ホテル
シェラトン・ワイキキ レアヒ クラブ ラウンジ - Leahi Club Lounge
シェラトンワイキキのクラブラウンジ「レアヒ・クラブ・ラウンジ」
シェラトンワイキキの31階にあり、ワイキキを見下ろせる風景と一緒に優雅なハワイ滞在を感じられるクラブラウンジ「レアヒ・クラブ・ラウンジ」を実体験レポート!
このシェラトン・ワイキキ「レアヒ クラブ ラウンジ」は、スイートルーム、クラブルームに宿泊しているゲスト、および、マリオット・ボンヴォイ / ボンボイ のプラチナエリート会員以上が利用できるクラブラウンジとなっているが、シェラトン・ワイキキに宿泊の際、チェックイン時に1泊当たり税別125ドルを支払うことで、最大 大人2人+子供2人の4人までクラブラウンジの利用権を獲得することができる。
なお、通常の部屋を予約していて、チェックイン時にお部屋のアップグレードで、スイートルーム、クラブルームにアップグレードされた場合であっても、このラウンジ利用権は付いてこないので注意(詳細はシェラトン・ワイキキ本サイトを確認)。
もしも、通常の部屋に滞在で、無料でシェラトン・ワイキキのクラブラウンジを利用したい場合は、マリオット・プラチナチャレンジなどでマリオット・ボンヴォイ・プラチナエリート会員資格を手に入れる必要があるため、少し敷居が高いラウンジではあるが、はたしてこのクラブラウンジ「レアヒクラブラウンジ」はどんな感じになっているのか、食事内容なども含めて詳細をお伝えしていきたいと思う。
シェラトン・ワイキキ「レアヒクラブラウンジ」の営業時間と注意事項
シェラトン・ワイキキの31階、「レアヒクラブラウンジ」の入り口がこちら。「LEAHI - レアヒ」とは、ダイヤモンドヘッドのハワイ名であるが、まさにそのダイヤモンドヘッドを臨むパノラミックな風景と一緒に滞在できるクラブラウンジとなっている。
営業時間は以下の通り。
朝の時間帯は簡単な朝食が、夕方16時から始まるイブニングアペタイザー(カクテルタイム)では、オードブル料理とアルコールを含む飲み物がいただけるスペシャルタイムとなっている。
さて、ここで2019年の夏〜秋頃にシェラトン・ワイキキを訪れる人は注意してほしい事項が一つ。それは、このクラブラウンジは、シェラトン・ワイキキのリノベーション工事のため2019年8月12日~10月28日(予定)の期間、クローズしてしまうとのこと。その代わりに工事期間には、ラウンジの利用ができるゲストには、食事クーポンやホテル内で使えるクレジット(1泊あたり50ドル / 予定)を提供するとのことではあるが、ラウンジ利用を期待している人は注意してほしい。なお、詳しい情報はシェラトン・ワイキキに問い合わせしてみることをおすすめしたい。
クラブラウンジの入り口から中へ
シェラトン・ワイキキ「レアヒ クラブ ラウンジ」の入り口から中へ。この通路を抜けた先がクラブラウンジのフロアとなっており、通路の先にはカウンターが置かれ、部屋番号を伝えてチェックインして中に入るシステムになっている。
ラウンジでの服装については、カジュアルな服装の人もいれば、夜なんかはちょっとおしゃれしている人も居たりと様々。ただ、部屋のスリッパのような足元で訪れるのはマナー的によろしくない(滞在中1度だけ部屋用スリッパを履いてきていた若い女性を見た)ので、最低でもサンダルぐらいは履いてきたほうが良いだろう。
シェラトン・ワイキキ クラブラウンジ内の様子
シェラトン・ワイキキのクラブラウンジの中の様子がこちら。写真では奥が入り口になっており、ゆったりと広いラウンジ内には、ソファやチェアなどが置かれ、ハワイらしい優しい色合いのインテリアでまとめられた空間が広がっている。
中央にはテーブル&チェアのフロアも
ラウンジをぐるっと取り囲む客席はソファ席が多いが、中央の空間は、少し高くなった場所にテーブルとチェアが置かれた客席エリアが備わっている。中央のフロアが少し高い理由は、多分、真ん中のフロアに座っている人でも、ラウンジの外の景色が楽しめるようにするため。この「レアヒクラブラウンジ」では、どの座席からでも自慢の外の景色が楽しめるよう工夫が施されている。
テレビとマガジンコーナー
レアヒクラブラウンジの突き当りには、液晶テレビと新聞や雑誌などが置かれたTV&マガジンコーナー。
奥にはピアノとカウンター席
ラウンジを奥の方へと進んでいくと、ピアノが置かれたエリアが現れ、その奥にはバーカウンターのような、カウンター席も用意されている。
PCデスク
カウンター席の向かい側にはPCとコピー端末が置かれたデスク。ネットを使った調べ物などもここで行うことができる。
会議室とラバトリー
カウンター席のさらに奥側には、予約制の会議室と、半自動の扉が付いたラバトリー(トイレ / 男女別)も用意されている。
クラブラウンジ「レアヒ・クラブ・ラウンジ」からの景色
では、シェラトン・ワイキキ レアヒクラブラウンジ自慢の、ラウンジからの風景も見ておこう。こちらは、クラブラウンジから見たダイヤモンドヘッド側の景色。眼下にはロイヤルハワイアンや、アウトリガー、モアナサーフライダーなど、ビーチフロントの有名ホテルがズラッと並ぶワイキキビーチと、青い海。そしてその向こうにはレアヒ(ダイヤモンドヘッド)を臨む、これぞハワイ!な光景が目の前に飛び込んでくる。
反対側はサンセット シティービュー
ダイヤモンドヘッド側の反対側の窓からはワイキキビーチのサンセットを眺められるシティービュー。日中はダイヤモンドヘッド側のほうが景色は良いが、日が沈むにつれてダイヤモンドヘッド側は日陰になり、こっちのシティビュー側の窓から美しい夕日が眺められる。
金曜日の夜にはシェラトンの花火も鑑賞可能
また、このシェラトン・ワイキキ「レアヒ・クラブ・ラウンジ」のシティビューの窓からは、毎週金曜日の夜(夏期は20時頃)になると、あのヒルトンの花火を見ることもできる。
花火の時間帯はラウンジも大盛り上がり
そのヒルトンの花火の時間帯のレアヒクラブラウンジの様子がこちら。みんな窓際にやってきて、ヒルトンの花火をじっと眺めたり写真を撮ったりしていて、ラウンジ内も大盛り上がり。シェラトン・ワイキキのクラブラウンジに金曜日の夜に訪れることができるなら、ぜひここの窓からハワイ・ワイキキの名物的なヒルトンの花火を眺めてみてほしい。(距離があるからちょっと小さいけどw)
シェラトン・ワイキキ クラブラウンジの朝:コンチネンタルブレックファスト
ラウンジ内の設備などを紹介し終えたところで、いよいよレアヒクラブラウンジの食事や飲み物 / ドリンク、そして各時間ごとのラウンジ内の様子なども見ていきたい。
まずは朝6:00〜10:00の時間帯の「コンチネンタル・ブレックファスト」から。現在、朝の9時頃ではあるが、ラウンジ内には結構な人。下のカイマーケットでの朝食ビュッフェのプランが無く、ラウンジを利用できる人は、だいたいこちらで朝食を済ませることが多い感じだ。
コナコーヒー
中央のビュッフェテーブルには、大きなコナコーヒーのポット。コナコーヒーと聞くだけで、ハワイにやってきた感じがして楽しくなる。
シリアルなど
レアヒ・クラブ・ラウンジでの朝食は「コンチネンタルブレックファスト」タイプの簡単な食事メニューが多く並んでいる。もちろんシリアルなども数種類が用意されている。また奥のドリンクコーナーには、フレッシュジュースも用意されている。
ホットミール
ベーコンやゆで卵など、コンチネンタル・ブレックファストの定番ホットミールも用意されている。
スクランブルエッグとハッシュドポテト
こちらは、スクランブルエッグとハッシュドポテト。
フレッシュサルサなど
また、アメリカらしく、フレッシュサルサやマカロニなんかも置かれている。調味料にはケチャップやタバスコに加え、キッコーマンの醤油も。ハワイらしい。
オートミールやパンコーナー
オートミールやパンのコーナーはこちら。パンはクロワッサンやデニッシュなどのタイプが多い。
シェラトン・ワイキキ クラブラウンジの昼:デイスナック
続いて、シェラトン・ワイキキ クラブラウンジの朝10:00〜夕方16:00までの「デイスナック」の時間帯を見てみよう。この時間帯は、ゲストの多くはビーチやプールで遊んだり、観光やショッピングに出掛けたりしている時間のため、クラブラウンジ内にはあまり人がおらずガランとした雰囲気。
クラブラウンジからの景色はこの時間帯が一番美しい
この時間帯はラウンジ内はあまり人が居ないのだが、ラウンジの窓から眺められる景色は、この時間帯が一番美しく、窓からワイキキビーチを見下ろすと、そこにはにぎやかなワイキキビーチ、青い海、そしてダイヤモンドヘッドという、まさにハワイな風景が広がっている。
デイスナック時間のドリンクなど
レアヒクラブラウンジのデイスナックの時間帯に置かれている飲み物 / ドリンクや食事も見ていこう。食事と言っても、一番後ろのビュッフェカウンターには食事は置かれておらず、この中央のアイランドテーブルのところに、フレッシュジュースや水などのドリンクや、フルーツなどの食事が少しだけ用意されている。
コーヒーサーバー
このお昼間のデイスナックの時間帯は、こちらの自動のコーヒーサーバーでコーヒーを淹れることもできる。
ミネラルウォーターや炭酸類
ミネラルウォーターや炭酸水も、冷蔵庫の中にストックされている。
朝と同じパンもある
朝のコンチネンタル・ブレックファストで用意されていた、デニッシュやクロワッサンなどのパン類も並べられている。残念ながら、私達が訪れたときはスイーツなどのデザート類は無かった。まぁ、このデイスナックの時間帯は、ちょっと喉を潤せる飲み物や、かるく摘めるパンなどが置いてあるだけの感じだ。
シェラトン・ワイキキ クラブラウンジの夜:イブニングアペタイザー
いよいよお待ちかね、シェラトン・ワイキキ クラブラウンジのハイライトである、夜のイブニングアペタイザー(カクテルタイム)を見ていこう。実際に飲むことができるアルコール類はワインとビールで、ジンやウォッカなどのスピリッツ類は無いので、カクテルは作ることはできない。
さて、この夕方からの時間帯のラウンジ内の様子は上の写真で分かる通り、結構な人がやってきていて、窓際の景色が良い席などはほぼ満席となってしまう。また、段々と外が暗くなってくるにつれて、ラウンジにやってくる人もさらにどんどん増えてくる。このシェラトン・ワイキキはかなり大きな規模のリゾートホテルなので、このぐらいラウンジが広くても、まだちょっとキャパシティが足りない感じもする。
ラウンジから見た夜のワイキキビーチ
夜になって日が完全に沈むと、このシェラトン・ワイキキのクラブラウンジからは、ワイキキビーチの夜景を見ることもできる。この夜のワイキキビーチも、昼間には無い魅力があってきれいだ。
チーズ&クラッカーコーナー
こちらはチーズとクラッカーのコーナー。何気にチーズが4種類、クラッカーもバリエーション豊かな品揃えだ。私はブルーチーズが苦手なので食べられないが、チーズ好きな人はこれは結構良いんではないかと思う。ワインがすすみそうだ。
堅揚げポテチ
堅揚げのポテトチップスもある。中央にはサルサソース。これはビールのおつまみに最適だ。
サラダコーナー
サラダコーナーもある。サラダはグリーンサラダに加え、オリーブやピクルス、キムチなどの漬物も用意されている。ドレッシングも2種類ほど用意されていて、サラダのバリエーションとしてはなかなか良い。
枝豆
シェラトン・ワイキキの夜のラウンジビュッフェには枝豆なんかも置かれている。なんか、シェラトンワイキキのラウンジ飯はお酒の肴になりそうなおつまみみたいなメニューが豊富だなぁ。
クラブラウンジ 夜のメインディッシュ
ここからはこのレアヒクラブラウンジの夜に出てきたメインディッシュとなる料理を紹介していこう。このラウンジでは、だいたいいつもメインディッシュになる料理は2品ほど、毎日色々と異なるメニューが用意される。写真の料理は、焼きそばとチキンのフライ。
ミートボール
とある日の夜のメインディッシュにはミートボールが置かれていた。これは結構美味しかったなぁ。
鶏の照り焼き
また別の日には鶏肉の照り焼き。こういうラウンジでのホットミールというのはあまり美味しくないイメージがあるが、このシェラトン・ワイキキのラウンジの食事は、種類こそ少ないが、意外と美味しい料理が用意されている。この鶏肉の照り焼きも日本人の口に合う味付けで臭みも無く、とっても美味しかった。
お寿司(いなりなど)
また、とある日にはお寿司も準備されていた。お寿司の味は、日本の酢飯の味。若干ご飯が硬い感じもするが、十分美味しくいただける。真ん中のカリフォルニアロールタイプのお寿司はサラダ巻き。
魚のフライ&タルタルソース
また、アメリカらしい魚のフライ+タルタルソースなんかも出てくる。こんな感じのメインディッシュが毎日2品ずつぐらい用意されているので、食べるものにこだわらなければ、十分、このシェラトン・ワイキキのクラブラウンジだけでもディナーはまかなえる。
デザートのケーキ
食事メニューにはデザートのケーキも2種類ほど用意されている。ケーキ自体はコストコで買うような大きさのケーキで、自分で切り分けでお皿に盛り付ける感じになる。また、グァバソースが乗っていたりとハワイっぽい味付けなのも特徴的。
クッキーやビスケット
また、ケーキが置いてある後ろ側にはオレオやチョコチップクッキー、マーブルチョコなどのお菓子類も置いてある。デザートやお菓子に関してはこんな感じの品揃えとなっている。
飲み物 / ドリンク
食事を一通り見たところで、飲み物やドリンクも見ていこう。まずは中央にお水やオレンジジュースなど。
コーヒーサーバ
お昼のときと同じくコーヒーサーバも利用可能。通常のコーヒーやエスプレッソ、ホットチョコレート、そしてデカフェのコーヒーもいただくことができる。
各種ワイン
ラウンジの中央には各種ワインも置かれている。ロゼやホワイトのワインは氷で冷やされているし、置かれているワインボトルの本数も多い。
コーラなどの炭酸飲料
ワインの横には、コーラなどの炭酸飲料。そのさらに横には氷も用意されている。
ビールサーバー
ラウンジの奥にはビールサーバーも用意されている。飲むことができるビールはハワイアンラガービールの「Primo - プリモ」と、アメリカビールの定番「Budweiser - バドワイザー」。ビールサーバーの横の冷蔵庫には、昼間は炭酸類が冷やされていたが、夜にはビールやワイン用のグラスが冷やされている。またそのお隣は、ワインをボタン一つで注げるワインサーバーも。
ビールサーバーは注ぐのにコツが要る
さて、このシェラトン・ワイキキのビールサーバーなんだけど、注ぐのにはちょっとコツが必要で、私も最初全然うまく注げなくて、泡ばっかりになってしまい、ラウンジスタッフのお兄ちゃんに注ぎ方を教えてもらった。
その注ぎ方は、グラスを注ぎ口に斜めに当てて、ビールサーバーのハンドルをしっかり手前に倒して注ぐこと。そしてグラスの6〜7割ぐらい注げた頃合いにグラスを立たせてハンドルを戻すと、いい感じに泡も乗って美味しそうなビールが注げる。恐る恐る倒すと泡しか出てこない感じになってしまうので注意しよう。
注ぐのを失敗したビールも美味しくいただく♪
・・・というわけで、注ぐのを失敗したビール(手前)と、うまく注げたビールを両方テーブルまで持ってきた。ここにつまみになりそうなものを持ってきて、美味しくいただくことにしよう。いやぁ、それにしても、好きなだけタダでビールが飲めるというのは、クラブラウンジならではの楽しみだ♪
夜のラウンジ飯:おつまみ編
せっかくなので、夜のレアヒ・クラブ・ラウンジでいただいた食事もいくつか紹介しておきたい。まずこちらは、ビールのお供に持ってきたおつまみ編。このラウンジの食事はとにかくおつまみ系のものが多いので、ビールやワインを飲むのにちょうど良い。こうしてダラダラビールやワインを飲んで、夜のハワイ・ワイキキを眺められる時間って贅沢だなぁ。
夜のラウンジ飯:ディナー
また、ラウンジに置かれている食事は、種類は少なめだが、こうしてしっかりディナービュッフェとして利用することもできなくは無い。また、何度かここのラウンジで食事をして「あぁ、ちょっと飽きてきたし他でご飯食べようかなぁ」と思っていると、思いがけず、その時に限ってお寿司が用意されていたりと、意外とメリハリが効いたメニューが出てきたりもするので、3〜4日ぐらいなら、ここのレアヒ・クラブ・ラウンジだけで食事を賄うこともできるだろう。
シェラトンワイキキの クラブラウンジ は家族連れならコスパも優秀
シェラトン・ワイキキのクラブラウンジ「レアヒ・クラブ・ラウンジ」の中の様子、そして出てくる食事や飲み物はどうだっただろうか。このラウンジは、料金を支払って利用する場合、利用料は1泊125ドル+税金ではあるが、例えば家族4人(夫婦+子供2人)で利用するなら、1人あたりの費用は31.25ドル。このラウンジ飯で朝と夜のご飯はカバーできるし、さらにビールとワインは飲み放題なので、計算してみると実は意外とお得だったりもする。
そして、やはりなんと言ってもこのレアヒ・クラブ・ラウンジから見渡す、ダイヤモンドヘッドとハワイ・ワイキキビーチの景色は最高。夜には好きなだけビールもワインも飲めるし、このシェラトン・ワイキキのクラブラウンジは、ハワイ旅行の楽しくて美味しい思い出になることは間違いないだろう。それでは、シェラトン・ワイキキの「レアヒ・クラブ・ラウンジ」で、美味しくてお得なハワイ旅行を!マハロ~♪
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