旅行記 - 12月31日

[年末年始のニュージーランド・テカポ湖に世界一の星空を見に行く旅行記58] マウントジョンの頂上から見るテカポ湖

目次

  1. 途中のベンチで休憩するミヅキ
  2. 急斜面も多い道
  3. 目の前の視界が開けた!
  4. マウントジョンの頂上付近で手を上げるミヅキ
  5. 一面に広がる草原の風景
  6. マウントジョンの頂上に到着
  7. 頂上から見るテカポ湖
  8. 壁を乗り越えた大晦日のマウントジョン登山

途中のベンチで休憩するミヅキ

[年末年始のニュージーランド・テカポ湖に世界一の星空を見に行く旅行記58] マウントジョンの頂上から見るテカポ湖

マウントジョンの頂上へ向けて歩いてゆく私達。ミヅキは少し歩いては休み、また歩いては休むを繰り返す。本当にこのまま頂上へ歩いていってもいいものか、、非常に悩ましい状況ではあるが、とにかく休憩をしっかり挟んで、行けるところまで行くしかない。。。。でも、行けなくなってもまたそこから戻らないといけないから、ミヅキにはなんとしてもこのトレッキングを完歩してほしいと願っている。


急斜面も多い道

[年末年始のニュージーランド・テカポ湖に世界一の星空を見に行く旅行記58] マウントジョンの頂上から見るテカポ湖

このマウントジョンの頂上へと続く道は、歩きやすい場所もあるが、結構急な斜面を登る場面もあって意外とハードな場面も。とりあえずミヅキを最初に行かせてその後ろを私が追う形で、この道をちょっとずつ進んでいく。この登山道を歩いていく旅行者の姿は多く、定期的に後ろから誰かやってくる。そして追い越されていく。

もうすぐ夕方の時間帯になる頃合いであるが、ニュージーランド・テカポ湖の太陽はまだ高いが、日が暮れるまでに本当に頂上までたどり着くのか、、、少し不安がよぎるが、、いやいや、ミヅキにはこれ以上ペースを上げさせて無理をさせる訳にはいかない。今は目の前の道を着実に歩いていくことだけを考えよう。


目の前の視界が開けた!

[年末年始のニュージーランド・テカポ湖に世界一の星空を見に行く旅行記58] マウントジョンの頂上から見るテカポ湖

そうして何人ものゲストに追い抜かれながら、マウントジョンの頂上へと一歩一歩進んでいくと、、、さっきまで木が生い茂っていた道が、いきなりスコーーーンと目の前が開けるような場所にたどりつく。目の前には広い空。そして頂上らしき丘が確認できる。

モリオ:「おお!もうすぐ頂上やぞ!」
ミヅキ:「・・・・」

ミヅキはそのマウントジョンの頂上付近の開けた風景を見つめ、目に涙をためていた。普通の人にとってはこんなトレッキングコースはどうということは無いのだろうが、ミヅキにとっては相当しんどい道のりだったのだろう。


マウントジョンの頂上付近で手を上げるミヅキ

[年末年始のニュージーランド・テカポ湖に世界一の星空を見に行く旅行記58] マウントジョンの頂上から見るテカポ湖

この頂上付近で、嬉しさのあまりに手を上げるミヅキ。ただでさえ美しく透き通るような開けた風景が目の前に広がっているが、相当大変な思いをしたミヅキの目には、このマウントジョンの頂上付近の風景は、相当輝いて見えたはずだ。


一面に広がる草原の風景

[年末年始のニュージーランド・テカポ湖に世界一の星空を見に行く旅行記58] マウントジョンの頂上から見るテカポ湖

さて、約1時間30分ほどかけて登ってきたこのマウントジョンのトレッキングルート。振り返ってみると、さっきまでのきつい道のりが無くなってしまったかのような、そんな平和な風景が広がってい風景あたり一面には平たく遠くまで広がっているような草原の風景。ただただ美しいその風景には、私も思わず見とれてしまう。


マウントジョンの頂上に到着

[年末年始のニュージーランド・テカポ湖に世界一の星空を見に行く旅行記58] マウントジョンの頂上から見るテカポ湖

そうして最後の坂を登りきり、私達はマウントジョンの頂上までたどり着く。このマウントジョンの頂上は小さな草は多少生えているが、その地面の多くはゴツゴツとした岩場になっており、周りには遮るものがないため、かなり風も強い。


頂上から見るテカポ湖

[年末年始のニュージーランド・テカポ湖に世界一の星空を見に行く旅行記58] マウントジョンの頂上から見るテカポ湖

コケないようにゆっくりと岩場を進むと、その向こうには麓で見るよりもさらに鮮やかな水色のテカポ湖の姿が広がる。このなんともいえない透明感の無いくっきりとした「水色」の湖。なんでこんなに青いのか、、、しばらく私達はこのテカポ湖の水色の風景に見とれてしまう。


壁を乗り越えた大晦日のマウントジョン登山

[年末年始のニュージーランド・テカポ湖に世界一の星空を見に行く旅行記58] マウントジョンの頂上から見るテカポ湖

しばらく、そのマウントジョン頂上に広がる美しい風景を堪能した後、私達は再びテカポ村に向けて通ってきた道を戻っていく。

モリオ:「あれ?なんか帰り道の足取り軽いやん?」
ミヅキ:「うん、頂上にたどり着いたら疲れが吹き飛んだ(笑)」

ミヅキにとって、この大晦日のマウントジョン登山は、大きな壁を乗り越えたような、自分の自信につながる体験になったはずだ。いやぁ、ほんと最後まで諦めずに登って良かったよ。