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リッツカールトン京都 鴨川臨むコーナースイート KITA 宿泊記
リッツカールトン京都 コーナースイート KITA
ザ・リッツ・カールトン京都の鴨川を臨むコーナースイートルーム「コーナースイート KITA」にアップグレードで滞在することができたので、そのお部屋の様子や設備、アメニティ、サービスなどを宿泊レポート!
このリッツカールトン京都「コーナースイートKITA」は、ホテル館内北側のコーナーに配置されているお部屋で、その広さは約100m2 。スイートルームタイプなので、ベッドルームとリビングルームは別々となっており、超快適にお部屋の中で過ごすことが出来るスペシャルなお部屋だ。
着物スタッフによる客室への案内
チェックインが終わると、いよいよリッツカールトン京都で宿泊する客室へと向かう。お部屋へは、京都らしく着物を着たスタッフが案内してくれる。私達は京都はホームタウンなのだけれど、こうした演出があるだけで、なんだか旅行にやってきた気分になる。着物での案内というのは、本当にとても嬉しい演出だ。
七宝(しっぽう)文様が施された玄関の扉
私達が宿泊するリッツカールトン京都「コーナースイート KITA」337号室の入り口の扉。扉の表面には七宝(しっぽう)文様が施され、和モダンで重厚な雰囲気が伝わってくる。なお、リッツカールトン京都のお部屋はどの扉にもこの七宝文様が施されている。
リッツカールトン京都 コーナースイート KITA:エントランス
リッツカールトン京都 コーナースイート KITA のお部屋を入ってすぐのエントランスの中の様子がこちら。奥に進んでいくとリビングルームにつながるが、その手前には物置き付きの大きな姿見ミラーと、その向かい側にはトイレが備わる。
姿見ミラー
エントランスの姿見ミラー。側面には間接照明も付いて、さらに物が置ける板も付いているので、出かける前などに非常に便利だ。
新聞(朝刊)サービス
リッツカールトン京都では新聞(朝刊)サービスも行われており、チェックインの際に指定しておけば、毎朝、玄関扉のドアノブに希望の新聞を掛けて置いてくれる。
エントランスのトイレ
エントランスのミラーの向かいには扉付きのトイレ。もちろん便座はウォッシュレットタイプ。トイレの中には洗面台、そして電話も付いている。
リッツカールトン京都 コーナースイート KITA:リビングルーム
お部屋のエントランスを抜けると、リッツカールトン京都 コーナースイート KITA リビングルームがあらわれる。リビングルームには大きなソファとテーブル、窓際にはデスク、そしてダイニングコーナーが用意されている。コーナールームのため、リビングルームの壁半分は窓となっていて明るいが、はめ込み式なので窓を開けたりすることは出来ない。
ソファスペース
リビングルームの中央には大きなソファスペース。広めのカウチソファと一人掛けソファがコの字に並べられていて、その中央には大きめのダイニングテーブルも置かれている。
ウェルカムフルーツ
そのソファスペースのテーブルにはウェルカムフルーツ(オレンジと苺)も置かれている。その横には、リッツカールトン京都の支配人からの手書きメッセージ(英語)も添えられている。
オーディオシステム
ソファの横にはiPhoneをそのまま差し込めるオーディオシステム(スマホとBluetoothで接続可能)が置かれている。このオーディオはアメリカのオーディオ会社「Tivoli Audio」のもので、個性的で秀逸なデザインで目にとまる。高級ホテルにはピッタリ。お部屋でお気に入りの音楽を聴きたい時は利用するといいだろう。
窓際のデスクスペース
鴨川を臨む窓際にはデスクスペース。デスクスペースと言ってもしっかりとした大きさのラウンドテーブルが置かれているので、お部屋の中でコーヒーや紅茶などを飲む際のスペースとしても活用できる。
盆栽の松の木
窓際のサイドキャビネットには盆栽の松が置かれている。このリッツカールトン京都のある川端二条あたりは、街の雰囲気は雑多な感じなのだけれど、この松の木越しに風景を見れば、京都らしい和の雰囲気がしてきてなんだか良い。この盆栽は、リッツカールトン京都のお部屋からの景色に華を添えるベストなアイテムだ。
ウェルカムギフトの京菓子「宇治抹茶煎餅」
デスクスペースにもウェルカムギフトとして京菓子「宇治抹茶煎餅」も置かれている。メーカーは二條若狭屋(にじょうわかさや)さん。リッツカールトン京都から二条通りを西に進んだ先にある、約100年の伝統を誇る老舗の京菓子のお店だ。
デスクスペースのキャビネットの中
デスクスペースの黒いキャビネットの中には、封筒やメモ用紙、電話、アクティビティやスパのメニュー、ティッシュなどが用意されている。またキャビネットの天板には、蓋がついていてそこを開けると電源コンセント×2も用意されている。電源コンセントの片方にはマルチタイプの変換タップも付いており、外国のコンセントでも差し込めるようになっている。もちろん日本なので電圧は100V。
靴磨きサービス(無料)
キャビネットの中には、靴磨きサービス(無料)の案内も入っており、希望者はフロントデスク(9番)に電話すれば、革靴をピカピカに磨いてくれる。
キッズメニュー(子ども用)も充実
またリッツカールトン京都のインルームダイニング / ルームサービスは、子供連れのゲストも多いことからキッズメニューも充実している。対象年齢は2歳〜12歳。
大人用メニューに比べて、料理のお値段はグッと抑えられているのも嬉しいポイントだ。またデザートはリッツカールトン京都の人気洋菓子店「ピエール・エルメ・パリ」から用意されているのもすごい。
ザ・リッツ・カールトン京都のインルームダイニング / ルームサービスの紹介は以上となる。
リビングルームのテレビ
さてお話をお部屋の紹介に戻して・・・このリビングルームにはDVDプレイヤーも備わった壁掛け液晶テレビ(壁から引き出して角度を変えたりすることも可能)も付いている。テレビは47 - 50インチの大きさで、地上波放送の他、ナショナルジオグラフィック、CNNなどのケーブルテレビ放送、BSなども視聴可能。
照明パネルとカーテン操作パネル
リビングルームの壁には照明の調光パネルとカーテン、すだれの開閉パネルが備わる。通常のホテルの場合は、照明は各ライトごとに一つ一つスイッチが付いていたりするが、このリッツカールトン京都では、照明はシーン1〜3のボタンを1クリックするだけで全体的な明るさを調整できる。
窓には「すだれ」も付いている
窓は少し暗い色にはなっているがプライベートガラスでは無いため、外から部屋の中も見えてしまうので、夜間などはカーテン利用が好ましい。なお、外から中窓のカーテンの開け締めもパネルを使って操作。窓にはカーテンだけでなく「すだれ - 簾」も付いている。日中はプライバシーを確保して外の景色を楽しむことが出来るので簾を利用するののがオススメだ。
ダイニングコーナー
リビングルームの手前壁際にはダイニングコーナー。
ダイニングコーナーのテーブル上の設備
テーブルの上には各種サーバーなどが置かれ、テーブル下の引き出しには冷蔵庫やカトラリー、グラスが収納されている。また上の扉の奥には、無料のミネラルウォーターも入っている。
リッツカールトン京都 スイートルーム限定の「伏水」
ダイニングコーナーのテーブル上に置かれたアイテムもそれぞれ見ていこう。まずこちらは、リッツカールトン京都のスイートルーム限定のエクイップメントであるミネラルウォーター「伏水(ふしみず)」。このミネラルウォーターは京都のお酒造りがさかんな地区「伏見」の酒造にも利用されている天然水(地下水)で、非常にまろやかな口当たりが特徴のお水だ。
コーヒーメーカー
コーヒーメーカーには、おなじみのカプセル式コーヒーサーバー「ネスプレッソ」(無料)が置かれている。また写真の中央にあるボウルはアイスペールで、チェックインの際にリクエストしておけば、夜のターンダウンサービスの際に氷を入れてくれる。
紅茶もカプセル式「Special T.」
リッツカールトン京都のお部屋にはコーヒーメーカーの他に、カプセル式紅茶メーカー「Special T.」も置かれている。いただけるお茶は、ルイボスティー、ダージリンティー、そしてほうじ茶。紅茶もワンタッチで淹れることができるのはとっても便利だ。もちろん無料。
一保堂茶舗のくき煎茶
自動で淹れられるコーヒーメーカー、ティーメーカーの他に、リッツカールトン京都のお部屋には、昔ながらのお茶セットも用意されている。お茶はリッツカールトン京都にほど近い1717年創業の老舗お茶屋さん「一保堂茶舗」のくき煎茶。苦味が無く、ほんのりとしたお茶本来の味わいが楽しめる上品なお茶だ。気に入ったら、一保堂茶舗さんまで歩いて行って、お茶を買ってくるのも楽しい。
冷蔵庫 / ミニバー
ダイニングコーナーのテーブル下の扉を開けると、ミニバーの冷蔵庫が用意されている。中身はぎっしり詰まっているので、自分が買ってきたものを冷やしておくスペースは無いが、どうしても自分の飲み物を冷やしておきたい場合は、ゲストサービスにリクエストして中身を抜いてもらうことも可能。
ちなみに、ミニバーの料金は以下の通り。
ダイニングコーナーの引き出しの中
ダイニングコーナーの冷蔵庫以外の引き出しには、リカーやワインなどのミニバー商品が入っているほか、ワイングラスやタンブラー、カップ&ソーサー、カトラリーが収められている。
リッツカールトン京都 コーナースイート KITA:ベッドルーム
リッツカールトン京都 コーナースイート KITA のリビングルームの隣にはベッドルームが備わっている。部屋の中央には、幅183cmの大きなキングサイズベッドが備わり、大きな窓からは鴨川の景色を臨むことが出来る。
ベッド側からの360度写真
ベッド側からの360度写真がこちら(ドラッグしてお好きな角度からどうぞ)。鏡がついている扉はクローゼットになっている。
キングサイズベッド
このリッツカールトン京都 KITA のお部屋のベッドはキングサイズベッド(W183×L203×H46cm)。寝心地はとても良いが、腰痛持ちの私達には若干柔らかいのか、起きた時にちょっと首がピッキーンとなることも(笑)。
ターンダウンサービス
リッツカールトン京都ではベッドメイキングはお昼前と夜の2回。2回目の夜のターンダウンサービスの際には、ベッドサイドテーブルにミネラルウォーターを用意してくれたり、スリッパをベッド横に配置してくれたり、カーテンを閉めたり、枕元にちょっとしたスナック(無料)を置いてくれたりする。
ターンダウンサービスのお菓子
ターンダウン時に置いてくれるお菓子はリッツカールトン京都のロゴマークが入った「京のあられ」。お菓子を作っているのは、創業昭和48年の老舗・京都のお菓子「ゆりや」さん。この「京のあられ」は京都ならではの素材の本来の味わいを楽しめるお菓子となっており、宇治抹茶や、丹波の紫芋など、種類は全部で7種類。
反対側のベッドサイドテーブル
反対側のベッドサイドテーブルにもスピーカーと電源コンセント×1、調光パネルが備わっている。
窓際の縦長ソファ
窓際にはゆったり座って景色を楽しめる縦長ソファが配置され、壁際にはテレビも用意されている。
テレビは角度調節可能
テレビはそのままの状態では、角度的にベッドから見るのが難しいが、テレビの入っているフレームを展開させることで角度をつけてテレビ視聴が可能になる。
クローゼット
リッツカールトン京都 コーナースイート KITA ベッドルームの壁には鏡の付いた大きな引き戸が備わっているが、こちらは荷物などを収納するクローゼットとなっている。
クローゼット中の設備
クローゼットの中には、衣類収納用キャビネット、さらにその中にセキュリティボックス(金庫)、ハンガーラックにハンガー、荷物スタンド、衣類用ブラシ、靴べら、スリッパ、浴衣が入っている。
足りないものは持ってきてもらおう
なお、リッツカールトン京都では、空気清浄機、アイロン&アイロン台、パジャマ、氷などの用意は無いが、これらはフロントデスク(電話9番)に連絡すればいつでも持ってきてもらえる。(空気清浄機は在庫に限り有り)必要なものは気軽にレセプションに電話して持ってきてもらえるか聞いてみよう。
リッツカールトン京都 コーナースイート KITA:バスルーム
リッツカールトン京都 コーナースイート KITA のお部屋紹介の最後は、ベッドルームの後ろ側にあるバスルーム。バスルームは入ってすぐの場所には大きな鏡の付いた洗面台が備わり、奥にはドレッサー、その背面には、バスタブ&シャワー付きのお風呂、そしてトイレが備わる。
トイレ
トイレはウォッシュレット式でスモークガラスの扉は付いているが、鍵は付いていないので施錠することは出来ない。
2つの洗面台
バスルームの中央には、2つの洗面台が備わっている。洗面台の器は純和風の陶器製で和モダンな雰囲気が漂っている。また洗面台の前には鏡が備わっているが、両端はライトが付く女優ミラー、中央にはテレビも内蔵されていて、バスルームに居ながらテレビを見ることも可能となっている。
バスルームの備品など
洗面台の中央のテーブル上には、歯磨き用のガラス製コップ、ティッシュ、バスルームのテレビのリモコン、石鹸2種類、スタンドミラー、タオルなどが用意されている。
至善堂 堀金箔粉・金粉入り洗顔石鹸
バスルームに用意されている石鹸2種類の内、ハンドソープはリッツカールトンのアメニティティブランドでおなじみのASPREY(アスプレイ)が置かれているが、もう一つの洗顔石鹸には、至善堂 堀金箔粉・金粉入り洗顔石鹸が用意されている。この石鹸は、「京都石鹸屋(しゃぼんや)」がリッツカールトン京都のために作ったメイドイン京都のオリジナル石けんで、約2ヶ月掛けて職人による手作りの贅沢な石鹸となっている。香りは京都産ひのき精油を使った京都らしいもので、毎日のルームメイキングの際には補充は無い。
リッツカールトン京都のバスアメニティ
洗面台の中央の引き出しを開くと、日本の漆器に入ったバスアメニティが用意されている。リッツカールトン京都で用意されているバスアメニティは主に以下の通り。
ザ・リッツ・カールトン京都 バスアメニティ
歯ブラシ
ヘアブラシ
クシ
爪磨き
カミソリ / シェービングフォーム
ソーイングキット
サニタリーバック
シューシャインミット
シューポリッシャー
マウスウォッシュ
ASPREY 石鹸
シャボン屋さんのオリジナル石鹸
シャワーキャップ
耳かき綿棒 三本
コットン
バスピロー
入浴剤 二個
アスプレイの入浴石鹸
ASPREY シャンプー
ASPREY コンディショナー
ASPREY シャワーソープ
ASPREY ボディローション
ドライヤー
バスローブ
各種タオル
浴衣
スリッパ
体重計は無いが、必要なものは殆ど揃っている。
ドレッサー
バスルームの奥には鏡とコンセントが備わったドレッサーも用意されている。メインの洗面台には女優ミラーが付いているし、ゆっくり座って化粧できるので女性には非常に嬉しい設備だ。
シャワールーム
リッツカールトン京都 コーナースイート KITA のバスルームの中央奥には、ガラス張りのバスタブ付きシャワールーム。
シャワーは2種類
シャワールームのシャワーヘッドは、ハンド式と天井備え付けのレインシャワーヘッドの2タイプが置かれている。
バスアメニティブランドはASPREY
バスアメニティブランドは、リッツカールトンで定番の「ASPREY - アスプレイ」ブランドのものが置かれている。また、このお部屋はスイートルーム仕様のため、ソープ類(ボディウォッシュ、シャンプー、コンディショナー、ボディローション)のチューブは50mlの少し大きめのものが用意されている。
壁には桜のシルエット
シャワールームの壁には桜のシルエットをかたどった模様が立体的に刻まれている。京都らしいこのデコレーションは海外からのゲストだけでなく、日本のゲストにも喜ばれるはずだ。
バスタブ
シャワー付きのバスタブ。バスタブの大きさは大人2人が入っても大丈夫なぐらいの大きさで、バスピローも付いているので足を伸ばしてゆったりとお湯に浸かって疲れを癒やすことが出来る。ただし、気持ちよすぎて寝てしまわないように注意しよう。
バスタブの滑り止めも「桜」
バスタブの中の滑り止めも桜模様となっている。こうしたちょっとした場所にも、京都らしい演出が施されているのは、とてもステキだと思う。さすがリッツカールトン京都。
バスタブ付近のバスアメニティ
バスタブ付近にも、バスピローや、ボディスポンジなどの様々なバスアメニティが置かれてるが、特に注目したいのが、洗面台に置かれていた金箔入り石鹸と同じメーカー「京都 石鹸屋(しゃぼんや)」さんの作った2種類のバスソルト。香りは「ゆず」と「ひのき」が用意されており、こちらもメイドイン京都のものとなっている。それぞれバスタブに入れるとほんのり香る、とても上品なバスソルトだ。
ちなみに「京都 石鹸屋(しゃぼんや)」さんは、三条通りと高倉通りの交差点付近にあり、リッツカールトン京都からは1.3kmほど(徒歩で20分弱)の場所にあるので、これらのバスアイテムが気に入った時は、買い物に出かけるのも楽しいはずだ。
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