ホテル
リッツカールトン京都 ピエール・エルメ・パリのアフタヌーンティー
リッツカールトン京都 ロビーラウンジへ
では早速、リッツカールトン京都のザ・ロビーラウンジへと向かおう。場所はレセプションフロア(1F)。お店のエントランス付近の様子がこちら(360度写真 / ドラッグしてお好きな角度からどうぞ)。
和洋折衷なインテリア
ザ・ロビーラウンジの店内は、町家を思わせる格子状の木の仕切りが配置され、その中にはラウンドテーブルを囲む客席が並ぶ。和洋折衷な雰囲気が漂う店内は、京都ならではの独特な世界観を醸し出している。
ゆったり座れるソファ席
ザ・ロビーラウンジの座席は、主にテーブル&チェア席が用意されているが、一部の客席はゆったりくつろいで座ることができるソファ席も設けられている。
ロックガーデンを臨むテラス席
さて、今回のリッツカールトン京都「ザ・ロビーラウンジ」では、私(モリオ)は春限定の特別メニュー「桜御膳」を注文(数日前に要予約)していたが、その桜御膳は、このテラス席にていただくことになる。もちろん雨天時は室内となるが、このテラス席はリッツカールトン京都の自慢のロックガーデンを間近に臨む、京都の四季を肌で感じられるスペシャル席となっている。
ちなみに「桜」はリッツカールトン京都のロックガーデンには植えられておらず花見ができるわけではない。このガーデンテラスからよく見える場所に桜の木があれば更に最高なシチュエーションとなりそうだ。
テラス席にはヒーター
京都は桜のシーズンや秋の紅葉シーズンは、季節的に肌寒いことも多いため、このザ・ロビーラウンジの屋外となるテラス席には天井にヒーター設備も用意されており、またブランケットも借りることができる。ただ、ヒーターが付いていると言っても寒い時は寒いので、桜・紅葉シーズンでテラス席を利用する際は、何か羽織れるものは用意しておきたい。
蕗のとう豆腐 蛍烏賊 茗荷子 青豆
一つ一つの料理も見ていきたい。まずこちらは先付けで用意された「蕗のとう豆腐 蛍烏賊 茗荷子 青豆」。器は和紙でラッピングされ、その上に桜の花が添えられている。まさに京都の春だ。
蕗の薹豆腐と蛍烏賊
和紙のフタを開けると、中からは蕗の薹豆腐、蛍烏賊、えんどう豆と、春らしい食材が可愛らしく器の中に盛り付けられている。
桜御膳のメインディッシュ
先付けの後は、食事メニューがまとめて用意される。
木箱の中の料理
木箱の中に入っている料理は、鮪(まぐろ)と九条葱の辛子味噌和え、茶碗蒸し 新緑餡と桜花を添えて、 鰆(さわら)の南蛮漬け、桜鱒塩焼 大根おろし添え(串物が乗ったガラスの器の中)、串指(クリームチーズ味噌漬 芽キャベツ 蕗の薹天ぷら のし梅 海老)、桜葉の天麩羅。見た目にも上品で美しい、言ってみれば和風のアフタヌーンティーのような木箱の中身だ。
串物の下には桜鱒の塩焼き
木箱のガラスの器の上に乗った串物の下には、染めおろし(醤油で味付けされた大根おろし)がのった桜鱒(マス)の塩焼きが隠れている。この桜御膳の食事は、至る場所に様々な料理が置かれていて、次は何を食べようか良い意味で迷ってしまう。
菱形の器の上のお寿司
菱形の器の上に盛られているのは、ケーキ仕立てに仕立てられた海鮮ちらし寿司と、桜の葉っぱで巻かれた鯛桜寿司。ふんだんに金粉が掛かっているのもゴージャスな雰囲気。
鯛桜寿司の桜の葉っぱは塩漬けされており、葉っぱは食べなくてもいいが一緒に食べれば良い塩加減で鯛寿司を味わうことができる。またケーキ仕立ての海鮮ちらし寿司は、上には錦糸卵にマグロ、サーモン、貝、菜の花、いくらなどが添えられ、また酢飯には数種の香の物がまるでスイーツのように層になっていたりと、見るのも楽しく、さらに食べても美味しい。
ピエール・エルメ・パリのスイーツ
食事の後は、ピエール・エルメ・パリのデザート「Jardin Japonais - ジャルダン ジャポネー」。この「Jardin Japonais」の意味はフランス語で日本庭園。青と白の美しい器に、桜の花びらが描かれたクリスピーメレンゲの被せがのっている、とても個性的なデザートとなっている。このかぶせをフォークで割って中身と一緒にいただくスイーツだ。
ジャルダン ジャポネーの中身
そのクリスピーメレンゲを割ったところがこちら。中にはトンカ豆とレモン風味グリオットマスカルポーネクリーム、グリオットジュレー、バニラ風味サブレ、グリオットポッシェといったスイーツたちが隠れている。味だけでなく食べ方でも楽しませてくれる面白いスイーツだ。お味はかなり甘めだが、ピエール・エルメのスイーツはやはり最高!男性の私も十分楽しめる内容の桜御膳だった。
ピエール・エルメ・パリのアフタヌーンティー
続いてミヅキがいただいた、リッツカールトン京都 ピエール・エルメ・パリが手掛けるアフタヌーンティーを見ていきたい。このアフタヌーンティーでは、お好きなコーヒーか紅茶を2杯選んでいただくことができるようになっており、ミヅキはシーズナルティーセレクションから「チャイナローズペタル / 薔薇茶」、そして2杯目はキャラメルマキアートをチョイスした。
アフタヌーンティーのスイーツスタンド
こちらがそのピエール・エルメ・パリが手掛けるアフタヌーンティーのケーキスタンド / スイーツスタンド。置かれているスイーツや料理の詳細は以下の通り。
中段のメニューは意味不明な名前が並ぶが、こちらはピエール・エルメ・パリが手掛けている一口ケーキの名称。詳細は後述したい。なお、アフタヌーンティーは下から食べていくというマナーが一応あるようだが、まぁあまり深く考えず、好きなものを食べ進めていってみよう♪
アフタヌーンティー下段:オードブル
アフタヌーンティースタンドの一番下の段に置かれていたのは軽食 / オードブルメニュー。
- ローストビーフのオープンサンドイッチ(右)
- グリーンピースのムースとベーコンのガレット(中央)
- サンドイッチ:スモークサーモン いくら プンパニッケル 白い卵黄(奥)
- 塩サブレ 南瓜 クリームチーズ プロシュート(左)
- ダックフォアグラクリームのエクレア ルバーブとベジタブル(手前)
なお、ミヅキは魚介類、特に生物が苦手なので、奥に置かれているサンドイッチはBLTサンドに変更されている。どの料理も一口でパクっと食べられるライトな感じ。見た目にはスイーツのようなものもちゃんと塩加減があって普通にオードブル料理となっている。
アフタヌーンティー中段:ピエール・エルメ・パリのスイーツ
続いてアフタヌーンティースタンドの中段。こちらにはピエール・エルメ・パリで定番のケーキが一口サイズで4種類用意されている。それらの詳細は以下の通り。
- キャレマン ショコラ
- 左前:クレームオショコラ、カカオ片入りプラリネ、ビスキュイショコラ
- タルト ローズ エ ジャスマン
- 左奥:ローズ風味マスカルポーネクリーム、ローズ風味ビスキュイ、ジャスミン風味ガナッシュ、タルト
- デジレ
- 右前:レモンクリーム、苺とバナナのコンポート、レモン入りビスキュイ、ピスタチオ、サブレブルトン
- フレジエ
- 右奥:いちご、ピスタチオ風味クリーム、ジェノワーズオザマンド、メレンゲ
どのケーキも手の混んだ一品になっていて、スイーツ好きな人にはたまらない内容になっている。ミヅキも「美味しいっ!」と感動しながら食べていた。
アフタヌーンティー上段:スコーン
アフタヌーンティースタンドの上段は、プレーンとレーズンのスコーンが用意されていた。少ししっとりとした食感のスコーンとなっている。
ルバーブといちごのジャムとクロテッドクリーム
スコーン用には、濃厚なクロテッドクリームと、ピエール・エルメ・パリ特製 ルバーブといちごのジャムが添えられている。これらを付けていただくリッツカールトン京都のスコーンは格別だ。
アフタヌーンティー後のティーサーブ
アフタヌーンティーのスイーツスタンドを食べ終わるとやってくるのは、ピエール・エルメ・パリの定番、マカロンとキャレショコラ(板チョコ)、そして二杯目のキャラメルマキアート。マカロンは濃密なコクのある甘さが特徴で、ミヅキ曰く「マカロンが美味しいと思ったのはピエール・エルメ・パリさんが初めて!」とのこと。また板チョコは洋酒が非常に効いていて、板チョコなのにウイスキーボンボンのような味わいがある。これでリッツカールトン京都さんのアフタヌーンティーは終幕となる。ごちそうさまでした!
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