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翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル京都「京 翠嵐」のはんなり京都ディナー!【口コミ レビュー】
日本料理レストラン「京 翠嵐」でのディナー
京都嵐山の高級ホテル「翠嵐(すいらん)ラグジュアリーコレクションホテル 京都」の中にある、日本料理レストラン「京 翠嵐」でのディナー。その食事内容、京翠嵐のメニュー、そして気になる食事の予算を実食レビュー!
このレストラン「京 翠嵐」は、神戸川崎財閥の創設者である川崎正蔵の別荘として建てられた旧「延命閣」の建物を使用した、日本文化が詰まったレストラン。その歴史的にも重みのある「京 翠嵐」でいただく高級日本料理のディナーは一体どんなものなのか、写真と一緒にお届けしていきたいと思う。
レストラン 京 翠嵐 の中の様子
翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都 レストラン「京 翠嵐」の中の様子。この翠嵐の建物は、神戸川崎財閥の創設者、川崎正蔵が別荘として建てた、嵐山御殿と称された旧「延命閣」の屋敷。
その当時の金砂子を用いた床の間や、川崎家の家紋入り七宝の釘隠などを修復・復元し、そこに組紐をイメージしたシャンデリアや朱色の家具を組み合わせた、歴史とモダンさが融合する邸宅空間が広がっている。
京 翠嵐 / ディナーメニュー
レストラン 京 翠嵐 のディナーメニューも一部抜粋してお届けしたいと思う。純和風の高級ホテル内の日本料理レストランということではあるが、その内容は、純和風ではなく、会席料理とフレンチを融合させた、コンテンポラリーな食事を提供している。メニュー内容は、コース料理だけでなく、アラカルトも用意されており、選択肢は広い。
料金は消費税、サービス料(15%)は別途加算されるので、だいたいメニューの料金の1.3倍ぐらいが支払金額となる。ただし、この翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都では、ホテルレストランはここだけ。あとはカフェバーの「八翠 - はっすい」しかないので、複数日滞在となると、少し外に出て食事をする必要も出てくるだろう。
京都麦酒(クラフトビール)
私がディナーの飲み物でいただいたのは、京都伏見の黄桜で作られているクラフトビール「京都麦酒」アルト。程よい苦味と強いコク。ビールの色を見ても想像できる通り、黒ビールのような味わいの地元クラフトビールだ。
ヒューガルデン・ホワイト
ミヅキがディナーで頼んだドリンクは、ヒューガルデン・ホワイト(Hoegaarden White)。ベルギーの首都 ブリュッセルの東にあるヒューガルデン村を発端とするホワイトビールだ。苦味は少なくコリアンダーやオレンジピールによる風味が効いていて美味しい。
先付け
ビールを飲みながら待っていると、最初にでてきたのがこちらの先付け小皿料理。内容は、赤こんにゃくの味噌田楽、野菜キッシュ、いくらの大根おろし、スモークサーモン。これらはコース料理注文の人だけでなく、アラカルトメニューを注文の人にも用意されている。
コース料理 紫翠 1品目:鮪(まぐろ)、キャビア、コンソメ
コースメニュー「紫翠」の最初の料理は、鮪とキャビアをコンソメで味付けしたカルパッチョのような料理。うずら卵とスポイトに入った醤油の付け添えはお好みで上に添えていただく。新鮮な味わいが非常に美味。
アラカルトメニュー:グリーンサラダ
ミヅキが頼んでおいたアラカルトメニューのグリーンサラダ(2,500円)もやってきた。しっかりとした大きさのあるサラダで、二人でシェアするぐらいでちょうどよい。付け添えにはパルメザンチーズ、オリーブオイル、バルサミコ酢、塩が付いてくるので、自分でお好みに掛けて召し上がれ♪
コース料理 紫翠 2品目:鴨、ほうれん草、カブ
コース料理「紫翠」の2品目は、とろみの付いたお吸い物。具材は、鴨、ほうれん草、カブ。手前の白い液体は豆乳になっており、お好みでお吸い物にかけて召し上がるスタイルだ。お味は柚子の風味もよく効いていて美味しい。
コース料理 紫翠 3品目:本日の御造里
コース料理 紫翠 3品目は本日のお造り。刺身の中には縞鯵(シマアジ)も入っていたが、青魚独特の臭みもなく非常に美味しくいただけた。このお造りは、刺身醤油だけでなく、オリーブオイルとお塩でもいただくことができたが、塩とオイルでいただく刺身は、なんだかカルパッチョのような味わいだ。
コース料理 紫翠 4品目:雲子、大根、唐辛子
コース料理 紫翠の4品目は、雲子と大根、唐辛子を使った茶碗蒸し。雲子とは鱈(たら)の白子(精巣)のことで、雲のように白くモクモクとした形から京都では「雲子(くもこ)」などと呼ばれる。
珍味ということで、どんな味がするのかドキドキだったが、表面に焦げ目を付けて香ばしさがプラスされていてあっさりと美味しい。
コース料理 紫翠 5品目:和牛、抹茶、もろみ
次のメニューは、お品書きには「和牛、抹茶、もろみ」としか書かれていなかったので、一体何が出てくるか想像だにできなかったが、サーブされたのはこの料理。抹茶を混ぜたクレープに、焼かれた牛肉、そしてその上には野菜が盛り付けられた一品だった。
クレープのようにいただく一品
この料理の食べ方は、抹茶のクレープ生地で具材を包み、そのままお口に持っていく、牛肉のクレープ料理だった。この翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都のレストラン「京 翠嵐」は、味だけでなく食事体験を通しても楽しめるコース料理になっているということか。確かに具材を巻き巻きしてると食べるのが楽しくなるね。
アラカルトメニュー:地鶏の東洋風
ミヅキのメインディッシュ、地鶏の東洋風(6,000円)。こんがり揚がった地鶏肉に、蟹や旬野菜のフライが付いた豪快な一品。お酒がすすむ居酒屋風な一品。料理にはすでに上からポン酢のようなソースが掛かっているが、それとは別にカレー風味のチリソースも付いている。このソースがまた美味い。しっかりボリュームのある料理なので、大満足な食べごたえだ。
コース料理 紫翠 6品目:?(おたのしみ)
コース料理 紫翠のお品書きには( ? )としか書かれていなかった6品目がやってきた。これは、京都ならではの生湯葉を使った一品。ソースは梅、マンゴー、山わさび、塩(だったかな?ウル覚え)が付いていて、彩りも美しい上品な一皿だ。お味はあっさり京料理らしい味わい。
コース料理 紫翠 7品目:真魚鰹(まながつお)、塩、シャンパン
続いての料理は、真魚鰹を塩焼きしたもので、シャンパンで作られたソースでいただく一品。お魚のソテーの下には、山芋を揚げたものが置かれている。
この料理は京料理とフランス料理の食文化が融合したような創作料理。見た目は非常に純和風の料理であるが、一口食べてみると、フレンチの上品な味わいが広がる。
コース料理 紫翠 8品目:鱧、海老、烏賊、龍の瞳
いよいよコースメニューも終わりに近づく頃。8品目のご飯物で出てきたのは、こちらの豪華な具材(はも、海老、烏賊)がのった炊き込みご飯。お隣のお味噌汁のような出汁は、ウニ入り出汁で、豪快にご飯の上に注いでいただく料理となっている。ご飯は龍の瞳が使われていて大粒でしっかりとした食べごたえ。ごはんの量も少なめになっており、お腹いっぱいであってもしっかりと味わえる。考えつくされたメニュー構成なんだろう。本当に美味しくいただけた。
食事が終わりデザートタイムへ
コースメニューの食事も終わり、ここからは2品デザートが続く。私達のテーブルにはお口直しに日本茶が用意され、ほっと一息。
京 翠嵐のデザートタイム!
いよいよディナーもクライマックス。食後のデザートタイムだ!
バニラアイスクリーム
ミヅキは、食後のデザートには単品のバニラアイスクリーム(1,000円)をチョイス。バニラが濃厚で、量も少なめなので、お腹が満足した後の食後のデザートにはピッタリだ。
コース料理 紫翠 9品目:和三盆焦がしプリン、シェリー酒
私の前には、コース料理 紫翠 9品目「和三盆焦がしプリン、シェリー酒」がやってきた。これは和三盆とシェリー酒で作ったゼリーにココナッツミルクがかかった一品。和の味わいなんだけど、どこかアジアを感じさせるフレーバーがプラスされている。ここにお好みでさらに黒蜜を掛けて召し上がれ。
コース料理 紫翠 10品目:フルーツ
そしてコース料理 紫翠の〆の一皿はこちら「代白柿」。代白柿(だいしろ柿)とは、奈良県西吉野特産の江戸柿(釣鐘型の渋柿)を室(むろ)という部屋でガスを使って渋みを抜いた京都独特の柿。果肉の部分がゼリー状になっており、口の中でとろけるような甘い食感が激ウマな柿だ。ごちそうさまでした!
レストラン「京 翠嵐」でのディナー料金の予算は?
京 翠嵐でのディナーはいかがだっただろうか。料理は純和風ではなく、どこかフレンチのエッセンスを盛り込んだ会席料理となっていて、味だけでなく見た目、食べるプロセスも楽しむ食事内容となっていた。
今回私達は、私がコースディナー、ミヅキがアラカルトメニューを控えめに注文してみたが、それでもやはり飲み物代を入れると一人あたり1.5万円ほどは掛かってくる。なので、この京 翠嵐でディナーの食事をいただく場合は、予算はだいたい1人2万円前後を見越してやるといい感じではないかと思う。それでは、翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都のレストランで、美味しい京都旅行の思い出を!
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