[雨季で格安！ベトナム・フーコック島旅行記16] ベトナム航空 VN321の搭乗レビュー

VN321

ゲートの窓の向こうには、搭乗する機体が待機している。大阪からホーチミンへ向う便はVN321便。大阪を10:30AMに出発する便で、今回使用された機材はエアバスA330機。外から見た感じはとてもスマートで、ベトナムエアラインのネイビーとゴールドのカラーリングによくマッチしている。

エリートプラス特典

時間通りに搭乗が開始される。ビジネス以上のクラスと、エリートプラス会員は専用のSKY PRIORITYゲートを使うことができ、あまり並ばなくていいメリットが有る。しかし、日本発の便の場合はこんな感じでちゃんと優先レーンが機能しているが、ベトナムの国内線とかになると、設定はあってもレーンが閉まって係員がおらず、結局一般レーンと同じ列を使うことも多い（笑）。また受託荷物も預ける際「PRIORITY」のタグは付けてはくれるが、荷物のピックアップの際に優先して出てきた試しはない。なのでエリートプラスの特典はオマケ程度に考えていたほうが良いｗ

搭乗開始

それでは、搭乗も始まったので、張り切って機内に乗り込みたいと思う。ここから「海外旅行」ムードがかなり盛り上がる。いつ行っても、この始まりのワクワク感は堪らない。

薄暗い連絡路

薄暗い連絡路の向こうに飛行機が待っている。ここを歩く時、実はワクワクしすぎて走りたくなってしまうが、もうすぐ40歳の男が子供のように走ってはいけない。。。我慢して、早足で飛行機へ向う（笑）。

ビジネスクラスとの分岐点

連絡路にはお馴染みのビジネスクラスとエコノミークラスの分岐点の看板。このちょっと疲れた感じの手作り感たっぷりの出で立ち、ベトナム航空らしくて素朴で結構好きだ。

CAさんのスナップショット

搭乗した際に、CAさんのスナップショットを一枚撮らせてもらった。（ちょっとぶれているが）ベトナム航空は、昔はベトナム航空のCAさんの制服といえば渋い赤のアオザイだったが、少し前に変更になり現在はエコノミー担当は緑、ビジネス～担当は黄色のアオザイになっている。赤のほうが艶やかそうで良かったとは思うが、まぁこれは好みの問題だ。

余談ではあるが、ベトナムの民族衣装でもあるアオザイのスリットは、パンツの腰のラインよりもちょっと上からスリットが入っていて、着る人の肌がほんのちょっとだけ露出している。そのためスタイルがいい人が着るとセクシーな感じになるが、太っているとその肌が見えてしまう部分にお肉がポコ、、、、ということになる。なかなか着こなしも難しい服装だ。

A330-200の座席

この機体のシートは2-4-2の配列になっている。カップルや夫婦で乗るなら両脇の2列席がオススメだ。端が3列席の場合、私（モリオ）が大体真ん中に座るんだけど、そこに一人乗ってきた人が大胆に肘掛けを占領しちゃったり、酷い時は席を乗り出してきたりして大変な思いをしたりするので、この2列席の設定は大好きだ。ちゅうか、肘掛けはいっそのことどちらも使えないように天面を三角形とかの形にしちゃってもいいと思うｗ

エコノミー席の先頭席

今回は飛行機のチケットを座席指定が可能な正規割引運賃で取ったので、エリートプラスの会員資格を使えばこんな感じで前が広々の席をリクエストすることが可能。ゴールドメダリオンの恩恵はしっかり受けられる。これがさらに下の「事前に座席指定が出来ない格安運賃のクラス」になると、なんと！事前に良い席のリクエストはできなくなっている（昔はできたようだ）。

座席にはUSB電源装備

結構年季の入っている機体ではあるが一応USB電源などは各座席に１つ付いていた。私達の席は先頭席のため座席下に付いていたが、普通の席はスクリーン横に配置されている。

個人用モニターも装備

映画などを見ることが出来る個人用モニターもスタンド式でちゃんと付いている。、、、が、タッチパネル式になっているのだが、操作の感度はかなり悪い。北斗の拳みたいに「アタタタタァ」と画面を突きまくってやるとやっと反応するレベル。座席横には一応コントローラーも付いてはいるが。これは各座席により状態は様々だとは思うが、この辺の装備の状態はホント宜しくない。しかも私のスクリーンは使っていると段々下の方に垂れ下がってくる。。。ｗ つまり、付いてはいるが使いにくい。エコノミーに乗るときはおとなしくスマホにオフラインで動くゲーム入れてくるのが良さそうだ。

前のスペースの広さは快適♪

先頭の席ということで、座面の前のスペースは最高に広い。下手すると古いビジネスクラスよりも快適かもしれない。しかーし、私の席のリクライニングはぶっ壊れており、座席を倒してもすぐに元のポジションに戻ってきてしまうｗ 後ろの人にとても優しい座席になっていた。ヘッドホンは座席前のポケットに差し込まれている。

ミヅキは限界らしい

昨日寝ずに荷造りとファッションショーをやっていたミヅキは限界に来たらしく、席に着くなりこの表情。そして離陸のために飛行機が移動を開始する頃、

すでに深い眠りについていた。どうやら私一人ではしゃいでいたようだ。おやすみなさい。では、ベトナムに向けて出発だ。