最強クラスの台風21号での停電
2018年9月4日。最強クラスの台風21号がここ関西を襲った。電柱がなぎ倒されていたり、京都駅では天井が落ちてきたり、私達がいつも旅行で使っている関西国際空港も冠水し閉鎖したり、さらには関空の島へ渡る連絡橋にタンカーが突っ込んで道路が崩れたり、、、と、とんでもない被害報告が上がって来ていたが、私たち夫婦が暮らす地域でも、午後1時頃から強い風が吹き荒れ、とうとう午後3時には停電。近くの交差点の信号も消え、近所のコンビニも全滅で買い出しにも行けない。また運の悪いことに、その停電の影響で私達の住むマンションの水道ポンプが動かなくなり、午後6時頃には断水。。。気軽にトイレにも行けない状態に陥ってしまう(汗)。だが、かろうじてミヅキが停電後すぐにお風呂のバスタブに水を張ってくれていたおかげで、何とか最低限の水は確保することが出来た。
夜が更けていくに連れ、段々と暗くなっていく近隣の風景。徐々に減っていくバスタブの水。冷蔵庫の中ももちろん電気が来ていないので段々と温度が上がっていき、このままでは中の食材がダメになってしまう。そんな時、ミヅキがとんでもないことを言い始めた。
ミヅキ:「そうだ、焼き肉しよう!」
モリオ:「へ?」
ミヅキ:「だって冷凍庫のお肉悪くなるやん。」
モリオ:「そうやけど、、、」
ミヅキ:「カセットコンロもあるし、お肉捨てるよりイイやん♪」
モリオ:「そうやな、、ガスは来てるみたいやし、タレは作れるか・・・。分かった、やろう。」
ミヅキ:「その前に、まず、アイスクリームからやね!」
そうか、アイスクリームも溶けるよな。よし、アイスクリームも食べよう。
午前3時。12時間ぶりに電気復旧!
しかしムシムシとした部屋の中は、やはり寝付きにくい。なかなか寝付けず、ゴロゴロしながら電池の減っていくスマホで情報収集をしたり、目を閉じたりしていた午前3時頃。。。いきなり部屋の電気がピカッと光った。そう、12時間ぶりに電気が帰ってきたのだ!すかさずクーラーを付けて部屋の湿気を外に逃がす。どれだけ私達の普段の生活が電気に頼っているのかを痛感する、今回の台風、そして停電の12時間だった。ほんと、電気無いだけで水も止まってしまうなんて。。。
電力が戻ってくると、私は現在の台風の様子を知ろうと、PCの電源を付け、様々なニュースサイトで今回の台風被害の情報を調べていった。停電時ではスマホの電源を使い切ってしまえないので情報収集もままならなかったので、電力が帰ってきて思うがままにサイト検索が出来るのは非常に嬉しい。しかし、そのネット検索では、幾つかの嫌なニュースを知ってしまう事になった。そのバッドニュースとは、関空の再開目処が立っていない状態になってしまっていること、そして、新しい台風22号が発生しかかっているということだ。
私たちは近々関西国際空港から、オーストラリアへと向かう予定となっているのだが、、、この状態では、もしかすると旅行が不可能になってしまう可能性も十分にある。ちゅうか、台風21号が通りすぎて、すぐに次の22号が来るかもって。。。どういうことやねん(汗)。情報によると、関空に取り残された人たちは今日(9月5日)の早朝から救出が始まる、とのことではあるが(一安心)、連絡橋がタンカーの衝突で壊れてしまっているため、その移動はかなり困難とのこと。そして滑走路は冠水。。。こんな壊滅状態では復旧がいつになるのかは検討もつかない。実際、今日のフライトはほとんどが欠航になっているし、、、、うーん、困ったなぁ。。。停電は解消されたが、新たな問題が色々と起こりそうで、少し頭を悩ませる日々が続きそうだ。
旅行記
野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して!西オーストラリア・ロングドライブ旅行記
西オーストラリアに野生のカンガルーが来る世界一のビーチがあるという。その名は「Lucky Bay Beach - ラッキーベイビーチ」。ラッキーベイビーチは西オーストラリのパースから、さらに800km以上も離れた場所。そんな僻地へレンタカーを使ってセルフドライブで向かうというのだから、これはもう旅行でなくて冒険だ。