琵琶湖マリオットは旧ラフォーレ琵琶湖
この琵琶湖マリオットは、2017年7月28日にリブランディング&リニューアルしたホテル施設。昔はラフォーレ琵琶湖という、主に大企業の法人会員を多く抱える森トラスト・ホテルズ&リゾーツの運営のもと展開してきたホテルチェーンの1ホテルであったが、その施設をマリオットブランドとしてリブランディングし、新しいリゾートホテルとして生まれ変わった経緯を持つ。そのため、この琵琶湖マリオットホテルの外観は多少年季の入った昔ながらのホテルの趣を残している。
さて、この旧ラフォーレ琵琶湖のマリオットホテル。実は、私(モリオ)が小学生の頃、父の勤める会社がこのラフォーレの法人会員となっていたために家族旅行で訪れたこともある、個人的に思い出深いホテルでもある。そのため、この外観の古さは私にとってはかなりノスタルジックな風景として映ってしまうが、普通の人から見たら「ちょっと古くさい?」と感じるかもしれない。
琵琶湖マリオットホテルへのアクセス方法
琵琶湖マリオットホテルへの行き方(アクセス方法)は、主に2つ。一つは車で訪れる方法と、電車+無料シャトルバス(もしくは公共バス)で訪れる方法だ。車でのアクセスに関してはナビやグーグルマップでルート案内をすれば簡単にたどり着くことができるので、詳細な行き方は割愛させていただくとして、駐車場に関してはホテル前に無料駐車場が用意されているので、まずはホテル前に車を停めて荷物を下ろすと、ベルスタッフが荷物をピックアップしてくれるので預けておいて、その後、ホテル前の好きな駐車スペースに車を停めるといいだろう。
無料の送迎シャトルバス
琵琶湖マリオットホテルへ、無料の送迎シャトルバスで訪れる場合は、JR京都駅から湖西線(約25分)で堅田駅、もしくは東海道山陽本線新快速(約25分)で守山駅へアクセスし、そこから無料シャトルバスで琵琶湖マリオットホテルにたどり着くことができる。ただし、専用シャトルバスの場合は守山駅からは事前に予約が必要なので、予約方法や時刻表の詳細は琵琶湖マリオットホテルの本サイトのアクセス詳細ページを参考にして欲しい。
また、公共の路線バスで訪れる際は、JR京都駅からで東海道山陽本線新快速(約25分)で守山駅へ向かい、そこから西口1番バス乗り場より出発の路線バスで40分 / 片道520円でアクセス可能だ。
静かな環境のホテル
この琵琶湖マリオットホテルの周辺は、こんな感じで商業施設などが殆ど無い場所なので、このホテルを利用する場合は周辺で遊ぶというよりは、ホテル内で楽しむ、もしくは車で近隣の観光スポットへと足を運ぶスタイルの滞在になる。また買い物などについては車で約3分の場所にピエリ守山というショッピングモールがあるので、必要な日用品などはそこで調達してもいいだろう。
琵琶湖マリオットホテルは道路を挟んで琵琶湖
この琵琶湖マリオットホテルは道路を一本挟んでその先がびわ湖。そしてその周りには公園が設置されているので、ホテル滞在中にぶらぶら歩いて琵琶湖の景色を眺めて過ごすこともできる。あと琵琶湖での湖水浴についてだが、人によってはこの目の前の琵琶湖で泳ぐ人も居るらしいが、ホテルのスタッフに聞いたところ、「あまり水質が良くないので泳ぐのはおすすめしない」と言っていたので、泳ぎたい場合は自己責任で楽しんで欲しい。なお、この琵琶湖はウィンドサーフィンなども盛んな場所で、私達が訪れた際にもおっちゃんが優雅にウィンドサーフィンを楽しんでいたりした。
琵琶湖一周サイクリング「ビワイチ」
また、琵琶湖マリオットホテルの横には、琵琶湖一周サイクリング「ビワイチ」のスタート&ゴール地点に使える公共トイレも備えた無料駐車場施設もある(7月~8月のピークシーズンは有料)。ビワイチとは、その名の通り、びわ湖を自転車で一周するサイクリングのことで、その距離は200kmほどとかなり長い道のりで、サイクリストの間ではかなり有名なコースとなっているようだ。ま、、、私は車で1周したことあるけど、車でもかなり遠くて大変だったので、遠慮させていただくことにしよう(汗)。
びわ湖マリオットホテルの中へ
琵琶湖マリオットホテルの周辺を紹介したところで、それではいよいよホテルの中を見ていきたいと思う。古くからあるホテルではあるが、リノベーションしただけあって、設備はかなり新しくピカピカしている。
琵琶湖マリオットホテルのレセプション
エントランスに入ってまず現れたのがこちら、広々としたレセプションスペース。天井が高くかなり開放感のある雰囲気が心地よい。私達も早速チェックインをすることにしよう。
Marriott Bonvoy エリートメンバー特典
琵琶湖マリオットホテルにおける Marriott Bonvoy - マリオット・ボンヴォイのエリート会員特典は主に以下の通り。
なお、売店でのディスカウントは、店舗にてスタッフにスマホで会員証を提示する必要があるので用意しておこう。
びわ湖マリオットホテルの売店
レセプションエリアをラウンジとは反対側に奥に向かって進んでゆくとあらわれるのがこの売店エリア。お土産をはじめ、マリオットのブランドアイテム、飲み物や食べ物なども並んでいる。滋賀県・彦根市の有名なゆるキャラ、ひこにゃんのグッズなんかも置いていて、ホテル内のブティック、、、というよりは道の駅のお土産屋さん、といったイメージだ。
ビールも置いている
売店の奥にはビールなども置かれている。ビールの値段は350ml 1本300円前後と、外で買うより若干高いが、ホテル料金として考えるとそこまで高くない。こんなもんだろう。
各フロアにも設置されている自販機コーナー
また、ビールやソフトドリンクは、各フロアに設置されている自動販売機でも購入可能。各フロアの自販機のお値段は、上の売店の値段と同じなので、ビールやソフトドリンクが欲しくなったら、好きな場所で買うといいだろう。
とび太くん発祥の地
さて、この琵琶湖マリオットの売店で気になったアイテムをここで紹介しておこう。それはこれ、特に関西地方で多く見かける、飛び出し注意の看板に使われているキャラクター「とび太くん」の各種アイテムだ。このとび太くんは、噂ではこの滋賀県・東近江が発祥と言われているらしい。そのため、このおなじみのキャラクターのマスコットが、ここマリオットホテルでも扱われているのだ。
琵琶湖マリオットホテルは子供連れにも人気
この琵琶湖マリオットホテルは、私が幼少期に両親と訪れたこともあると最初にも述べたように、子供連れの家族グループにも人気のリゾートホテル。この売店の隣にあるこの扉を開けると、、、
キッズスペースを完備
そこには子どもたちが遊べるキッズスペースも完備している。夏休みシーズンなどになると、この琵琶湖マリオットホテルも子供を連れたゲストも多く訪れるが、こんな感じで子どもたちが楽しく過ごせるスペースをちゃんと設置しているので、小さなお子さん連れでも安心して滞在することができる。
懐かしいクロッケーゴルフ施設
売店を越えて、さらに奥に進んでゆくと体育館やジム、プラネタリウムがある施設へと向かっていくのだが、その途中の場所には野外に「クロッケーゴルフ」の施設がある。ゲートボールのようなスポーツなのかな?
施設の雰囲気的にはかなり廃れていて今でも使っているのかどうかは不明だが、私が子供の頃、家族旅行でやってきた時に(約30年以上前かな?)ここで家族でゲームをやったのを覚えている。その時うまく出来なくて最後ヤケになってボールを適当に打っていたら、父親から「真面目にやれ!」と怒られたりしたっけなぁ、、、ああ、懐かしい。ちゅうか遊びに来てるのに真面目にやれとはどういうことやねん。オヤジw
琵琶湖マリオットホテルのレクリエーションカウンター
そのクロッケーゴルフ施設を横目に奥へと進んでいくと、こちらがジムや温泉、体育館などを併設しているレクリエーションカウンターとなっている。またこの上には「ほたる」というプラネタリウム施設もあり、チケットをここで買うとプラネタリウム作品を見ることもできる。
ロッカーも付いている
このジムの入り口にはロッカーも付いているので荷物を持ってきていても安心して設備を利用できる。
琵琶湖マリオットホテルの体育館
ホテルではあるが体育館も付いている。中はこのように卓球台や、バドミントンの設備などが置いてあって、中を覗いてみると数人のゲストの人がスポーツを楽しんでいたりした。体育館の営業時間は朝8:30~夜21:00まで。卓球ラケット、バドミントンラケット、シューズ・ボール類は無料貸し出し。ピンポン球は1球108円、バドミントンのシャトルは216円で購入可能となっている。
このほか、テニスコートやフィットネスジム(24時間)、ゴルフ練習場、温泉、プール、サウナなどもあるこの琵琶湖マリオットホテルは、ホテル施設から外に出なくてもここだけで十分楽しめる、ホテルお籠り型滞在ができるリゾートホテルとなっている。(設備の詳細は琵琶湖マリオット本サイトを参照)
プラネタリウム「ほたる」
さて、ホテルの施設の最後に紹介したいのがこちら、さっきのレクリエーションセンターを出てすぐ横に施設入口の階段があるプラネタリウム「ほたる」。このプラネタリウムも、ラフォーレ時代から変わらずそのまま残っている施設で、私もその30年前の家族旅行にて両親と一緒にここのプラネタリウムのプログラム「銀河鉄道の夜」を見に行った記憶が残っている。
そしてなんと!その銀河鉄道の夜のプログラムは、現在も放映されていて見ることが出来るのだ。もちろん30年の間に映像などはリニューアルされているだろうが、私が小さいころに見た「銀河鉄道の夜」のプラネタリウムをこうして30年後の未来に、あらためて奥さんと楽しむことが出来るとは!なんだか嬉しいというか、、なんというか。いかんいかん、ホテル紹介が私の小さいころの思い出話になりそうなので、この辺で切り上げて、このプラネタリウムの施設へと入っていこう。
プラネタリウムは有料で、1日4回ほど公演 / 一般900円(子供600円) / 宿泊者800円(子供500円)となっており、時間帯によってプログラムが2種類ぐらいあり、週末や夏休みには子供向けのプログラムや、特別プログラムも用意されている。(詳細は琵琶湖マリオットホテル・プラネタリウムの案内を参照)
レトロな待合エリア
こちらがプラネタリウムの館内の待合エリアの様子。古さのある床の絨毯の模様や、置かれているソファベンチの模様がレトロ感を漂わせている。プラネタリウムというよりは、どこかの公民館、、、そんな雰囲気の施設だ。
子どもたちの作品展示
プラネタリウムの片隅には、滋賀県ゆかりのキャラクターたちの看板、七夕シーズンなのでその飾り、そして地元の子供達の作品の展示などが行われている。なかなかまとまりのないカオスな展示スペースだなw こういう脈略の無さが昭和を感じさせるというか、レトロというか、田舎の雰囲気というか、この思い出深い施設をよりいっそう懐かしませている。
プラネタリウム開演
では、時間になってプラネタリウムの入り口が開いたので中に入ろう。今回私達が見るのは、私が幼少期に見たのと同じ【宮沢賢治が書いた「銀河鉄道の夜」】の映像化プログラム。この物語はかなり切ない内容なので子供が見るにはちと早過ぎるんじゃないかとも思える作品、、ではあるが、さて大人になった今、これを見てどんな風に感じるのか、少し楽しみだったりもする。
プラネタリウムの中
こちらがプラネタリウムの中。席数はそんなに大きくないが、上映中はここが真っ暗になり、頭上一面にはとてもキレイな星空や映像があらわれる。もちろん上映中は撮影できないので、ここから先は自分の目で確かめてみて欲しいが、なかなか興味深い50分作品となっている。
なお、この銀河鉄道の夜という作品は、今では宮沢賢治を代表する作品としての認知度があるが、実はこの物語は宮沢賢治の未発表の書き掛けの作品で、彼の死後に残された文章を再構成し発表されたという経緯を持つもので、本当の銀河鉄道の夜の物語の姿については諸説あるとのことであるが、どちらにしてもこのお話というのは、日本人の思想の根底に触れるような、少し物悲しい、それでいて強さのある作品ではないかと私は感じる。
琵琶湖マリオットホテルの朝食
ある程度、びわ湖マリオットホテルの施設を説明し終えたので、琵琶湖マリオットホテルの最上階(12階)レストランでの朝食ビュッフェを食べに行ってみよう。この朝食レストランでのビュッフェはマリオット・ボンヴォイ・プラチナエリート会員以上の場合、ウェルカムギフトとは別に宿泊特典として付いているが、一般料金は3,500円(子供 4-12歳 1,750円)となっている。この朝食ビュッフェは、滋賀県の郷土料理なども楽しめる内容になっているが、その詳細については下の特集記事を参照してほしい。
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