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リッツカールトン京都 日本料理レストラン「水輝 - みずき」
リッツカールトン京都「水輝」の場所 / 営業時間
リッツカールトン京都「水輝」の場所はホテル館B1F。ロビーフロアからは階段、もしくはエレベーターでアクセス可能となっており、またリッツカールトン京都はロビーフロア1Fとこの水輝のあるB1F階は中央が吹き抜けになっているので、地階ではあるが開放感がある。
この日本料理レストラン「水輝 - みずき」の営業時間、そしてマリオット・ボンヴォイ割引特典除外日などの詳細は以下の通り。
リッツカールトン京都「水輝 - みずき」の店内の様子
リッツカールトン京都「水輝 - みずき」の店内の様子がこちら。基本的にはテーブル席となっており、少し落としめの照明と明治あたりのレトロなインテリアでまとめられている。
天麩羅、鮨、鉄板焼き
またレストラン店内には、中央に「鮨」、両端に「天麩羅」と「鉄板焼き」の席が設けられている。水輝の利用に関しては、宿泊者は予約は必須ではないが、鮨、天麩羅、鉄板焼きの席は専任シェフが受け持つため事前の予約は必須となる。
リッツカールトン京都「水輝」のバルコニー席
また、このリッツカールトン京都「水輝」には、紅葉などがあしらわれた滝の流れるお庭を眺めるバルコニー席も用意されており、食事の際は虫などの関係で利用できないが、お茶やデザートのタイミングではバルコニー席を利用することもできる。
なお、このリッツカールトンのお庭の紅葉は、この場所が地階にあるため日光が届きにくい環境のため、12月に入った上旬頃が見頃になったりするのだとか。ただこの時期の京都は寒いので、温かい服装で訪れたい。
水輝の個室
リッツカールトン京都「水輝」には4人ほどが座れる個室席も数室用意されている。家族や身内だけのプライベートな食事の際には予約するといいだろう。
リッツカールトン京都「水輝」のドレスコード / 服装
リッツカールトン京都の日本料理レストラン「水輝 - みずき」での服装、ドレスコードは、ウェイティングスタッフも着物を着用しているので、ゲストもすこしきっちり目に、スマートカジュアル~セミフォーマルあたりがしっくり来るんではないかと思う。なお、レストランに訪れているゲストは、利用してみた感じでは宿泊者もいるが、ご飯だけ食べに来ている人も多い印象だ。
リッツカールトン京都「水輝」:とある日のディナー1
それでは、私達が実際にこのリッツカールトン京都の日本料理レストラン「水輝」でいただいた食事内容を写真と感想とともにお届けしたいと思う。
まずはザ・リッツ・カールトン京都でのとある日のディナー1。この水輝は高級日本料理レストランなので、料理は魚介類が多いのだが、いかんせんミヅキ(お店の名前と一緒だがこっちは私の妻のほう)は魚介類が苦手なので、この日は好きなものをチョイスして食べられるように、私もミヅキもアラカルトメニューを頼むことにした。まずは京都伏見の黄桜さんが手掛けるクラフトビール「京都麦酒」(1,500円)で乾杯だ!
先付け:蕗の薹の煮浸し
まず最初に料理に先立って出てきたのは先付け「蕗の薹の煮浸し」。この先付けはアラカルトメニューを注文しても料理の最初に提供されるものとなっている。春らしくフキノトウを使った煮浸しで、お味は優しく出汁が効いていて美味。
120年前のお盆
先付けが乗って出てきたお盆は、このリッツカールトン京都・水輝の料理長が趣味でコレクションしているという120年前のお盆(ぼん)。リッツカールトン京都のものではなく、料理長の私物だということだが、繊細な風景画が書かれたこのお盆は見事。素人の私でも価値のある骨董品なんだろうなぁというのがよく分かる。
彩り野菜のサラダ
先付けの後は、頼んだ料理がテンポ良くやってくる。こちらは「彩り野菜のサラダ」(1,400円)。1つをミヅキと二人でシェアするつもりで頼んだら、一つづつのお皿に取り分けて持ってきてくれた。自家製のごまドレッシングで召し上がれ。
天ぷら七種盛り合わせ
こちらは「天ぷら七種盛り合わせ」(3,500円)。内容は海老二尾、海鮮一種、野菜五種となっているが、野菜は人参、カボチャ、サツマイモ、ミョウガ、行者にんにく。
藻塩と天つゆ
天ぷらは藻塩(淡路島産)と天つゆ、大根おろしでさっぱりといただく。天ぷらってほんと美味しいよなぁ♪
丹波地鶏胸肉の照焼
こちらの料理は「丹波地鶏胸肉の照焼」。鶏の照焼というから照焼のタレを染み込ませて鶏を焼き上げたものが出てくるのかと思いきや、上品に焼き上げた胸肉の上に照焼のタレが掛かった一品だった。胸肉なのにジューシーに焼き上げてるところはさすがだ。
小鉢仕立のしゃぶしゃぶ
そきて今回のリッツカールトン京都「水輝」さんでのディナーのメインディッシュがこちら。小鉢仕立のしゃぶしゃぶだ。このしゃぶしゃぶは一人用の小鉢で楽しむしゃぶしゃぶで、小鉢の中には豆腐とおあげさん(油揚げ)も入っている。なお、小鉢仕立てのしゃぶしゃぶは「黒毛和牛」と「海鮮」の2種類からチョイス可能。
黒毛和牛しゃぶしゃぶ
ミヅキがチョイスしたのは「黒毛和牛しゃぶしゃぶ」(4,000円)。美味しそうな霜降り牛肉のしゃぶしゃぶだ。牛肉の下にはネギや野菜などが盛り付けられている。また手前の丸い器に入っているのは柚子胡椒で、ちょっと付けただけでもかなり辛い本格的な香辛料だ。
この黒毛和牛のしゃぶしゃぶは、出汁が優しくて非常に美味。もちろん牛肉もとろけるような美味しさだが、このしゃぶしゃぶした後のお出汁も絶品。牛肉や野菜の風味も付いて超美味しいお吸い物でお汁まで美味しいしゃぶしゃぶとなっている。
海鮮しゃぶしゃぶ
私が選んだのは海鮮しゃぶしゃぶ(3,500円)。具材はマグロ、鯛、鰆(さわら)そして、黒毛和牛のしゃぶしゃぶ同様、下にネギなどの野菜が盛り付けられている。普通なら刺身で食べそうな魚の切り身をしゃぶしゃぶしていただく。
お味は牛肉のようなしっかり感は無いが、新鮮な旬の魚を優しく美味しくいただけるのはとても良い。また、しゃぶしゃぶが終わった後のお出汁。これが全部飲み干したくなるほどヤバいぐらいに美味い。ごちそうさまでした!
ピエール・エルメ・パリのデザート:サラセノ
食事の〆は、リッツカールトン京都の定番、ピエール・エルメ・パリのデザート。このリッツカールトン京都では、レストランごとに専用のピエール・エルメ・パリのデザートが用意されている(季節により新しいものが考案される)。日本料理「水輝」のスペシャルデザートは2種類あるのだが、その一つがこの「サラセノ」と名付けられたこちら(1,500円)。
この「サラセノ」は、ルバーブといちごのコンポート、そば粉のサブレ、そば粉のアイスクリーム、いちご、ピンクグレープフルーツのクリームが盛り付けられたデザートで、日本料理・水輝のイメージらしく、そば粉を使ったデザートとなっている。お味は甘くない大人のスイーツで、上品な美味しさが日本料理にとてもよく合う。
ピエール・エルメ・パリのデザート:ジャルダン・アンシャンテ
そして日本料理レストラン「水輝」のスペシャルデザートのもう一つが、ジャルダン・アンシャンテと名付けられたこちら(1,500円)。
見た目からして非常に個性的なこのデザート。内容は、ライムとエスプレッソペッパーのアイスクリームといちご、そして苺のジュースで作られたシートがスカーフのように上に盛り付けられている。お味はこちらも甘くない大人のデザートなんだけど、このアイスクリームはピリっと辛い唐辛子のアイスクリームになっているのだ。唐辛子とアイスクリームという、なんとも予想外の組み合わせであるが、ライムの酸っぱさが効いていて、ピリッと辛いアイスクリームも悪くない。いやむしろ美味しい。食後にあっさりと口の中をまとめてくれる楽しいデザートだ。
リッツカールトン京都:とある日のディナー1の食事代
このリッツカールトン京都・とあるひのディナー(アラカルト編)の食事は以上となるが、はたして食事代はどのぐらい掛かったか、ドキドキしながら見ていきたいと思う。
2人で合計3万円弱ということは、一人あたり1.5万円前後。色々と張り切って品数多く頼んでしまったが、まぁあんまり高いものを頼まなければ、一人1.5万円ぐらいで収まる・・・といったところか。
リッツカールトン京都「水輝」:とある日のディナー2
さて、リッツカールトン京都「水輝」のアラカルトメニューがどんなものなのか分かったところで、別の日のディナーの様子もお届けしておきたいと思う。この日は、ミヅキは簡単にアラカルトの丼物メニュー、私はコースメニューの玉露 - TAMAGASUMI(7品 / 11,800円)をチョイス。
なお、コース料理「玉露」の内容は以下の通りとなっている。
やはりコース料理は魚介類のオンパレードなので、魚介類苦手なミヅキは丼物にして正解だな(笑)。
先付け:春野菜の煮浸し
アラカルトメニューを頼んだミヅキの先付けがやってきた。こちらは菜の花、蕗の薹、筍といった春野菜の煮浸し。出汁の効いた優しくて美味しいお味だ。
柄の違うお盆
前回のディナー同様、先付けは料理長のコレクションの120年前の骨董品のお盆にのってやってくる。多分、このリッツカールトン京都 水輝の食事には、最初に必ずこのお盆がやってくるのだろう。今回の柄はまた前回とは違うが、これまた見事だ。
先付け:車海老、筍、たらの芽、蚕豆餡
私のコースメニュー「玉露」の先付けもやってきた。こちらは車海老、筍、たらの芽が盛り付けられており、上にはそら豆の餡がのっている。海老がプリプリしていて非常に美味。優しいお味だ。
毎回柄の違うお盆
私の先付けも、料理長のコレクションのお盆にのってやってきた。こちらもぜんぜん違う柄だが、絵柄はどれも富士山が描かれている。料理長は富士柄が好みなのかなぁ。
天丼
先付の後。ミヅキが頼んだアラカルトメニューの野菜天丼(ベジタリアンメニュー / 2,500円)がやってきた。野菜天丼に乗っている天ぷらは、万願寺とうがらし、カボチャ、サツマイモ、ミョウガ、カブ、椎茸、舞茸。赤出汁の味噌汁と香の物が付いており、少食な人なら先付けもあるので、この一品だけでも結構お腹に来るんじゃないかと思う。天丼は想像通り、安定の旨さだ。
御椀:鰹出汁仕立 - 油目唐揚 筍 若布 木の芽
私のコースメニューの料理もやってくる。こちらは御椀:鰹出汁仕立 - 油目唐揚 筍 若布 木の芽。お汁の中の丸いのは魚のアブラメ(アイナメ)の唐揚げで、具材にはワカメや筍など。さっぱりとしていてでも唐揚げの香ばしさが食欲をそそる。
造里:鯛 マグロ 鰆
続いてやってきたのは刺身料理。内容は、鯛、マグロ、サワラ。本来のメニューは、鰹、北寄貝、縞鯵という内容だったのだが、私も青魚や貝類はそんなに得意ではないと伝えていたので、あっさりとした内容の魚に変更して持ってきてくれた。ありがとうございます♪
温物:和牛湯引きと春野菜
焼八寸の後は、煮物料理「和牛湯引きと春野菜」。サクッと湯引きした牛肉に、蕗の薹や山菜などの春野菜が盛り付けられている。お味は、上品な肉じゃがのような感じ(じゃがいもは入ってないけど)で非常に美味い。
食事:桜海老と筍御飯
私のコースメニュー「玉露」の食事もご飯物とデザートを残すのみとなった。そのご飯物に用意されていたのはこちらの「桜海老と筍御飯」。たっぷりのご飯(二合)と、桜海老、筍、春野菜が土鍋で炊かれた、見た目にも鮮やかでうまそうな一品。
赤出汁と香の物
この桜海老と筍御飯には、赤出汁と漬物も付いてくる。また御飯は量的にもたっぷりあるので、思う存分食べられる。このご飯ものだけでもかなりのボリューム。春を感じさせる上品な味わいのこの桜海老と筍の炊き込みご飯は、春限定になるとは思うが、アラカルトメニューでもいただけるので、機会があればぜひいただいてほしいと思う。
デザート:ピエール・エルメ・パリ「サラセノ」
コース料理の食事の〆のデザートはピエール・エルメ・パリが手掛けるデザート「サラセノ」。そう、とある日のディナー1でいただいたデザートだ。本来、このコース料理の最後にはもう一つの「ジャルダン・アンシャンテ」が付いているようなのだが、私が前回その「ジャルダン・アンシャンテ」をいただいていたということで、こちらの「サラセノ」を用意してくれた。
リッツカールトン京都:とある日のディナー2の食事代
お腹いっぱいになったところで、このリッツカールトン京都・水輝での「とある日のディナーその2」の食事代を見てみよう。
私がコースディナーをいただいたが、ミヅキは天丼とデザートのみだったため、最初のディナーのときよりもかなり安めに抑えられている。このリッツカールトン京都「水輝」では、コースメニューだけでなく丼物などの単品メニューも取り揃えられているので、少しリーズナブルに食事代を抑えようと思えば、工夫次第でなんとかなる感じだ。
リッツカールトン京都の日本料理レストラン「水輝」のまとめ
リッツカールトン京都の高級日本料理レストラン「水輝」のディナーはいかがだっただろうか。料理はどれも京都らしい繊細で優しい味付けで美味しいが、さすが京都の高級会席料理のお店と言うだけあって、コース料理で食事をする場合は、食事代は一人15,000円~20,000円程度は見積もっておく必要がある。
ただし、アラカルトメニューも充実しているので、丼物などでカジュアルに済ませれば、飲み物を合わせても一人あたり5,000円~7,000円ぐらいで食事代を収めることも不可能ではない。リッツカールトン京都に滞在する際は、ぜひこの日本料理「水輝」さんを有効活用して、美味しい京都旅行を楽しんでほしいと思う。ではでは♪
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