旅行記 - 7月19日

[憧れのラニカイビーチに泊まるハワイ旅行記48] 辿り着いたモクヌイ島。ハワイアンモンクアザラシが居る！

ラニカイビーチ出発から約1時間20分

ラニカイビーチを出発して約1時間20分。様々な困難を乗り越えて、ようやく私たちはラニカイビーチの沖合にある、モクルアの左島、モクヌイ島までたどり着いた。そこには、すでに沢山のカヤックがビーチに並んでいる。私達も自分達のカヤックを押し上げて並べる。この島にたどり着いた時、この島に待機していたボランティアのような人が近づいてきて、私達のカヤックをもう少し端の方に接岸するように指示する。うん？ビーチに何か居るのか？よーく見てみると・・・

ハワイアンモンクアザラシ

そう、そこには絶滅危惧種として知られる、ハワイアンモンクアザラシの姿！まさかアザラシがモクヌイ島に居るとは思っても見なかっただけに、この偶然の出会いに興奮する私達。後で、B＆Bオーナーのマイクさんに聞いたら「おお、それはラッキーだったね！」とのこと。どうやらいつも居るとは限らないらしい。このビーチでくつろいでいたモンクアザラシは2頭。今写真に写っている左側が子供で、右側の黒いのが親なのかな？野生のハワイアンモンクアザラシが出迎えてくれるって、必死でカヤックで辿り着いてよかったよ。

ハワイアンモンクアザラシには近づいてはいけない

このハワイアンモンクアザラシは、国によって保護されている種のため、法律で近づきすぎる行為は禁止されている。多分、この島を管轄しているハワイ州の団体がこの島にスタッフを派遣して監視していて、こうしてハワイアンモンクアザラシがやってきた際には、このように立て看板を出して、人がモンクアザラシにアプローチしないように見張っているのだろう。こういった努力によって、近年このハワイアンモンクアザラシの数は少しずつ増えてきているのだそうだ。