旅行記 - 9月16日

[雨季で格安!ベトナム・フーコック島旅行記21] ベトナムの大通りで命がけの道路横断(パークソンCTプラザまでの歩き方)

目次

  1. 空港近くの商業ビル
  2. 移動順路
  3. まずはウォーミングアップ
  4. 駐車場の建物
  5. 駐車場を突っ切る
  6. 建物を抜けると
  7. 歩行者禁止
  8. 横断歩道
  9. 結局車道に出る
  10. 最後の難関
  11. やっと到着

空港近くの商業ビル

[雨季で格安!ベトナム・フーコック島旅行記21] ベトナムの大通りで命がけの道路横断(パークソンCTプラザまでの歩き方)

タンソンニャット国際空港は市街地から少し離れていて、ホーチミン市内に行くには車で30分ほどかかるうえ、交通手段がバスかタクシーぐらいしか無い。さらに酷い渋滞もあるので、トランジットで少し時間があるからといって気軽に足を運ぶのは難しい。

今回私達の乗り継ぎ時間は6時間弱。市内へ足を運ぶのも考えたが、移動に2時間取ったとして、チェックイン2時間前には空港に着いてラウンジも楽しみたいと考えると、残り時間は2時間弱。。。これでは焦って遊べない。

そこでこの空港前のデカい道路を挟んで向かいにある「パークソンCTプラザ」というデパートのような施設に行ってみることにした。噂ではそのビルの上にあるフードコートが安いらしい。なお、2016年現在、空港からパークソンCTプラザへの移動初段は「タクシー」か「徒歩」。昔はシャトルバスも出ていたようだが、どうやら廃止になったようだ。


移動順路

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私達が実際に歩いた順路を地図に書いてみた。1~5までは施設内を通り、5から交通量の馬鹿多い車道に出て、最後、一目見て「これほんとに渡れるん?」と目を疑いたくなる大通りを横断歩道無しで渡って無事たどり着く。およそ8~10分ぐらいの道のり。

危険を冒してまで向う場所なのかどうかはさておき、とりあえずパークソンプラザのオアシス、フードコートを目指して行ってみたいと思う。なお、この道程はタンソンニャットの国内線ターミナル前からのスタートとなっている。


まずはウォーミングアップ

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最初はウォーミングアップの国内線ターミナル前の横断から。ここもヤバいぐらいに車が行き来しているが、空港利用の車が多くスピードも緩めなので、ベトナムの道路横断の最初の練習としてはちょうどよい。信号なんて無いのでスキを見て横切る。人も結構横断しているので、その先輩の動きを見ていれば、渡るタイミングが見えてくる。


駐車場の建物

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最初の道路を横断した先には、駐車場のような建物があり目の前にはスターバックスコーヒーもある。この先の大通りの横断が怖すぎる場合は、ここでお茶して時間潰すのもいい。ただまぁ、日本でも利用できるスターバックスコーヒーなので、旅行気分を味わうのにはちょっと日常すぎる気がしないでもない。


駐車場を突っ切る

[雨季で格安!ベトナム・フーコック島旅行記21] ベトナムの大通りで命がけの道路横断(パークソンCTプラザまでの歩き方)

スターバックスを越えて建物内を向こう側に突っ切る。どうもバイクの駐輪場のような施設だ。歩いているのは国内旅行のベトナム人や、駐車場を使っている地元民が多い。このあたりで既にローカル感が漂う。ただベトナムというのは、ローカル感がしてもそこまで怖いイメージはしない。


建物を抜けると

[雨季で格安!ベトナム・フーコック島旅行記21] ベトナムの大通りで命がけの道路横断(パークソンCTプラザまでの歩き方)

建物を抜けるとタクシーが待機している大きな駐車場のような場所に出る。雨上がりで地面は濡れている。誰も歩いていない。


歩行者禁止

[雨季で格安!ベトナム・フーコック島旅行記21] ベトナムの大通りで命がけの道路横断(パークソンCTプラザまでの歩き方)

私達以外誰も歩いてないなぁと思いつつ、後ろを振り返ってみると何やら「歩行者禁止」のマーク。車がいきなり発進したりするので危ないのかもしれない。本当は建物を出たら、この駐車場を回りこむように歩いたほうが良いのだろう。ちなみに帰りもこのエリアを歩いていたら、警備員さんに注意された。ゴメンナサイ。


横断歩道

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タクシーの駐車場を越えると、一車線の一方通行の道路が目の前に現れる。目の前には横断歩道も。交通量は相変わらず多いので注意して渡る。


結局車道に出る

[雨季で格安!ベトナム・フーコック島旅行記21] ベトナムの大通りで命がけの道路横断(パークソンCTプラザまでの歩き方)

横断歩道があったので安全に歩けるのかと思いきや、、、安全そうな歩道は見当たらず、やっぱり車道を歩くハメになるw カオスだ。グルっと大通りに向かって歩いて行く。時折こんな感じでバイクを路肩に停めて寛いでいる人がいる。こんなヤバいぐらいの交通量の場所で、お構い無くバイクを停めて話し込んでいるベトナム人、恐るべしだ。

ちなみに前にホイアン旅行で、ホテルからの送迎をしてくれた現地のベトナム人が言っていた話によると、ベトナムでの交通事故の死者は1年で3万人ぐらいいるらしい。日本での交通事故の死者数は4000人ちょいぐらいで、日本よりもベトナムのほうが人口が少ないのを考えると、かなり危ないのが分かる。。。道路逆走とかもたまに見るので、危ないなぁとは思ったが、データにしてみるとやっぱり危険なのが納得できる。


最後の難関

[雨季で格安!ベトナム・フーコック島旅行記21] ベトナムの大通りで命がけの道路横断(パークソンCTプラザまでの歩き方)
google

そして最後の難関なのが、さっきの道路を越えたところにあるバカでかい大通り。すごい数の車が走っていて、かなり危険なのを肌で感じる。車は容赦なく向かってくるし、クラクションの音もBGMのように至る所で鳴っている。

しかし、この危険度マックスの道路で救いなのは「信号機」の存在だ。ここまで交通量が多いと、さすがのベトナム人も信号機に逆らうと事故を起こしてしまう。そのため一応信号が赤になると、一方向の車の流れが止まるので、それを上手く利用することでこのデカい通りを横切ることが出来る。

さらに、たまに現地の猛者が余裕な顔をして、この大通りを渡っているのでそんな強者を見つけたら、その人に習って一緒に渡るのが良いだろう。

ちなみに、空港からパークソンCTプラザの復路(往路は初めてだったので動画取る余裕なしw)を下の動画に収めておいたので、私達が体験した恐怖の道のりを一緒に味わってみたい人はチェックしてみて欲しい。カット無しでCTプラザから国内線ターミナルまで撮っているので、一度CTプラザに行ってみたい人にはかなり参考になるはずだ。(かなり手ブレがキツイけど。。。)


やっと到着

[雨季で格安!ベトナム・フーコック島旅行記21] ベトナムの大通りで命がけの道路横断(パークソンCTプラザまでの歩き方)

ドキドキの大通り横断をクリアしてやっとたどり着いたパークソンCTプラザ。中はどんな感じなのか、果たして危険を冒して来る価値が有るのかどうか、、、、中に入って確かめたいと思う。