旅行記

[初めての冬の地中海クルーズ旅行記69] イタリアンナイト

目次

  1. 鮮やかなイタリアンカラー
  2. 同席のお誘い
  3. マツダのアテンザ
  4. いきなり手拍子とともに音楽が
  5. 最後はティラミスで〆

鮮やかなイタリアンカラー

[初めての冬の地中海クルーズ旅行記69] イタリアンナイト

メインダイニングに入ると、テーブルには鮮やかなイタリアンカラーがあしらわれ、特別感のある演出が施されていた。クルーズ最後の夜にふさわしい素敵なデコレーションだった。私達の席は2人席ではあったが、同じようにイタリアンカラーがあしらわれていて、何だかデートでレストランに来たみたいな感じだ。そして、いつもの様に席に座り、オーダーをしようとした時、、、、


同席のお誘い

[初めての冬の地中海クルーズ旅行記69] イタリアンナイト

いつも隣で食べている夫婦から、一緒に食事をしないか?とのお誘いがかかる。むむ、、、簡単な話ならできるが、長い時間延々英語喋ったりするのは、少し自信がない(笑)。軽く私は「いや、あんまり英語得意じゃないんで、、、」とか言ってみたものの、「いいから一緒に食べよう」とのこと。ミヅキは英語が全然わからないのに「話せんくてもジェスチャーしたらええやん。楽しそうやから一緒に食べよ♪」とか言うし。ここは思い切って一緒に食事をするか!と決心し、お誘いを受けることにした。ちなみに私達が座った席は、普段、他の夫婦が座っているらしいが、今日は他のレストランに行くとかで席が余っているらしい。最初、ウェイターさんは困った感じだったが(席を変えてはいけないとの決まりがあるのだろう)、最終的にはOKを出してくれた。

誘ってくれた夫婦は、イギリスからのゲスト。なんと今回が17回目のクルーズだそうだ。この次も、秋ごろに北ヨーロッパのクルーズ旅行を予約しているらしい。うらやましぃ。また、家は郊外にあるらしく、昔ホームステイで日本人留学生をおうちに泊めたこともあるのだとか。日本は家が高いという話をしたら、イギリスも高いよ~との情報。相場を聞いてみると、ほんとに日本と同じぐらいかもうちょい高いぐらいぐらいのことを言っていた。日本は住宅がバカ高いイメージを持っていたが、そんなことは無いのかもしれない。


マツダのアテンザ

[初めての冬の地中海クルーズ旅行記69] イタリアンナイト

私が座った席は6人席。もう一組の夫婦も一緒に食事を楽しんだ。それがこのお二人。なんでも薬品関係の仕事をしているらしく、車はマツダのアテンザ。日本円換算で400万円ぐらいのフラッグシップモデルを会社で買ってもらったらしく、私にもその写真を見せてくれた。私も(元)イギリス車のMINIのちっちゃいの乗っているよ~と言うと、「イギリス人の私が日本車乗って、日本人の君らがイギリス車に乗ってるのか!それは偶然だ(笑)」と言いながら、とても嬉しそうにいろんなことを喋ってくれた。ミヅキも片言の英語で「イギリスのヨークシャーテリアを飼っている」とか楽しそうに話をしている。英語が上手に話せなくても、こうやってコミュニケーションをとっていくことで少しずつ話せるようになるのかもしれないなぁ、なんて思ったり。

それからも日本の景気はどうだ?とかイギリスはこうだ、とか寿司が好きだけど高いとか、まぁ、他愛もないことを喋りながら、楽しいディナータイムは過ぎていった。


いきなり手拍子とともに音楽が

[初めての冬の地中海クルーズ旅行記69] イタリアンナイト

そうやって、片言の英語で色々喋りながら食事をしていると、どこからとも無く手拍子と共に陽気な音楽が。そう、みんなでダンスタイムのようなものが始まった。みんなで前の人の肩を持ってスキップしながらレストラン中を歩いて回る。同じ席の最初のおっちゃんが「着いてこい」と言いながら、私らもその渦の中に。何かよくわからないけれど楽しい。そういえば、私らの旅行は個人旅行が多いせいでほぼ単独行動になるので、こういったみんなで遊ぶようなことは経験が無く、とても新鮮な感じがした。。。というより、昔の小学校時代の運動会のような懐かしい気分なのかもしれない。画質は悪いが、その時の会場の様子を動画でアップしてみた。


最後はティラミスで〆

[初めての冬の地中海クルーズ旅行記69] イタリアンナイト

そうして音楽が終わろうとする頃、レストランのみんながまた自分のテーブルに戻り、最後にテーブルに置いてあるイタリアンカラーのナプキンを振り回してフィナーレ。すると、ウェイターさんがイタリアンナイト限定のティラミスを持ってきてくれてサービングしてくれる。こうして、クルーズ最後のディナーは、思いがけないハプニングを交えて、思い出に深く残るものになった。