[初めての冬の地中海クルーズ旅行記63] ノスタルジーでロマンチックなマルタ島バレッタ港出港

マルタ観光から帰ってきたらDFSでお買い物

マルタ観光から帰ってきてイミグレーションを通ったらDFSの部屋に通された。昨日のパレルモにはそんな部屋無かったなぁ。チョコレートみたいなお菓子からお酒、タバコなんかが置いてある。

ミ「あ！コレ！」

モ「うぉ！こんなところに！」

なんと、ドバイ空港で買ったのと全く同じのミニ香水セットが置いてある！値段もちょっと安い！

そうやったわ。忘れてたけどマルタ島って、ちょっと物価が安いんだよね。。。ここで買えばよかったなぁ～。

バレッタ港出港は18:00

部屋に帰って荷物を置いたあとデッキへ。マルタ島の出港の様子を見るのだ。夕暮れの中、オレンジ色の明かりが灯った風景はなんともノスタルジー。

飛行機での出国は「ゴー！」っと大きな音を立ててあっという間に飛び立ってしまうけど、船旅は港から少しずつ遠ざかっていって…岸がドンドン遠くなっていく。

向こうの丘の上で手を振ってくれている

目を凝らすと、丘の上からライトを振りながら手を振ってくれている。「さ～よ～う～な～ら～～！」私も思いっきり大きく手を振る。

「あぁ、マルタとお別れかぁ。。。さようなら。。。きっとまた来るよ…。」ちょっとセンチメンタルな気分になってくる。

船上ではムードを盛り上げる音楽が流れる

マルタの黄色い岸壁がドンドン遠くなっていく。クルーズ旅行って、色んなところに行けるのはいいんだけれど駆け足過ぎてちょっと物足らない部分もある。マルタ共和国、もっとゆっくり滞在したかったなぁ。「きっとまた来ようね」モリオと約束する。

ジャグジーに入ってる人も

バレッタの港が見えなくなったので、ふと後ろを振り返ると、ジャグジーに入ってのんびりしている人が居たり、さっきまでのロマンチック気分の延長で抱き合っているカップルが居たり。

wifiルータを使ってクルーズ船から日本に電話してみる

マルタ島を出港した後、wifiルータを使って日本の家族に電話してみた。

ミ「もしもしー、聞こえるー？」

家族「聞こえるよー元気ー？」

ミ「ワンコたちどうしてる？元気にしてるー？」

家族「うんうん、元気だよー！」

ミ「船が岸から離れて行ってるから、そのうち電話切れると思う～」

そんなことを話しているうちに段々音が途切れてきて、ついに聞こえなくなった。

さぁて、ここから丸1日半は海の上。船が用意した回線を使わないとインターネットは出来ない。船のインターネット環境はめちゃくちゃ速度が遅い。モルジブのリゾートの回線よりももっと遅い。イラっとくるくらい遅い（笑）。まぁ、メールチェックくらいだったら遅くてもガマンできるけど、それ以上の作業をしようと思うと遅すぎて泣けてくる。でも船の中にネット環境があるというのはとっても有難い。これがあったからこそ、クルーズ旅行に来れたんだし遅くても文句言っちゃいけないか（苦笑）。