国際線は何時間前までに空港に到着するべき?
海外旅行で飛行機に搭乗する際、一体いつまで / 何時間前までに空港に到着しておくべきか、予定を立てる時には悩んでしまいがちだ。日本出発の時はもちろん、海外旅行先の現地から日本に戻ってくるときは特に頭を悩ませる問題だ。
そこで今回は、日本国内はもちろん、世界中の空港を使って分かった、空港到着に最適な時間を、ケースバイケースで紹介したいと思う。これさえ頭に入れておけば、空港到着の時間に頭を悩ませる心配は無い。
国際線の空港到着時間の基本!
まず最初に、世界共通で「国際線」の空港到着時間は「飛行機の出発時刻の2時間前」が基本となる。ANAやJALなどのレガシーキャリアはもちろん、エアアジアや、ベトジェット、スクートといったLCCでも、出発2時間前に到着しておけば、よっぽどのことがない限り乗り遅れることは無い。
この「空港到着は出発2時間前」というのは、パッケージツアーなどでも定番の待ち合わせ時間になっているので、とりあえず「国際線=2時間前」と頭に叩き込んでおけば問題ない。
- 国際線の空港到着時間(基本)
- 出発時刻の2時間前
国際線で日本からLCCを利用する場合
次に、搭乗する飛行機がエアアジアやベトジェットなどのLCC(格安航空会社)の場合の空港到着時刻について。通常は何も考えなければ、上の「出発時刻の2時間前(基本)」で問題無いのだが、LCCはとにかくチェックインカウンターも混み合うことが多いので、チェックインの列であまり待ちたく無い場合は、遅くても出発時刻の3時間前までには空港に到着しておきたい。
上の写真は、ゴールデンウィークの関西空港でのエアアジア・ハワイ便の出発時刻3時間15分前の様子だが、繁忙期+LCCの場合、3時間前に来てもかなり並ぶことになるのは覚悟しよう。なお、4時間前に来れば、なんとか列の前の方は確保できる。
- 国際線の空港到着時間:日本からLCCの場合
- かなり並んでも良い
- 出発時刻の2時間前
- あまり並びたくない
- 出発時刻の3時間前
- 最速でチェックインを済ませたい
- 出発時刻の4時間以上前
ただし、3時間前にチェックインカウンターへ向かっても、フライトによっては出発時刻の2時間半前にならないとカウンターがオープンしていないこともあるが、チェックイン待ちの列の前の方には並ぶことができるので、列に並びつつ気長に待つことにしよう。
繁忙期(GW・夏休み・年末年始)の空港到着時刻
繁忙期(GW・夏休み・年末年始)に日本から海外旅行へ行く場合の空港到着時刻は、人が多すぎることもあるので、余裕を持って「フライト出発時刻の3時間前」には空港に来ておくと安心してチェックインを済ませる事ができる。
なお、JALやANAなどのレガシーキャリアなどでは事前のウェブチェックインを済ませておけば、より短時間でチェックイン作業を進めていくことができるので、ウェブチェックインが利用可能なフライトの場合は、繁忙期こそ、ぜひ活用したいところだ。
- 国際線の空港到着時間:繁忙期に日本から
- 遅くても・・・
- 出発時刻の2時間前
- 余裕を持ってチェックインしたい
- 出発時刻の3時間前
海外旅行先での空港到着時刻 / 国際線
続いて、海外旅行先で何時間前までに空港到着すればいいかも見ていきたい。海外旅行先の空港であっても、国際線の場合、基本となるのは「出発時刻の2時間前」。この空港到着時間についてはレガシーキャリア、LCCどちらであってもさほど違いは無い。
- 海外旅行先での空港到着時刻
- 出発時刻の2時間前
空港までの送迎を手配している場合
海外旅行先での、空港までの送迎をインターネットなどで手配している場合は、だいたい送迎のシャトルやタクシーは、フライト出発時刻の2時間〜2時間30分前ぐらいに空港に到着するようにホテルまで送迎がやってくることがほとんど。迎えの時間帯については、自分でスケジュールを立てるのではなく、事前に送迎する業者が時間を指定してくるケースがほとんどなので、特に自分で空港到着時刻を気にする必要はない。
- 海外旅行先での送迎手配の場合
- 業者におまかせ
海外旅行先で国内線を利用する場合
海外旅行先で、国内線を乗り継いで日本へと帰国するケースも多いが、この場合は「出発時刻の1時間前」ぐらいに空港に着いていれば問題なく飛行機に乗ることができる。小さい空港などになると、保安エリアに入るまでの荷物検査なども5分もかからず、1時間前に到着したけど、50分ほど待つことになってしまうこともある。ただまぁ勝手の分からない海外の空港なので、余裕を見て1時間前ぐらいに到着しておけば、何かトラブルがあったとしても対処しやすい。
- 海外旅行先で国内線乗り継ぎの場合
- 出発時刻の1時間前
国際線のチェックインカウンター受付終了時間
以上で、国際線を利用の際の空港到着時間の目安は分かったと思うが、最後に「国際線のチェックインカウンターの受付終了時間」についても述べておこう。国際線でのチェックインカウンターの受付終了時間は、各航空会社により多少異なる場合もあるがおおよそ「出発時刻の1時間前」が基本となっている。(ピーチなどは出発50分前が締め切りの場合もある)
出発1時間前といっても飛行機の搭乗が締め切られるのは出発10分〜20分前となるので、実質、飛行機に乗り込むまでの時間は40分程しか残っていない。チェックインカウンターで搭乗券を受け取って、出国審査を済ませ、保安検査を受けて出発ゲートまで行くことを考えると、かなりカツカツの時間となる。また北京や上海、チャンギ国際空港、ドバイ国際空港といった巨大空港になってくると、空港職員に声を掛けて優先的に出国審査や保安検査を抜けさせてもらったりしないと、乗り遅れてしまう可能性も否定できない。
そんなわけで、飛行機のチェックインカウンターが出発1時間前まで空いているとは言え、やはり国際線を利用する場合は、出発の2時間前までには空港に到着しておくようにしよう。
- 国際線のチェックインカウンター受付終了時刻(目安)
- 出発時刻の1時間前
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