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ニュージーランド航空 チェックイン方法と荷物の預け入れ&注意事項
ニュージーランド航空・チェックイン方法
ニュージーランド航空を利用した旅程で、オークランド空港やクライストチャーチ空港、ウェリントン空港などでのチェックイン方法を紹介。ニュージーランド航空は、ヨーロッパ圏内の航空会社や、LCC系航空会社同様、空港でのチェックインはキオスク端末を利用しての「セルフチェックイン方式」が採用されている。そのキオスクを使ったチェックイン方法と、実際に私達が遭遇した荷物の重量制限に関する注意事項についてレポートしたいと思う。
ニュージーランド航空のセルフチェックイン端末
こちらが、ニュージーランド国内の空港に設置されている、ニュージーランド航空のセルフチェックイン端末。ニュージーランド航空をニュージーランド国内から利用する場合は、普通の航空券はもちろん、特典航空券でも、この端末を使ったセルフチェックイン、荷物タグのプリント、そして搭乗券の発券が必要となる。
空港のチェックイン端末周辺には、ニュージーランド航空のスタッフも駐屯しているが、最初からそのスタッフに聞いても「まずはセルフチェックインを行ってください」との案内となる。
機内持ち込み荷物の確認
次は機内持ち込み荷物の重量制限の確認。ニュージーランド航空は、国内線の手荷物制限は7kgまで。何気にエアアジアなんかと同じになっているが、見るからに重い荷物を持ち込まなければ、検査されることは少ないだろう。さて、次へ進もう。
予約内容を確認
続いて、予約内容の確認を「ニュージーランド航空のモバイルアプリでのバーコードスキャン」、「予約番号の入力 / 英数6桁」、「パスポートのスキャン」から選んで予約内容を表示させよう。
予約内容の各種確認方法
写真は予約番号を入力して予約内容を確認する場面であるが、この場合は画面に予約番号を入力。このとき、予約番号にはニュージーランド航空の予約番号を入力すること。例えば特典旅行で他の航空会社からニュージーランド航空のチケットを予約した場合は、その予約番号は予約を取った航空会社の予約番号となっている(ニュージーランド航空の予約番号とは異なる)ので、ちゃんと予約を取得した航空会社にニュージーランド航空での予約番号を聞くようにしよう。(一部航空会社では特典旅行予約時に、利用航空会社の予約番号も確認できる)
パスポートをスキャンする場合は、画面下にあるパスポートスキャン部分にパスポートの顔写真が付いているページをスキャンさせる。この場合は、パスポートと予約が紐付けられていれば、自動的に予約内容が呼び出されるので、予約確認をする場合は、このパスポートスキャンが一番簡単な方法かもしれない。
予約内容の確認
予約内容がちゃんと参照されると、画面にはチェックインするフライトのスケジュールが表示され、チェックインが可能な段階になっていれば「続行する」ボタンが表示されるので、そこを押して次へと進もう。
なお、ニュージーランド航空のチェックインは、国際線の場合は出発24時間前〜90分前まで、国内線の場合は出発24時間前〜30分前(一部旅程では20分前)までとなっている。
チェックインする搭乗者の選択
次の画面では、チェックインする搭乗者を選択。私達はもちろんふたりともチェックインするので、二人の名前のところのチェックボックスにチェックを入れて「続行」ボタンをタップ。
受託手荷物に危険物が無いかを確認
続いて、受託手荷物(チェックインバッグ / 預け入れ荷物)の中に危険物が入っていないかを確認。ライターやマッチ、リチウムイオン電池(モバイルバッテリー含む)、ガスの入ったスプレー缶などは、大事故の原因となるため、絶対に入れないように注意しよう。
非常口席の確認
受託手荷物の危険物確認のお次は、私達は「非常口座席」を事前予約(ニュージーランド国内線では1,000円ちょっとでWebで事前指定可能)していたので、その非常口席に関する確認が表示される。非常時には、非常口席の人はCAさんの作業の補助を行う必要があるため、英語が出来ない人、作業に協力できない人、身体的に協力が不可能な人・・・などは非常口席に座ることが出来ない。
座席の確認
最後に座席の確認。問題なければ青の「チェックイン完了」を押せば、チェックイン作業は完了となり、続いてチケット(搭乗券)と荷物タグがプリントアウトされる。
受託手荷物タグ
受託手荷物タグは、キオスクの下部分からバーコード付きの荷物タグがプリントアウトされてくる。
搭乗券の発券
荷物タグの後は、搭乗券の発券が行われる。なお、ここから先のフライトが、国内線だけでなく、乗り継ぎで国際線も含まれる場合は、まとめて全行程のチケットが発券されるので確認しておこう。
荷物の控えはチケットに記載
こちらが実際に出てきた搭乗券のサンプル。他の航空会社が合わさったフライト旅程であっても、予約が一つにまとまっている場合は、このように全旅程のフライトの搭乗券がプリントアウトされる。また、荷物の控えは、このプリントされた搭乗券に一緒にプリントアウトされている(写真ピンクの枠部分)ので、最後まで無くさないように注意しよう。
荷物のピックアップ場所は、航空会社間で連携がある場合は、最終目的地になるが、上海などの中国を経由する国際線が入っている場合は、中国で一旦入国してピックアップする必要があったりする。ピックアップ場所が分からない場合は、近くのスタッフにチケットを見せて聞いてみよう。
荷物タグをスーツケースに装着
では、チケットを確認して受け取ったら、印刷された荷物タグをスーツケースに装着しよう。装着方法は、案内に従ってシールを剥がして持ち手にタグを通してシーリング。いつもチェックインカウンターで、地上係員の人がやってくれているあの作業を自分で行うわけだ。でも、ここまで自分ですべてやるって、ほんと、LCC使ってるような気分にもなる。
荷物預けカウンターへ
では、受託手荷物を預けていこう。預け荷物もセルフサービスとなっていて、こちらがその預け入れのベルトコンベアブースとなっている。まずは荷物を一つずつ黒いベルトの所に置こう。
荷物タグを端末にスキャン
荷物を置いたら、備え付けの端末のスキャナーを使って、荷物タグをスキャンさせる。この黒い台座は重量計が備わっており、ここで荷物タグと、荷物の重量をチェックし、荷物の重さが規定を超えていないかをチェックする。
国際線からの乗り継ぎの場合の荷物の重量制限
ここで、私達の荷物にちょっとしたトラブルが発生する。そう、預け荷物の重量が、ニュージーランド航空の国内線の許容量をオーバーしてしまっているのだ。ニュージーランド航空の国内線の荷物の容量は23kgまで。しかし、私達はタイ国際航空のビジネスクラスからの乗り継ぎとなるため、同じ旅程のこのフライトでは、最重要フライトであるタイ国際航空のビジネスクラスの荷物規定が適用(一人40kgまで / 荷物1つあたりの最大重量は32kgまで)となる。
しかし、自動で発行される荷物タグは、そこまでややこしい状況には対応しておらず、あくまで国内線荷物としてしか判断されないため、私達の25kg超えのスーツケースは、自動端末では「重すぎます」のエラーが出てしまい、ベルトコンベアに流すことが出来ない。
そこで、近くにいるニュージーランド航空のスタッフに声を掛け、私達が乗ってきたタイ国際航空のフライトと旅程を見せて、事情を把握してもらい、荷物タグの処理を行ってもらう・・・という流れになる。このように国際線と国内線が組み合わさった旅程では、このようにセルフチェックインの際にちょっとした荷物の重量トラブルが発生しやすいため、もしもエラーが出た場合は、近くの係員さんに声を掛けて処理してもらうようにしよう。
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