旅行記

[ゴールドコーストの絶景ビーチへ格安GW旅行記14] 2日目・初めてのレンタカーで出発だ!

目次

  1. 2度目のエクスプレスパス
  2. うん?空いてない?
  3. とりあえずSIMカードをゲット
  4. スマホを渡してSIMの入れ替え
  5. よーし次はレンタカーだ
  6. 突然おっちゃんが、、、
  7. Europcar専用駐車場
  8. 仕方なく私達で確認
  9. 更にドアにも。。。
  10. 走ってカウンターに戻ると。。。
  11. 気を取り直して、クーランガッタへ

2度目のエクスプレスパス

[ゴールドコーストの絶景ビーチへ格安GW旅行記14] 2日目・初めてのレンタカーで出発だ!

(多分)機内でCAさんから貰った(と思う / 記憶が曖昧)2度目のエクスプレスパス。これを使って混み合っているゲートもスイスイ通過できる。。。


うん?空いてない?

[ゴールドコーストの絶景ビーチへ格安GW旅行記14] 2日目・初めてのレンタカーで出発だ!

張り切ってエクスプレスパスを用意して向かった入国ゲートだが、拍子抜けたように空き空き。。。これパス意味無いじゃん、というぐらい空いている。一応左がExpress Pass持ってる人用のゲートで、それ以外の旅行者が真ん中、そして一番右がオーストラリア人向けの入国ゲートとなっている。殆どオートメーション化されており、係員の人に英語で「旅の目的は?」とか「何日居るの?」とかは聞かれることなくあっさり通過。

この後スーツケースをピックアップする。残念ながら写真は取れなかったので、写真でお伝え出来ず残念だが、驚いたのは、オーストラリア人のビーチサンダル率とタンクトップ、およびキャミソール率の高さ、そしてみんな半ズボン。とにかくみんなラフすぎる格好で、タンクトップの人には殆どもれなくタトゥーが入っている。長ズボンを履いているのはオーストラリアにやってきた外国の旅行者しかいないので、どの人が(オージーから見た)外国人なのかはっきりと分かる。シドニーなどの街に行けば状況も変わるのかもしれないが、とにかく4~5月頭ごろのブリスベンは、Tシャツかタンクトップに半ズボンとビーチサンダルでOKのようだ。


とりあえずSIMカードをゲット

[ゴールドコーストの絶景ビーチへ格安GW旅行記14] 2日目・初めてのレンタカーで出発だ!

スーツケースを取って入国したあとは、SIMカードを手に入れるところから始める。今回、レンタカーでホテルに向かうが、その際Google Mapさんにナビしてもらうように予定を立てていたのでデータを取れるSIMが無いと始まらない。

私がオーストラリアでお世話になったSIMカードは、この「OPTUS」という携帯会社のもの。最初、28日間で1.5GBのプラン(30AUD)のものを頼もうとしたが、受付の人が「動画見ないなら絶対こっちで大丈夫」と薦めてくれたのが「1日2AUD / 500MBまで」のプラン。このプランは5日ごとしかチャージできないので私達の8日間だと、10日分を購入する必要があるが、それでも20AUDと安く抑えることができる。500MBで不安な場合はさらに1日2AUDプラス(結果1日4AUD)で一日1GBに拡張させることも可能。ちなみにこれはデータSIMではなく通話もでき、オーストラリアの国内通話は無制限となっている。テザリングも制限されておらず問題なくできる。さらにコンビニ等でリチャージカードを買えばSMSでリチャージして、エキストラデータ容量の購入や、国際電話に当てることもできる。私たちは、滞在中、毎日車で音楽(オンラインでApple Music)聴きながらGoogle Map使って移動しまくっていたが、制限の500MBにいくことは無かったので、ほんと、音楽聞いてナビ利用するぐらいなら、1日2AUDのプランで十分だ。


スマホを渡してSIMの入れ替え

[ゴールドコーストの絶景ビーチへ格安GW旅行記14] 2日目・初めてのレンタカーで出発だ!

プランが決まるとSIMの入れ替え。そのあたりは受付の人が全部やってくれる。驚いたことに、最初に入れていた日本のSIMはちゃんとセロテープで、新しいSIMが入っていたパッケージに貼り付けてくれた。これで無くす心配もない。

SIMを入れ替えて再起動させたら、最後に入れたSIMの電話番号を教えてくれる。ちなみに、オーストラリアの携帯電話番号は04から始まり、オーストラリア国外から掛けるときは、もしも携帯番号が0403-111-222なら、国外からは61(オーストラリアの国番号)-403-111-222で受信できる。このあたりは普通の国際電話のかけ方と変わらない。

最後にモバイルデータ通信がちゃんとできるか確認しようとしたところ、3Gとか4Gの表示が出ずに利用不可に。慌てて受付の人に聞くと、「ああ、たまにあるのよね~」とか言いながらもう一度スマホを再起動。すると今度はちゃんとモバイルデータの表示が出た。一安心だ。それにしてもオーストラリアの人は親切だ。普通、高いものを薦めても良さそうなのに、「こっちが絶対安い」とちゃんと教えてくれる。日本のようなバカ丁寧さは無く、仕事中も平気でコーヒー飲みながらやってはいるが、ちゃんと欲しいものを出してくれる。ここでオーストラリアという国の私の中でのランキングが急上昇し始めた。


よーし次はレンタカーだ

[ゴールドコーストの絶景ビーチへ格安GW旅行記14] 2日目・初めてのレンタカーで出発だ!

続いて向かったのは、空港の端に並んでいるレンタカーのカウンター。今回、私たちは日本でRentalcars.com経由で「Europcar」のカローラを予約していた。カウンターには太めのおっちゃんが待っていた。

早速印刷しておいたバウチャーを見せると、パスポートやクレジットカードの提出、宿泊先やクイーンズランド州(ゴールドコーストやブリスベンのある州)での連絡先などを聞かれた。ここで困ったのが、とにかくおっちゃんの英語が聞き取りにくいのだ。早いし、何だかいつも聴いている英語と違う感じで聞き取れないしで、、、とにかく顔を引きつらせながら何とか手続きを進めてゆく。ちなみに、レンタカーのカウンターでは、必ず免責カバーの保険加入を勧められる。ここオーストラリアでは免責額(事故を起こしたりした時のこっちが負担する金額 / オーストラリアでは Excess という)が大きめに設定されており、今回の私達の免責最高額は(確か)4180AUD。約40万円ほど。一般のクレジットカードだとカバーできない場合もあるため、取りはぐれないように保険をかけて欲しがるのだ。

しかし、私たちはRentalcars.comで免責額を全てカバーする保険に入っていたため、「Rentalcars.comで保険に入っている」と伝えた。すると「じゃぁ、なんかあった時はクレーム申請期間は〇〇日以内だから気をつけてね。」とかいうことを早口で忠告され、私は聞き取りにくい英語で不安になりながらも「わかった」と返事を返す。また、オーストラリアは有料道路の支払いが全てオンラインになっているので、どうやって払ったら良いのか聴いてみると、「道路料金とかは自動的にカードにチャージされるから心配ない。」とのこと。Europcarの車にはE-Tag(ETCのようなもの)が全部付いているので、そのへんは心配しなくて良いようだ。

わからない英語でたじろぎながらも何とか一通りの手続きが完了したようで、おっちゃんが「それじゃぁ車を渡すよ~」とか言いながら席を立ち、車のところへ私達を案内しはじめた。。。


突然おっちゃんが、、、

[ゴールドコーストの絶景ビーチへ格安GW旅行記14] 2日目・初めてのレンタカーで出発だ!

レンタカー専用の駐車場は到着出口(2階)の下の階、地上1階にある。ロビーからはエスカレーターや階段、エレベーターでアクセスが可能だ。エスカレーターを降りて、通路を歩いている途中で、突然おっちゃんが胸を苦しそうに押さえてしゃがみ込む!!!

ミヅキ:「え!?何!?」
モリオ:「エ!?心臓発作?」

慌てながら「大丈夫!?」と聞くと「おお、大丈夫問題ない」との返答。。。相変わらず胸を押さえて苦しそう。。

ミヅキ:「いや、、やばいんとちゃうん??誰か呼ぶ?」
モリオ:「ホントに大丈夫?」
おっちゃん:「あぁ、大丈夫だ。。」

しばらくすると、何事もなかったかのようにゆっくり駐車場に歩いて行くおっちゃん。なんだか心配だけど大丈夫だって言うし、そのままついて行く。


Europcar専用駐車場

[ゴールドコーストの絶景ビーチへ格安GW旅行記14] 2日目・初めてのレンタカーで出発だ!

各レンタカー会社の専用駐車場があるスペースのEuropcar専用駐車ゾーンへ到着。各駐車スペースには番号が振ってあり、私達が借りるのは14番に置いてある白いカローラだ。車までもう少しというところで、おっちゃんは私に鍵を渡しながら「じゃぁ、14番だからね。返すときはおんなじ場所にね~。」とか言いながら、スタスタと戻っていくではないか。。。え、普通、車を一緒に確認するんじゃないの?


仕方なく私達で確認

[ゴールドコーストの絶景ビーチへ格安GW旅行記14] 2日目・初めてのレンタカーで出発だ!

おっちゃんは行ってしまったので、私達だけで車を確認。今回のカローラはこの写真の右のやつだ。これを見て何か気が付かないだろうか?そう、フロントバンパーに「穴ぼこ」が空いているのだ。。。(この穴は牽引する時に器具をねじ込むネジ穴がある場所で、普通はフタで閉じられている。)これは、、、、。


更にドアにも。。。

[ゴールドコーストの絶景ビーチへ格安GW旅行記14] 2日目・初めてのレンタカーで出発だ!

そして、もうちょっと確認してみると、なんとフロントのドアに凹みまで。

ミヅキ「コレ、今、ちゃんと申告しとかんと返却したとき、あたしらに請求がくるかもよ?」

モリオ「そんなん、カンベンしてほしいわ。」

確かにこのまま乗って行ったら後々ヤバイことになりそうなので、慌てて写真を取り、おっちゃんに報告に行くことに!!


走ってカウンターに戻ると。。。

[ゴールドコーストの絶景ビーチへ格安GW旅行記14] 2日目・初めてのレンタカーで出発だ!

慌ててカウンターに戻ってみると、、、、誰もいない。おっちゃんはどこに行った!?もしかして、胸を押さえてたあれが原因で、どこかに倒れてるのか!?初めての国で、初めてのレンタカー。そして初めてのトラブルのもとを対処しようとして、またまた担当者が不在。。。。?さっきまでオーストラリアって親切だなぁと思ってたのに、、、、あれは携帯屋さんが凄かっただけなのか(汗)。ちなみに写真は、人が不在の際に鍵を返す穴。カウンター内に人が居ないときはここに鍵を入れて返せばいいようだ。

。。。そして待つことしばらく。全然誰もこない。置いてある電話から、「居ない時は内線番号押してね」と書いてある番号に掛けるも誰もいない。。。隣のカウンターの別のレンタカー会社の人に聞いても、ゼスチャーで「電話するしか無いわ」と言われる。仕方がないので、レンタカー契約書に書いてあるカスタマーサービスに手に入れたばかりのSIMで電話してみる。

カスタマーサービス:「ハイ、Europcarです。」
モリオ:「すいません。今ブリスベン空港に居るのですが、担当者が居ません。」
カスタマーサービス:「えー、◯×△×%$%&&A?」

何を言っているのか聞き取れない。。。。

モリオ:「すいません、車に破損があって。借りる時すでにあって。。。(シドロモドロ)」
カスタマーサービス:「えー、◯×△×%$%&&A?」
モリオ:「とにかく誰か来て欲しいんですが。。。」
カスタマーサービス:「えー、10分ぐらい待てる?」
モリオ:「はい、待ってます。とにかく誰か来てください。」
おっちゃん:「あれ?どうした?」

突然の声に、横を見ると、昼飯と飲み物を持って帰ってきたおっちゃんが、不思議そうな顔でコチラを見ている。おっちゃん、お昼ごはん買いに行ってたのかよ。。「あれ?どうした?」じゃないよ、、、全く。。。

モリオ:「人が帰ってきました。大丈夫です。ありがとう。」

カスタマーサービス:「それは良かった。またね~。」(ガチャッ)

その後、おっちゃんに傷のことなどを伝えると、データにそれを記録し始めてくれる。やっぱりデータに入ってなかったのか。言いに来てヨカッタよ。最後に「この傷は私の責任じゃないから払う責任は無いんだよね?」と念押しで聞くと、おっちゃんは「そうだよ!」と答えてくれた。フー。これでとりあえず一安心。


気を取り直して、クーランガッタへ

[ゴールドコーストの絶景ビーチへ格安GW旅行記14] 2日目・初めてのレンタカーで出発だ!

気を取り直して、早足でミヅキが待っている車へ。グーグルマップや音楽の設定をしながら、さっきの出来事を話すと、「あはは、大変やったねぇ」と明るい返答が。。。いや、笑い事じゃないんだけどなぁ。。。でもまぁ笑えるか。そうやな、何でも笑って済ませな外国ではやっていけんよな、あはは。ま、良いか。気分を変えて、いい曲でも聞きながらビーチに向けて出発だ~!