[エミレーツ航空で往復1.9万円！爆安フランス・パリ旅行記29] パリの格安デリカテッセン「PAPITO」

PAPITO

シャンゼリゼ通りから少し中に入った所にあるカジュアルレストラン＆デリカテッセンの「PAPITO」に到着した。ここはミヅキがフランスのグルーポンで見つけてきたお店。

フランス・パリは日本で調べているときから「外食が高い」ということが分かっていたため、何とかちょっとでも安く出来ないかということで「グルーポンでクーポンを買う」という方法をミヅキが考えだした。

そしてミヅキが翻訳ツールを使いながらフランスのグルーポンのサイトで会員登録をし（もちろんサイトも全部フランス語）、なんとかクーポンをゲットしたのだ。クレジットカードで無事、クーポンが買えたので、そのクーポンをスマホ見られるようにアプリをダウンロードしたのだが、、、。

なんと日本でダウンロードしたアプリは「日本専用」のもの。フランスのクーポンは表示されない。会員登録もフランスのグルーポンのサイトで行っているので、日本専用のアプリではログインも不可能。。。しかたが無いのでとりあえずWEBからクーポンをプリントアウトし、紙面でフランス・パリまで持ってきたのだ。

グルーポンアプリの使い方・裏ワザ

しかし、このグルーポンアプリ。実はちゃんと海外旅行で活用できる裏技があるので紹介しておこう。このやり方は私が勝手に見つけてきたやり方なので、使用するかどうかは自己責任で。（グルーポン・ジャパンに電話で問い合わせしても海外旅行での使い方は教えてくれなかった、いや多分アプリの仕様を営業所も把握してない可能性が高い。）

どうしてアプリの海外使用に拘っているかというと、旅行先でノートPC持って行っても、ブラウザでクーポン買えたとしてもプリントアウトがしにくいし、ノートPCをお店に持っていくのも荷物になるので、アプリが使えると、スマホの画面で表示するだけなので非常に便利、というわけだ。

さて、その利用方法というのはとても単純で「現地でアプリをダウンロードする」。これだけ。

例えばドバイの空港でグルーポンのアプリをダウンロードすればドバイ専用のアプリになるし、フランスでダウンロードするとフランスになる。ただし、一回ダウンロードしてしまうとクーポンのエリアを変更するのが一切できなくなるため、もしも国や地域を変更したい場合は、一度アプリをスマホから削除し再ダウンロードしてやればOKだ。（ドバイとフランスで確認済み。）

また、会員情報もその地域毎になるため、例えば日本のアカウントを持っていても、フランスでダウンロードしたグルーポンアプリでは、日本のアカウントではログインできない。新しくフランスの会員登録をする必要があるので注意しよう。

この方法で上手くやれば、上の写真のように旅行先のクーポンを見たりすることが可能になる。フランスだと、例えばセーヌ川クルーズが半額になったり、このお店よりももっと高級な白いテーブルクロスがかかってるような高級なレストランで1人100ユーロくらいするお店が1人50ユーロとか、二人で100ユーロのお店が2人で50ユーロくらいとか、、、見てたらいろいろ楽しくなってくる。食事だけでなくスパやエステ、現地ツアーなんかもやっている。海外でグルーポンを使ってお得に食事したりしたい場合は是非試して欲しい。

パスタなどが並ぶ

さてそのデリ「PAPITO」の店内に入る。お店の中は狭く、レストランというよりは食堂のようなすごくカジュアルな雰囲気。入ってすぐの場所にはこんな感じで料理が並べられており、この中から欲しいものをチョイスして盛りつけて温めてもらうスタイルになっている。

私達がクーポンで買ったのはプレート料理＋デザート＋ソフトドリンクが付いたセットメニューで、一人10ユーロ。約1300円前後。日本の感覚だと結構高いんだけど、実はフランス・パリでは飲み物まで付いてこの価格なのは探すのが非常に難しい。このお店でもクーポン無しだと、このセットでたしか13ユーロ〜15ユーロぐらいしたんじゃないかな？さて、まずはこの料理の中から好きなのを2〜3品選ぼう。

デザート

では続いてデザートを選ぶ。デザートはパンナコッタやティラミス、洋梨のタルトなどが並んでいる。デザートの代わりにサラダをチョイスすることも可能だ。

お店の人と♪

彼がこのお店を切り盛りしている。料理やデザートなども全部彼が作ったそうだ。また料理の説明なんかも全て英語でやってくれるので、旅行者としては非常にありがたい。

何気にここフランスだと、「フランス語分からない」というと少し構えられてしまうことが多いので、英語が使えるお店というのは何だかほっとするのだ。「フランス人は英語を全然喋ってくれなくてイケず。。。」という話をよく聞くが、旅行してみて感じたのは「英語喋ってくれないんじゃなくて、[苦手・もしくは喋れない]んじゃないか？」ということ。きっと日本人と同じで、フランス人も一般の人はあんまり英語得意じゃないんだろうな。

モリオのプレート

さて、では食事しよう。私がチョイスしたプレートがこちら。ペンネのパスタ2種。。。。ちゅうか多い。デカいｗ 「うぁ、多い！」と言うとお店の人は「これがフレンチスタイルだよｗ」と笑っていた。ちゅうか、、、ペンネばかり頼みすぎた。ペンネともう一つは違うの頼めばよかったなぁ。。。お味は、素朴な感じ。デザートにはパッションフルーツのパンナコッタをいただいた。

ミヅキのプレート

ミヅキが頼んだプレートがこちら、ラザニアとクスクス。そしてデザートはティラミス。ラザニアが、これまた非常にデカい。2時間ほど前にサンドイッチとサラダ食べたばかりなので、かなり多いｗ

このラザニアはデカい塊がショーウィンドウに入っていたので「これを切り分けるのかなぁ？」と思ってたら、その塊がそのまま盛りつけられた（汗）。豪快だ。お味はそこそこ。

テーブルには塩コショウが置いてあるので、塩を振れば日本人好みの味になる、そんな感じだ。

フランスの食事情

さて、今回のPAPITOは私達の初めてのフランスでの外食だったわけだが、お店のオーナーもフレンドリーでいい感じ、、、だったのだが、正直な所、この簡単なスタイルの食事で20ユーロ（約2700円）というのにはちょっと驚いている。ここはパリではかなりリーズナブルなお店の１つといえど、やはり高い。

日本だと一人1300円も出せば熱々の出来立てが食べられるのと比べると、少し割高感は否めない。

フランス人の平均年収を調べてみると約355万円ぐらい（労働時間は少ない）。日本の平均年収は約435万円らしいので、フランス人にとってもこの外食の価格帯は高い部類に入るはずだ。

ということは、フランスの人って外食しないのかな？うーん、これはもう少しいろんなお店をめぐって、この食事事情についてはもうちょっと調べて見る必要がありそうだ。

さて、お腹がいっぱいになってくると異様に眠くなる、、、。ずっと風邪気味だったし、フランスに到着したその晩にクラブに行って今日の朝方まで夜遊びしてたし、、、ということで、今日はおとなしくこのままホテルに帰って寝ようかな？今回は移動も無く、パリにずっと滞在できるから時間もたっぷりあるしね。ちょっとのんびりしよう。