米国行き / オーストラリア発路線の粉類 機内持ち込み制限開始！

粉類の機内持ち込み制限

アメリカ運輸保安庁（TSA）とオーストラリア運輸安全局（ATSB）により、2018年6月30日から粉類の機内持ち込み制限が開始される。対象となるのは粉類全般で、小麦粉、スパイス、粉コーヒー、塩、砂糖、砂など。対象となる路線は「アメリカ行き（ハワイ、グアム含む）の路線」と「オーストラリア発の路線」。アメリカ発、もしくはオーストラリア行きの路線については、現在のところ制限規定は設けられていない。

なお、医薬品、乳児用粉ミルク、残骨灰については、セキュリティチェックを通過したものであれば、持ち込みに制限は無い。

粉類持ち込み制限の規定

粉類の機内持ち込みが制限されるのは350ml / 12oz、もしくは350g以上の粉類。ちょうど缶ジュース一本分の量に相当するサイズ以上が規定対象となる。ただし、空港の保安エリア内での免税品については、開封されていないものは機内への持ち込みは可能。また、スーツケースなどの受託手荷物に入れての持ち込みは問題ないので、制限を超える粉類については、預け荷物に入れて持って行こう。

粉類は受託手荷物に預けるのが無難

一応350ml以下のものについては持ち込み可能ということではあるが、何時何処でチェックされ没収されるかは分からないので、粉類は乳児用粉ミルクや医薬品以外は、受託手荷物（チェックインバッグ）の中に入れてしまったほうが無難だろう。まぁ、粉類を350ml以上機内に持ち込むというのは、ベビー用の粉ミルク以外あんまり考えられないので、そこまで大変な事にはならないと思うが、オーストラリアは「オーストラリアを出発する便」が全て対象なので、例えば旅行先で余ったスパイスやコーヒーなんかを気軽にバッグに入れて持ち帰っていると、セキュリティチェックの時に没収される可能性が高いので注意しよう。それではよい旅を！