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【翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都】クラブラウンジはある?シャンパンディライト【口コミ レビュー】
シャンパンディライト - 翠嵐
京都・嵐山に静かに佇む『翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都』。マリオット系列のラグジュアリーコレクションに入っている高級ホテルだ。マリオットホテルグループはプラチナ以上の上級会員はクラブラウンジに無料入室できるため(リッツカールトンホテルなど一部有料のホテルも有り)宿泊を検討しているホテルにラウンジがあるかどうかは気になるポイントだ。
『翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都』にラウンジはあるのか?
ズバリ!答えは『無し』。
だがしかし、『翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都』には宿泊者限定で毎日「シャンパンディライト」というスペシャルなイベントが開催されている。実際何度か体験したけれど、これは普通のクラブラウンジに入るよりもスペシャルでサイコ~だった(嬉)。
そんな『翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都』の「シャンパンディライト」を実体験レポート!このシャンパンディライトとは、翠嵐のカフェ的な施設である『茶房「八翠」』にて、毎日夕方17時〜19時に催されるサービスタイムで、宿泊者であれば誰でも参加できるひととき。
その「シャンパンディライト」の名前の通り、その時間帯にはシャンパンをはじめ、お酒類やノンアルコール飲料が無料で振る舞われるスペシャルタイムとなっている。先にも話したが実はこの翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都には、エグゼクティブラウンジが用意されていない。そのため、このシャンパンディライトが、そのラウンジの代わりのような役目を果たしているといってもいいだろう。
ラグジュアリーコレクションホテルだけあって、「シャンパンディライト」への参加資格は「宿泊者全員」と太っ腹。果たしてそのシャンパンディライトというのはどんな時間帯なのか、飲みすぎてしっかり酔っ払ってきた私が(汗)その状況を実体験レポートしたいと思う。
翠嵐のシャンパンディライトの時間
翠嵐(すいらん)の茶房「八翠」で行われるシャンパンディライトの時間帯は、京都・嵐山の景色がだんだんと夜に様変わりしていく夕方17時〜19時の時間帯。
八翠の窓の向こうには、保津川(桂川)、そしてその向こうには嵐山が眺められる絶好のロケーションなので、この段々と暗くなってゆく趣のある嵐山の景色を愛でながら、美味しいお酒を無料で楽しむことができる、というとんでもなく贅沢なシチュエーションで開催される『シャンパンデライト』はここ翠嵐(すいらん)の目玉の一つにもなっている。
シャンパンタイム:モリオが酔いつぶれるまで編の始まり・・・
八翠に入ると空いている席のどこでも座ることができるため、私達は保津川の景色がよく見える窓際の席に座る。このシャンパンディライトは無料ではあるが、席に座るとちゃんとスタッフの人がオーダーを聞きに来てくれる。普通にレストランバーにやってきたかのような、そんな気分だ。
さて、まず最初の一杯はもちろんシャンパンをオーダーする。この翠嵐でのシャンパンタイムに提供されているのは、あの有名な「ヴーヴ・クリコ / ブーブ・クリコ」。
このヴーヴ・クリコというのはクリコ未亡人という意味合いのフランス語。このシャンパンは、早くに無くなった夫の意思を受け継いだクリコ婦人によって、世界的に有名なシャンパンブランドにまで築き上げた、類まれなエピソードを持つブランドでもある・・・っとそんなお酒のバックグラウンドについてはこの辺にして、この美味しいシャンパンをいただくことにしよう♪
シャンパングラスは、ヴーヴ・クリコのロゴが入った可愛らしいもので、下に置かれたコースターは京都らしい着物の生地で作られた純和風なもの。これは日本人だけでなく、外国からの旅行者も非常に喜ぶシチュエーションだ。
シャンパンの種類は時期により異なる
追記となるが、この翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都のシャンパンディライトで提供されるシャンパンの種類は、上の春の時期に訪れた際は「ヴーヴ・クリコ」だったが、次に秋の紅葉シーズンに訪れた際は「シャンパーニュ テタンジェ(TAITTINGER)」が用意されていた。
どうやら時期によって、振る舞われているシャンパンの種類は異なるようなので、どのシャンパンが置かれているのかは実際に翠嵐に宿泊する際の楽しみにしてほしい。
おつまみも純和風
シャンパンと一緒に用意されたのが、こちらのお酒のおつまみ(肴)。グリーン色のものは、抹茶のチョコレートが掛かったおかき、黒いものは豆にザラメが掛かったもの、そして卵焼きのように見えるのは、塩味の玉子ケーキ、まさに卵焼きのような一品。
モリオ:「この玉子ケーキ美味しいけど、ボリュームあるから食べ過ぎたら夕飯食べられなくなるし・・ちょっとセーブしながら食べんとね。」
ミヅキ:「うんうん♪」
そう、私達は今夜のディナーには、ここのメインレストランである「京 翠嵐」でのコースディナーを予約しているのだ。せっかくのスペシャルディナーがお腹いっぱいで食べられないのはもったいないので、ここは控えめにおつまみを頂く。しかし・・・本当にセーブしなくてはいけなかったのは、おつまみでは無かったことに、私はこのあとしばらくして気がつくことになる・・・。
お代わりがどんどんやってくる
さて、このシャンパンディライトの時間帯は、飲めば飲むほど、食べれば食べるほど、どんどんお代わりがやってくる(驚)。
普通のホテルではお酒が無くなると、ゲストが自らスタッフにお代わりをオーダーするかもしくは自分でまた取りに行って…というような感じになるのだが、ラグジュアリーコレクションホテルの翠嵐をなめてはいけない。
お酒がなくなると、すぐにスタッフの人が「お代わりいかがですか?」と、グラスに注いでくれる。奥では次々と高級シャンパンのヴーヴ・クリコのボトルが「ポン!ポンっ!」と開けられ、ワインストッカーに差し込まれる。おつまみも、無くなる前に代わりが用意される。
モリオ:「これがラグジュアリーコレクション翠嵐のシャンパンディライトかぁ・・」
ミヅキ:「すごいね〜!」
ホテルの気持ちいいぐらいの気前の良さに、ついついお酒は進んでしまう。普段、ワインボトルなんて1日2人で半分ぐらいしか空けられない私達なんだが、、、多分、この時は短時間で余裕でボトル1本は空けたと思う(苦笑)。
八翠は外にテラス席も用意されている
さて、少し風に当たりに外の縁側へと出る。この翠嵐の茶房「八翠」は、外の縁側にも座席が用意されていて、より間近に保津川や嵐山を楽しめるようになっている。しかし、桜のシーズンの京都嵐山の夕方は肌寒く、外で楽しむには上着がまだ必要なぐらいだなぁ。なお、外の座席にはちゃんとひざ掛けのブランケットも用意され、テーブルの上にはアルコールランプの灯りも。風情があるなぁ。。これが無料だなんて、、、。
京都産の日本酒
さて、再び席に戻った私は、ふとカウンターに置かれているお酒に目が留まる。
ミヅキ:「そういえば、微発泡の日本酒も飲めるんだって。」
モリオ:「ほぉ・・・微発泡の日本酒か。美味しそうやな。飲む?」
ミヅキ:「そうだね、いただこう!せっかくだし♪」
・・・というわけで、さんざん「シャンパン」を飲んでいるにもかかわらず、私達はその微発泡の日本酒を1杯だけオーダーすることにした。
このシャンパンディライトで提供されている、その微発泡の日本酒は、この嵐山の上流(亀岡)にある丹山酒造さんという酒蔵で作られている「淡麗純米微発泡酒 JAPON(ジャポン)」という日本酒。それを、同じく京都の伏見区にあるキンシ正宗の柚子のリキュール酒とを合わせて提供している。言ってみれば、京都のお酒だけで作った日本酒カクテル、といったところか。いやぁ、この京都の地酒にこだわっているところも、この翠嵐の粋なところが伺える。
発泡酒の日本酒カクテル
こちらが、その淡麗微発泡の日本酒と、柚子のお酒を組み合わせたカクテルだ。見た目はちょっと濁りのある日本酒のような、そんな雰囲気であるが一口飲んでみると・・・なんだこれ、ジュースみたいにむちゃくちゃ飲みやすいぞ♪そして美味い!!
翠嵐 シャンパンディライトの日本酒について
さて、この翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都のシャンパンディライトで置かれている日本酒も、シャンパン同様、その時の時期により内容が異なる。最初に訪れたシャンパンディライト(春の時期)には発泡酒がおかれていたが、次に訪れた際はその発泡酒の日本酒はなくなり、写真のにごり酒が置かれていたりした。
秋の翠嵐 シャンパンディライトで用意されていた日本酒メニューは以下の通り。
上のリストはあくまで参考程度に、どんな日本酒がいただけるのかはその時によって違ってくるので、ぜひ実際に翠嵐に宿泊して体験してほしいと思う。
私も作ってもらおう!
あまりにも飲みやすいので、私も思わず1杯この日本酒カクテルをオーダーすることに。そして、このシャンパンと日本酒とのちゃんぽんが・・・このあとのモリオの泥酔に発展することに・・・。
ミヅキもグビグビ飲む
ミヅキも、飲んでいたヴーヴ・クリコを飲み干した後に、この日本酒カクテルをグビグビ行く。シャンパンを飲み終わった時にスタッフの人が「シャンパンのお代わりはいかがですか?」と聞いてきてくれたが、さすがに「いえ、日本酒だけでいいです♪」と断る。
酔っぱらいモリオの完成(苦笑)
そうして思う存分、シャンパンと日本酒を飲んだ私達。もうしっかり酔っ払っている(苦笑)。私達の後ろの席には、1時間ほど遅れて、欧米系の老夫婦もやってきてシャンパンを楽しんでいる。
そういや、このシャンパンディライトにやってきていたのは、殆どは外国からのゲストだったなぁ。スタッフの話によると、春は欧米やアジアからのゲストが多く、秋の紅葉シーズンが日本人ゲストが多いのだとか。確かに、嵐山は紅葉が一番人気だもんなぁ。
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