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【嵐山の高級ホテル】翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都 スイートルーム 玉兎 宿泊記
翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都のスイートルーム「玉兎」
京都・嵐山にあるマリオットグループのホテル「翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都 - Suiran - a Luxury Collection Hotel - Kyoto」の露天風呂(嵐山温泉)付きのガーデンテラススイートルーム「玉兎」に泊まることが出来たので、そのスイートルームのお部屋を隅々まで実体験レポート!
今回の宿泊は、1泊のみのマリオット・ボンボイ / ボンヴォイ・ポイントでの無料特典宿泊だったので予約時は一番スタンダードなお部屋「翠月(すいげつ) モデレートツイン」を予約していたのだが、チェックインしてみると・・・なんと!お庭&天然温泉の露天風呂付きのガーデンテラススイートルーム「玉兎(ぎょくと)」に超絶お部屋アップグレードされていたのだ!まさかラグジュアリーホテルのスイートルームに泊まれるなんて!夢のようだ。ありがとうございます!
というわけで、今回はその超豪華な翠嵐のスイートルーム「玉兎」を隅々まで実体験レポートしていきたいと思う。このホテル「翠嵐」は1泊の必要ポイントは85,000ポイント~となっているが、私達はカテゴリーが上がる前に予約していたので、必要ポイントは60,000ポイントと超お得な条件で泊まることが出来た。無料のポイント宿泊なのにとんでもないお部屋アップグレード特典を頂けるとは・・・本当に感激だ。それでは、その気になる翠嵐のスイートルームを、実際に見ていきたいと思う♪
翠嵐のスイートルーム「玉兎」の入り口
まずこちらが翠嵐のガーデンテラススイートルーム「玉兎」の玄関。扉は純和風の趣になっている。玄関下に置かれているのは、無料で朝届けられる新聞。2つの種類の朝刊(京都新聞と日経新聞)が中には入っていた。
玄関を開けるとカードキー開閉の扉
その純和風の玄関の扉を開けると現れたのが、この大きな木製扉。ここがお部屋のカードキー開閉となる扉となっている。
お部屋のカードキー
そしてこちらが、お部屋のカードキー。MARRIOTT BONVOY - マリオット・ボンボイ(ボンヴォイ)のマークもカードケースに付いており、カードキーには「LUXURY COLLECTION」の文字。
お部屋入ってすぐの玄関
カードキーで扉を開けると、向かって右にはリビングルーム、左にはベッドルーム、そして手前右手にはバスルーム、手前左手には1つ目のトイレが用意されている。部屋の大きさは71㎡(庭園は別)で宿泊定員数は2名までとなっているため、3人以上の家族での宿泊は出来ない。
翠嵐・和室のリビングルーム
それではお部屋を細かく見ていきたい。まずはこちらが翠嵐スイートルーム「玉兎」のリビングルーム。正方形の畳が敷き詰められた、純和風のリビングルームで、中央には「野点」に使われてきた立礼用の卓をオマージュした黒いテーブルが置かれ、その周りには4つの座椅子が並べられている。この低い目線の住居空間というのは、日本ならではの心落ち着く空間だ。
テーブル上にはウェルカムフルーツとお菓子
私達が部屋に入ると、テーブルの上にはウェルカムフルーツと、ホテル「翠嵐」の支配人さんのサイン入りウェルカムメッセージが置かれていた。上級会員へのおもてなしは、さすがマリオットの最高級ブランド「ラグジュアリーコレクション」だ。置かれているフルーツは、リンゴやデコポン(不知火 / しらぬい)、キウイなど。フルーツはどれも甘くて非常に美味しかった。
丸い和紙のケースに入っているのは、京土産に人気の【京西陣 菓匠 宗禅】さんの可愛い和柄缶入りの京のあられ?おせんべい「京 からん 桜」。桜の形をしたあられが春らしくとても可愛らしい。
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重箱の中にTVリモコンなど
またテーブル上にはTVリモコンなどが入っている重箱が置かれている。こういった細部まで、ちゃんと純和風なもので揃えているのも雰囲気があって良い。
壁には大きな液晶TV
壁には大きな液晶TV。今回翠嵐に泊まったのは2019年3月31日~4月1日。ちょうど平成の次の新元号「令和 / れいわ」が発表された時で、私達もここで新元号の発表をテレビで見ていたが、いやぁ、なんだか記念に残るひとときだったなぁ。
リビングのふすま(襖)
リビングの奥には、金を基調とした絵が書かれた襖(ふすま)。この襖絵は京都の若手アーティスト・品川 亮氏のオリジナルのアート。この襖絵があるだけで、部屋の雰囲気が一気に豪華になる。
ふすまを開けると寝室 / ベッドルーム
その襖を開けると、奥の寝室 / ベッドルームが現れる。
障子を開けると大きなガラス窓
リビングルームの障子を開けると、大きな窓ガラスが現れ、そこからは外の嵐山の風景を眺めることもできる。ただし、このガラス窓は危険防止のため開けることは出来ない。
リビングルームのアメニティ
リビングルームに置かれているアメニティ類も見ていこう。リビングルームの奥には、鉄瓶の急須やコーヒーメーカーなどが置かれた、和風のチェストが置かれており、その上にはポーションタイプのコーヒーメーカーや、無料のミネラルウォーターなどが置かれている。
チェストの中にはミニバーなど
チェストを開けると、ミニバーや電気ポット、マグカップなどが置かれている。ミニバーは有料で、ビールで550円程度と、ホテルのミニバーとしてはそれほど高くはない。またミニバーは多少余裕があるので、持参した飲み物や、上に置いてあるミネラルウォーターを数本冷やしたりすることはできそうだ。
引き出しの中
チェストには引き出しも付いており、そこを引き出すと、ワイングラスやスピリッツ、スナック、コーヒーなどが揃えられている。右手前のコーヒー類は無料。置かれているコーヒーは、京都を代表する【小川珈琲】のコーヒーや、京都に本店を構える、日本茶の専門店【一保堂茶舗】のお茶などが用意されている。
チェスト横の棚には書物
チェスト横の電話が置かれている棚には、こんな感じで洋書なども置かれている。これはラグジュアリーコレクションと提携している書籍で【GLOBAL ARTISANS】という本。1冊50ドルくらいのものだ。中は世界各地の職人の技や芸術性などを探求している。色んなシリーズが有り、ペラペラと見ているだけで楽しい。
翠嵐 ガーデンテラススイートルームのお庭
続いて、この翠嵐 ガーデンテラススイートルーム「玉兎」の自慢のお庭を見ていこう。お庭側の障子を開くと大きなガラス戸が付いているが、こちらのガラス戸はスライドして開けることができる。
プライベートな日本庭園
こちらがガーデンテラススイートルーム「玉兎」のプライベートな日本庭園。お庭には砂利が敷き詰められ、中央には灯籠、要所要所には竹や紅葉などが植えられ、雰囲気たっぷりの和の空間が広がっている。お庭を散歩できる下駄も揃えられており、こんなに素晴らしいお庭を独り占めできるというのは、最高に贅沢だ。
お庭の広さ
お庭の広さも宿泊する2人にとって十分すぎる大きさ。その大きさはなんと90㎡を超える。(何気に部屋面積よりも広い・汗)宿泊した今回は桜の季節だったせいか、手前の木はまだ葉を付けていなかったが、秋頃になると、このお庭でも紅葉を楽しめそうな感じだ。
夜のガーデンテラス
翠嵐 ガーデンテラススイートルームの夜の風景がこちら。真ん中の灯籠や壁際にはライトが付いていて、こんな感じでムードたっぷりの夜のお庭が楽しめる。
軒下は雨に濡れない
また、このガーデンテラスの軒下は、屋根がかなり大きく出っ張っている構造なので、雨が降る中、軒下で寛いでいても雨に濡れる心配は少ない。ここ京都では雨が降る日も多いが、そんな中でも風情溢れるお庭を楽しめる工夫が、このガーデンテラススイートルームには施されている。
翠嵐 スイートルームの寝室 / ベッドルーム
お庭を見た後は、翠嵐 スイートルームの寝室 / ベッドルームを見ていこう。ベッドタイプはダブルベッド×2。雰囲気的には布団とベッドを足して2で割ったような、そんな雰囲気のベッドルームになっている。ベッドルームの側面の壁は全面ガラス張りとなっていて、全自動のブラインダーが備わっている。窓は10cm程度、換気目的で開けることは出来るが、危ないので外に出ることは出来ない。
ベッド間のサイドテーブル
ベッドとベッドの間には、目覚まし時計や電話、メモ用紙、お部屋の照明パネルが付いたサイドテーブルが置かれている。コンセントも2口あるので、スマホの充電などもOK。
ベッドルームの壁にもテレビ
ベッドルームの壁にもテレビが付いている。リビングルームのTVとは独立しているので、部屋ごとに違うチャンネルを楽しむことも可能。TV番組は日本の民放に加え、CNNなどのケーブルテレビ放送も楽しめる。
夜にはターンダウンサービス
また、夜になるとベッドメイキングのターンダウンサービスも行われ、その際に、ベッドの上にはちょっとした京都のお菓子と、次の日のルームサービスの朝食オーダー用メニューも添えられている。ルームサービスでの朝食は有料で、注文したい場合はメニュー用紙に書いて、夜に玄関のドアノブの所に掛けておけばOK。和食 or 洋食は4,000円、コンチネンタルブレックファストは2,800円(それぞれサービス料15%+税金は別)となっている。
ちなみに、この日置かれていたお菓子は京都の有名な和菓子屋【老松】さんの「渡月橋」。サックリしたサブレに挟まれたクリームが絶妙でとっても美味しくいただいた。
【老松】さんはこちら
ベッドルーム奥にクローゼット
ベッドルームの奥には、自動照明のクローゼットが付いている。中にはハンガーやバスローブ、カバン置きが置かれている。
大きめのセキュリティボックス
クローゼットの棚には、ナンバーロック式のセキュリティボックスも完備。
下棚には浴衣
下の棚には浴衣も用意されており、夜のベッドメイキング(ターンダウン)の際には、ベッドの上に置いて用意してくれる。そして浴衣の上に羽織る「茶羽織」も準備されている。
色んな用途に使える紙袋
また、クローゼットの中には、The luxury Collectionの紙袋も掛けられている。
トイレはもちろんウォッシュレット
玄関入ってすぐの場所にある1つ目のトイレがこちら。日本の高級ホテルなので便座はもちろんウォッシュレット式。
バスルームへ
ではバスルームも見ていこう。バスルームのインテリアはモダンな洋式スタイルであるが、洗面器は陶器製で和風なアクセントになっている。
洗面台は2つ
洗面台は2つ用意されている。洗面器の前は大きな鏡。手前には、化粧の際に重宝する拡大鏡も置かれている。
翠嵐のオリジナル石鹸
洗面台の中央には歯磨き用の陶器のコップと、木椀に置かれた翠嵐オリジナルの石鹸が置かれている。石けんは「柚子ひのきの香り」。
この【翠嵐の石けん】は、オーガニック原料を使って京都の職人が手作りした石けんで、香りは柚子栽培発祥の地・水尾の柚子と京都産・檜の天然精油で調香されている。しっとりとした洗い心地と、気品ある優しい香りは京都ならでは。お土産にレセプションで購入することも可能。¥2,700(4個入)
もちろんドライヤーも付いている
もちろんパワフルなドライヤーもバスルームには用意されている。
翠嵐のバスアメニティは「BYREDO - バイレード」
翠嵐のバスアメニティには「BYREDO」が用意されている。このBYREDOとは、スウェーデン出身のBen Gorhamが設立したブランドで、このボトルの裏には「The Luxury Collection」のロゴも入っているので、ラグジュアリーコレクション用のオリジナルアメニティなのだろう。
なお、このBYREDO - バイレードは、日本で買うとボディウォッシュ225mlで6,000円を超えてくるぐらいの価格帯。また、バスアメニティの前には、京都らしい手鏡も置かれている。
その他のバスアメニティ
その他のバスアメニティ類は、洗面台中央に置かれた塗り箱の中に入っている。歯磨きセット、ひげそり+シェービングフォーム、髪留め、シャワーキャップ、爪ヤスリ、ボディローション、簡易裁縫セット、耳かき付き綿棒、コーム、コットンパフ、フェイスソープ、絆創膏・・・と、必要なものはすべて揃っている。
洗面台の下にはタオルがたくさん
また洗面台の下には各種タオルがたくさん。これは私達が翠嵐を予約した際に「予備のタオル」をオーダーしていたので、ちゃんと多めにタオル類をセットしてくれていたようだ。
タオルウォーマー
バスルームの壁にはタオルウォーマーも付いている。
バスルームにもトイレ
バスルームにもウォッシュレットのトイレが付いている。そう、この翠嵐のガーデンテラススイートルーム「玉兎」にはトイレが2つ付いているのだ。
シャワールーム
バスルームのパウダールームの奥にはガラス張りのシャワールーム。シャワーヘッドは手式と天井からのレインシャワーヘッドも付いている。水圧は非常に強いので、気持ちよく体を洗うことができる。さすが日本のホテルだ。
シャワールームにもアメニティ
シャワールームにもバスアメニティがストックされており、体を洗うスポンジも置かれている。ゴシゴシ体を洗いたい日本人には嬉しいアイテムだ。
翠嵐「玉兎」の温泉露天風呂
シャワールームの更に奥には、このガーデンテラススイートルームのハイライトである温泉露天風呂が用意されている♪ この温泉露天風呂は、毎日、嵐山温泉から組み上げた湯を運び、沸かして提供されている露天風呂で、常に41℃に設定されており、いつでも温泉露天風呂を楽しむことができる。
なお、このお風呂で使われている「嵐山温泉」の湯は、2004年に開湯された温泉で、アルカリ性で滑らかな泉質が特徴。神経痛や関節痛、慢性消化器病、疲労回復などに効果があるといわれている。
「この温泉に入ったらお肌がツルンツルンになる!」と、ミヅキは何度も何度も入っていた。
日本庭園を眺めながらの露天風呂は最高!
この露天風呂は、もちろん、戸を開けると、お部屋の日本庭園を眺めながらお風呂を楽しめるように設計されている。
夜の温泉露天風呂
これは私が、夜のシャンパンディライトでお酒を飲みまくった後に、いい気分で温泉露天風呂に入っているところ。薄明かりに照らされた雰囲気たっぷりのプライベートガーデンテラスを眺めながらの温泉って・・・最高だなぁ・・・。
朝の温泉露天風呂
こちらは酔から復活して入った、朝の温泉露天風呂からのお庭の風景。こんなシチュエーションで、好きな時に露天風呂に入れるって、この翠嵐のガーデンテラススイートルームは、本当にスペシャルなお部屋だと思う。
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