旅行情報
レーベンズソープでDevonshire tea(デボンシャーティー)体験
西オーストラリア・レーベンズソープのコミュニティセンター
インフォメーションセンターのおばあちゃんに教えてもらった【ランチを食べられるお店】を求めて、レーベンズソープのコミュニティセンターまでブラブラ歩いてやって来た。
「お店を営業している様子もないし、、、こんなところで本当にランチを食べられるの?」と心配になったんだけど、実際中に入ってみると、、、とっても素敵なDevonshire tea(デボンシャーティー)をいただくことが出来てびっくり!今回は、ワイルドフラワーショーの時期にRavensthorpe(レーベンズソープ)のコミュニティーセンターでいただけるとってもリーズナブルなDevonshire tea(デボンシャーティー)をレポートしますねー!
コミュニティセンターの前に来たのにお店が無い?
上の写真を見てもわかる通り、コミュニティーセンターの外から見ただけでは、何処にレストランがあるのやら???
ミヅキ:「あれ?どこにレストランがあるんだろう?お店っぽいところって・・・無いよね?」
モリオ:「もしかして、あのワイルドフラワーショーのイラストが付いてる看板がヒント?」
モリオが指差す方を見ると、、、、
目印はセンター前の幟と看板
確かに、ワイルドフラワーショーの幟のところに【Devonshire tea(デボンシャーティー)】という名前と矢印が。【TEA】と書かれているということは、、、カフェっぽいお店があるのかな?
早速、中に入ってみよう♪
外から見ただけでは、中にカフェがあるかどうかはわからないので、早速ドアの中に入ってみよう♪
大きなお屋敷みたい
中に入ると、、、部屋の明るさは少し薄暗い感じ。廊下には絨毯が敷かれていて、壁には古い写真もたくさん飾られている。二階に上がる階段もあるけれど、廊下の突き当りには何やら道案内が。
モリオ:「奥を左って書いてるし、行ってみるわな。」
ミヅキ:「うんうん。なんだか、どこかのお屋敷に来たみたいだね(笑)」
子供の探偵ごっこみたいな道しるべ
廊下にはこんな感じで手書きの道しるべが貼られている。何だか子供の頃の探偵ごっこみたい(笑)。
張り紙の案内に沿って進んでいくと、お目当ての【Devonshire tea(デボンシャーティー)】というところにたどり着いた。
ここが【Devonshire tea(デボンシャーティー)】
入り口から中を覗くと、奥のテーブルにはおじいちゃんやおばあちゃんがたくさん座って、何か美味しそうに食べている。
ミヅキ:「お!ここだね!」
モリオ:「よし、入ってみよう!」
こんな奥にあったとは!そりゃぁ表(外)から見ただけではわからないよね。
注文はカウンターで
奥の方に厨房とカウンターがあり、その横に何かメニューのようなものが貼られている。
モリオ:「どうする?何食べる?」
ミヅキ:「何があるんだろう?ちょっとメニューを見て考えるわ。」
驚く安さのメニュー
メニューを見ると、、、【ホットスープ&カリカリの固いパンのセットが6ドル】【ホットスープ&スコーン&コーヒーもしくは紅茶のセットが10ドル】。おお!かなり安い!どのくらいの量なのかわからないけれど、お腹が空いてるからしっかりと食べたい感じ。
ミヅキ:「私、スープとスコーンのセットにする!」
モリオ:「オレも!飲み物は?」
ミヅキ:「スコーンだから紅茶にする♪」
モリオ:「オッケー。それじゃオレはコーヒーにしようっと♪」
おすすめはホットスープとスコーンのセット
厨房の女性:「こんにちは!何にしますか?」
モリオ:「こんにちは!えっと、、スープのセットを2セットください!」
厨房の女性:「ベストチョイスね!スコーンのジャムは何にします?」
モリオ:「何がありますか?」
厨房の女性:「ストロベリー・ブルーベリー、ラズベリー、アプリコット、フォグがありますよ♪」
ミヅキ:「私はフォグ(いちぢく)で!」
モリオ:「じゃぁ、私はアプリコットで!」
厨房の女性:「はい!あと、スープは何にしますか?今日はパンプキンのスープと雑穀のスープですよ。」
ミヅキ:「パンプキンがいいです!」
モリオ:「私は雑穀のスープでお願いします!」
厨房の女性:「あと、飲み物はあちらのテーブルにあるので、コーヒーか紅茶を選んでください。」
モリオ:「わかりました。お金はここで支払いですか?」
厨房の女性:「はい、そうです。20ドルです♪」
現金で20ドルを支払い。
スープは奥のコンロで温められている
私達が注文したスープは奥のコンロで温められていて、順番に注いでくれる。
スコーンにジャムを塗って・・・
厨房のスタッフの女性たちは、手際よく用意をしてくれる。大きなスコーンを半分に割って、たっぷりとジャムを塗ってそして黄色がかったホイップクリームのようなものをた~っぷりと乗せてくれる。うわぁーーー美味しそうーーー♪
コーヒーや紅茶はセルフで
コーヒーや紅茶は横にあるテーブルに用意されているので、セルフサービスで入れる。
モリオ:「何処で食べる?」
部屋の中には空いたテーブルもまだあったんだけど、キョロキョロと周りを見渡すと、外に出られるドアがある。
ミヅキ:「あ!外にも出られるみたいよ!外で食べよ♪」
外のテーブルはこんな感じ
部屋から外に出ると、、、、テーブルセットが何箇所か置いてあって、更に庭にはワイルドフラワーが咲いているじゃん!!!
ミヅキ:「うわ!外のほうが明るいし、ワイルドフラワーも咲いてるし!いいね♪」
2人で一緒に座れるベンチのテーブルも発見!
普通は一人ずつが座るような椅子なので、混んできたら相席するような感じなんだけど、2人が一緒に座れるようなベンチチェアのテーブルを発見!早速、そのテーブル席に座る。これなら相席になる確率もかなり低い?
今日のお昼はデボンシャーティーとスープのセット
これが今日のランチ。見た目質素なんだけど、食べるとものすごいボリューム。実はこのスープ皿は直径20cmくらいある大きなスープボウルで、更にカットしたフランスパンも付いているので、スープだけでもかなりお腹にずしっとくる。
それプラスジャムとクリームがたっぷり乗った大ぶりスコーン。このスコーンのクリームがめちゃくちゃ美味しくて感動もの。ジャムとの相性も最高!
ミヅキ:「うわぁ、、、このクリーム、めっちゃ美味しい、、、。何だろう?生クリームじゃないんだけど・・バターっぽいコクがあって、、でもこれ生クリームだよね?」
モリオ:「うぉ!ホンマや!マジでうまいな!けど、太るでこれはw」
ミヅキ:「こんだけ美味しかったら、太ってもいいわ、、、。」
モリオ:「いや、そこは太ったらあかんやろww」
いやマジで、「これだけ美味しかったらもう太ってもいいや…」と思うほどの驚く旨さなのだ。
クロテッドクリームが絶妙な旨さ!
このスコーンの上にたっぷり乗っている少し黄色がかったクリームは「クロテッドクリーム」と言って、イギリスのデボンシャー州で2000年以上も前から作り続けられてきた伝統的なクリーム。脂肪分の高い牛乳を弱火で煮詰めたものをひと晩置き、表面に固まる脂肪分を集めて作られる。気になる脂肪分は60%程度。バター(80%)よりは低くて生クリーム(30〜48%)よりは高いらしい。
このクロテッドクリームがめちゃくちゃ美味しくて、すっごく感動!スコーンとスコーンに乗せたジャムとクロテッドクリームの相性の良さは鳥肌モノだ(笑)。大げさに聞こえるけど、それくらい感動する美味しさだった。
この【Devonshire tea(デボンシャー・ティー)】はイギリス、オーストラリア、ニュージーランドなんかでよく見かけるらしいので、機会があったらぜひ食べてみてね。
ワイルドフラワーを愛でながら・・・
このコミュニティセンターの中庭にはあちこちにワイルドフラワーが植えられているので、ワイルドフラワーを愛でながら本場のDevonshire tea(デボンシャーティー)をいただけるという何とも贅沢な空間となっている。お庭のデボンシャーティーのテーブル席は、内側の部屋よりも明るいし開放感もあるので、もしも外の席が空いていたら、外で食べるのがおすすめ!
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