフレッド・アパカ スイートルーム:リビングルーム
玄関を中に入ると、ゆったりと家具が配置されたリビングルーム。360度写真でお好きな角度にドラッグしてどうぞ♪ 写真で閉じられている白い扉はコネクティングルーム用の扉となっているので、今回の滞在では開けることはできない。
玄関ドア
玄関ドア。木製の非常に重みのある扉が備わっている。ドアノブにはピンクのパネルが掛かっているがこちらは「Do not disturb / 部屋に入らないでください」のアサインパネルとなっている。
円形ミラー
ドアの隣には円形ミラー。木製のフレームがレトロで趣がある。
ソファスペース
部屋の中央にはソファスペース。ソファのクッションは柔らかめ。壁にはロイヤルハワイアンの油絵のような絵も飾られている。部屋のテレビはアメリカの膨大なケーブルテレビチャンネルに加え、契約があればNETFLIXなどのインターネットTVも楽しめる。
クローゼット&キチネット
リビングルームの壁にはクローゼットとキチネットコーナー。このリビングルームのクローゼットにはハンガーは無いので、使用したい場合は、ルームサービスに頼んでハンガーを借りるか、隣のベッドルームのクローゼットからハンガーを持ってこよう。
キチネット
キチネットコーナーには、カプセル式のコーヒーメーカーや電気ケトル、無料のコーヒーや紅茶などが置かれている。飲み物用のカップは使い捨ての紙コップタイプだが、このキチネットのミネラルウォーターを置いている場所と、テレビボードの下にグラスもちょっとだけ置かれている。
コーヒー&紅茶
無料アメニティのカプセルコーヒーにはハワイのロイヤルコナコーヒーのものが置かれており、通常のローストタイプとデカフェタイプが楽しめる。また紅茶もハワイのオーガニックティー「ハワイアンナチュラルティー」が置かれている。アメニティにもメイド・イン・ハワイにこだわるところはさすがロイヤルハワイアンホテルだ。
なお、これらのアメニティは使った分だけルームメイキングの際に補充してくれる、、、が、リストックを忘れることもよくあるので、その場合はサービスにリクエストしよう。
お水&氷
キチネットにはお水とグラス、氷用のアイスペールが置かれている。氷は廊下を出てエレベーターに向かう途中にアイスコーナーが用意されているので、24時間いつでも氷を使うことができる。また水も使った分だけ補充してくれる。
ちなみにロイヤルハワイアンホテルはルームメイクは昼間と夕方の2回。夕方は簡単なターンダウンサービスで、本格的な清掃は昼間のみだが、ミネラルウォーターは夜も補充してくれる。
冷蔵庫はキチネットの下
キチネットの下には空っぽの冷蔵庫とゴミ箱も用意されている。冷蔵庫には簡易冷凍庫も備わっている。冷蔵庫の保冷効果はなかなか強めで、冷凍庫近くにミネラルウォーターのボトルを置いておくと凍ってしまうほど。
窓際のテーブルコーナー
リビングルームの窓際にはラウンドテーブルが置かれたテーブルコーナー。ちょっとした食事などはここでもOK。壁にはこのスイートルームの名前にもなっている「アルフレッド・アパカ」の絵も飾られている。
ちなみにこのスイートルームはアルフレッド・アパカが愛用していた部屋なのかどうかは不明で、スタッフからもそういった話は聞くことができなかったが、もしかしたら彼もこのスイートルームに泊まったりしたのかもなぁと思うと、ちょっとロマンを感じる。
リビングルームからの景色
リビングルームの窓から見える景色がこちらで、シェラトン・ワイキキのファミリープール(ウォータースライダー付きのプールでロイヤルハワイアンホテルのゲストも利用可能)が眼下に見えその向こうには海も見える。
アルフレッド・アパカ スイートルーム:ベッドルーム
リビングルームの隣はベッドルーム。ベッドルームにはベランダに出られる大きな窓が2つ付いているので、外からの光が入ってきて、リビングルームよりも明るい雰囲気。
キングサイズベッド
ベッドルームの中央にはキングサイズのベッドが1つ。ベッドの寝心地は少し柔らかめとなっている。
ベッド周り
ベッドの両端にはサイドテーブルが置かれ、その上には目覚まし時計(USBポート×2付き)、電話、メモ用紙などが置かれている。またベッド周りの壁には部屋のライトのスイッチ、エアコン調節、コンセントなども備わる。
木製デスク
ベッドの向かいには、収納付きの木製デスクが備わり、デスクの上にはテレビも置かれている。この部屋には収納用キャビネットは無いので、滞在中の荷物のメイン収納はこのデスクの引き出しになる。
クローゼット
ベッドルームの壁にもクローゼット。クローゼットは右と左に分かれていて、右側のクローゼットの中にはセキュリティボックス、簡単な棚、傘、靴べら、アイロン&アイロン台といったアメニティが用意されている。
ハンガーラック
左側のクローゼットには、ハンガー、ロイヤルハワイアンオリジナルのバスローブ、ラゲージスタンド、スリッパなどのアメニティ。
ロイヤルハワイアンホテルのバスローブ
クローゼットの中に入っていたロイヤルハワイアンホテルオリジナルのバスローブ。ピンクを白を基調としたレトロでかわいいデザインのバスローブとなっており、ホテル内のショップでも同じものを購入できる(1着3万円ぐらい?ちょっと高め)。
室内用のFRETTEのスリッパ
クローゼットに置かれている室内用スリッパはフランスの「FRETTE」が採用されている。このFRETTEは非常に人気の高いブランドで、日本のリッツカールトンなどでも使われている。履き心地はフカフカで気持ちが良い。
チェアスペース
デスクの横には一人掛けのチェアスペース。イスは多少動かせるので、好きな場所に置いて使うこともできる。
ベランダへのガラス扉
ベッドルームには窓の役割を果たすガラス扉が2つ(ガーデン側とシェラトンのプール側)備わり、扉を開けるとベランダへとつながっている。ベランダは非常に小さいので、イスなどを置いて座ることはできない。
ガーデン側のベランダの風景
ガーデン側のベランダからの風景。目の前の緑は、ロイヤルハワイアンホテルの正面玄関にあるバニアンツリー(ガジュマルの木)。
シェラトンプール側のベランダの風景
シェラトンプール側のベランダの風景。プールにヤシの木、そしてその向こうに広がるビーチ。ガーデンと海、そのどちらも贅沢に楽しめるこのアルフレッド・アパカ スイートルームは最高だ。
アルフレッド・アパカ スイートルーム:バスルーム
アルフレッド・アパカ スイートルームの最後はバスルーム。バスルームは建物が古いだけあって少々狭めの間取りで、ユニットバスに近い作りになっている。
シンク
バスルーム入ってすぐの場所にはシンク(洗面台)が1つ設置されており、壁にはライト付き鏡と拡大鏡も備わっている。また歯ブラシや石鹸、バニティキットなどのバスアメニティも色々と置かれている。
予備のアメニティとドライヤー
シンクの下には、予備のトイレットペーパーやティッシュ、ドライヤー、体重計といったアメニティも用意されている。
バスタブ&トイレ
トイレは普通の水洗式でウォッシュレットではない。マイラニタワーの部屋はウォッシュレットタイプのトイレが備わっているので、トイレまわりの設備はこのガーデンスイートルームよりもマイラニタワーの部屋のほうが良い。
トイレの横にはシャワー付きのバスタブ。バスタブは浅めでトイレ側とはカーテンで区切るだけの簡単なユニットバススタイルとなっている。
シャワーとタオル
シャワールームの壁にはハンドシャワーヘッドタイプのシャワーとバスタオル。壁の棚には、ハワイのマリエオーガニクスのシャンプー、コンディショナー、ボディソープ、身体を洗うヘチマスポンジも用意されている。
ロイヤルハワイアンホテルのアメニティ
ロイヤルハワイアンホテルのバスアメニティなどは以下の通り。
ロイヤルハワイアンホテル アメニティ
バスアメニティ
シャンプー(マリエオーガニクス)
コンディショナー(マリエオーガニクス)
ボディウォッシュ(マリエオーガニクス)
石鹸(マリエオーガニクス)
モイスチャライザー(Lather)
歯ブラシセット(ロイヤルハワイアン)
シャワーキャップ
バニティキット(綿棒など)
バスローブ(ロイヤルハワイアン)
ボディスポンジ
ドライヤー
各種タオル
体重計
ソープ類は全てマリエオーガニクス(アロマ:ハイビスカス)のものが用意されていたり、ボディスポンジがあったり、歯ブラシがあったりと、アメリカのホテルとしてはかなり充実したバスアメニティとなっている。しかし、ひげ剃りなどの用意は無いので、こちらは自分で用意しよう。
おまけ:部屋のウェルカムプレゼント
ロイヤルハワイアンホテルのコーナーガーデンスイート「アルフレッド・アパカ スイートルーム」の部屋の紹介はだいたいこんな感じだが、ついでにこの部屋にチェックインした時のその次の日に持ってきてくれたウェルカムプレゼントを紹介。
これらのウェルカムプレゼントは、私達がチェックインして部屋に入ってすぐぐらいにやってきたのと、次の日はワイキキ周辺で遊んで帰ってきた時に冷蔵庫の中に入っていたもの。多分マリオットの上級会員向けに用意されているものではないかと思うが詳細は不明。さらに3日目も「今日は何かなぁ?」と期待して部屋に帰ってきたら何も置いてなかったので(笑)、多分最初の2日ぐらいのサプライズプレゼントではないかと思う。
1日目:フルーツ盛り合わせとチョコレート
まず最初のチェックインした日にやってきたのがこちらのフルーツ盛り合わせとチョコレート。フルーツはしっかり入っていてボリュームもたっぷり。
2日目:ピンクパレス・スノーボウル
2日目のプレゼントには、ロイヤルハワイアンホテル内のベーカリーでも取り扱われているケーキ「ピンクパレス・スノウボウル」。スポンジケーキにクリーム、その上からココナッツフレークがまぶされたロイヤルハワイアンらしい一品となっている。
なお、3日目からはコイン型のチョコレートが数枚ベッド近くに置かれていたりしていた。このウェルカムスイーツは一体何だったのかよく分かってはいないが、でもこういうサプライズがあるととても嬉しい気分になる♪
ロイヤルハワイアン アルフレッド・アパカ スイートルームのまとめ
ロイヤルハワイアンホテルのスペシャルなコーナースイートルーム「アルフレッド・アパカ スイートルーム」はいかがだっただろうか。ガーデンスイートルームのひとつでありながら、オーシャンビューもガーデンビューも楽しめるこの部屋は、本当にワイキキでの滞在にスペシャルな思い出をプラスしてくれるステキなお部屋だった。
このスイートルームがアルフレッド・アパカのゆかりかどうかは定かではないが、勝手に彼がこの部屋で外を眺めながら過ごしていたんだろうと想像しながら、私達はとても楽しくこに滞在することができた(笑)。
ロイヤルハワイアンホテルは1927年に開業したホテル。このスイートルームは、そのヒストリックサイドの部屋なので、設備などは少しレトロだったり、間取りが昔っぽい部分もあるが、それでも昔のハワイの空気感を思う存分感じながら滞在できるこの部屋は、やっぱり泊まってみてとても良かったと思う。それでは、ロイヤルハワイアンホテルの「アルフレッド・アパカ スイートルーム」で、ハワイの歴史を感じながらの思い出に残るハワイ旅行を。
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