ハワイの服装 / ファッションを調査!
ハワイ旅行にいよいよ出発!そんな時、どんな服装で行けば良いのか悩むところ。
現地で浮かない服装をしたいけれど、どんなファッションならハワイに馴染むのか?みんな何を着ているのか?どんな格好がスマートで熟れた感じを出せるのか?レストランでのドレスコードは?など、人それぞれの悩みのポイントが違いハワイの現地の様子を見ないとイメージが湧いてこないだろう。
というわけで、ハワイへは年に数回行っている旅ブロガーのモリオとミヅキが、ハワイの現地のファッションチェックをしてきたので現地写真とともに一緒にNGポイントや注意点なども含め男性、女性ともに詳しく紹介していきたいと思う。
ハワイの気候
気候によって服装も変わる。ということで、まずはハワイの天気を知っておこう。
ハワイ・ホノルルの年間の天気は、一年を通して温かい常夏の気候となるが、一般的には4月~9月を「乾季」、10月~3月を「雨季」として区別する傾向がある。
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1月 |
2月 |
3月 |
4月 |
5月 |
6月 |
7月 |
8月 |
9月 |
10月 |
11月 |
12月 |
最高気温 ℃ |
26.7 | 26.8 | 27.3 | 28.2 | 29.2 | 30.6 | 31.1 | 31.5 | 31.4 | 30.4 | 28.8 | 27.3 |
最低気温 ℃ |
19.1 | 18.9 | 19.8 | 20.8 | 21.6 | 23.0 | 23.6 | 23.9 | 23.6 | 23.0 | 21.9 | 20.2 |
降水量 mm |
58.7 | 50.5 | 51.3 | 16.0 | 15.7 | 6.6 | 13.0 | 14.2 | 17.8 | 46.7 | 61.5 | 82.3 |
降水日数 |
8.5 | 7.4 | 8.8 | 7.5 | 5.8 | 5.7 | 7.1 | 5.6 | 6.9 | 7.6 | 8.8 | 9.7 |
気温を見ると4月から10月くらいにかけては30度前後の気温が続くので半袖だけでいいかと思いがちだが、ハワイは建物に入るとガンガンにクーラーがかかっていて日本人からすると「寒くて耐えられない」ことも多いので、夏の時期でも寒さを凌ぐ薄手のパーカーや羽織を持っておくのがおすすめだ。
特に注意しておきたいポイントは冬の気温だ。ハワイは年中暑い場所だと思いがちだが、実は1月~3月は18度や19度くらいとかなり気温が下がる。さらに海から吹く強い貿易風の影響で気温以上に体感温度がかなり下がり寒いので、11月から3月頃にハワイ旅行へ行く人は風を防ぎつつ暖かさをキープできるような裏ボアのパーカーなどを持参するようにしよう。
ハワイのワイキキエリアのみんなの服装
ハワイの年間の気候をチェックしたところで、それでは早速ハワイのワイキキエリアの町中の様子から、人の服装 / ファッションを見ていこう。
ハワイの服装、といってもワイキキエリアとそれ以外のエリアでは、歩いている人の服装が結構違う。このワイキキエリアは、歩いている人はほとんどが観光客なので、ぶっちゃけて言うと、日本の普通の夏服のような格好でもそんなに目立たないが、ハワイで歩いている人のファッションは半袖に短パンという基本ラフな格好が多い。
注意点としては「暑いのでロングパンツ(長ズボン)はやめておいたほうが良い」といったことくらいだろう。また女性の服装で言うと、ロングスカートは日本、中国、韓国の旅行者ぐらいしか履いていないので、日本・中国・韓国など東アジア人の観光客だとひと目でわかる。スリや置引に狙われる可能性が高くなるので注意しておこう。
また持ち歩くバッグについては、女性の場合は革製のハイブランドのバッグも、雰囲気が重たくなりがちで少し浮いて見える上、お金持ちアピールにもなってしまう。日本では若い子がブランド物のバッグを持ち歩くのはそんなに珍しいことではないけれど、海外ではブランド物のバッグを持っているのはお金持ちの証だ。ブランド物のバッグを持っているとお金目的の強盗には目をつけられやすいので海外旅行中は避けるほうがいいだろう。逆に布製のトートや、明るい色の軽い感じのノーブランドのバッグは使い勝手も良くおすすめだ。
男性のバッグは、現地の人はバッグ自体持っていないことが多い。ボディバッグやウエストポーチは、日本人ぐらいしか持っていないので、「あ、観光客だな」というのが一目で分かってしまうが、何も持たないわけにはいかないのでバッグなどの持ち物はできるだけ少なくして、動きやすい感じにする方が旅慣れた感が出せて狙われにくくなるだろう。
ちなみに、欧米人の若い男の子や女の子はヨレヨレの大きなバックパックを背負ってたりもするが、そこまでやるとハワイではちょっとやりすぎ感が出てしまうのでバランスには気をつけよう。
地元のファーマーズマーケットにて
場所を変えて、今度はカイルアのファーマーズマーケットの方へと行ってみよう。やはり、男性も女性も、袖のないノースリーブの服や、Tシャツなどが多い。写真には大きな花柄のミニワンピース姿で写っている若いお母さんもいるが、やはりノースリーブ姿に短めのスカートだ。
あと、奥に写っている中年男性が着ているのはポロシャツだ。襟が付くだけで上品な印象になる。もちろん、ファーマーズマーケットではそこまできちんと感を出す必要は無く、Tシャツなどが一般的だが、例えば高級ホテルのラウンジやレストランなど、男性で少しきちんとした装いをしたい場合は襟のあるポロシャツを着用するといいだろう。
ハワイは日に焼けたような色合いの服がよく似合う
もう少し見ていこう。こちらもカイルアのナイトマーケットの様子であるが、今写真に写っているほとんどは、欧米人、もしくはハワイ現地の人。服の色合いを見てわかると思うが、太陽の光に晒されて色あせたような、そんなくすんだ色合いの服を着ている人が多い。
左に写っているお父さんも、白いTシャツを着ているが、清潔な真っ白・・ではなく、やはりどこかボケた感じの白のTシャツ。そしてよれっとした短パン。またTシャツの首元もゆとりのあるU字ネックのデザインがほとんど。ボトムス(下半身)に関しては、これだけ沢山の人が居るけれど、男性も女性もほぼ全員短めの丈になっているのがわかるだろう。ハワイではこういったちょっとくたびれた感じの半袖Tシャツに短パンというのが一番多く一番良く似合う。
日本でよく売られているVネックのTシャツは小綺麗な感じになって、浮いてしまったりもするので注意したいところだ。
東アジア系の旅行者に多い服装
さて、ここまで現地のハワイの服装を見てきたところで、日本人観光客にも人気のお店の店内風景の写真を見てみよう。写真の右側に写っているのは東アジア系の観光客であるが、日本や韓国の町中では可愛くてよく馴染むこういったキュートでお洒落な服装も、ハワイではかなり浮いてしまう。
特徴としては、上半身は綺麗めのブラウス、ボトムはロングスカート、重たいカッチリしたバッグ、でも何故か足元だけは超ラフなサンダル。遠目から見ても一目で観光客と分かってしまうのに、更にバッグの口は開けたままになっている。こういう組み合わせは防犯上の観点からもとても危険なので、気をつけよう。
ハワイで購入したワンピースはハワイによく似合う
これは、ハワイで購入した花柄のワンピース。アラモアナセンターのメイシーズ(MACYS)というデパートで買ったセール品だ。
ワンピースの場合はマキシ寸など長めのものでも、柄がしっかりしたものを選ぶとハワイの雰囲気に馴染みいい感じになる。現地ハワイで売っているものはリゾート風にデザインされてハワイによく似合うようになっているのでのでおすすめだ。
あと、つばが広い帽子を被っているのは日本人や韓国人、中国人といった東アジア系の人だけだ。現地の人がかぶっているのはキャップタイプが多い。
まぁ女性の場合、顔のシミとか気になるから大きなつばがある帽子が必要だったり、日焼けをすると肌が炎症を起こして大変なことになるので日焼けができない・・・という人も居ると思う。そういう人は、もちろん自分の体を優先しながら臨機応変にコーディネートしよう。
レストランやディナーでの服装・ドレスコードは?
せっかくのハワイ旅行なので、ちょっと高めのレストランやディナーショーに行くときにはどんな服を着ればいいのか?これもとても悩むと思う。写真は実際に私達がハワイで大人気のアクティビティスターオブホノルル号のサンセットクルーズに行ったときの周りの人の服装だ。
服装規定は特に無いから余計に悩むと思うが、男性は上半身はアロハ着用、ボトム(下半身)は長めの短パンもしくはスラックスの人が多かった。女性は鮮やかな柄物のワンピースやハワイのムームーが多い印象だ。ハワイ現地に行ってから買い物する時間がないという人は事前に日本で買って持っていくのもいいだろう。下にハワイのムームーを売っているリストを貼っておいたので参考にどうぞ。
楽天でハワイのムームーを見る
アマゾンで ハワイのムームーを見る
ハワイに似合う服選びのポイントは「シンプル&ナチュラル」!
現地ハワイの服装レポート、いかがだっただろうか。ハワイの服装は、非常にシンプルで「涼しくて動きやすい」というのをコンセプトに、男性なら無地のTシャツ、ビーチ沿いならタンクトップとかに短めの短パンを、女性もTシャツやノースリーブに短パン、もしくは短めのワンピなんかをシンプルに組み合わせてやれば、うまく地元の雰囲気に馴染みハワイに慣れた雰囲気を出せるだろう。
また観光や買い物に行くときは持ち物をできるだけ少なくするのがポイント。もしも散策するのが宿泊するホテルの近所なら、貴重品などはホテルのセキュリティに預けて、ほぼ手ぶらで動くほうが楽だ。
ただし、ドレスコードのあるようなレストランを利用する予定がある場合は、男性なら靴はリゾートラインのスリッポン、パンツには涼しげなリゾートパンツ、上には無地のポロシャツか襟付き半袖シャツを持って行っておくとどんな場所でも対応できるはずだ。
現地に到着後、時間があればホテル周辺のお店でアロハシャツを1枚買うと記念にもなるしおすすめだ。
女性の場合は、街歩きや観光にはTシャツに短パン、ちょっとしたレストランに向かうときには鮮やかなワンピースに、気取りすぎないサンダル(ビーサンではない)などでおしゃれして、とっておきのハワイのひとときを楽しもう。
ミヅキのように50歳を超えていても大丈夫。ある程度歳を重ねた女性も、着込むと逆にフケてしまうので、ハワイらしく腕を出したワンピースなどで南国らしい服装で、ハワイを楽しもう。
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