旅行記 - 2月28日

[新型コロナもう大変!冬のリッツカールトン沖縄旅行記20] 平和を願って100年熟成の泡盛。飲めるようになるにはあと80年かぁ・・。

目次

  1. 100年熟成の泡盛
  2. ヘリオス酒造さんの試飲タイム!
  3. 有料試飲コーナーもある
  4. 試飲タイム終了
  5. ヘリオス酒造さんをあとにする

100年熟成の泡盛

[新型コロナもう大変!冬のリッツカールトン沖縄旅行記20] 平和を願って100年熟成の泡盛。飲めるようになるにはあと80年かぁ・・。

酒蔵の中は企業秘密なども含まれているため、基本的に撮影禁止となっているため、泡盛が熟成されている様子をお届けすることは出来ないが、酒蔵に入った瞬間に、お酒のいい匂いがこの建物全体を包み込んでいた。

しかし、そんな酒蔵の中で唯一撮影することができる場所があった。それがこの100年熟成の泡盛。この特注の樽で熟成されている泡盛が仕込まれたのは、今から20年前の西暦2000年。完成するまでは、今後まだ80年かかるスペシャルな泡盛だ。

モリオ:「100年熟成ですか。すごいですね。」
おっちゃん:「そうなんです。この沖縄には昔は100年を超える泡盛も残ってたんですよ。でも、先の世界大戦(第二次世界大戦)で、その全てが無くなってしまったんです。」
ミヅキ:「そうなんですね・・・。」
おっちゃん:「それで、この平和がこれから先、100年先も続くようにと、今から20年前に仕込み始めたのが、この泡盛なんです。」
モリオ:「ということは、この泡盛を飲むことができるのは、私達よりも先の世代なんですね。いまオギャーって生まれてきた赤ちゃんが、やっと飲めるかどうかの世代なわけですね。」
おっちゃん:「そうです。私達は無理ですね(笑)」
モリオ:「そうですね〜。飲みたかったなぁ。」
ミヅキ:「ほんと。残念!」

次の世代のために平和を守っていきたいという願いが、このヘリオス酒造さんの100年仕込みの泡盛にはこもっているわけだ。ますます泡盛好きになってきたな。

おっちゃん:「じゃあ、お店に戻って試飲タイムにしましょう♪」
ミヅキ:「よーし!のむぞぉ(笑)」
モリオ:「頼んだ。」

リッツカールトン沖縄からこのヘリオス酒造さんは車で10分程度の場所だからタクシーで来ればよかったなぁとちょっと後悔。今度来る時(また来るんかい!w)はタクシーで来よう。


ヘリオス酒造さんの試飲タイム!

[新型コロナもう大変!冬のリッツカールトン沖縄旅行記20] 平和を願って100年熟成の泡盛。飲めるようになるにはあと80年かぁ・・。

ではお待ちかね。ヘリオス酒造さんでの試飲タイムが始まった。試飲できるお酒の種類はかなり多く、泡盛だけでなく、梅酒、あとお酒ではないが、泡盛製造の過程で作られるもろみ酢なども飲むことができる。

また、このヘリオス酒造さんはもともとサトウキビを原料にしたラム酒製造をしていた酒造会社で、今でもラム酒は作られており、そちらも試飲可能となっている。


有料試飲コーナーもある

[新型コロナもう大変!冬のリッツカールトン沖縄旅行記20] 平和を願って100年熟成の泡盛。飲めるようになるにはあと80年かぁ・・。

この無料のヘリオス酒造さんの試飲タイムは、特に何杯までといった制限もなく、色々と飲み比べできるので・・・張り切って飲んでいるミヅキもだんだん酔っ払ってくる(笑)

おっちゃん:「そうだ、できればこれも試してほしいんですが、これらは8年、10年、12年熟成している泡盛などを置いているちょっと特別な試飲コーナーです。あっ、でもこっちのお酒はプレミアムなタイプなので有料となってますが・・」
モリオ:「ミヅキ、飲んでみたら?」
ミヅキ:「もちろん♪」

こちらの有料試飲コーナーは、貴重な長期熟成の泡盛などが並んでおり、試飲は20mlで200円〜300円ほど。このヘリオス酒造さんでは、前にも書いたとおり、ラム酒製造技術が応用された樽熟成の泡盛「蔵」が看板メニューとなっているが、この樽熟成の泡盛は寝かせれば寝かせるほど樽の「琥珀色」がお酒に付いていく。でも、泡盛と呼べるお酒にはいくつかの基準が設定されており、あまり琥珀色になりすぎると、それは泡盛の基準から外れてしまい、お酒の分類としては「リキュール酒」となってしまうそうなのだ。

なので、ここに置かれている12年ものの「蔵」は形式上はリキュール酒になってしまっていたり・・・となかなか泡盛の世界は奥が深い。ミヅキもその「蔵」を飲んだが、お味は泡盛古酒というよりはウィスキーのようだ、と言っていた。


試飲タイム終了

[新型コロナもう大変!冬のリッツカールトン沖縄旅行記20] 平和を願って100年熟成の泡盛。飲めるようになるにはあと80年かぁ・・。

こうして、ヘリオス酒造さんの試飲タイムも終わり、私達は結局1万円ちょっとの商品(泡盛古酒 蔵 2種、梅酒 一升瓶、ラム酒・海蛇漬け、黒糖入りもろみ酢)を購入。なお、このヘリオス酒造さんでは、8,000円以上購入で無料で全国に配送してくれる。さらにクレジットカードでの支払いもOKだ。

リッツカールトン沖縄 泡盛酒造見学と泡盛ペアリングディナー 観光 リッツカールトン沖縄 泡盛酒造見学と泡盛ペアリングディナー リッツカールトン沖縄には、日替わりでヨガや沖縄体験など、様々なアクティビティが催されている。そのアクティビティは無料のものから有料のものまで様々であるが、今回私達はそのリッツカールトン沖縄のアクティビティの一つである「泡盛酒造見学と泡盛ペアリングディナー」に参加。その内容などをお届けしたいと思う。

ヘリオス酒造さんをあとにする

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陽の光もだんだん夕方の色になってくる。私達もそろそろホテルへと戻ることにしよう。それにしても、このヘリオス酒造さんの泡盛工場見学は来てよかったなぁ。今日の夜は、この目で熟成工程を見た泡盛古酒がセットになったディナーもいただけるし、ほんと、このリッツ沖縄さんのアクティビティは参加するべきだ。