旅行記

[激安モルディブ・ハネムーン旅行記5] モルディブハネムーン&挙式費用内訳

目次

  1. え!?空いてるの?
  2. 流れるように決まってゆくスケジュール
  3. あとは初日のマーレでの宿泊先を取るだけ
  4. モルディブハネムーン&ウェディングの費用内訳

え!?空いてるの?

[激安モルディブ・ハネムーン旅行記5] モルディブハネムーン&挙式費用内訳

多分ダメだろうなぁと思いつつ、再度ユナイテッド航空に電話をしてみる。日にちを伝えると、すぐさま調べてくれるオペレーターさん。頼もしい。ちなみに、ユナイテッドのマイルで、シンガポール航空の特典旅行を取ろうとする場合、システムの関係で直接ネットで予約ができない。ネットでなんでも出来そうなこのご時世だが、電話でしか空席状況を調べられられない航空会社もあるので、注意が必要だ。

さて、しばらくするとオペレーターさんから明るい返事が返ってくる。

「あいてますよ~。」

ちょっと数日前までは、どの国に行こうとしても「空いてない」があたりまえだったのが、モルディブにした途端、希望日が見事に空いている。当初の旅行予定よりも約3日伸びることにはなるが、これしか私達には選択肢がない。こうなったら思い切って休んで、ハネムーンを楽しんでこよう。空いていることが確認できたと同時に、2人は向い合って大きく頷き、オペレーターさんに旅程の変更をお願いした。

よし!モルディブで海外ウエディングだ!


流れるように決まってゆくスケジュール

[激安モルディブ・ハネムーン旅行記5] モルディブハネムーン&挙式費用内訳

そして、飛行機のチケットを確保してからというもの、ハネムーン&ウェディングの計画は信じられないぐらいにスムーズに決まっていった。あれを運命というのだろう(笑)。まず、宿泊するクレドゥアイランドリゾートとのメールでのやりとり。旅程を6泊に変更。そしてウェディングプランの申込。ウェディングプランのパッケージ内容は、以下参照。基本パッケージにはビーチサイドでの2人だけのキャンドルディナーフルコース付きだったが、これをフルコースではなく他のコースメニュー(スペシャルディナー)に変えたところ、200ドルほど節約できた。ホテルとの直接やりとりなら、結構融通が効くので、予算を少し押さえたりしたい時は、恥ずかしがらずにワガママを言ってみるのもアリだと思う。

□ ビーチ挙式セレモニー

□ 木製の証明書(記念プレート)

□ 生花のブーケとブートニア

□ ココナッツのリングピロー

□ モルディビアンドラム/太鼓のBGM

□ 3段のウェディングケーキ(マジパンとか使用)

□ 次の日のビーチカバナ利用/食事付き

□ ベッドルーム&バスルームデコレーション

□ ビーチレストランでのスペシャルディナー

□ シャンパン

□ 記念アルバム+写真75枚ほど/データ付き

挙式費用の総額:999 USD

今考えてもこれは激安ではないかと思う。今はモルディブ全体が高くなりすぎちゃったので、もうちょい掛かるのではないかと予想。あと、余談ではあるが、ウェディングケーキもある程度はデザインのリクエストが出来る。しかし、モルディブは暑い国なので、痛みやすい生クリームや生フルーツなどが使えず、装飾はマジパンとかバタークリーム、内側はスポンジが基本になるようだ。スポンジの味(ココアとかバニラとか)は聞いてくれる。モルディブで自分たちがデザインしたウエディングケーキでケーキカットできるなんて夢がある。


あとは初日のマーレでの宿泊先を取るだけ

[激安モルディブ・ハネムーン旅行記5] モルディブハネムーン&挙式費用内訳

最後は、翌日の水上飛行機を待つために、初日の宿を探すだけ。2008年当時は国際空港のある島には、ホテルが1つしかなく、しかも1泊約3万と高かったため、私は当時からモルディブに強かった「hoteltravel.com」を使ってマーレの老舗ホテル「Nasandhura Palace Hotel」を予約。決め手はドーニ(マーレと国際空港をつなぐ交通の要となる船)の船着場の目の前にあるホテルだったから。モルディブは観光都市ではあるが、イスラム教の国で文化がかなり違う。また近年では、莫大な外資が入り乱れ近代化し、貧富の差も激しくなり、若者が職にあぶれてマーレなどの都市部では、大麻などが蔓延し始めたりしているという、少しダーティーな側面もある。もちろんリゾート島は治安抜群(というかゲストとスタッフしかいない)なのでご安心を。そのため、あまり現地に深く入っていきそうな場所ではなく、移動の簡単な場所を選ぶことにした。宿泊代は2人分で約1万5000円ほど。


モルディブハネムーン&ウェディングの費用内訳

そうして、初めてとなるモルディブハネムーン&ウェディングプランが完成した。モルディブの個人手配の旅行は、向かう環礁によって初日はマーレ近辺で宿泊するとか、水上飛行機はホテル側が手配するとか、次の日の水上飛行機の搭乗時間は前日の夕方にならないとわからないとか、その時間をリゾート側から初日宿泊するホテルに連絡してもらえるようリクエストするとか、分からなくても着いた時にホテルのスタッフに聞くとか、、、、いろいろ分からないことだらけで難易度が高かったが、その細かいことは後日書き記すとして、費用面での内訳を書いておきたいと思う。

■ 飛行機代:2人分で10万マイル+空港使用税など / 燃油サーチャージはUNITEDの特典旅行では基本加算無し

■ 水上飛行機代:一人260USD×2 / 合計 520USD

■ 宿泊代:初日90USDほど+リゾート6泊(朝夕食事込)200USD×6=1200USD / 合計 約1300USD

■ ウェディング費用:999USD

【合計 2人分で約2900 USD】

自分で手配するには英語が必須とはなってくるけれど、私もそんなに喋ることは出来ないが、辞書を片手にぎこちない英文でも何とかなったので、頑張ればモルジブのウェディング&ハネムーン個人手配も夢ではない。最近はホテル予約サイトも多くなり、昔よりももっと気軽に個人手配が可能になっているし、モルディブの個人旅行のハードルもかなり下がってきているので、機会があればぜひトライしてみてほしい。では、手配編はこのへんにして、次回より実際のハネムーンの様子を綴っていきたいと思う。