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ANA国内線 B772 エコノミークラス 大阪⇔新千歳 / 搭乗記
ANA 国内線 B777-200 エコノミークラスを搭乗レポート!
全日空 / ANA の国内線、大阪・伊丹発 北海道・新千歳行きのNH1141便【B777-200 / B772】に搭乗してきたので、その飛行機の機内の様子や、座席の広さ、機内サービスなどを搭乗レポート!
今回搭乗したANAの機材は、来る2020年東京オリンピックの特別仕様モデルの「HELLO 2020 JET」。この機材に当たるかどうかは完全に運次第のレアモデルの飛行機だが、果たしてその機内の様子や、座席の広さ、そして機内サービスはどうなっているのか、実際の搭乗時の写真と一緒にお届けしたいと思う。
飛行機の入り口にはイヤホンとバッグカバー
それでは早速、ANAさんの国内線 B777-200 に搭乗していきたいと思う。搭乗ゲートを抜けて飛行機の入り口へと繋がる連絡通路の場所には、イヤホンとバッグのカバーが置かれたコーナーが用意されている。イヤホンの配布はよく見るが、ANAさんでは、座席の前の下側に入れるバッグのためのカバーも用意しているとは。さすが大人気の日本のレガシーキャリア。サービスがきめ細やかだ。
ANA B777-200 エコノミークラスの機内の様子
ANA B777-200 エコノミークラスのエリアにやってきた。ボーイング777(トリプルセブン)はワイドボディなので、座席は3-4-3 と収容力も高い座席マップとなっている。なお、機首側にはプレミアムクラスの座席が用意され、機尾側の窓側にはツインシート(二人席)も置かれている。
ANA B777-200 / B772 国内線の座席の詳細については、下の座席マップも参照してほしい。また、今回私達が座った座席は、座席マップに色付けしてあるツインシートなので、そちらも参考までに。
ANA B777-200 国内線 - エコノミークラスの座席シート
ANA B777-200 国内線 - エコノミークラスの座席シートがこちら。座席はANAさんのテーマカラーのネイビーブルーでまとめられている。座席の頭部分にヘッドレストなどは備わっておらず、また座席前の個人モニターも付いていない。背もたれのヘッドカバーは、この機材が「HELLO 2020 JET」の東京オリンピックの特別塗装モデルのためか、オリンピックデザインのプリントが施されたヘッドカバーが備わっている。
座席スペックは、横幅17インチ(約43.18cm)、縦幅(シートピッチ)31〜32インチ(約78.74〜81.28cm)と一般的だ。
ツインシートも設定有り
また上でも軽く紹介したが、このANAさんのB772 の機材では、後ろの方の窓側にツインシート / 二人掛けシートも用意されている。カップルや夫婦だけでの搭乗の際には快適なシートとなる。
女性が座ったところ
実際にミヅキ(女性 / 身長160cm / 中肉中背)が座った時の座席の広さがこちら。前側には十分なレッグスペースが用意されているのがわかる。
リクライニングは限定的
私(男性 / 身長170cm / 中肉中背)が座った時の座席のイメージがこちら。男性が座っても普通のシートピッチが確保されている。なお、この写真では、座席のリクライニングを目一杯行って座っているところであるが、座席はそんなに倒れない。最近の飛行機は、エコノミークラスの場合は座席のリクライニングはおまけ程度と考えておこう。
座席下の荷物入れ
ANA B777-200 国内線 - エコノミークラスの座席下の荷物入れスペース。ビジネスバッグぐらいは入る感じのスペースは用意されているが、大きめの機内持ち込み用スーツケースなどは収納するのは難しそうだ。
座席の肘掛けには操作パネル
座席の肘掛けの側面部分には、操作パネルも用意されている。この操作パネルでは、音楽やテレビ番組を聞ける各種オーディオサービスを利用できる他、読書灯のON/OFF、CAさんを呼ぶ際のアテンダントボタンも備わっている。
天井部分には読書灯
天井部分には読書灯と、シートベルトサインの表示パネル。
天井モニターも付いている
また、天井の要所要所には折りたたみ式の天井モニターも備わっている。写真では、ANAの歌舞伎をテーマにした機内安全ビデオが流れているが、フライト中はニュース番組なども放映されている。音声は、肘掛け横の操作パネルでチャンネルを合わせれば聞くことができる。
座席ポケットに入っているもの
前の座席ポケットに入っているものも見ていこう。ポケットの中には、国内線の機内サービスの案内、ANAさんの有名な機内誌「翼の王国」、機内販売の冊子、そして安全のしおりとエチケット袋。
機内サービス内容もチェック
機内サービスの内容もチェックしておこう。ANA / 全日空の国内線 エコノミークラスでは、無料の機内サービスはソフトドリンクのみとなっている。無料でいただけるソフトドリンクは、コーヒー(ホット・アイス)、コンソメスープ(おすすめ)、アップルジュース、日本茶(冷・温)、ミネラルウォーター。有料であればビール(600円)、ハイボール(500円)も購入することができる。また500円前後で各時期限定のスナックなども用意されている。
ANA限定のスペシャルスナックも
また、機内販売されているスナックには、ANA限定のスイーツやスナックも用意されている。私達が搭乗した2019年8月末には、ラーメン店の一風堂とコラボした「おかき」(400円)や、特製レモンペッパーアーモンド(500円)、パイナップルケーキ(1,000円)が置かれていた。お手頃な価格帯なのでお土産にもぜひ。
ANA WiFi サービス
ANA 国内線には一部の機材を除き、WiFiサービス(無料)も用意されている。これは空の上でインターネットサービスを利用できるもので、スマホの機内モードをONにしたまま、WIFIをオンにして機内WiFiに接続することで利用することができる。その機内WiFiにはインターネットだけでなく、機内専用のライブTV、映画サービス、ビデオ放送、オーディオサービス(音楽)なども利用できるので、機内での暇つぶしに利用可能だ。
オーディオサービスには懐かしいプログラムも
そしてANAさんの国内線で提供されているオーディオサービスの中には「Music Travel - 70's&80's」というチャンネルも用意されているのを発見。その番組では、日本の70年代〜80年代の歌謡曲が放送されており、燃えろいい女とか、Dear Friendsとか。。。私達中年世代には非常に懐かしい音楽が流されていて、思わず聴き入ってしまった(笑)
B772のトイレもチェック!
ついでにANA 国内線 B777-200 のトイレもチェックしておこう。ANAの最新機材ではウォッシュレットのトイレが採用されているが、この機材はベテラン機材のため、トイレはウォッシュレットではない。トイレの状態はよく清掃されており清潔感がある。
おむつ替え台も付いている
また、赤ちゃん連れのお父さん、お母さんにも嬉しい、おむつ替え用の台もトイレには装備されている。小さな子ども連れファミリーでも安心して搭乗できる装備が整っている国内線の機材だ。
フライトも安定航路に突入
私達を乗せた 全日空 NH1141便(大阪・伊丹→北海道・新千歳)も安定航路に入り、機内サービスの時間がやってきた。飛行機の窓からは青空と雲、そして雲の切れ間からは遠くに富士山も見えている。
機内サービスはドリンクサービス
機内サービスで提供されるのはドリンクサービス。ワゴンを押してCAさんが一人ひとりにドリンクの希望を聞いて回ってくれる。なお、この機内サービスの時間帯に眠ってしまった場合には、声は掛けられないので、もしも目覚めて飲み物が欲しくなった場合は、CAさんにリクエストすれば飲み物を持ってきてくれる。また、飲み物のお代わりもOK。
アイスコーヒーをいただく
私達は、今回のフライトではアイスコーヒーをいただくことにした。なお、お腹が減っている時は、このドリンクサービスではコンソメスープがおすすめ。絶妙なコンソメの味わいが、空腹感をすこしだけ満たしてくれるはずだ。
北海道・新千歳空港に到着
そうして約2時間ほどのフライトで、北海道・新千歳空港に到着。いつも快適な空の旅を、ANAさんありがとう!
全日空 / ANA の国内線 B772 のフライトを終えて
全日空 / ANA の国内線 B772 のフライトの様子はいかがだっただろうか。今回の大阪→北海道のフライトは、約二時間とあっという間で、安定航路に入ってシートベルトサインが消えて、ドリンクサービスを楽しんでいると、すぐに目的地に向けて機材は降下を始める、、、といった感じなので、座席に大したエンターテイメントが無くても、そんなに暇を持て余すことは無い。また、短距離線としては十分な座席スペースが確保されているので、特に窮屈に感じるようなことも無いはずだ。
また、今回は B772 の中でも特別塗装機である「HELLO 2020 JET」に搭乗したわけであるが、シートのヘッドカバーがオリンピック仕様になっている以外は、機内は至って普通の仕様となっているので、このレア機材は乗るよりも、見るほうが楽しいかもしれない(笑)。なんにせよ、さすがはANAさんのフライトだけあって、サービスもしっかりしているので、古い機体であったとしても安心して快適に空の旅を楽しめるはずだ。それでは、全日空の国内線 B777-200、トリプルセブンで、快適な空の旅を!
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