[ベトナム・ホイアン旅行記43] 4日目・ダナン-ホーチミンの機内でフレンド?

飛行機の中で隣に座った女性

ダナン空港の国内線はものすごい数の人たちが行き来している。そんな中に私達2人も混じりながらホーチミン行きの飛行機に搭乗する。行きの時もそうだったけど、帰りの便もパンパンで機内は満席っぽかった。私たちは窓際の3人席のところに並んで座っていたんだけど、残り一つの席に一人の女性が座ってきた。離陸後しばらくして、モリオが突然グミの袋を出して食べ始めた。私にも渡してくれたので一つ食べる。。。隣の女性はボーっと前を向いて座っているので横目で私たちの様子は見えているはず。自分達だけが食べるのもなぁ～と思って「良かったら食べますか？」とグミを差し出してみた。すると、「ありがとう！」と言って喜んでグミを口にする彼女。そこから彼女は堰を切ったように話し始めた。

四苦八苦しながら英語でやりとり

それまで、疲れた様子でボーっとしながら座っていたのに、急に元気になって色んなことを話しだした彼女。私たちはベトナム語はわからないので、とりあえず英語で会話。どこから来たのかとかどこへ行くのかとか、自分はどこへ行ってきたとか。。。彼女はダナンからいろいろ行って来たらしく、そこで撮ってきた写真をスマホでいろいろ見せてくれた。彼女とモリオとの間に私が座っているので大体は私が相槌を打って話を聞いているんだけど、ベトナム人の英語は普通の英語に比べると訛りのようなものがあって、かなり聞き取りにくく、更に私の英語力はほとんどゼロに近いので、彼女の言ってることはチンプンカンプン（苦笑）。でも、写真を見せながらいろいろ説明してくれているので「へぇ～。」とか「ほぉ～。」とか言いながら彼女が話している言葉の中で自分の知ってる単語を見つけては、彼女の話をなんとか理解しようと頑張った。

飛行機を降りる少し前、彼女は私に「用があったら連絡してね」と言って1枚の名刺を渡してくれた。彼女は「スポーツウェアを縫製して貿易している会社で仕事しているのよ」と言っていたけど、後でよく名刺を見るとそこの偉い人だったみたい。旅行に行くといつも思わぬところで友達ができる。みんなそれぞれ人生があって、、、いろんな場所で生きている。やっぱ、旅って楽しいね。