旅行記 - 1月5日

[初海外の両親を連れて冬の地中海クルーズ旅行記20] 2日目・エミレーツ航空EK317便エコノミー席の機内食

目次

  1. エミレーツ航空の機内食はハラルフード
  2. 父と母・はじめての英会話で食事を注文
  3. 牛肉のかた焼きそば
  4. チキンタジン
  5. CAさんはとてもにこやか
  6. モリオはカップ麺を注文
  7. 目が覚めたらゲーム
  8. 2回目の機内食
  9. 和風は「チキンハンバーグ」

エミレーツ航空の機内食はハラルフード

[初海外の両親を連れて冬の地中海クルーズ旅行記20] 2日目・エミレーツ航空EK317便エコノミー席の機内食

エミレーツ航空の機内食は特別食の注文もできるけど、特に注文をしていない場合の通常メニューでも全てハラルフードになっている。(ハラルフードとはイスラム教の戒律に沿った食べ物で、豚肉や酒類を禁じており、調理用の食材から調理方法まで徹底的に管理されている。)さすが中東の航空会社だ。


父と母・はじめての英会話で食事を注文

[初海外の両親を連れて冬の地中海クルーズ旅行記20] 2日目・エミレーツ航空EK317便エコノミー席の機内食
ミヅキ:「もうすぐCAさんが食事を持ってきてくれるよ。食事は牛肉と鶏肉があるんやけど、どっちがいい?」
父:「母ちゃんは牛が好きやけん、母ちゃん牛にするか?」
母:「うん、私、牛がいいわ。父さんは?鶏でいいん?」
ミヅキ:「二人とも同じでもいいんよ。でもまぁ、別々のを注文してお互いが味見しながら食べても楽しいよ♪」
父:「ワシは鶏肉にするわ。母ちゃんもちょっと食べてみたいやろ?」
母:「そうやね。ちょっとずつ食べてみよ~」
ミヅキ:「そしたらね、CAさんが来てビーフとチキンどっちがいい?って聞いてくれるけん、そのときに父さんは『ビーフ!』って言って、母さんは『チキン!』って言ったらいいよ。」
父:「わかった。「ビーフ」やな。ビーフ、ビーフ、ビーフ、、、、。」

いよいよCAさんがやってきた。

CAさん:「ビーフとチキン、どちらがいいですか?」(英語で)

私はウンウンと頭を縦に振りながら合図を送って目くばせをする。

父:「ビーフ!」
母:「チキン!」
CAさん:「OK!」

父と母、初めての英会話だ。

CAさんがニコニコしながら食事をサーブしてくれる。

父:「ワシの英語、通じたのぉ~!」(嬉)

母:「私のも通じたわ~♪」(喜)

二人とも大喜びだ。


牛肉のかた焼きそば

[初海外の両親を連れて冬の地中海クルーズ旅行記20] 2日目・エミレーツ航空EK317便エコノミー席の機内食

私たちはモリオがこの「牛肉のかた焼きそば」を注文。とても美味しくてモリオも母も完食。うちの両親は中東系の香辛料が効いた食事とか食べたことが無いから、もしかしたら機内食は厳しいかもしれないなぁ~なんて心配してたんだけど、「おいしいわ~♪」と言いながらペロっとたいらげてしまった。


チキンタジン

[初海外の両親を連れて冬の地中海クルーズ旅行記20] 2日目・エミレーツ航空EK317便エコノミー席の機内食

私と父はチキン。こちらもとても食べやすくて私も父も完食。

父:「飛行機の飯はうまいのぉ~♪」
母:「ホント。飛行機でこんなにちゃんとしたご飯が出てくるなんてビックリよ!」
父:「ミヅキが送ってくれたこの予定表に写真が載っとったけど、本当に写真通りにいっぱい出てきたなぁ~。」

そう言いながら父は「旅のしおり」をバッグから出してきた。

ミヅキ:「えー!その「旅のしおり」機内にも持って来たん?」
父:「そうじゃ♪ワシはこれをいっつも持ち歩いとるけんの。」
母:「私もね、この写真みたいにたくさん食事が出るんやろか~?って思っとったけど、ホントにいっぱい出てきたね~。見て!デザートまで付いてるわ!」

父と母は私が作った「旅のしおり」をいつも持ち歩き、その写真を見ては毎日毎日楽しみにしていたらしい。ここまで活用してくれているとは思ってなかったからビックリ!仕事が終わった後、毎晩夜なべして作った甲斐があった(嬉)。

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CAさんはとてもにこやか

[初海外の両親を連れて冬の地中海クルーズ旅行記20] 2日目・エミレーツ航空EK317便エコノミー席の機内食

エミレーツ航空のCAさんはとってもにこやか。英語で会話なんてしたことがない両親でも自分で食事や飲み物の注文ができるくらい優しく耳を傾けてくれる。そして日本からの出発便には日本語が話せるCAさんが何人か乗ってくれている。


モリオはカップ麺を注文

[初海外の両親を連れて冬の地中海クルーズ旅行記20] 2日目・エミレーツ航空EK317便エコノミー席の機内食

関空からドバイまでは11時間のフライト。途中、モリオは「小腹がすいたわ~」と言ってカップ麵を注文。


目が覚めたらゲーム

[初海外の両親を連れて冬の地中海クルーズ旅行記20] 2日目・エミレーツ航空EK317便エコノミー席の機内食

お腹がいっぱいになったら、自然と眠くなる。。。両親も私たちも気が付いたら深い眠りに。。関空発が23時35分だから、機内食が終わった時点でもう真夜中。そりゃ、眠くなるよね。。。そしてしばらく眠った後、目が覚めたので、徐にゲームを始める私。△や□のマークの場所を1つずらして同じマークが3つ揃ったら消えるというような誰でもできる簡単なゲームをしていたら…突然、横から手が伸びてきた!

ミヅキ:「うわ!」(驚)

母:「これ、ここに動かしたらいけるよ♪」
ミヅキ:「なんだ!母さん、起きてたん?」
母:「今、目が覚めたところよ。そのゲーム、面白そうやね。」
ミヅキ:「簡単で面白いよ~。母さんもやる?」

母にゲームの画面の出し方を教えてあげていると、父も起きてきた。父は私が母のモニターでゲーム画面を出している様子を見ると、自分でボーリングのゲームの画面を出してボーリングを始めた。サスガ、私の両親。実は私のゲーム好きは両親譲りだったりするのだ(笑)。


2回目の機内食

[初海外の両親を連れて冬の地中海クルーズ旅行記20] 2日目・エミレーツ航空EK317便エコノミー席の機内食

関空ードバイ便は機内食が2回ある。2回目は朝食になる。これはモリオが選んだ洋食の「中華鶏粥」。これはちょっと微妙だった。お粥よりもう一方のハンバーグの方が美味しかった。フルーツやヨーグルトは嬉しい。


和風は「チキンハンバーグ」

[初海外の両親を連れて冬の地中海クルーズ旅行記20] 2日目・エミレーツ航空EK317便エコノミー席の機内食

こちらは和風の「チキンハンバーグ」。私と両親はこれを選んだ。大正解。

母:「私、そんなにお腹が減ってないから、このパン、持って帰るわ。」
父:「ワシも、このジュース持って行こ。」
ミヅキ:「え?持って行くってどこに持って行くん?ドバイに着いたらまた飛行機に乗るからまた機内食が出てくるよ?ここで食べたり飲んだりできんかった分は置いていったほうがいいよ?」
母:「えー、だって勿体ないやん?」
ミヅキ:「そうやけど、もしかしたら次乗るときも保安検査があるかもしれんから水物は持って行けんよ?」
モリオ:「あ、でもこのジュース100ml以内やで?もしかしたらいけるかもしれんな。」
ミヅキ:「あぁ、そっか、100ml以内やったら大丈夫なんか…。そしたら、もしも次の飛行機に乗るときに保安検査があって、このジュースは置いていきなさいって言われたら、その場でゴミ箱に捨てる?文句言わん?」
父と母:「うん、その時はちゃんと捨てる。」
ミヅキ:「わかった。そしたら持って行っていいよ。」

父と母は喜んで封を開けていないパンやジュースをいそいそと手提げバッグの中に詰めている。どうやら、最初に出たディナーの機内食のパンも置いていたらしい。そういや私がパンの封を開けずにいたら「ミヅキちゃんこのパン要らんの?」って聞かれたから「うん、私、食べんから母さん食べていいよ~」って渡したんだけど、もしかしてそれも入ってる?(汗)。母さんたち、パン何個持ってるんだろう??この後の便もパンもジュースも出てくると思うんだけどなぁ~。バルセロナに着いた頃には機内食のパンやジュースで手荷物がいっぱいになる予感がする。。。。(恐)。