Marriott Bonvoy - 獲得ポイントの比較
続いて比較するのは、プラチナチャレンジをした際の獲得ポイントの比較を行ってみたい。マリオットの会員になると、ホテル滞在やホテル内の直営レストランの利用などで、1ドルあたり10ポイントのマリオットポイントを獲得できることはご存知のはず。
そして、プラチナチャレンジをする際は、ホテル宿泊は16泊分の宿泊代金を払って泊まることになるが、だいたい、日本のマリオット / SPG系列のホテルの場合、部屋代は2万円前後に収まる感じになる。
そこで、ホテル1泊あたりの部屋代の平均を2万円と仮定し、ドル円相場を1ドル112円と仮定すると、プラチナチャレンジ16泊にかかる宿泊代金は32万円(約2,857ドル)。ポイント獲得は28,570ポイントとなる。マリオット・ボンヴォイ・アメックスカードを作らなくてもこれだけのポイントは入ってくる。
しかし、マリオット・ボンヴォイ・アメックスカードのゴールドエリート会員の場合、このポイント獲得に25%のボーナスポイントが加算され、さらにそのポイントとは別に、マリオット・ボンヴォイ・アメックスカードのホテル利用特典として、100円6ポイントのカードボーナスまで入ってくる。
これらの特典ボーナスを計算すると、マリオット・ボンヴォイ・アメックスカードでゴールドエリート会員になり、ホテル宿泊をマリオット・ボンヴォイ・アメックスカードで決済したら、ベースポイントの28,570ポイント+7,142ポイント(25%ボーナス)+19,200ポイント(マリオット・ボンヴォイ・アメックスカードのホテル利用ボーナス / 100円6ポイント)=合計54,912ポイントを獲得できる。
マリオット・ボンヴォイ・アメックスカードを持っている場合と持っていない場合のポイントの差額は 26,342ポイント。私の試算では、1マリオットボンボイポイントの価値は、0.5円~1円と仮定(詳細は下の記事を参照)
記事
SPGアメックスで貯まるマリオットポイントの価値はいくら?
SPGアメックスカードを利用すると、100円ごとに3ポイント(2018年12月31日までのホテル利用では6ポイント)貯まるマリオットポイント。その1ポイントは一体いくらぐらいの価値があるのか?計算してみた。
しているので、差額の 26,342ポイントは価格にすると、13,000円~26,000円ぐらいの価値があることになるが、まぁザクッと考えて、約2万円ぐらいの差額がポイント獲得で生じてくる計算になるというわけだ。
マリオット・ボンヴォイ・アメックスカード、本当に無くて大丈夫?
とまぁ、これら2つのポイント、お部屋アップグレードとポイント獲得が、マリオット・ボンヴォイ・アメックスカードを作ってプラチナチャレンジをするのと、作らずにプラチナチャレンジをするのの違いになってくるが、ザクッと計算して、マリオット・ボンヴォイ・アメックスカードを作らずにプラチナチャレンジをすると、約60,000円程度の損失が生まれてくることになる。
もちろんマリオット・ボンヴォイ・アメックスカードは31,000円+税金3,100円=34,100円の年会費がかかってくるが、それを差し引いても、25,900円分、マリオット・ボンヴォイ・アメックスカードを作ってプラチャレしたほうがお得なメリットを受け取れるということだ。
さらに、今回の試算では宿泊費を安めで見積もり、さらにアップグレード確率も低めに設定したので、実際のお得度はもっと高くなることが予想される。ついでに、プラチナチャレンジでホテルに泊まった際は、ホテル内のレストランで食事やお酒を飲むこともあるだろう。そんなときも、マリオット・ボンヴォイ・アメックスカードがあれば、直営レストランでは飲食代が15%オフになるという、これまた嬉しいメリットが付いてくる。
そして、これからプラチナ会員を目指すということは、マリオット / SPG / リッツ・カールトンのホテルにどんどん泊まっていくということであり、そのマリオット系列に宿泊するのに、支払いにマリオット・ボンヴォイ・アメックスカードを使わないというのはもったいなさすぎる。つまり、プラチナチャレンジをするんなら、絶対にマリオット・ボンヴォイ・アメックスカードは作っておかないと損になる、というわけだ。
もしも、マリオット・プラチナチャレンジをするときに、マリオット・ボンヴォイ・アメックスカードを作ろうかどうしようか悩んでいるときに、この比較検証がお役に立てれば幸いだ。