ホーム
ホテル
リッツカールトン京都 イタリアンレストラン「ラ・ロカンダ」ディナー
リッツカールトン京都 - ラ・ロカンダ の場所 / 営業時間
ザ・リッツ・カールトン京都 イタリアン「ラ・ロカンダ」の場所は、ロビーフロア(1F)の奥。通常営業はランチ、ディナーだが、朝食ビュッフェ会場としても利用されている。営業時間は以下の通り。
リッツカールトン京都 - ラ・ロカンダ のドレスコード / 服装
リッツカールトン京都「ラ・ロカンダ」のドレスコード / 服装は、高級イタリアンレストランと言うこともあって、スマートカジュアル~セミフォーマルぐらいがちょうど良い。ゲストは、利用してみた感じでは宿泊者もいるが、ご飯だけ食べに来ているゲストも多い印象だ。
リッツカールトン京都 - ラ・ロカンダ の店内の様子
リッツカールトン京都「ラ・ロカンダ」のディナー時の店内の様子がこちら(360度写真 / ドラッグでお好きな角度からどうぞ)。私達は今回のディナーでは予約をしていたためか、テーブル席ではなく壁側のソファ席へと案内された。
テーブル席
店内のメインの席はテーブル席。客席はディナー時にはテーブルクロスも掛けられて上品な雰囲気だ。
夷川邸
レストランの奥には、明治41年に建てられた藤田財閥の創始者、藤田伝三郎の京都別邸「夷川邸」を移築した和室フロアも設けられている。この席は家族グループなど、6人ほどで利用するのに適した客席となっており、明治時代のレトロな空間でイタリアンを楽しむというのも、また思い出深い時間となる。
スペシャルな雛人形
ひな祭り~桜のシーズンになると、夷川邸の床脇には、スペシャルな雛人形も飾られる。この手前の雛人形が羽織っている服は、令和の即位の礼にて、実際に天皇様が召された「黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)」と、皇后様が召された「十二単」と同じ素材、同じデザインのもので、人形も京都の職人の手作りによるもの。人形一体で高級外車が買えてしまうぐらい価値があるのだとか。ちゅうことは、この手前の2体だけで1,000万円ぐらい行くんだろうか(汗)。
私達のラ・ロカンダでのディナー体験
リッツカールトン京都 イタリアンレストラン「ラ・ロカンダ」のディナーメニューをざくっと紹介したところで、実際に私達がいただいたメニューも紹介していきたいと思う。今回の私達がオーダーしたのは、食事はコースディナーの「Menu Azzurro(6品コース)」(12,000円 / 税サ別)。
ミヅキはメインディッシュは+2,500円で十勝ハーブ牛のローストに変更。私はそのまま鴨の炭火焼きを注文した。最後のデザートにはリッツカールトン京都名物、ピエール・エルメ・パリのスペシャルデザートが付いてくる。
飲み物はコースメニューには付いていないので、私達は沖縄泡盛で仕込んだ沖縄産クラフトジンのジントニック(2,000円 / 税サ別)を注文。このリッツカールトン京都のイタリアンにはこだわったお酒をたくさん置いているバーも併設されているので、メニューに載ってない飲み物でもリクエストすれば作って持ってきてくれる。
ラ・ロカンダ:アミューズ
いよいよ食事が運ばれてくる。最初にテーブルにやってきたのはこちら。食事のオープニングを飾るアミューズ料理(メニュー外)。手前がレンズ豆と牛肉を使った温かい一口料理で、奥はタラのすり身にとうもろこしのチップを乗せた冷たい料理。冷たいものと温かいものという、温度のコントラストも楽しいアミューズ料理だ。
付け添えのパン
ディナーの付け添えのパンもやってくる。イタリアンレストランなので、パンもグリッシーニ(ポッキーのようなパリッとしたパン)やフォカッチャなど、リッツカールトン京都 自家製イタリアパンが並ぶ。パンはお代わり自由。オリーブオイルで召し上がれ♪
モリオの前菜:鮮魚のタルタル
アミューズの次は前菜料理。前菜料理には「鮮魚のタルタル」で、鯛の切り身の上には桜を思わせるラディッシュ、その上にはだいこんの花。タルタルの下には白いんげん豆のピュレが敷かれ、周りにはさっぱりとしたレモンソースが掛かっており、見た目も非常に美しく春らしく、京懐石料理を味わっているかのような感じの一品だ。味は生魚ではあるが臭みも無く、サラダのようにあっさり美味しくいただけた。
ミヅキの前菜:季節の野菜とハーブ
ミヅキは生魚が食べられないので、前菜メニューは別のものが用意された。これは季節の野菜とハーブ。通常は「Menu Locanda」のコースの前菜として出てくるサラダ料理だ。季節野菜とハーブのサラダに、グリンピースのエスプーマ(写真の緑のピュレ)、アーモンドパンナコッタ、パルミジャーノ・レジャーノ(チーズ)が盛り付けられ、ドレッシングは白バルサミコのヴィネグレットソース。上品なサラダで美味しくいただけた。
パスタ料理:イカスミのスパゲティ
前菜のお次はパスタ料理で、出てきたのはイカスミのスパゲティー。
彩りが美しいパスタ
このパスタ料理は、スパゲティーはイカスミの黒、そしてその上にはイカの切り身が乗っていて、この白と黒のコントラストが非常に秀逸。パスタの下には春野菜のピュレ(緑色)が隠れていて、料理全体にウニのソースが掛かっている。
かなり魚介の旨味が詰まったパスタ料理なので、磯の風味が苦手なミヅキはちょっと食べづらそうだったが、私はとても美味しくいただけた。それにしても、スパゲティーの具材を切った野菜ではなくてピューレにしてしまっているのは斬新だった。私も家でパスタ作るときに真似してピュレで作ってみたい。
魚料理:鮮魚の香草焼き
続いてやってきたのは鮮魚の香草焼き。使われているお魚は「めいご(正式和名:クログチ)」。あまりにも美味しいので、九州のほうでは「釜ごとご飯を借りるほど美味しい魚」という意味で「カマガリ」とも呼ばれるのだそうだ。確かに、白身であっさりと非常に美味しい。ソースは、めいごの頬のゼラチンとオリーブ油を混ぜ合わせて乳化したソースとミントソースが使われている。
付け添えの野菜は、ズッキーニと春キャベツ、野菜の下にはこれまたズッキーニのピュレが置かれている。どうやらリッツカールトン京都のイタリアンシェフさんはピューレが非常に好きなようだ。
ミヅキのメインディッシュ:十勝ハーブ牛のロースト
いよいよ食事もメインディッシュへ。ミヅキのメインディッシュは「十勝ハーブ牛のロースト」(+2,500円)。ソースはフォン・ド・ヴォー。付け添えの野菜にはアスパラガスに山菜、そして豪快にトリュフも添えられている。本来は卵黄のコンフィも添えられているのだが、ミヅキは生っぽい卵黄も苦手なので抜いてもらっている(笑)。ちゅうか、ミヅキは苦手なものが多すぎなので、コース料理よりもアラカルトで頼むほうが良いのかなぁ?ちなみにお味はうっとりするほど美味い。
モリオのメインディッシュ:鴨の炭火焼き
私のメインディッシュは「鴨の炭火焼き」。カモは火を入れすぎると固くなってしまうので、ミディアムレアの焼き加減となっている。ソースは鴨エキスを使ったもので、付け添えにはチコリの2種類のワイン煮にパースニップのピュレ。
鴨ってちょっと癖あるかなぁと思って食べてみたが、やはりリッツカールトン京都の高級イタリアンだけあって臭みもなく非常に美味しくいただけた。また料理の見た目も、イタリアンというよりは京都らしい和の雰囲気。
お口直しのプレデザート
メインディッシュを食べ終わると、食事の〆のデザートの前に「お口直しのプレデザート」がやってくる。このプレデザートは、砕いたレモンビスケットの上にラズベリーのソルベが乗っていて、上からライムとミルクを混ぜ合わせて泡立てたさっぱり味のソースが掛かっている。一口食べると、お口の中の気分がスカッと変わる。爽やかなデザートだ。
デザート:ヴェルテ by ピエール・エルメ・パリ
食事の最後は、リッツカールトン京都の定番、ピエール・エルメ・パリが創作するスペシャルデザートがやってくる。食後の飲み物には私はカプチーノ、ミヅキはハーブティーをチョイス。またスペシャルデザートだけでなく、ピエール・エルメ・パリのマカロンとフィナンシェのお茶菓子も付いてくる。
絶妙な組み合わせのスペシャルデザート
この最後のデザートは、このリッツカールトン京都 イタリアンレストラン「ラ・ロカンダ」のためだけにピエール・エルメ・パリが創作したデザートで、名前は「Veloute - ヴェルテ」というらしい。
このスペシャルデザートには、オレンジ風味のコーヒーゼリー、オレンジマーマレード、オレンジライトビスケット、カルダモン風味のコーヒーアイスクリーム、コーヒーヌガティーヌが盛り付けられた、非常に複雑なデザートなんだけど、これがまた非常に美味しい。
私達はリッツカールトン京都では、このピエール・エルメ・パリのスペシャルデザートを3種類、さらにアフタヌーンティーも2種類いただいたが、その中でもこのデザートが一番美味しかった。
ザ・リッツ・カールトン京都「ラ・ロカンダ」の食事代は?
美味しいコース料理をすべて食べ終わったところで、ザ・リッツ・カールトン京都 イタリアンレストラン「ラ・ロカンダ」で掛かった食事代を見てみよう・・・(ドキドキ)。
さすがリッツカールトン京都の高級イタリアンレストランだけあって高い(笑)。さらに今回のディナーは桜シーズンだったため、私達のマリオット・ボンヴォイ・チタンエリート会員の20%割引も無し。オフシーズンで割引が適用されたら8,000円ぐらい安くなるので、この割引が有るのと無いのとではかなり違いがあるなぁ。
リッツカールトン京都「ラ・ロカンダ」はオフシーズンがおすすめ!
リッツカールトン京都の高級イタリアンレストラン「ラ・ロカンダ」でのディナーはいかがだっただろうか。味はイタリアンなんだけど、見た目の繊細さは京懐石料理のようなものもあって、ほんとに京都の食文化とイタリアの食文化が融合したような、そんな楽しさのあるコースメニューをいただくことが出来た。また、食事の最後に出てくるピエール・エルメ・パリのスペシャルスイーツがこれまた非常に美味しく、このコース料理の中で一番美味しかったんじゃないかなぁと感じるほどの一品だった。
このリッツカールトン京都のイタリアン「ラ・ロカンダ」は、高級レストランだけあって食事の予算は1人2万円前後を見繕っておく必要があるが、ピークシーズンを外せばマリオット・ボンヴォイ・エリート会員割引特典(シルバー10%、ゴールド15%、プラチナ以上20%)も受けられるので、お得にこのレストランを利用したい時は、マリオット・ボンヴォイ・アメックスカードを持ちつつオフシーズンを狙って訪れるのをおすすめしたいと思う。
それでは、リッツカールトン京都に滞在した際は、ぜひこの高級イタリアンレストラン「ラ・ロカンダ」を楽しんで、美味しい京都の思い出を作ろう!
マリオット・ボンヴォイ・アメックスカードのお問い合わせ
なおマリオットの上級会員資格を獲得できるマリオット・ボンヴォイ・アメックスカードのお得な入会方法の紹介をご希望の方は、以下のメールアイコンをタップしてメールにてお気軽にお問い合わせください。
最新の記事
人気の記事