翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都への行き方
「翠嵐 - Suiran - a Luxury Collection Hotel - Kyoto」の場所は、嵐山の保津川(桂川)のほとり。賑やかな嵐山の中心エリアからは少しだけ離れた場所にあり、保津川(桂川)を挟んで反対側には、京都の四季を彩る嵐山が間近に見えるまさに絶景だ。
翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都への行き方(電車)
- 京福電鉄嵐山線「嵐山駅」下車徒歩6分
- JR「嵯峨嵐山駅」下車徒歩15分
- 阪急電車「嵐山駅」下車徒歩15分
- 「京都駅」八条口からタクシーで35分
各電車の駅から翠嵐へのアクセス方法としては、嵐山各駅(嵯峨嵐山駅、京福電鉄嵐山線 / 嵐電・嵐山駅)からは片道分の無料の人力車での送迎サービス、JR京都駅からは片道タクシー無料送迎サービスが利用可能となっている。
無料の送迎サービスは、人力車もしくはタクシーどちらか一方のみ。また、往路か復路かどちらか一方のみ選択できる。滞在が近付くとホテルから送迎案内が記されたEメールが届くので(届かない場合は直接ホテルに連絡をしよう)、無料送迎希望の場合は宿泊3日前までには手配をしておこう。
人力車での送迎 / 京都 嵐山観光
翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都では、宿泊するゲストに、人力車の送迎サービスを行っている。料金は無料で宿泊料金に含まれている(ポイント宿泊でも利用可能)。人力車は京都・嵐山で20年以上、人力車サービスを行っている「えびす屋」さんだ。
この翠嵐の人力車サービスは、嵐山の各駅から翠嵐までの送迎(片道)で利用できる他、レンタカーなど、車で来たゲストや送迎を申し込まなかったゲストは12分間の京都・人力車観光(観光エリアは翠嵐周辺)が利用可能となっている。
※繁忙期は人力車に空きがなく12分観光ができない場合もあるのでホテルに要確認。
翠嵐の駐車場
また、翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都 の門前には翠嵐専用の駐車場も用意されている。利用は1日2,200円と、高級ホテルとしてはリーズナブル。
翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都の駐車場
宿泊の場合…1泊¥2,200/台
レストランやカフェ利用の場合…1時間あたり¥1,100/台
京都観光をしつつドライブを楽しみながら、翠嵐までやってくるのもおすすめだ。なお、駐車場は限りがあるので、もしも駐車場を利用したい場合は、事前に電話予約しておくと安心だろう。
翠嵐 - 春 / 桜シーズン
翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都に訪れる理由の一つに、京都嵐山の四季折々の素晴らしい風景を観光する目的がある。京都嵐山に観光客が特にたくさん訪れるのは、春の桜のシーズンと、秋の紅葉シーズンだ。
京都の春の桜の時期は、年によってばらつきがあるが、だいたい3月の最終週ごろが桜の満開になることが多い。
この写真の風景は、翠嵐で3月下旬ごろに撮影したものだが、桜の開花状況は五分咲き~七分咲き程度。あと数日すれば、満開になりそうだ。
なお、この桜のシーズンの京都・嵐山はまだまだ寒いので、翠嵐に宿泊する際は暖かい服装で訪れよう。
翠嵐 - 秋 / 紅葉シーズン
秋の嵐山は、一年の中でも一番人気の超ピークシーズンだ。京都・嵐山の秋の紅葉シーズンの時期の目安は、こちらも年によってばらつきはあるが、だいたい11月末~12月初旬頃が見頃なことが多い。
写真は11月20日頃の翠嵐の中庭のものだが、もみじの紅葉はあと一息。緑から赤への紅葉のグラデーションも美しいけれど、もっと鮮やかな紅葉を眺めるには、あと1週間ほど後になりそうだ。
寒くなる時期が年々遅れている傾向があって、京都の紅葉の時期もそれに合わせて少しずつずれているようにも感じる。
なお、翠嵐を訪れようと計画する際、春の桜と秋の紅葉のどちらにしようか悩むことも多いと思う。一番美しい嵐山の風景を眺めたい場合は、紅葉シーズンがおすすめだが、その分宿泊料金も高くなってしまう。
また、翠嵐のゲストは春は外国人観光客、秋は日本人観光客の比率が多くなるので、時期を考える際の参考に。
翠嵐 日本庭園
では、翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都の敷地内を見ていこう。エントランスの門をくぐると、目の前には、落ち着いた純和風の日本庭園が現れる。
茶寮 八翠(はっすい)
日本庭園の中に佇む藁葺き屋根の建物があるが、これは「茶寮 八翠 - はっすい」。
築100年を超える歴史的建造物 旧「八賞軒」の歴史を今に継承する建物で、歴史上の多くの貴人が愛した保津川や、四季によって変化する嵐山の景色をテラスから望める人気の茶寮(カフェ)となっている。
日本料理レストラン「京 翠嵐」前の中庭
入り口の日本庭園をもう少し奥に進むと、松の木や紅葉(もみじ)などが植えられた、情緒豊かな中庭が現れる。
写真奥の建物は、翠嵐のメインレストラン「京 翠嵐」だ。11月20日頃以降になるとこの中庭で京都・嵐山の素晴らしい紅葉を楽しむことができる。
春の中庭
せっかくなので、この京 翠嵐 前の中庭の春の風景も紹介したいと思う。
春先は紅葉(もみじ)はまだ葉を付けておらず桜の木も無いので、秋に比べるとすこし色彩に欠ける見た目となるが、この少し物悲しい風景も日本庭園らしい侘び寂びが感じられ、とても趣がある。
夜の中庭
レストラン「京 翠嵐」前の中庭は、夜になるとさり気なくライトアップも行われている。昼間とはまた違った表情の日本庭園を楽しむことができるので、翠嵐に滞在したら一度は中庭も訪れてみよう。
保津川のほとりにソファ
また、中庭の外縁エリアには保津川(桂川)を眺めてリラックスできるソファスペースが用意されており、ソファの近くには日よけのパラソルも設置されている。
翠嵐のエントランスへ
翠嵐の日本式のお庭を見たところで、この内門を通って翠嵐のレセプションのあるエントランスロビーへと向かってみよう。
観光客があふれかえる嵐山の中に建っているのに、別世界のような静けさのある翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都の雰囲気は最高だ。
入口付近には傘も置かれている
レセプションの入口付近には宿泊者専用の傘も用意されている。京都は盆地のため天気が悪いことも多いので、こうしてたくさんの傘が用意されているのはとても嬉しいポイント。翠嵐に泊まる際は傘が無くても大丈夫だ。
翠嵐のレセプションエリア
翠嵐のレセプションエリアにやってきた。こちらがホテルのレセプションカウンターとなっている。翠嵐はMarriott Bonvoy ラグジュアリーコレクションブランドのホテルだけあってとても重厚感のある雰囲気だ。
チェックイン&チェックアウトはこの背もたれの高いソファチェアに座ってリラックスして行われる。
レストランの予約なども行える
レセプションのチェックイン時には滞在中のレストランの予約なども行うことができる。
翠嵐には、茶寮「八翠」の他、朝食会場にもなる メインダイニングレストランの「京 翠嵐」、そしてその京翠嵐の店内一角にある鉄板焼 「観山(かんざん)」が用意されている。繁忙期は満席になることもあるので、食事をしたい場合は予約をしておこう。
ウェルカムドリンク
レセプションでのチェックイン時には、おしぼりと季節のお茶が用意される。また、レセプションデスクの上には、京菓子も置かれているので、自由にいただくことができる。
なお、提供されるウェルカムドリンクのお茶は、春は「桜茶」など時期寄って様々。
翠嵐 レセプションの販売コーナー
翠嵐のレセプションには、京都の工芸品などの販売コーナーも設けられている。規模としては小さいが、厳選された京都ならではの高級アイテムが並んでいるので興味がある人は覗いてみよう。
客室のパウダールームに置かれている【オーガニック原料を使って京都の職人が手作りした石けん『翠嵐の石けん』】も販売しているので、お土産などにどうぞ。
ロビースペース
翠嵐のレセプションエリア横にはソファが置かれたロビーエリアも用意されている。翠嵐のレセプションはガラス張りになっているのでとても明るく、外にあるお庭の風景がリラックスした雰囲気を演出してくれる。
宴会場「茜」
レセプションエリア奥には、宴会場「茜(あかね)」(広さ92m2天井高 3.0m)が設置されている。
最大収容人数は98名。パーティーやイベント、披露宴の会場としても使われる絨毯張りの宴会場だ。
翠嵐 客室館へと続く中庭
レセプションエリアから自動のガラス扉を超えて奥へと進むと、客室館エリアへと繋がっていく。ここから先はお部屋のカードキーを持っていないと入ることが出来ない、宿泊者限定のエリアとなっている。
写真は春の桜シーズンのゲストエリアの中庭の風景。お庭には枝垂れ桜も植えられており、春らしい淡いピンク色の花をつけ始めていた。
秋の紅葉シーズンの中庭
翠嵐 ゲストエリアの中庭の秋 / 紅葉シーズンの中庭の風景だ。緑から赤への紅葉の美しいコントラストが見事な風景を描いている。
苔も見事
この翠嵐ゲストエリアの中庭の見どころは、桜やもみじだけではない。地面にびっしりと生えている苔がとても美しく見応えがあるので必見だ。
苔のシーズンはなんと「梅雨」の時期。梅雨というと雨が多くて、旅行に行きたい気分になりにくいが、実は京都では梅雨の時期は苔を見て回るのにはベストシーズンとなっているのだ。
翠嵐の客室 / ゲストルーム
それでは、私達が翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都で実際に宿泊したお部屋も紹介していきたいと思う。
翠嵐 貸し切りの露天風呂施設
翠嵐の客室館、スイートルーム「玉兎」の通路の奥には、プライベートな露天風呂スパ「洛(らく)」と「庵(あん)」があり、宿泊者は1回1組45分4,427円 (+入湯税 1名 ¥150)で利用することができる。完全予約制。露天風呂スパの中には、露天風呂(嵐山温泉)が備わっている。
嵐山温泉は2004年に開湯された温泉で、アルカリ性で滑らかな泉質が特徴。神経痛や関節痛、慢性消化器病、疲労回復などに効果があるといわれている。
翠嵐 フィットネスジム
翠嵐はスモールラグジュアリーなホテルではあるが、客室館の2階奥には、24時間利用可能なフィットネスジムも用意されている。
ジム内のアメニティ
フィットネスジムには、ミネラルウォーターやタオル、新聞。
翠嵐のフィットネスジムは規模こそ小さいが、翠嵐のホテル内では唯一のアクティビティ施設となるので、体を動かしたい時には利用してみよう。
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