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【航空会社】 大韓航空のアシアナ航空買収を欧州委員会が最終承認

目次

  1. 大韓航空のアシアナ航空買収を承認
  2. 東アジアにおける仁川国際空港の存在感

大韓航空のアシアナ航空買収を承認

【航空会社】 大韓航空のアシアナ航空買収を欧州委員会が最終承認

大韓航空(KE)は2024年11月28日、アシアナ航空(OZ)の買収に関する統合が欧州委員会によって最終承認されたと発表しました。

欧州委員会は同年2月の審査で、アシアナ航空の貨物機事業部門の分離売却と、仁川からパリ、ローマ、バルセロナ、フランクフルトへの4つの重複する旅客路線に新規航空会社を支援することを条件としていました。

これに応じて、大韓航空はティーウェイ航空に運航支援を提供し、アシアナ航空の貨物機事業部門をエア・インチョンに譲渡する基本合意書を締結しました。これにより、欧州委員会は企業結合を最終承認。アシアナ航空は、この審査の完了を米国当局に通知し、2024年中に企業結合が完了すると見込んでいます。


東アジアにおける仁川国際空港の存在感

【航空会社】 大韓航空のアシアナ航空買収を欧州委員会が最終承認

この大韓航空のアシアナ航空の買収統合により、大韓航空はさらに大きな力を付ける事になり、同航空会社の主要空港である仁川国際空港は、東アジアのハブ空港としての存在感を更に高めることになりそうです。

またアシアナ航空はスターアライアンスでしたが、大韓航空はスカイチームということで、東アジアにおける航空連合「スカイチーム」の存在感も高まります。

現在、日本の2大航空会社はANA(スターアライアンス)とJAL(ワンワールド)ですが、大韓航空が属するスカイチームはそのどちらにも属さない航空アライアンスで、そこが東アジアでの力を高めるということは、日本の航空会社にとってもかなりの圧力になるかもしれません。

私個人としてはデルタ航空(スカイチーム)の上級会員を維持しているので、スカイチームのパワーが上がるのは嬉しいのですが、日本人としては日本の航空会社の世界的なシェアが脅かされるのは少々複雑な気持ちになります。

なにはともあれ、今後のこれらの航空会社の動向には注目したいところです。

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