旅行記 - 11月24日

[常夏のシンガポール・クリスマス旅行記24] インド人街のテッカセンター・ホーカーズで地元の人と一緒にカレーを食べよう

目次

  1. 裏口からテッカセンターへ
  2. チリにまみれる前のカニ
  3. 果物なども
  4. 市場を抜けて
  5. 集中できない
  6. 広場を2周ほどして
  7. リーズナブル
  8. お腹は大丈夫だろうか。。。
  9. お店のオッチャン
  10. さぁ出来たよ!
  11. マンゴーラッシー
  12. ラッシーの他にも
  13. ナンセット
  14. ラッシーも美味しい
  15. インド人夫婦と相席

裏口からテッカセンターへ

[常夏のシンガポール・クリスマス旅行記24] インド人街のテッカセンター・ホーカーズで地元の人と一緒にカレーを食べよう

グーグルマップの案内に従いながらテッカセンターへ向かう。着いた場所は、どうやらテッカセンター裏口のような場所。入ってすぐには魚介類などの市場が広がっており、辺りは磯の香りでいっぱいになっている。。。。磯の香り、、、苦手なんだよな、、、オレ。


チリにまみれる前のカニ

[常夏のシンガポール・クリスマス旅行記24] インド人街のテッカセンター・ホーカーズで地元の人と一緒にカレーを食べよう

市場にはこんな感じでカニも売られている。このカニたちもシンガポール名物のチリクラブに変わって人々の胃袋の中に収まるのだろう。価格は何も書かれていないので、大体の相場と現地の言葉がないと買うのは難しそうだがとにかく新鮮そうな魚や肉が並んでいる。


果物なども

[常夏のシンガポール・クリスマス旅行記24] インド人街のテッカセンター・ホーカーズで地元の人と一緒にカレーを食べよう

またテッカセンター市場にはフルーツなども豪快に売られている。そしてシンガポールで大人気(らしい)フルーツ、ドリアンも売られているようで、あの独特な臭いも立ち込めている。。。ちゅうか、テッカセンターって、今まで見てきたキレイで整然としたシンガポールとぜんぜん違うw なんというか、東南アジアにやってきたな、というリアリティが迫ってくる感じだ。


市場を抜けて

[常夏のシンガポール・クリスマス旅行記24] インド人街のテッカセンター・ホーカーズで地元の人と一緒にカレーを食べよう

そんな地元感たっぷりの市場を抜けると、中庭のような場所に出る。そう、ここがテッカセンターのフードコート、ホーカーズだ。この広間の周りをグルっと飯屋が囲んでおり、私達が歩く度に「食べる?」みたいないなジェスチャーと一緒にメニューを目の前に出してくる。中には「オイシイオイシイ」という片言の日本語で話しかけてくる店番の人も。シンガポールの人は、私達が中国人でも韓国人でもなく、日本人だということを一発で見分けるようだ。


集中できない

[常夏のシンガポール・クリスマス旅行記24] インド人街のテッカセンター・ホーカーズで地元の人と一緒にカレーを食べよう

何を食べようか店の上のメニューを見ていると、すかさずメニューを見せて呼び込みが入ってくる。。。いや、どうしようか悩んでる時に持ってきてくれよw。。。そんなツッコミを心でしながら、とりあえず反射的に手を横に振る。本当はもっと真剣に見たいんだけど、どうもグイグイ呼びこみをやられると、集中して選べない。やっぱりこういう所は慣れが要るなぁ。


広場を2周ほどして

[常夏のシンガポール・クリスマス旅行記24] インド人街のテッカセンター・ホーカーズで地元の人と一緒にカレーを食べよう

広場をグルグルとまわることしばらくして、やっとここの雰囲気に慣れ、大体何が売っているのか目に入ってくるようになってきた。メニューは海鮮物が結構多く、魚介類があまり進まない私達はちょっと躊躇ってしまう、、、。

ミヅキ:「あ!あそこにカレー屋さんがある!私、カレーがいい!ナン食べたい!」

ミヅキが一件のカレー屋さんを見つけた。


リーズナブル

[常夏のシンガポール・クリスマス旅行記24] インド人街のテッカセンター・ホーカーズで地元の人と一緒にカレーを食べよう

カレー屋さんのメニュー表。カレーとナンのセットで6SGD(約480円)。これはかなり安い。ミヅキはこのインド人街でカレーを食べてみたいと言ってるし、早速ここで頼んでみたいと思う。


お腹は大丈夫だろうか。。。

[常夏のシンガポール・クリスマス旅行記24] インド人街のテッカセンター・ホーカーズで地元の人と一緒にカレーを食べよう

屋台で食べるときに一番気になるのは、お腹が大丈夫かどうかだw 日本という甘っちょろい環境に慣れている私達。多分本当のインドだと絶対こんなところで食べたらお腹壊すが、シンガポールではどうだろうか。。。水道水は飲めるということなので、多分大丈夫だとは思うが、、、、。

モリオ:「すいませ~ん。ナンのセット1つ下さい。」
オバちゃん:「うん?なんだって?」
モリオ:「ナンのセットを1つ。」
オバちゃん:「普通のナン?チーズナン?」
モリオ:「普通のやつで。」
オバちゃん:「分かった。じゃぁ出来たら呼ぶわ。6ドルね」
モリオ:「はい。」

10ドル紙幣を手渡すと、2ドル紙幣と1ドル硬貨×2のお釣りをくれた。なぜ2ドル紙幣2枚じゃないのかは定かではないが、まぁ、小銭があったほうが地下鉄乗りやすいので助かる。


お店のオッチャン

[常夏のシンガポール・クリスマス旅行記24] インド人街のテッカセンター・ホーカーズで地元の人と一緒にカレーを食べよう

席に戻ろうとした時、どこからともなく店の店主らしきオッチャンが帰ってきた。

オッチャン:「何にする?」
モリオ:「いや、もう頼みました。」
オッチャン:「そうかそうか。で、何のナン?」
モリオ:「プレーンのナンです。」
オバちゃん:「セットのやつだよ(みたいな感じの英語じゃなさそうな言葉でオッチャンに話す。)」
オッチャン:「分かった。」

そうしてオッチャンは、釜にナンの生地を入れて焼き始める。ナンは作り置きじゃなくて、ちゃんと焼いてくれているようだ。


さぁ出来たよ!

[常夏のシンガポール・クリスマス旅行記24] インド人街のテッカセンター・ホーカーズで地元の人と一緒にカレーを食べよう

そうしてこのお店の目の前の席に座ることしばらくしてナンが焼き上がったようでオバちゃんがカレーを注いで手渡してくれた。「出来たよ。お食べ!」と言わんばかりのいい表情のオバちゃん。使い捨ての容器に2種類のカレーを入れて手渡してくれる。1つは真っ赤っ赤のいかにも辛そうなチキンカレーと、もう一つはひよこ豆の入った豆カレーのようだ。いただきます。


マンゴーラッシー

[常夏のシンガポール・クリスマス旅行記24] インド人街のテッカセンター・ホーカーズで地元の人と一緒にカレーを食べよう

カレーとナンを受け取り席に座る。するとどこからとも無く、いかにもインド人のオッチャンがすかさず私たちにドリンクを売り込みに来る。

オッチャン:「ラッシーどう?オイシイ(日本語)。」
モリオ:「また美味しい言ってるwどうする?(日本語)」
ミヅキ:「飲み物欲しいし、ちょっと頼んでみようか。(日本語)」
モリオ:「分かった。(日本語)何があります?」
オッチャン:「マンゴー、バナナ、、、、1つ2.5SGDね。(約200円)」
モリオ:「じゃぁ、バナナラッシーとマンゴーラッシーを1つづつ。」
オッチャン:「ありがとう。できたら持って行くよ。」

そうして2つぐらい隣の店に戻っていくオッチャン。ついでに作っているところを写真に撮らせてもらった。


ラッシーの他にも

[常夏のシンガポール・クリスマス旅行記24] インド人街のテッカセンター・ホーカーズで地元の人と一緒にカレーを食べよう

私たちはラッシーを2つ頼んだが、どうもこのオッチャンのお店にはその他にもチェンドルという、東南アジアでは定番のお菓子も置いているようだ。チェンドルは小さいのだと1つ1.6SGD(約130円)と非常に安い。この「Chendol / チェンドル」というお菓子は米粉で作られたゼリー状の麺と、かき氷、その他色んなものを乗せて、ココナッツミルクを注ぐスイーツで、日本の白玉とあんこの乗ったかき氷に似ている。


ナンセット

[常夏のシンガポール・クリスマス旅行記24] インド人街のテッカセンター・ホーカーズで地元の人と一緒にカレーを食べよう

ナンセットはこんな感じで、なんとナンが2枚も付いていた、小さそうに見えるこのカレーの器も結構量があるので、小食な私達だと十分これだけでOKだ。味はなかなか美味しい。カレーにはふんだんに油が使われていてスパイスもしっかり入っている。また入っているチキンは多少臭みというか癖があるが、慣れればどうということはない。一番驚いたのは、この赤いカレーよりも、豆のカレーのほうが辛かったこと。ただし、この赤いカレーは食べると口の中が真っ赤に染まるw


ラッシーも美味しい

[常夏のシンガポール・クリスマス旅行記24] インド人街のテッカセンター・ホーカーズで地元の人と一緒にカレーを食べよう

そしてオッチャンが持ってきてくれたラッシーもフレッシュでとても美味しい。「オイシイ」という片言の日本語は間違いではなかったようだ。


インド人夫婦と相席

[常夏のシンガポール・クリスマス旅行記24] インド人街のテッカセンター・ホーカーズで地元の人と一緒にカレーを食べよう

そして私達が食事をしていると、「ここいいかしら?」とインド人の夫婦が声を掛けてきた。「どうぞ。」と軽く返事を返す。このテッカセンターのホーカーズは、現地の人が結構使っているようで、あまり席に余裕が無いため、相席となることもしばしばなようだ。見た目がかなりローカル臭漂っているので、あまりツーリストは利用していない感じではあったが、慣れてしまえば全然問題ない。また呼びこみも意外とあっさりしていて、ドリンクを頼んだ後に「飲み物どう?」って言われても「既に頼んだよ」というと「あ、そうなの。」とすぐに去ってゆく。しかも、その後は呼びこみは一切なし。みんな、誰がオーダーしていないかちゃんと見ているようだ。地味にこういうところがスゴい。もちろん英語は必須ではあるが、シンガポールのローカル感を味わうにはもってこいの場所だろう。ちなみにお腹の方も(私たちは)平気で、お腹を壊すことは無かった。しいて言うなら、スパイスのおかげか便秘が解消したwさて、お腹もいっぱいになったことだし、ちょっと上の階を覗いてみようか。