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ロイヤルカリビアン クルーズ船「ボイジャーオブザシーズ」の当日チェックインから乗船まで
ロイヤルカリビアンの東南アジアクルーズ旅行当日
ロイヤルカリビアンのクルーズ旅行当日の流れについて、私達が東南アジアクルーズで実際に体験した、クルーズ船乗日のチェックインから乗船、そして実際のキャビン(客室)に到着までの流れを紹介していきたいと思う。クルーズ旅行は、飛行機で行く他の旅行とは旅行当日の流れが少し異なり、手続きなども独特なため、クルーズ旅行というものに慣れていないと不安になることも多いはず。
クルーズ旅行では、ある程度の手続きを自分で行う必要があるため不安がいっぱい。そこで今回の特集記事では、クルーズ旅行の個人手配をすでに何度も行っている私達が、実際に行ってきたシンガポール発のロイヤルカリビアンのクルーズ旅行の乗船当日の流れを紹介。この記事で実際のクルーズ旅行の始まりの日をバーチャルに体験してもらうことで、本番の日の不安を払拭してもらえればと思う。では一緒にロイヤルカリビアンのクルーズ船「ボイジャー・オブ・ザ・シーズ」に乗り込もう!
3日前までにオンラインチェックインをしよう!
まず、乗船日当日3日前までにロイヤルカリビアンの本サイトで、オンラインチェックインを済ませよう。オンラインチェックインのやり方の詳細は、ロイヤルカリビアン日本総代理店であるミキツーリストさんのサイト を参照してほしい。このオンラインチェックインを行うことで、当日の港でのチェックインプロセスが簡単になるため、必ずクルーズ旅行3日前までにオンラインチェックインを済ませるようにしよう。なおオンラインチェックインの受付は出港56日前〜3日前までと、かなり余裕がある。
最寄りの地下鉄MRTの駅は「Marina South Pier」
シンガポールのクルーズ船・ターミナル港の最寄りの地下鉄(MRT)駅は「Marina South Pier」。チャンギ国際空港からはEast West Line(緑色の地下鉄ライン)でCity Hall駅まで行き、そこからNorth South Line(赤色の地下鉄ライン)でMarina South Pierまで行くことが出来る(約2.5SGD / 約200円)が、そこからクルーズセンターまでは10分ぐらい歩く必要がある。クルーズ旅行では大きなスーツケースも持ってきていると思うので、できればタクシーやGrab(グラブ)といった車でのアクセス(20SGD前後 / 約1,600円)が便利で疲れないのでおすすめだ。
シンガポール港の出発ターミナル
シンガポール港の出発ターミナルの入り口がこちら。クルーズ船へのチェックインタイムはお昼前の11時30分から開始と案内には書かれていたりするが、実際は早めに来てもこの通り沢山の人が居て、荷物などを預かってくれる港のスタッフも入り口に居たりと、問題無く乗船手続きを進めていくことが出来る。
荷物タグは入口横のカウンターでも貰える
通常はオンラインチェックインを済ませて、画面に表示される荷物タグを印刷し、現地でテープなどで荷物の持ち手に貼り付けて、入り口前の荷物カウンターに預ける・・・というのが荷物を預ける流れになるが、この荷物タグは印刷を忘れたり、もしくはホッチキスやテープの用意が無い場合でも、この「Baggage without Tags / タグのない荷物」と書かれたカウンターで荷物タグを用意してくれたり、ホッチキスでタグを付けたりしてくれる。
荷物を預ける
荷物タグの準備が出来たら、入口付近のこの荷物預けカウンターに持っていこう。ここで預けた荷物は、出港後にあとで部屋まで運んでくれる。このとき、延長コードや、規定以上のアルコール類(ワインボトル2本を超える)、凶器になるもの(鋭利な刃物など)、生ものの食品といった、クルーズ船への持ち込みが禁止されているものが入っていると、預け荷物は部屋には運ばれず、代わりに「危険物が入ってたからデッキ1で預かってるから取りに来てね(英語)」というメモが入る。
私も延長コードを間違って入れてしまっていて、荷物が部屋に運ばれず、デッキ1まで取りに行くことになった。なお、私の持ち込み禁止の延長コードは、クルーズ旅行が終わった下船後に、船を降りてすぐのカウンターで返してもらえた。
ターミナル内の施設紹介
スーツケースなどの大きい荷物を預けた後は、港の出発ターミナル内に入り、乗船手続きをしていくことになるが、その前に、まずはこの出発ターミナルの中にある商業施設などをチェックしよう。
ポケットWIFIレンタル
入り口付近にはポケットWIFIレンタルブース。今回のクルーズ旅行は東南アジアのシンガポールを出発し、マレーシア・クアラルンプール、タイ・プーケットを巡る旅程。日本でもそれらの国をカバーするポケットWIFIをレンタルすれば、寄港地ではインターネットが使えるが、忘れてしまった場合でも、最悪このブースで借りることも可能のようだ。ただし、日本語は通じないので英語でのやり取りは必須となる。
小さなフードコート
ターミナルの一角には、コンビニのような店舗とフードコートのようなスペースも設けられている。あまりガッツリとした食事は出来ないが、ちょっとした軽食類はいただくことができる。また飲み物やスナック類も置かれている。
色んな物が売っている
このターミナル内の店舗には、お土産物の他にも、ベルトや水着、サンダルといったクルーズ旅行で使えそうなアイテムも多数置かれている。お値段は、このカジュアルなベルトとかで 20 SGD(約1,700円)ぐらい。
日用品なども購入可能
また、店舗では日焼け止めや、ソープ類、熱冷まシートなどなど・・・様々な日用品を購入することもできる。クルーズ旅行に持ってくるのを忘れたものなどあれば、ここで買っておこう。
両替商
ターミナル内には両替商も入っている。この両替のレートの見方は、例えば日本円のところを見ると「WE BUY 0.011」、「WE SELL 81.037277147」とあるが、これは「日本円の買値 1円 0.011シンガポールドル」、「日本円の売値 81.037277147円」という意味。日本円から外貨に両替して欲しい時は「BUY」のところのレートを見ればいい ・・・のだが、普通、両替で表示してる通貨の単位は、買値、売値ともに同じにしてある(両方シンガポールドルの単位)んだけど、ここの両替商の日本円に関するレートは、日本円→シンガポールドルの単位はシンガポールドル、シンガポールドル→日本円は日本円の単位で表示されてる。他の通貨もBUYとSELLで単位が同じだったり、違ってたり・・・かなりカオスな表示になってない?(笑)まぁ、BUYのとこは全通貨SGDの単位だから良いのかな・・・。
ちなみに日本円→シンガポールドルの場合、1SGD=1÷0.011=約90.9円。関空でも1SGDが85ドル前後だったりするので、レートはちょっと悪いかな?
ATMも置かれている
両替商だけでなく、ATMも用意されている。シンガポールドルの現金が欲しい場合は、キャッシング機能の付いたクレジットカードがあるなら、レート的にもATMで引き出すのがおすすめだ。
保安エリアへと向かう
ざくっと港の出発ターミナル内の施設を紹介したところで、いよいよ荷物検査を受けて保安エリア内へと進んでいこう。ここは海の港ではあるが、空港の出国審査ゲートと同じ。私達はロイヤルカリビアンのクルーズ船「ボイジャー・オブ・ザ・シーズ」に乗船するので、この案内に従って通路を進んでいく。その先には空港と同じく、荷物のX線検査と金属探知機の検査ゲートが待っている。
検査を終えたら番号に従って進む
検査を終えた後は、自分が予約しているキャビンのデッキ番号のところへ歩いていく。私達の今回のクルーズ旅行でのデッキ番号は6番。よく分からない場合は、自分のデッキ番号をスタッフの人に言えば、向かう場所を案内してくれる。
コスタクルーズのゲスト
さて、このクルーズ船の港ターミナルには、ロイヤルカリビアンだけでなく、他の船のゲストもチェックイン手続きを行っている。下で待っているのはコスタクルーズのゲストの模様。顔ぶれを見るとコスタは中東系と欧米系のゲストが多いのかな?
番号案内再び
こちらは通路に置かれているデッキ番号案内。デッキ2、3、6、9の部屋の人は、この矢印に沿って進んでいくわけだ。このクルーズ船のチェックイン手続きは、このようにわかりやすく案内されているので、クルーズ旅行が初めてであっても、現場に行けば、迷うことはない。
チェックインカウンター
そうして見えてきたチェックインカウンター。このエリアは、一番人が多い時間帯になるとかなり込み合うことが予想されるが、現在の時刻は10時40分頃と、公にアナウンスされているチェックイン時間よりも早いため、まだ人の数も多くはない。
なお、チェックインの際には、パスポートとセットセイルパス(Set Sail Pass / オンラインチェックイン完了時に印刷できるバーコード付きのEチケットの控えのようなもの)が必要となるので、準備をしてチェックインカウンターへと進もう。
チェックイン完了とボーディングカード
チェックインが完了すると、このクルーズ旅行でのIDの役割を果たし、キャビン(客室)のカードキー、そして船内でのクレジットカード代わりにもなるクルーズカード(SeaPassカード)と一緒に、このボーディングカードという、整理券のようなカードを渡されるので落とさないように持っておこう。
ボーディングカードと同じ番号のベンチで待つ
事前に船内のWIFIなどをネット予約している場合は、このチェックインカウンターでIDとパスワードが書かれたメモも手渡される(写真で私が持っているメモ紙)ので、無くさないようにしよう。これで手続きはほぼ完了。後は、ボーディングカードと同じ番号のベンチで、自分の番号のアナウンスが行われるのを待つだけだ。
番号がアナウンスされたらいよいよ船へ
そうしてしばらく時間を潰していると、順番に番号のアナウンスがあるので、自分のボーディングカードの番号がアナウンスされたら、プラカードを持っているスタッフについて行って船へと向かおう。ウェイティングエリアから船までの道中で、渡されたボーディングカードは回収となる。
ボイジャー・オブ・ザ・シーズと初対面!
船へと続く通路の先には・・・私達が乗り込むバカでかいクルーズ船「ボイジャー・オブ・ザ・シーズ」の姿。大きすぎて一部しか見えない。本当にデカい。このクルーズ船の初就航は1999年で、当時は世界最大級を誇る客船であった。現在はもっと大きなクルーズ船もあるが、初就航から約20年経った今でも、現役バリバリで数多くの旅行者を乗せて、世界中の海を航海している。
最終チェックを受けて船内へ
最後のセキュリティチェックポイントで、パスポートとクルーズカード(SeaPassカード)、イミグレーションカード(シンガポール入国時に記入したものの半券)をチェックされ、私達は船内へと進んでいく。この時、パスポートは回収され、下船日前日に返却となる。ここから先の自分のIDカードはクルーズカードのみとなる。
※ マレーシアの寄港地では、クルーズカードだけで寄港地観光が可能だが、プーケットではパスポートのコピーも必要となる。もしもプーケットで下船を予定していてパスポートのコピーを用意していない場合は、この後、夜にでもレセプションカウンターに行ってパスポートのコピーをリクエストしておこう。(パスポートコピーの受け取りの場所などの案内はその際に説明される。)
船の入り口では飲み物パッケージなどの宣伝も
船の入口付近の甲板では、飲み物のパッケージ販売の宣伝なども行われている。このクルーズ船では、水やコーヒー、紅茶、お茶、ジュースなどは無料で飲むことが出来るが、アルコール類やソーダなどは有料となるため、お酒などをよく飲む人はパッケージで購入したほうがお得になる。また、有料のスペシャリティレストランでのすごくお得なパッケージなどもあるので、このボイジャー・オブ・ザ・シーズに乗船する際は、事前に寄港地観光や食事パッケージをオーダーできるクルーズプランナー(ロイヤルカリビアン本サイト) をチェックしておこう。
夢にまで見た船内プロムナード!
船内へ入ると、そこにはテレビやクルーズ情報誌などで見た、船内プロムナードが現れる!クルーズ旅行が大好きなミヅキが「クルーズ旅行に行ってみたい!」と思い始めたきっかけは、実はこのロイヤルカリビアンのプロムナードのキラキラ感をメディアで見たからなんだとか。夢にまで見た船内プロムナード、本当に嬉しそうだ。
今はまだ乗船してすぐのためお店はほとんど開いてないが、クルーズ航海中にはここにゲストが集まり、時には盛大なパーティーなども開かれる。そしてこの船内プロムナードをお部屋の窓から眺められる内側キャビンのお部屋もあったりする(写真で見えている両側のズラッと並んだ窓がその客室のもの)。夢があるクルーズ船、ボイジャー・オブ・ザ・シーズだ。
キャビンに入室
そして時間になったところでいよいよ自分のキャビンへと向かおう。預けた荷物は夕方、部屋の前に運ばれてくるので、お部屋が使用できるようになった頃にはまだ荷物はやってこない。お部屋にはタオルやシャワー用のソープ類などはすでにストックされているので、シャワーを浴びたりすればスッキリするはずだ♪
このあと、日本人コーディネーターが乗船する場合は14時30分頃から(詳細はクルーズ予約後に郵送される冊子などを参照)日本語説明会があったり、その後のゲスト全員参加が必須の「避難訓練」があったりするので、忘れないようにチェックしておこう。
ワクワクのクルーズ旅行が始まるよ!
クルーズ港ターミナルから、チェックイン、そして乗船までの流れは以上となる。クルーズ旅行は、他の旅行とは異なるため、乗船までにいろいろと手続きすることが多いが、そのプロセスは案内に沿って歩いていけば、動線がしっかりしているため、そんなに迷ったり悩む場面は少ないはずだ。
そうしてめでたくクルーズ船の自分たちのキャビン(客室)に入れば、いよいよワクワクのクルーズ旅行が幕を開ける。私達のように個人旅行でクルーズ旅行を手配した場合は、「どうしたらいいんだろう?」と何かと不安になることも多いかもしれないが、実際に乗船日に港までやって来れば、意外と簡単に手続きは進んでいき、気がつけば自分のキャビンにたどり着いていた、なんて感じになるはず。この特集記事を読んで、「あ!これは自分でも行けそうだ!」と思ったら、ぜひ下のバナーから超オトクなクルーズ旅行を見つけて、このワクワクのクルーズ旅行を楽しんでほしいと思う。
ロイヤルカリビアンのクルーズ予約
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