旅行記 - 11月24日

[常夏のシンガポール・クリスマス旅行記27] シンガポール・ハラルフードのおしゃれなカフェでレインボー?ワッフル

目次

  1. ハラルフードカフェ
  2. ムスリムの店長さん
  3. 店内の様子
  4. ムスリムの女の子
  5. アイスカプチーノ
  6. ワッフル
  7. セルフサービス
  8. 「サヨナラ」

ハラルフードカフェ

[常夏のシンガポール・クリスマス旅行記27] シンガポール・ハラルフードのおしゃれなカフェでレインボー?ワッフル

ムスタファセンターから歩いてJln Besar通りに出る交差点で、一件のカフェを発見。そのカフェは「Zulos Cafe」という名前のお店で、店のガラスにはムスリムの店長がやっているハラールのカフェという宣伝ポップが張られていた。ハラールとはイスラム教の戒律に則ったものや事柄を指す言葉。つまり、このカフェはムスリムの人たちが安心して利用できるカフェ、ということなのだ。イスラム教では、例えば豚肉は食べてはダメな食材だったりするが、それに加え、豚肉を切った包丁を使ったりするのも良くなかったりと、かなり厳しい規則があるようで、イスラム教の人たちにとって安心して利用できる施設はこの「ハラール」が謳われている所のみということになる。日本ではあまり見かけないハラールフードのお店。どんなものが提供されているのか興味があったので、中に入ってみることにした。


ムスリムの店長さん

[常夏のシンガポール・クリスマス旅行記27] シンガポール・ハラルフードのおしゃれなカフェでレインボー?ワッフル

中に入ると明るい感じのヒジャブを被った店長さんが出迎えてくれる。ここシンガポールでは、仏教が約3割、続いてキリスト教が2割弱、それに続いて無宗教派が17%ほど、そしてイスラム教徒も人口の15%を占めるほどなのだそうだ。そしてそれぞれの文化がお互いに平和に共存して、都市国家を作り上げているところもとても興味深い。また、この店長さんが被っていたヒジャブはモルディブなどと同じ髪を隠す簡単なタイプのもので、顔の表情などはとてもわかり易く日本人の私達にも親しみやすい印象を受ける。


店内の様子

[常夏のシンガポール・クリスマス旅行記27] シンガポール・ハラルフードのおしゃれなカフェでレインボー?ワッフル

店内の様子はガラス張りでとても明るい印象だ。お店に使われているインテリアは素朴な感じで、すごく手作り感が伝わってくる。私達が住んでいる京都にも、カフェブームが来るか来ないか(90年代後半ぐらい)の昔には、こんな手作り感たっぷりの隠れ家的カフェあったよなぁ、、、なんて、この内装を見ると少し懐かしい思い出が蘇る。今はそんな個性的なお店も姿を消して、どこでも見かけるチェーン店だらけになってしまったが、、、。


ムスリムの女の子

[常夏のシンガポール・クリスマス旅行記27] シンガポール・ハラルフードのおしゃれなカフェでレインボー?ワッフル

私達の他にも、こんな感じでムスリムの女の子達もお茶しに来ていた。やはりハラールフードだと、イスラムの人たちも安心して利用できるようだ。


アイスカプチーノ

[常夏のシンガポール・クリスマス旅行記27] シンガポール・ハラルフードのおしゃれなカフェでレインボー?ワッフル

まず頼んだのはアイスカプチーノ×2。一杯5.5SGD(約440円)。日本のオシャレなカフェでコーヒー飲むのとそんなに変わらない価格帯だ。味は、多分ホットのカプチーノを氷で冷やして作っている感じで、濃い味が大好きな私たちには少し薄い気もする。外が暑かったのでアイスを頼んだが、ここはホットを頼んだほうが美味しかったかもしれない。


ワッフル

[常夏のシンガポール・クリスマス旅行記27] シンガポール・ハラルフードのおしゃれなカフェでレインボー?ワッフル

そしてコーヒーのお供に頼んだのがこれ、オリジナルレインボーワッフルのキャラメルソース掛け、6.5SGD(約520円)。見た目はカラフル過ぎて、、、ちゅうか食品に青は日本人には抵抗があるw しかしこのグロテスクな見た目とは裏腹に、食べてみると普通のワッフルな感じで甘くて美味しい。そういやニューヨークあたりで最近カラフルなベーグルとか流行ってたっけなぁ。この色も、その流れに乗っかったものなのだろうか。


セルフサービス

[常夏のシンガポール・クリスマス旅行記27] シンガポール・ハラルフードのおしゃれなカフェでレインボー?ワッフル

このカフェはセルフサービスになっていて、メニューが出来上がるとカウンターで店長さんがオーダーしたものを手渡してくれ、自分の席に自分で持っていくカジュアルなスタイルだ。もちろん砂糖などもサイドテーブルから好きなようにピックアップして持っていく。


「サヨナラ」

[常夏のシンガポール・クリスマス旅行記27] シンガポール・ハラルフードのおしゃれなカフェでレインボー?ワッフル

そうしてコーヒーを飲んでワッフルを食べて一息ついたのでお店を出ることした。写真には撮れなかったが、お店には私達と、途中で入ってきたムスリムの女の子たちの他に、お店の取材に来ている感じの現地の若者の4人グループ(中華系)がお店の真ん中のテーブルでメニューのカメラ撮影をやっていた。そして私達が店を出ようと席を立った時に、その中の一人の男の子が私達にニコッと笑いながら照れくさそうに「サヨナラ!」という日本語で挨拶をしてきたのだ(驚)。私達も「さよなら」と笑顔で返す。やはりここでも私達が日本人だというのをすぐに見抜かれていた。やっぱり日本人独特の雰囲気があるのかなぁ?でも、その声を掛けてきた感じから、シンガポールの人は日本人に対してすごく好意的な雰囲気だというのが読み取れた。そういえば、オーチャードの商店街でも「from TOKYO」の看板を掲げているお店があったりと、日本のイメージはここシンガポールでは結構評価が高いのかもしれないなぁ、、なんて。