[雨季で格安！ベトナム・フーコック島旅行記41] 奇跡のようなサンセットビーチ

まずはビールを

リゾートに戻って部屋前のビーチに陣取る。今日は珍しく、前のビーチチェアには私達の他に2組がいた。そのうち1組はここの宿泊者ではなく、ここのレストランを利用しに来たゲストのようだ。このビーチチェアの前にはパラソルが立っているので、オンシーズンにはこのビーチチェアが前にも出てくるのではないかとは思うが、多分他のゲストも使える状態なので、もしかしたらベストシーズンにはビーチチェアの取り合いしないといけないのかもしれないなぁ。そう思うと、雨季に来たほうが良いんじゃないか、、、なんて思ったりもする。

The Lam Homestay

私達がビーチチェアで寛いでいると、横から知らないオッチャンが訛りの強い英語で話しかけてきた。

最初、何を言っているかわからなかったが、どうやらこのフーコック島の中心地の町からやってきたということを言っているようだった。

確かに、、、１泊1200円ぐらいって、、どんだけ安いんだ？と思うぐらい安い。どうやら、ここにはツアー客をレストランに連れてくる仕事で来ていて、そのついでにツーリストに自分のホテルを宣伝して回っているようだった。

どうやらLamというのが、このオッチャンの名前か何かのようだった。後でトリップアドバイザーで調べてみたら、評価は無茶苦茶高かった。ホテル自体は民宿のようなアットホームな感じだが、フレンドリーなおもてなしが好評なようだ。

、、、ちゅうか、地元の市場で食材買ってきて自分で調理するって、、、難易度高くない？とは思ったが、現地の生活を体験する分には面白そうだ。バックパッカー的な旅をするなら、このオッチャンのホテルは良いところかもしれないなぁ。海は遠そうだが。

、、、まぁ、私はあんまり嘘つくのが苦手なんで、受け答えは適当にこなした感じだが、雰囲気は悪い人ではなさそう。トリップアドバイザーの写真もかなりアットホームで好感が持てる。

そうしてオッチャンは向こうの方へ消えていった。

犬もビーチチェアで寛ぐ

オッチャンが去った後、ふと隣のビーチチェアを見てみると、なんとフーコック犬がチェアの上でじっとコチラを観察していた。なかなか強そうな奴だが、じーっと見てるだけで寄ってきたりはしない。さすが、しつけられてるね。

地元感たっぷりの海

ビーチでは、地元の漁師のような人が、家の屋根用？のわらを集めて担いで持って行ったりしている姿も見受けられる。ほんと、リゾート地というよりは地元ののんびりした感じの砂浜だ。変に開発されていないところも、妙にくつろげる要因なのかもしれない。

やっぱり停電中だった

そういえば、帰ってくる時の電柱の工事でリゾートは停電しているんじゃないかと思ったが、やっぱり停電していた。停電すると、リゾート全域で使えるWi-Fiもダウンしているので、ネットを使うには、外でVINAPHONEの3G回線を使うしか無い。部屋の中でも3G回線届けば文句ないんだけど、、、どうもリゾートの背にある山の影になって、携帯キャリアの電波が届きづらくなっているようだった。

夕方頃に電気が復旧

そうしてしばらくビーチで過ごして夕方頃になるころ、やっとリゾート施設内の電気が戻ってくる。何とか夕食は電気のあるところで食べられそうだ。

雲の様子

そして相変わらずの雲模様。そこそこ明るいので雲の厚さはそんなに無いようだが、今日も気持ちのいい青空は見ることが出来なかった。。。。そう思っていたら。。。

空が薄いピンク色に。。。

空がなんと！薄くてなんとも言えない幻想的なピンクに色付き始める。思わずこの綺麗な夕焼けに見入ってしまう。本当に幻想的だ。。。

日が沈むにつれて

そして段々と日が沈んでいくにつれ、そのピンクはやがて夕焼けらしいオレンジに変わっていく。浮かんでいる漁船のシルエットも、非常に絵になる。

消えていく太陽

そうして太陽が山の向うに消えていく。青空からだんだんと夕焼けに変わっていくというのはよく見る夕焼けだが、こんな感じで雲が掛かって、薄ピンクからオレンジにかわって落ちていく夕焼けはとてもめずらしい。もしかしたら、この幻想的なフーコックの夕焼けは雨季でしか見ることが出来ないかもしれない。もしもそうだとしたら、わざわざ雨季にフーコック島に遊びに来るのもアリかもしれない。しかも雨季で人がほとんど居ない。ちなみに、この奇跡的な夕焼けを楽しんでいたのは、ホテルのスタッフを除いて、私達2人と、もう1組のカップル、計4人ｗ贅沢すぎる。