[北欧とアフリカを巡る年末年始の冒険旅行記：準備編7] え？マジ？クリスマスのコペンハーゲンで路頭に迷う(泣)

え？クリスマスのコペンハーゲンってどこも閉まってるの？

関空ーシンガポールーイスタンブールーウィーンーコペンハーゲンという目的地に着くまでに3か国も余分に周る航空券を手に入れ、ルンルンの私たち。クリスマスのコペンハーゲンではチボリ公園に行くことは決定してるけど、その他はまだ何も決めていない。とりあえず、クリスマスの時期にコペンハーゲンではどんな催し物があるのか、どんな見どころがあるのか？？可愛い雑貨屋さんにも行きたいし、おしゃれなカフェにも行ってみたい。デンマークについては何も知らないので、まずは手分けして情報収集をすることにした。

モリオと私（ミヅキ）がお互いネットを検索する事、数分。。。重苦しい空気が漂う、、、。

モリオ「あかん、、、。どこも閉まるって書いてる、、、（汗）」

ミヅキ「うん、、、。こっちも同じ。24日～27日頃までどこも閉まってるって。主要な観光名所も全部閉鎖してるって書いてるよ？」

モリオ「なんか、クリスマス時期、コペンハーゲンはゴーストタウンみたいになるって書いてるんやけど…これ、ヤバない？」

ミヅキ「うん、、、。ヤバイね（汗）。」

モリオ「もしかして、、、まともに開いてるのってチボリ公園だけなんか？」

ミヅキ「いくらクリスマス気分味わいたいからって言っても、3日間毎日チボリ公園に行くのは…ちょっと無しやわ。流石に飽きるやろ？（苦笑）」

モリオ「オレだってせっかくデンマークまで行ってるのに毎日チボリ公園は嫌やわ（笑）。ミヅキの大好きなショッピングもできんな。でも、、、、もう、航空券取ってしまったで？これってヤバくない？」

いや、ヤバいよマジで。相当ヤバイ。せっかくわざわざ北欧まで行く航空券を手に入れたのに「滞在中どこも閉まってました。街中は誰も居ませんでした。どこも閉まっていてしょうがないので毎日チボリ公園に行きました。毎日通ったので、チボリ公園の事は隅々まで把握しています。チボリ公園の事なら何でも聞いてね♪」なんて、悲しすぎるよね。

モリオ「ちょっと嫌な予感がするんやけど、、、飯食うところは開いてるよな？」

ミヅキ「それは、流石に開いてるやろ？だって、私らみたいな観光客だって居るんやし。」

でもモリオが言うように、ちょっと心配になって来た。ホテルに併設されている高級レストランは別にして、普通に食事できる【街の洋食屋さん】みたいな庶民的なお店は営業してるんやろうか？？？

え？レストランも全部閉まっちゃうの？

2人で青ざめながら必死でネット検索をし、クリスマス時期のレストラン事情を調べる。日本語ではなかなか情報が出てこないので英語でも検索する。すると、、、【クリスマス時期のコペンハーゲンはレストランも営業していません】と書いてあるジャマイカ！こんなダジャレでも言わないとやってられないくらいかなりピンチな状況に追い込まれちゃってる私たち。どうしよう？？？

モリオ「シャレにならんな。オレらわざわざコペンハーゲンまで行って路頭に迷うとはｗ」

ミヅキ「仕方ない！ご飯はホテルで食べるって言うのはどう？さすがにホテルのレストランなら開いてるやろ？」

モリオ「そうやな、ホテルで食べるしか無いなぁ。。。って、コペンハーゲンの宿泊代っていくらくらいするんやろうな？、、、ってうぉ！めっちゃ高いで！？朝食無しで素泊まりで2～3万やわ（汗）」

ミヅキ「マジで？朝食っていくらくらいするんやろう？」

朝食の値段がわかれば、夕食の値段も大体想像がつく。

モリオ「朝食は1人2000円～3000円くらいやわ。」

ミヅキ「え”－－－！マジで？高っか！朝食がそれだけ高いんやったら、ディナーは1人5000円～7000円はするよね（汗）」

モリオ「そうやなぁ。朝と昼は兼用にしたとしても、毎日二人分の食費が2万円かぁ。高いなぁ。」

ミヅキ「う～～～ん、何とか安く食事する方法ないかなぁ？」

おやすみの理由はボクシングデー

クリスマスイヴの24日とクリスマスの25日はレストランとかも閉まってしまうというのはまぁ、わかるけど、何で26日も休むのか？その理由は、、、ボクシングデー。

ボクシングデーとはキリスト教に由来した休日なのだ。元々は、貧しい人たちのために教会が寄付を募った【クリスマスプレゼントの箱（box）】を開ける日だったことから"Boxing Day"と呼ばれるようになった。ちなみに、スペルは同じだが、スポーツのボクシングの意味ではない。クリスマス当日も仕事をしなければならなかったバトラーをはじめ、使用人達にクリスマスの翌日、家族と過ごさせるための休日で、この日（12月26日）はお金持ちの家の者たちも使用人に頼らず自分で全ての家事をしなければならないという日なのだ。なので、12月26日は労働階級の人ほど休みになるわけで…。どこもかしこも休みになっちゃうというわけ。

ミヅキ「レストランもお店も全部閉まってしまうのも…そういう事情があるんだったら仕方ないよね。でもまぁ、とりあえず、どうにかしてできるだけ安めで食事にありつけるようにせんとね。1日2万は食費がかかりすぎやわ（汗）。」

モリオ「そうや！スーパーとかコンビニの近所のホテルに泊まるって言うのはどうや？」

ミヅキ「そうか！いくらクリスマス時期は店が閉まると言っても、コペンハーゲンの地元の人の食材は必要やから、スーパーとかコンビニは開いてるやろうってこと？」

モリオ「そうそう。ちょっと調べてみるわ。」

モリオがグーグルマップで街中のスーパーを見つけ出し、そのスーパーの営業時間を調べる。

モリオ「時間短縮の営業かもしれんけど、とりあえず開いてそうやで。」

ミヅキ「マジで？良かったぁ。。。でも、毎日コンビニとかスーパーのごはんっていうのも微妙やから、とりあえず朝食とかはスーパー系で調達して晩御飯はホテルで食べるって感じがベストかもね。」

モリオ「そうやな、そんな感じがええやろな。あとは、どの辺りに泊まるか…やな。」