旅行記 - 12月5日

[北欧とアフリカを巡る年末年始の冒険旅行記:準備編17] タンザニアのビザ取得は移動が面倒くさい(汗)

目次

  1. 大阪のタンザニア領事館へ
  2. 本町南ガーデンシティ
  3. ビルの入口
  4. 領事館は(株)鴻池組内
  5. エントランスで手続き
  6. 銀杏並木の御堂筋通り
  7. 困ったときのカレー屋さん
  8. 真っ黒カレー
  9. アフリカに向けた準備

大阪のタンザニア領事館へ

[北欧とアフリカを巡る年末年始の冒険旅行記:準備編17] タンザニアのビザ取得は移動が面倒くさい(汗)

12月のはじめ。2017年〜2018年の年末年始旅行まで1ヶ月が切った頃。私たちはタンザニアのビザを申請するために、大阪の本町にある「在大阪タンザニア連合共和国名誉領事館」へ車で向かう。家からその領事館までは車で約2時間ちょい。なかなかのドライブだ。

タンザニアのビザを取得する方法は全部で5つ。

1. 東京のタンザニア大使館で直接申請

2. 東京のタンザニア大使館へ郵送申請

3. 大阪のタンザニア名誉領事館へ直接申請

4. 大阪のタンザニア名誉領事館へ郵送申請

5. タンザニアの現地でアライバルビザの取得

これらの内、自分に最も適したものを選んで取得すればいいわけであるが、5の現地で取得する場合は、用意などは非常に簡単(ビザ取得費用の現金50ドルを用意するぐらい)なのだが、手続きでかなり待たされる(1時間ほど)という情報があったため、夜中に到着ということもあり、トラブルを避けるためにも日本で申請をして取得してから行くことにした。

さて、私達の住んでいるのは関西なので、地理的な関係からも申請方法は3か4に絞られるわけであるが、郵送申請の場合は、パスポートの原本を郵送したりする必要があるため、配送中に紛失なんかしたら大変。。。心配性な私たちは「3. 大阪のタンザニア名誉領事館へ直接申請」を選択し、必要な書類を用意して大阪へと車で向かっているわけだ。おっと、そろそろ目的地の近所かな?


本町南ガーデンシティ

[北欧とアフリカを巡る年末年始の冒険旅行記:準備編17] タンザニアのビザ取得は移動が面倒くさい(汗)

目的地、タンザニア名誉領事館のある「本町南ガーデンシティ(場所は上のマップ参照)」の前にやってきた。申請は本人が行う必要があるため、車は駐車場に置いて二人一緒に向かう必要がある、、、のだが、この本町エリアの駐車場は停めやすい場所はどこも高い。そのため、私たちはこの御堂筋を横に3ブロックほど入った「船場パーキング(場所:Google Map)」という駐車場に車を停めることにしている。この駐車場は1日最大1540円と、上限が低めに設定されている大型パーキング。この近所を車で訪れる際には重宝する駐車場だ。

写真はその領事館のビル前の様子。ビルにはスポーツカーメーカーのランボルギーニが入っているようで、目の前には新品のド派手なスーパーカーがノソノソと車庫入れをしていた。これは、ウラカンとかいう車種なのかな?お値段は2000〜3000万円、、、らしい。一戸建ての家が走ってるような感じか。。。w ナンバープレートが付いていたので、誰かが買ったものが届いたのかな。いやぁ、、すごい。おっと、、車に見とれている場合じゃない。領事館へ向かわなくては。


ビルの入口

[北欧とアフリカを巡る年末年始の冒険旅行記:準備編17] タンザニアのビザ取得は移動が面倒くさい(汗)

駐車場に車を置いて小走りでやって来た、領事館の入るビルの玄関。どうして小走りかって?いや、領事館は平日の午前10時〜11時30分、午後の13時〜15時しか開いておらず、現在すでに11時15分ごろとギリギリのタイミングなのだ。まぁ、東京の大使館でのビザ申請は9時〜12時と午前しかやってないので、それから比べると午後もやってるので時間に余裕があるといえばあるわけではあるが。ささっ、領事館のあるビルの12階へ行くよ。


領事館は(株)鴻池組内

[北欧とアフリカを巡る年末年始の冒険旅行記:準備編17] タンザニアのビザ取得は移動が面倒くさい(汗)

この領事館は、準大手ゼネコンの株式会社鴻池組(こうのいけぐみ)の中にある。この会社は、タンザニアのインフラ整備などの事業に深く関わっている会社で、タンザニア政府とも深い関わりがあるのだそうだ。そういう関係で、このタンザニアのシングルビザの取り扱いも行っているのだろう。さて、まず領事館のある12階に上がってきたら、エントランスにあるモニター端末でビザ申請に来たことを伝えると、すぐに担当の人が、このエントランスまでやって来てくれる。


エントランスで手続き

[北欧とアフリカを巡る年末年始の冒険旅行記:準備編17] タンザニアのビザ取得は移動が面倒くさい(汗)

ビザの申請手続きは、奥のオフィスエリアでやるのかと思いきや、、、なんとエントランスに設けられた簡易のデスクで手続きが進められていくw ビザってすごく厳重な雰囲気で手続きが行われるのかと思ったのだが、実は意外とカジュアルな場所で作業が行なわれる。また手続きを行ってくれる人も鴻池組の人。それだけこの会社がタンザニア政府に信頼を置かれているという証拠なのだろう。

手続きには、事前にネットでダウンロードして記入したタンザニアのビザ申請書類のほか、それに貼り付けるパスポート申請サイズの証明写真、パスポート原本(ビザはシールタイプでパスポートの1ページにでかでかと貼り付けて返却される)、日本からの往復の航空券を示すeチケットの控え(英文)や、タンザニアで宿泊するホテルの予約確約書のコピー(英文)、そして申請手数料の一人6000円が必要となる。

私たちはコペンハーゲンからタンザニアに入るので、コペンハーゲンからのeチケットの控えだけでいいとは思ったが、念のため日本からコペンハーゲンまでのチケット控えも持参した所、なんと、日本からの全行程のチケット控えが必要とのこと。念には念を押していて良かった(汗)。これ書類不備だと、もう一回この長い道のりを車で来ないといけないところだった。

そうして書類のチェックも終わり、預かりの控えを貰い、無事私達のビザ申請は完了した。ビザの発行は、申請の2営業日後から。(例えば火曜日に申請すると、木曜日には出来上がっている)この発行タイミングは東京の大使館(4営業日以降)よりもかなり早い。ただし、この大阪の領事館で扱っているビザはシングルビザ(観光ビザ)のみなので注意しよう。


銀杏並木の御堂筋通り

[北欧とアフリカを巡る年末年始の冒険旅行記:準備編17] タンザニアのビザ取得は移動が面倒くさい(汗)

ちゃんとビザ申請を終えてビルの外に出てきた私達。朝は結構ギリギリに起きたので、まだ何も食べておらず、非常に腹が減った。。。

モリオ:「腹、減った。」
ミヅキ:「ほんまやね。」
モリオ:「何が食いたい?」
ミヅキ:「この辺り何があるか分からんし、、、聞かれても分からん。」
モリオ:「ほんならラーメンとか?」
ミヅキ:「それは嫌!」
モリオ:「、、、やし、何が食いたいんやって聞いてんねんw」
ミヅキ:「でも分からんのやもん。」
モリオ:「分かった、、、。適当に歩いて探すか。」

ほんま、ミヅキは好みがうるさいくせに「何がいい?」と聞くと「分からん」という。困ったもんだw


困ったときのカレー屋さん

[北欧とアフリカを巡る年末年始の冒険旅行記:準備編17] タンザニアのビザ取得は移動が面倒くさい(汗)

駐車場へ向かって歩いている道中、一件のカレーハウス「船場カリー」というお店を見つける。ミヅキにお店を指差すと、うんうんと頷く。どうやら困ったときはカレーが正解のようだw この船場カリーというお店は、後で知ったが大阪市内を展開するカレーチェーンで、近くには何件も店舗がある人気のお店のようだ。どんなところが人気なんだろうなぁ、、、。早速入ってみよう。


真っ黒カレー

[北欧とアフリカを巡る年末年始の冒険旅行記:準備編17] タンザニアのビザ取得は移動が面倒くさい(汗)

メニューを見てビックリしたのが、なんとここのカレー、イカスミがブレンドしてある黒色の個性派カレーなのだ。辛さは選べるのだが、初めて訪れるお店なので、とりあえず無難に1辛をチョイス。ミヅキは辛さ控えめのものをチョイスした。

そうして出てきたカレーがこちら、、、、これはミヅキが注文した野菜カレー。ほんと黒いカレーだ。見た目は、はっきり言って悪いw 恐る恐るこの真っ黒なカレーを一口、口に入れてみると、、、あれ?見た目と裏腹にコクがあって美味しくないか?しかも1辛でも十分辛い。イカスミも磯臭いのかと思いきやそれほどでもないし。見た目と全然違って美味しいというこのギャップ。大阪らしくていいね♪ なおお値段は一皿1000円弱。ごちそうさまでした。


アフリカに向けた準備

[北欧とアフリカを巡る年末年始の冒険旅行記:準備編17] タンザニアのビザ取得は移動が面倒くさい(汗)

こうして、私達のアフリカに向けた準備が着々と進められていく。宿泊施設の予約は終わってるし、黄熱病の注射も終わってイエローカードもすでに手に入れてるし、これでビザも取得完了(2日後に取りに行かないといけないけどね・汗)。マラリアの予防薬も黄熱病の注射の時に一緒に貰ったし、あと、アフリカのホテルとメールでやり取りして現地でのサファリも幾つか予約したし、、、これでアフリカの準備はほぼ終わりなのかなぁ。後は前半の北欧でのめぼしい観光スポット調査とかすれば、この年末年始旅行の準備もほぼ完了だ。アフリカのサファリって、計画当初はツアー会社を通さずに個人手配するのってハードルが高すぎるかなとも思ったけど、宿泊するホテルがサファリをオプショナルツアーでやってたら、意外と普通に手配できたりもする。やってみるもんだね。