旅行記 - 11月13日

[エミレーツ航空で往復1.9万円！爆安フランス・パリ旅行記63] コンコルド広場からシャンゼリゼ通りへ。え、、、このトイレ閉鎖されてるやん（汗）

8区を歩く

歩道の奥に空が広がっている場所を見つける。きっとあそこがコンコルド広場だ。

そういえば写真に歩道に座ってスマホを弄っている女性が写ってるな。口コミなどではスマホを出してたら引ったくられるという話を聞いたりしてたけど、この8区あたりはそんな危険そうな場面は無いなぁ。きっとそういう話は少し離れた治安の悪くなる区（18〜20区あたり？）のことなんだろうなぁ。まぁ、スマホ見るときは、壁を背にして周りを注意するとかそういう配慮しておけば、町中でスマホを使っても危なくは無いだろう。

コンコルド広場

そうしてようやくコンコルド広場に到着した。向こうの方にはエッフェル塔も見えてるな。広場は空が広すぎて、何だかすごくガランとした雰囲気。端の方にはツアーの観光バスが留まってたりする。

さてこのコンコルド広場は、もともと建設当時（18世紀）はルイ15世広場と呼ばれていた場所だったが、フランス革命の折にルイ16世とマリー・アントワネットの処刑が行なわれた場所となり、名前も革命広場と変わり、最終的に18世紀終わりから19世紀初め頃にコンコルド広場と呼ばれ、正式名となったらしい。今では有名な観光スポットとなっているが、この広場の背負っている歴史はかなり重たい。

石畳の道路

もちろんこのコンコルド広場も石畳になっている。このコンコルド広場から、エトワール凱旋門まで真っ直ぐ伸びる幹線道路が、そう、世界的有名なパリの「シャンゼリゼ通り」となるのだ。

写真で見える細長いモニュメントは、この広場の中心に建っているオベリスクで、これはエジプト国王から寄贈された、エジプトのルクソール神殿から運んできた「クレオパトラの針」と呼ばれるモニュメントだ。

オベリスクの壁画

石でできたオベリスクの側面には金色で絵のようなものが描かれている。これはノアの箱舟か何かの見取り図なのかな？石肌に金の色が入るこの感じは、、、日本のお寺の世界観にも通じるものがある？

シャンゼリゼ通りへ

コンコルド広場からシャンゼリゼ通りへと入る。写真の奥の方に進めば、先日訪れたエトワール凱旋門があらわれてくる。右側は公園。左は道路を挟んで、プティ・パレやグラン・パレなどの美術館がある。ほんと、パリはそこら中に観光スポットが転がっている。

公園のベンチ

写真右の車の近くにあるベンチに座っている女の子たちの集団が見えるだろうか。実は彼女たちが、あのパリの注意事項でも登場するアンケート軍団だ。

旅行者を見ると寄ってきてアンケートに署名をしてもらうふりをして、その間に旅行者のものを盗む悪名高いスリ集団だ。

だが、有名になりすぎて、旅行者に近付くも殆どの人が無視。もちろん私達にも近寄ってきたが厳しい目つきで視線を向けると、「駄目だこりゃ」みたいなポーズをしながら去っていった。うーん、その行動力をもっと他に向ければいくらでもお金稼げそうなのになぁ、、、努力の方向を間違えている。

公共のトイレ

さて、トイレに行きたくなってきたので歩きながら探していると、シャンゼリゼ通りの公園側に公共のトイレを発見した。近づいてみると、使用には料金がかかる（確か1〜2ユーロ）と書いてるんだけど、、、、なんとこのトイレは閉鎖されていて使うことが出来ない。多分テロとかの防止目的で閉鎖しているのではないかと予想。困った、、、これはお店に行くしかない（汗）。足早に町の方へと進む。

カフェ発見！

シャンゼリゼ通りから、一本中に入った通りに一件のカフェバー「Le Montaigne」（場所はリンクからグーグルマップを参照）を発見した。

ここパリでは、お店によってはトイレを用意していないところも多いらしいが、このお店は店舗の広さもそこそこありそうなので、トイレがありそう。

とりあえず、トイレを借りられるか聞いてみることに。すると「トイレは奥にあるよ♪」とのことなので、ここで少しコーヒー休憩をすることにした。ほんとパリはトイレに困る。

大きいサイズのコーヒー

パリに来て最終日にして、ようやく初めてのマグサイズのコーヒーではないだろうか？ｗ席に座るとメニューを持ってきてくれたので、そこから「Cafe Creme」（多分、日本で言うところのカフェオレ）というのと「カプチーノ」を頼んだ。カプチーノは6ユーロ、Cafe Cremeは4.6ユーロ。この2杯だけで10.6ユーロ（約1400円）。めちゃ高いが、だんだんこの価格帯に慣れてきている自分が怖い。