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リッツカールトン沖縄 グスク料理長の絶品・会席料理に感動!
リッツカールトン沖縄のレストラン「グスク」での会席料理ディナー!
こちらの記事は過去の情報となり、この記事に登場の高村氏はすでにちゅらぬうじ料理長を退任されています。
リッツカールトン沖縄の琉球料理をメインとしたレストラン「グスク」。このレストランでは、リッツカールトン大阪の日本料理レストランで腕を奮っていたシェフ・高村氏が料理長を努めている。
このリッツカールトン沖縄のレストラン・グスクは、朝食ビュッフェ・ランチ・ディナーが楽しめるオールデイダイニングとなっており、リッツカールトン沖縄に宿泊のゲストは何かとお世話になるレストランではあるが、夜のディナーメニューは沖縄料理を中心としたアラカルトメニューとしゃぶしゃぶコース料理がメインとなっており、本格的な日本料理のメニューは注文することが出来ない。
しかしこのグスクの料理長は、日本料理を極める高村氏。実は事前にリクエストをすれば、タイミングが合えば高村氏自らが腕を振るう、本格的な会席料理をいただくことができる裏メニュー的なものが存在している。そこで今回は、最新のリッツカールトン沖縄 グスクのディナーメニューなどのレストラン情報に加え、実際に私達が食べた、その高村氏の会席料理ディナーをお届け。リッツカールトン沖縄に滞在の際の参考にしてほしいと思う。
リッツカールトン沖縄 グスクの場所 / 営業時間
リッツカールトン沖縄 オールデイダイニングのレストラン「グスク」のある場所は、レセプションロビーやロビーラウンジ、鉄板焼「喜瀬」、イタリア料理レストラン「ちゅらぬうじ」などと同じホテル館 3F。レストランの窓の向こうには美しい名護市の海も見える(写真は曇ってるけど・笑)。営業時間は以下の通り。
リッツカールトン沖縄 グスク / 営業時間
項目 | 時間 |
営業時間 | 7:00 - 21:30 |
朝食ビュッフェ | 7:00 - 10:30 |
ランチメニュー | 11:00 - 15:00 |
ディナーメニュー | 17:30 - 21:30 |
グスクの三線ライブ演奏
このリッツカールトン沖縄 グスクでは、毎週 火・木・土曜日の3回、琉球の伝統楽器「三線」を使ったライブ演奏も行われている。参加料などは無く、レストランを利用するだけで聴くことができるが、この三線ライブのある日は混み合う傾向があるため予約は必須となっている。
リッツカールトン沖縄 グスク / 三線ライブ
項目 | 時間 |
開催日 | 毎週 火・木・土曜日 |
第1回目 | 18:30 - 19:00 |
第2回目 | 19:30 - 20:00 |
第3回目 | 20:30 - 21:00 |
三線ライブ演奏は1日3回。18時30分、19時30分、20時30分と1時間おきに演奏が始まるので、時間帯を気にしなくてもライブがある日にグスクを利用すれば聴くことができるスケジュールとなっている。
リッツカールトン沖縄 グスク / メニュー
リッツカールトン沖縄 レストラン・グスクのメニューは以下の通り(2021年6月現在 / 一部抜粋)。表示された料金は税サ込みの値段となっている。
- リッツカールトン沖縄 グスク / メニュー
- 朝食
- 7:00 - 10:30
- ビュッフェ
- 4,900円
- ランチ
- 11:00 - 15:00
- セットメニュー
- 沖縄食べつくし御膳「グスク」- ラフテー
- 5,800円
- 沖縄食べつくし御膳「グスク」- 国産黒毛和牛
- 9,000円
- Menu di Pranzo
- 4,400円
- Menu di Pranzo +沖縄県産豚メイン料理
- 6,400円
- 定食 ※ +400円で味噌汁が沖縄そばに変更可能
- ゴーヤチャンプル定食
- 2,600円
- 本日のチャンプル定食
- 2,600円
- 沖縄味噌汁定食
- 2,600円
- 沖縄そば定食
- 2,600円
- オリジナル タコライス定食
- 2,600円
- グスク鉄火丼定食
- 2,600円
- 厳選豚のカツカレー定食
- 2,600円
- アラカルト
- クラシックチーズバーガー
- 3,200円
- リッツカールトン沖縄 クラブサンドイッチ
- 3,200円
- タリアテッレ ボロネーゼ
- 3,200円
- ハンバーグステーキ
- 4,600円
- 沖縄ビーフカレーライス
- 3,600円
- うちなーやきそば
- 2,300円
- ディナー
- 17:30 - 21:30
- セットメニュー
- 沖縄県産特選しゃぶしゃぶ「グスク」- 豚肉
- 9,500円
- 沖縄県産特選しゃぶしゃぶ「グスク」- 牛肉
- 12,500円
- 先附
- 琉球珍味三種盛り
- 2,500円
- 琉球珍味五種盛り
- 3,800円
- 沖縄県産海ぶどう
- 1,400円
- 沖縄だしもずく
- 1,300円
- 沖縄もずく
- 900円
- 島らっきょう
- 900円
- ジーマミー豆腐
- 900円
- 豆腐よう
- 900円
- やんばる地鶏サラダ
- 2,000円
- 沖縄県産鮪(マグロ)とアボガド山葵醤油和え
- 2,900円
- チャンプルー
- ゴーヤチャンプル
- 2,300円
- チキナー(からし菜)チャンプル
- 2,300円
- ソーミンチャンプル
- 2,300円
- 麺料理
- うちなーやきそば
- 2,300円
- 沖縄そば
- 2,300円
- 冷やし沖縄そば
- 2,300円
- 温かい料理
- ラフテー
- 2,300円
- 沖縄風スペアリブ ソーキのあぶり
- 2,800円
- 沖縄県産ジャンボ椎茸炭焼き
- 1,600円
- イカとグルクンの唐揚げ
- 2,400円
- 沖縄県産タコからあげ
- 1,500円
- 厳選豚と沖縄野菜の炭焼き 140g
- 5,600円
- 国産黒毛和牛サーロインと沖縄野菜の炭焼き 140g
- 9,200円
- 寿司とお刺身
- 刺し身三種盛り合わせ
- 3,500円
- 刺し身五種盛り合わせ
- 4,600円
- 握り寿司五種盛り合わせ
- 4,000円
- トロ巻き寿司(中巻4切)
- 3,800円
- グスク鉄火丼
- 4,000円
- ご飯
- オリジナル石焼きタコライス
- 2,300円
- 厳選豚カツ重
- 3,700円
- ジューシーセット
- 1,300円
- ジューシー・ミニ沖縄そばセット
- 1,600円
- アラカルト
- クラシックチーズバーガー / サラダ・デザート付き
- 3,200円
- クラブサンドイッチ / サラダ・デザート付き
- 3,200円
- タリアテッレ / サラダ・デザート付き
- 3,200円
- 各種パスタ
- 2,800円~
- サラダ
- グリーンサラダ
- 1,700円
- シーザーサラダ
- 1,800円
- デザート
- ティラミス
- 1,600円
- トロピカルバニラミルクシェイク
- 1,600円
- ザ・リッツ・カールトンチョコレートケーキとバニラのクレームグラッセ
- 1,600円
- シークヮーサーどら焼きとバニラアイスクリーム
- 1,600円
朝食はビュッフェのみだが、お昼のランチ、ディナーではセットメニューの他、アラカルトメニューも多く用意されている。このグスクの食事は沖縄スタイルで量も多めなので、定食などは一品だけでもお腹いっぱいになる。では、これらのメニューの料理の写真もいくつか紹介していきたいと思う。
沖縄風スペアリブ ソーキのあぶり
まず最初は「沖縄風スペアリブ ソーキのあぶり」(2,800円)。このメニューはホロホロに煮込んだスペアリブを炭火焼きで香ばしく焼き上げた一品で、これがまためちゃくちゃ美味しい。このメニューは2021年に新しく追加されたメニューとのことであるが、グスクのディナーを利用した際は一度食べてみてほしいと思う。
タコライス
お次の料理はタコライス(2,300円)。熱々の石窯に入ったタコライスで、お味はコチュジャンも効いていてピリ辛で、ボリュームもたっぷりで美味しい。沖縄の名物料理の一つ。
グリーンサラダ
こちらはグリーンサラダ(1,700円)。季節の野菜にゴーヤも入ってシークヮーサードレッシングでいただく沖縄っぽいグリーンサラダだ。
沖縄県産特選しゃぶしゃぶ「グスク」
リッツカールトン沖縄 グスク の一番人気メニューはこちらの沖縄県産特選しゃぶしゃぶ「グスク」(豚肉9,500円 / 牛肉12,500円)。豚肉と牛肉から選択でき、最初に先附料理と最後に沖縄そばか雑炊、食事の終わりにデザートも付いてくる。お肉もしっかりと量が入っていてお肉の下には野菜もぎっしり。これだけでもかなりお腹いっぱいになる。このしゃぶしゃぶはお出汁もしっかりしていて、お腹いっぱい美味しくいただくことができる。
しゃぶしゃぶの先附
しゃぶしゃぶメニューの先附にはこんな感じ。この時はジーマミー豆腐と、鮮魚のお刺身の三種盛り合わせが用意されていた。
本日のチャンプルー定食
グスクのお昼のランチメニューからも一品。こちらは本日のチャンプル定食(2,600円)。チャンプルーの具材はその日によって異なるが、チャンプルにジューシー、味噌汁、香の物、ドゥルワカシー(沖縄の郷土料理)、ジーマミー豆腐などが付いてくる。チャンプルの味付けが絶妙でとても美味しい。写真で見てもわかるように量がかなり多く、男性でもしっかりと食べ応えがある。
オリジナルのカクテルメニュー(ノンアルコール)
こちらは正確にはロビーラウンジのメニューとなるが、リッツカールトン沖縄ではオリジナルカクテルメニューにも力を注いでおり、写真のような見た目にも非常に美しいカクテルをいただくことができる。
こちらの2つのカクテルはどちらもノンアルコールのモクテル。グリーンの方はミントとレモネード、そしてパッションフルーツを使ったモクテル(1杯1,800円)。クリーム色のものは、りんご(赤りんごと青りんご)、洋梨を使ったモクテル(1杯1,800円)。どちらもリゾートにぴったりのメニューとなっている。
スイカのモクテル
またこちらのインパクト大なモクテルは、このリッツカールトン沖縄から少し北の今帰仁町で作られているスイカを大胆に使ったもの(1杯2,300円)で、フレッシュスイカにグレナデンシロップとジンジャーエールも使われていてさっぱりと美味しい一杯。こちらはまだ試作品段階だということだが、この記事が書き終わった頃にはメニューの一つとして完成しているに違いない。
グスク 高村さんの特別会席料理ディナー
それではお待ちかね。リッツカールトン沖縄 グスクの料理長・高村さんが腕を振るう、沖縄の食材をふんだんに使った、特別な会席料理を紹介していきたいと思う。まずはせっかくなので、高村さんと一緒に記念写真を一枚♪ それでは行ってみよう!
先付け料理
高村ナイトの最初に登場した先附料理がこちら。この小鉢はミヅキの一品目に用意された先附で、フルーツトマトをみりんで煮込みライムを絞り、オクラ、ホワイトアスパラなどを一緒に盛り付け、最後に黄身酢を添えた一品。あっさりとした味と程よい酸味が食欲をそそる一品だ。
車海老の炭火焼き
私の先付け料理には、具材に車海老の炭火焼きがプラスされた一品。プリッとしたエビの食感に炭火焼きのスモーキーな味わいがたまらない。
泡盛古酒の水割り
食事のお供には、泡盛古酒の水割りをチョイス。泡盛の銘柄は「珊瑚礁」と「咲元」(1杯1,100円~)。珊瑚礁は力強い味わいが特徴でミヅキが大好きな泡盛の一つ。「咲元」は飲みやすい味わいの泡盛古酒で、こちらは私が大好きな泡盛の一つだ。それにしても、会席料理にはこの泡盛古酒がよく合う。
冬瓜の冷たいスープ
ミヅキの二品目は「冬瓜の冷たいスープ」。通常、ここにはお造りがやってくるが、ミヅキは生魚はダメなので、その代わりとしてこちらの冬瓜スープがやってきた。この冷製スープは、鶏の出汁に生姜、追い鰹を加えて仕込まれた極上スープだ。
お造り盛り合わせ
私の二品目にはお造りの盛り合わせ。お造りはとり貝、タイ、マグロ。マグロは炭火焼きされ、上には花山椒の醤油漬けが添えられていて驚くほど美味い。高村さんの料理には、この炭火焼き料理が多く取り入れられているが、それは高村さんがリッツカールトン大阪時代に日本料理の炭火焼きの料理長をやっていたことが大きく影響しているのかもしれない。いやぁ、ほんと美味しい!
沖縄県産黒毛和牛のしゃぶしゃぶ
続いての料理は椀物で「沖縄県産黒毛和牛のしゃぶしゃぶ」。濃厚な出汁スープに黒毛和牛のスライス、水菜、白ネギが盛り付けられ、上から花山椒が添えられた上品な一品。濃厚なしゃぶしゃぶに、花山椒のピリっとしたアクセントがクセになる美味しさだ。
ちなみに、添えられている花山椒というのは、山椒の花で4月~5月ごろの1週間しかお目にかかれない希少価値の高い食材。あまり食べる機会は少ないのだが、こうしてしゃぶしゃぶのお供にいただけるとは、とても贅沢な一皿だ。
蓮根まんじゅう
続いてのミヅキの一品には、蓮根まんじゅうがやってきた。蓮根まんじゅうには煎り玄米が入った餡がかけられ、本わさびが添えられている。焼き魚料理の代わりに用意された一品であるが、お魚に負けないボリューム感と美味しさに感動。
アカマチの塩焼き
私の一品にはアカマチ(ハマダイ)の塩焼き。ミヅキの蓮根まんじゅうと同じく煎り玄米の入った餡がかけられ、針生姜と芽ネギが添えられている。アカマチは淡白でクセの無い味わいが美味しい、沖縄の三大高級魚のひとつ。あっさりといただけるこのアカマチの塩焼きは、メイン料理前の料理として絶妙な一品だ。
メインディッシュ
いよいよメインディッシュ。メイン料理にやってきたのは「もとぶ牛」のステーキ。このメインディッシュの際にちょうど最初に頼んでいた泡盛の水割りがなくなったので、新しく泡盛を使ったモヒートと、沖縄のクラフトジン「マサヒロジン」を使ったジンベースのショートカクテルをいただくことにした。
お肉のお供
お肉のお供には、沖縄県産の旬な椎茸、新潟の塩、玄米醤油、本わさびが添えられている。この新潟の塩は、リッツカールトン沖縄 鉄板焼き「喜瀬」の料理長、森さんの地元新潟のお塩で、わざわざ私達の今回の会席料理ディナー用に用意してくれたもの。ありがとうございます!高級なお肉をあっさり、醤油や塩、わさびでいただくのは本当に美味しいなぁ。
ミヅキのメインディッシュ
ミヅキのメインディッシュは少なめをお願いしていたので、ボリューム感を抑えた感じで盛り付けられており、ミヅキが苦手な椎茸の代わりに金美人参が添えられていて彩りもよく美しい。
黄身醤油
お肉のつけ添えにもう一つ用意されていたのがこちらの「黄身醤油」。卵の黄身と醤油を合わせたソースだが、これがまた心に突き刺さる美味しさ(笑)。卵に醤油といえば日本のソウルフード「卵かけご飯」がすぐに思いつくが、まさにその味を上品にしたような味わいとなっており、お肉にも非常によく似合う。
沖縄三線ライブを聴きながら
この日はちょうど週末の土曜日で、グスクの三線ライブが行われている日程。こんなに美味しい食事をいただきながら、三線のライブを楽しめるなんて、本当に贅沢なひととき。グスクのディナーは、この三線ライブがある日(火曜・木曜・土曜 / 2021年現在)に合わせるのがおすすめだ。
ご飯もの
極上の会席料理ももうすぐクライマックス。ご飯物に用意されたのは、こちらの名護のコーンを使った炊き込みご飯。つけ添えにはアオサ入りの赤だし、香の物がついてきた。
このコーンを使った炊き込みご飯が、これまたとうもろこしの甘みが強調されていて非常に美味。炊き込みご飯は、醤油は使わず昆布だしととうもろこしの芯を入れて炊き出した一品。最後に炒めたコーンをのせて香ばしさをプラスした、ミヅキ大絶賛のとうもろこしの炊き込みご飯だ。
シソを使ったデザート
食事の〆にやってきたのは、びわの日本酒コンポートに、しそのアイスクリーム。しそのアイスクリームは練乳でほのかな甘さをプラス。会席料理を締めくくるのにピッタリのスイーツで、今回の会席料理ディナーは終幕となった。本当に美味しかったなぁ。高倉さんの料理はファンが多いという噂を聞いているが、これは納得。私達のハートも鷲掴みの極上会席料理だった。ごちそうさまでした!
リッツカールトン沖縄 グスクでの会席料理は最高!
リッツカールトン沖縄のレストラン「グスク」での高村さんの特別な会席料理。実際に食べてみて、これは本当に美味しく、もしも機会があるならぜひ一度は食べてみてほしいと思う。自分たちの食材の好みはもちろん、予算なども調整してたのめるので、最高に満足できる会席料理をいただくことができるはずだ。
また、リッツカールトン沖縄のオールデイダイニングのグスクでは、レギュラーメニューでも琉球の食文化を楽しめる料理が沢山揃っており、リッツカールトン沖縄のホテル内レストランでは一番利用しやすい価格帯なので、ザ・リッツ・カールトン沖縄に滞在の際は、ぜひグスクでの食事を楽しんでほしいと思う。それでは、リッツカールトン沖縄 グスクで、忘れられない美味しい沖縄旅行の思い出を!
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