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リッツカールトン京都の朝食は和食と洋食どっちがおすすめ?
リッツカールトン京都の朝食
ザ・リッツ・カールトン京都では、あのピエール・エルメ・パリの世界一にも輝いたクロワッサン・イスパハンをはじめ、人気の高いエッグベネディクトなどを食べられる、イタリアンレストラン「ラ・ロカンダ - La Locanda」での洋食ブレックファストと、B1Fの日本料理レストラン「水輝 - みずき」でいただける純和風の朝食の2種類が用意されてる。今回私達は、このリッツカールトン京都の洋朝食と和朝食をいただいてきたので、その気になる内容を実体験レビュー!
なお、このリッツカールトン京都の朝食は、マリオット・ボンヴォイ・プラチナエリート会員、チタンエリート会員、アンバサダーエリート会員は特典として無料でいただくことができるので参考にしてほしい。では行ってみよう!
リッツカールトン京都の朝食の時間と場所、料金
リッツカールトン京都の朝食の時間と場所、料金は以下の通り。
和朝食は日本料理レストランの水輝(B1F)、洋朝食はロビーフロア(1F)のイタリアン「ラ・ロカンダ」にていただくことができる。なお、リッツカールトンは通常、マリオットのプラチナエリートメンバー以上への朝食特典は付けていないが、このリッツカールトン京都は朝食特典が付いているのは、該当メンバーには嬉しいところだ。
今回のリッツカールトン京都 朝食レビューについて
今回のリッツカールトン京都の朝食レビューは、新型コロナの影響でリッツカールトン京都が水輝(みずき)での和朝食を取りやめて、洋朝食、和朝食ともにラ・ロカンダのみでの提供となっている。また洋朝食も、通常はビュッフェ形式での提供となるが、今回の滞在中はビュッフェも中止となり、サーブ形式に変更となっている。
リッツカールトン京都の朝食会場:ラ・ロカンダ
では、リッツカールトン京都の朝食会場である「ラ・ロカンダ」のレストラン内の風景を見ていこう。店内はテーブル席がメインとなっているが、壁際には半円を描くような配置になっているソファ席も一部用意されている。
窓際の席
また、リッツカールトン京都「ラ・ロカンダ」には、2席しか無いが窓際のソファ席もある。
緑を見ながらの朝食
この席は正確にはラ・ロカンダの客席では無く、隣接している「ザ・バー」の席となるが、この座席からは、リッツカールトン京都の箱庭のようなお庭を見ながら食事をすることができるのでおすすめ。人が少ない場合は、事前にリクエストしておけば運が良ければ座ることもできる。
リッツカールトン京都の朝食:和朝食
それでは、実際にリッツカールトン京都での朝食を見ていこう。まずは日本料理レストラン「水輝 - みずき」さんが手掛ける和朝食から。この水輝さんの和朝食は、ゲストの到着に合わせてご飯を炊き上げるため、前日までに予約しておく必要があるので注意しよう。
なお、今回は上でも説明したとおり、この和朝食もラ・ロカンダ内でいただいているが、通常では下階の水輝さんの店内でいただくことになる。
お碗料理
このリッツカールトン京都の和朝食は、ビュッフェ形式ではなく、席まで食事を運んでくれるサーブ形式となっている。料理は最初にお碗ものなどの料理が出てくる。
この日の最初の料理は、春シーズンということもあり「ふきのとう」を使った豆腐のあんかけが用意された。ふきのとうの豆腐というのはあまり馴染みが無いが、食感はごま豆腐や沖縄のジーマミー豆腐(ピーナッツ豆腐)のような粘り気があり、お味はしっかり蕗の薹を感じる。京都の春を感じさせる上品な味わいだ。
メインの和朝食
最初の一品料理のあとには、メインとなる和朝食が登場だ。内容は、この写真の時は、炊きたての土鍋のご飯に、京都宇治のWABISUKE卵を使った温泉卵(生卵が苦手な場合は卵焼きにもしてもらえる)、お味噌汁、筍とかぼちゃの煮浸し、焼き鮭、ホタテとホタルイカの煮物、ちりめん山椒、牛肉のしぐれ煮、ひじき、漬物と海苔、デザートにはメロン、オレンジ、パイナップルが付いてきた。
料理はどれも京料理らしい出汁が効いた優しいお味で美味しい。おかずものが多いので、ご飯は二膳ぐらい食べられる感じ。ご飯はお代わりできる。
別の日の料理の内容
これは別の日のリッツカールトン京都の和朝食の献立内容。上のホタルイカが盛り付けられた和朝食とほぼ同じ内容だが、そのホタルイカが、鯛の昆布締めに変わっていた。
卵料理は茶碗蒸し
また卵料理も、最初の和朝食は温泉卵だったが、この日の卵料理は餡掛けの茶碗蒸しになっていた。上には蟹身も乗っていて豪華。
リッツカールトン京都の和朝食は、こんな感じで、日によって要所要所の料理が変更となるが、基本セットとしては同じような感じになるので、複数日滞在する場合は「今日は和朝食、明日は洋朝食・・・」といった感じで変更してやるのがおすすめだ。
リッツカールトン京都の朝食:洋朝食
続いてはリッツカールトン京都の洋朝食を見ていこう。
洋朝食のメニュー内容
今回私達が訪れた時は、新型コロナの影響でビュッフェ形式ではなく、メニューから料理を選んでいただくサーブ形式になっていたが、通常のビュッフェ朝食でも、だいたい同じような料理がいただけると考えておいてOKだ。
オムレツ
こちらはミヅキが頼んだオムレツ。オムレツの種類は、ハム・ベーコン、プレーン、野菜からチョイス可能。ツルッと美しいオムレツに、付け添えには野菜とベーコン、ウインナー。エッグベネディクトと同じ付け添えが付いてきた。
世界一!ピエール・エルメ・パリのクロワッサン
そしてこちらは、世界一に選ばれたピエール・エルメ・パリのクロワッサン。種類は世界一に選ばれたことでも超有名なクロワッサン・イスパハン(ローズ風味のアーモンドペースト、フランボワーズのコンポート、ライチが入ったピエール・エルメ・パリの代名詞とも言える看板クロワッサン)クロワッサン・オ・ザ・マンド(くるみとヘーゼルナッツ風味のアーモンドペーストが入ったクロワッサン)、プレーン、そしてクロワッサンではないが、こちらもピエール・エルメ・パリのパン・オ・ショコラ(チョコレートデニッシュ)。
これらのクロワッサンは、1つがかなり大きく、そしてとても甘いので、1つ食べただけでもかなりのボリューム感がある。これはほんとに美味しい。食べている間にも食感や風味が変化し、ミヅキいわく「これはパンと言うよりはスイーツよね。」とのこと。
大きい声で言うと怒られるので小さい声で言うが、あまりの旨さに「クロワッサン・イスパハン」と「クロワッサン・オ・ザ・マンド」を食べすぎたミヅキはまぁまぁ太った様子(笑)
季節のサラダ
季節のサラダ。このサラダには菜の花やカブなど、旬な野菜がたっぷり。またサラダの上にはハムなどのコールドカットをリクエストして乗せてもらった。酸味が効いたエシャロットドレッシング、もしくはリッツカールトン京都の自家製ごまドレッシングで召し上がれ。
コールドカットプレート
こちらはコールドカット&スモークサーモンプレート。付け添えのケッパーは鞘付きで大きい。
フルーツワゴン
リッツカールトン京都の洋朝食のフルーツは、メロン、グレープフルーツ、いちご、ベリー、オレンジ、ドラゴンフルーツ、そして付け添えのヨーグルトとはちみつも用意されている。
洋朝食の目玉はピエール・エルメ・パリのクロワッサン
このリッツカールトン京都の洋朝食は、エッグベネディクトやオムレツなどの卵料理も良いが、やはり一番の目玉となるのは、世界一と称されたピエール・エルメ・パリの「クロワッサン・イスパハン」。味も絶品、ボリューム感もたっぷりなので、満足度はかなり大きい。
忘れられないリッツカールトン京都の朝食
このサプライズのスイーツは本当に思いがけなくて感動してしまった私達。こんな嬉しい朝食タイムは、リッツカールトンさんでしか味わうことが出来ないんじゃないかと思う。ゲストひとりひとりに合わせた最高のおもてなしを提供してくれるリッツカールトン京都さんのホスピタリティ。本当にありがとうございました。
リッツカールトン京都で食べるなら和朝食?洋朝食?
リッツカールトン京都の洗練された和朝食と洋朝食の内容はいかがだっただろうか。和朝食は、旬の食材を活かした繊細なお味の京料理が魅力的。洋朝食はリッツカールトン京都の看板パティスリー「ピエール・エルメ・パリ」の世界一と称されたクロワッサン・イスパハンを好きなだけ食べられる。
このリッツカールトン京都の朝食で、2つのどちらかしか食べられないとしたら、、、実際に食べ比べてみても、どちらも魅力があって捨てがたく選ぶことが出来ない・・・というのが正直な感想だ。
なので、もしもどちらかしか選べないならシンプルに考えて、洋食が好きならラ・ロカンダで洋朝食、和食が好きなら水輝の和朝食を選択すると良いだろう。ミヅキ的には絶対に洋食がおすすめだそうだ。まぁ、できれば2日以上滞在してどちらの朝食も楽しむのをおすすめしたいところではあるが(笑)。
あと、「ピエール・エルメ・パリ」の世界一と称された「クロワッサン・イスパハン」は、ホテル内にある「ピエール・エルメ・パリ ブティック」でも販売しているので、そちらで購入するのも有りだ。
なにはともあれ、このザ・リッツ・カールトン京都を訪れた際は、これらの朝食メニューを食べて、美味しい京都の朝の思い出を作って欲しいと思う。ではでは♪
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