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セゾンマイレージプラス ゴールドカードとプラチナカードが値上げ!
マイレージプラス セゾンカード の年会費が改定!
セゾンが発行しているユナイテッド航空のマイルが貯まる「MileagePlus セゾン ゴールドカード」と「MileagePlus セゾン プラチナカード」の年会費が2019年9月(新規入会は2019年7月)から改定されるというお知らせが届いたのでお知らせしたい。
改定内容は、マイレージプラス・セゾン ゴールドカードとマイレージプラス・セゾン プラチナカードの年会費の値上げと、クレジットカードに付帯している特典内容の拡充・・・とのことであるが、一体どんな内容となっているのか、そしてこの改定は「改善」なのか「改悪」なのか、まだサブのクレジットカードとしてカードを利用している私なりの見解も含めて、詳しく見て聞きたいと思う。
マイレージプラス・セゾンカードの改定内容
まずは非常に気になるマイレージプラス・セゾンカードの改定内容は以下の通り。
上の表で、ピンク色で示した部分が、2019年9月(新規入会は7月)からマイレージプラス・セゾンカードの変更点となっている。ざっと見た感じでもかなり気になる部分があると思うので、一つ一つ見ていきたいと思う。
マイレージプラス 年会費の値上げ
まず一番気になるのは、年会費の値上げの項目だ。マイレージプラス セゾン プラチナカードは改定前が36,000円だったものが50,000円 になり、マイレージプラス ゴールドカードは改定前が15,000円だったものが20,000円 になるという、かなり強気な値上げ状況となっている。なお、ブルーの一般カード、また家族カードに関しては、値上げや特典の改定などは一切無い。
しかし、ここまで強気な値上げをしてきたのだから、クレジットカードの持つメリット(特典)はかなり強力になるんじゃないか?そんな期待も湧いてくる。そのマイレージプラス・セゾンカードの改定されたクレジットカード付帯の拡充された特典内容も見ていこう。
ラウンジサービス
マイレージプラス・セゾンカード改定に伴う、目玉となる特典に「ラウンジサービス」というものがある。ただし、このメリットはマイレージプラス セゾン プラチナカード のみの特典となっており、ゴールドカードは対象外となっている。
さて、このラウンジサービスの内容は、ユナイテッド航空の空港ラウンジ「ユナイテッド・ポラリス・ラウンジ」が年間2回利用できるというもの。利用方法は、アプリもしくはWebでラウンジチケットを入手し、利用する際にラウンジにて搭乗券と一緒にチケットを提示するという流れとなる。同伴者は大人2名 or 大人1名+21歳未満の子供1名が利用可能。
なお、このラウンジサービスは導入キャンペーンとして、通常の特典パス2枚(2019年9月に付与)に加え、2019年7月にパス2枚が進呈、改定初年度のみ合計4枚のラウンジ利用チケットを獲得可能となっている。
マイル購入の優遇制度
マイレージプラス・セゾンカードの改定に伴い、マイル購入の優遇制度も追加される。優遇額は代金の10%OFF。こちらの特典 / メリットは、マイレージプラス・セゾン・ゴールドカード、マイレージプラス・セゾン・プラチナカードの両方に付いてくる。ただし、マイル購入のキャンペーンとの併用は不可。つまり、通常のマイル購入時のみ10%OFFの優遇制度が利用可能となる。
マイルの有効期限無し
こちらの特典もマイレージプラス・セゾン・プラチナカードのみの特典となるが、なんと、ユナイテッド航空のマイルの有効期限が、マイレージプラス・セゾン・プラチナカードを持っていると有効期限が無制限となる。ゴールドカードの場合は、今までと変わらず「マイルの最終増減から18ヶ月」のまま。
ただまぁ、ユナイテッド航空のマイレージプログラムは、マイルの増減がちょっとでもあれば、全てのマイルの有効期限が、そこから18ヶ月に延長されるので、クレジットカードを利用している限りはそのマイル有効期限は実質無期限。そこまでスゴい特典ではないが、うっかり有効期限が過ぎてた・・・なんて事故を防げるので、忘れ物をしやすい人には有意義なメリットといえるだろう。
特典航空券枠の優遇
マイルを使って特典旅行を予約する際の優遇特典も用意されている。この特典はマイレージプラス・セゾン・ゴールドカード、プラチナカードのどちらにも付帯している特典となるが、優遇枠が適用されるのは「ユナイテッド航空便」のセーバー特典のみで、他の航空会社のフライトには適用されない。
また、ユナイテッド航空便の優遇枠に関しては、ユナイテッド航空のシルバー会員以上は、会員資格のグレードにかかわらず一律同じ優遇枠が用意されているのだが、その上級会員向けの優先枠が、マイレージプラス・セゾンカードのゴールドカード会員、プラチナカード会員にも開放される、というイメージだ。ユナイテッド航空に取材したところ、若干は違うとのことだったが、まぁ、ほぼ同じと考えておいていいと思う。
優先搭乗
マイレージプラス・セゾンカードに追加された、最後の特典内容は「優先搭乗」。つまりユナイテッド航空を利用する時に、飛行機に搭乗する際、上級会員と同じように優先搭乗を利用できる、という特典だ。こちらの優先搭乗は、マイレージプラス・セゾン・プラチナカードのみで、ゴールドカードにはこの特典は付帯していない。
新しいカード特典利用には登録が必要?
さて、今回追加された、マイル購入特典や、マイルを使った特典航空券枠の優遇、優先搭乗などといった特典を利用する際、ユナイテッド航空にクレジットカードの申請などをする必要は無い とのこと。マイレージプラス・セゾンカードを持っているかどうかは、すでにユナイテッド航空のデータベースに登録されているので、自動的に特典が利用できるようになっているということだ。
マイレージプラス・セゾンカード改定の個人的評価
今回のマイレージプラス・セゾン・ゴールドカード、マイレージプラス・セゾン・プラチナカード改定は、一番の大きなポイントは、やはり「年会費の値上げ」が一番渋い部分じゃないかなぁと感じている。私自身、マイレージプラス・セゾン・ゴールドカードを持っているので、この改定を知らされた時は、別のクレジットカードに変更しようかなぁ・・・なんてことも頭によぎった。
しかし、海外旅行に行く際には、VISAとMASTERのクレジットカードは必須なので、現在手元にあるマイレージプラス・セゾン・ゴールドカード(マスターカード)を解約したとしても、他のクレジットカードを作る必要がある。何も条件無しで1,000円で15マイル獲得というセゾンマイレージプラスは、他のクレジットカードに比べてかなりお得だけど、一番ノーマルなブルーのマイレージプラス・セゾンカードの場合だとカード利用限度額が低くなってしまうので、何でもカードで決済する我が家としては心許ない。
しかも、他のVISAかMASTERのブランドのクレジットカードで、旅行に適した好条件の特典を持ったカードも特に見当たらないし、、やはりここは価格が値上げとなっても、しばらくはこのマイレージプラス・セゾン・ゴールドカードを保持するしか選択肢がないなぁ・・・という結論となった。
今回の改定は、マイレージプラス・セゾン・プラチナカードの特典は、そのカードにユナイテッド航空の上級会員資格が追加されたような、そんな内容にはなってはいるけれど、それで年会費5万円というのは、ちょっと高いかもなぁ・・・と、普段ユナイテッド航空便を利用しない私は感じるが、普段からユナイテッド航空をよく利用する人にとっては、特典枠の優遇や優先搭乗など、利用価値の高いものになっているのではないかと思う。
正直なところ、値上げはちょっとがっかりではあるが、まぁ、他のクレジットカードに乗り換える選択肢が見つからないので、今回の値上げの決定は、我が家の場合は、ユナイテッド航空の勝ち・・・かもしれない。ただ、現在マイレージプラス・セゾン・ゴールドカードを持っているけれど、ユナイテッド航空便の利用があまり無く、クレジットカードの限度額が下がっても問題ない場合は、ゴールドカードからノーマルカード(+マイルアップメンバーズ)に切り替えれば、クレジットカードの固定費 / コストも下がるので、一度、検討してみても良いかもしれない。参考になれば幸いだ。
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