旅行記 - 2月19日

[新型コロナもう大変!冬のリッツカールトン沖縄旅行記3] タイ・プーケット旅行の飛行機キャンセルに四苦八苦

目次

  1. タイ・プーケット旅行のキャンセルに大きな壁
  2. ノックスクートに電話してみる
  3. ノックスクートのスタッフとの電話
  4. エアアジアはAIチャット「Ava」ちゃんとの戦い
  5. タイ・プーケット旅行のキャンセルもひとまず片付けて・・・

タイ・プーケット旅行のキャンセルに大きな壁

さて、沖縄旅行の手配は何の問題も無く完了したが、問題は取りやめることになったタイ・プーケット旅行の飛行機のキャンセルだ。今回、私達はプーケット旅行には、LCCであるノックスクートのセールを使って大阪・関西からバンコクまでの飛行機を手配し、さらにバンコクからはまたしてもLCCのエアアジアのタイの国内線を使ってプーケットへと渡るという、、、トラブルの元になる、やってはいけない、複数の航空会社のフライトを自分で勝手に組み合わせた旅程となってしまっているのだ。

普通に乗継便としてひとまとめでフライト予約をしていれば、今回のようなコロナ騒動で日本⇔タイの出入国の制限措置が取られた場合、影響を受けるフライトとして全ての旅程が、キャンセルや払い戻し、もしくは変更の対象となる。

しかし、私がやってしまったように、複数の航空会社を組み合わせてしまった場合、それぞれの旅程でキャンセルポリシーが異なることになり、日本からタイまでのフライトは変更やキャンセルの対象になるが、タイの国内線についてはただの国内線なのでキャンセル不可・・・みたいなことになる。実際、この時、日本⇔タイ・バンコクのノックスクートのフライトはバウチャーでの払い戻し対応が取られたが、エアアジアのタイ国内線は全くもってキャンセル不可だったのだ。

いや・・・しかし、エアアジアのタイ国内線は無理としても、ノックスクートのフライトだけでも、バウチャーで払い戻しをしてもらわなくてはいけない。とりあえず、ノックスクートに電話して払い戻し手続きを行おう。※ その後、払い戻しは電話でなく申請フォームから行えるようになった。

コロナでノックスクートがバンコク⇔日本のフライト予約をバウチャー交換開始! 記事 コロナでノックスクートがバンコク⇔日本のフライト予約をバウチャー交換開始! 新型コロナウイルス(COVID-19)の世界的な感染拡大が続く中、タイのバンコク・ドンムアン空港を拠点とするLCC「ノックスクート」も、2月末から3月末までの日本⇔バンコクのフライト予約のキャンセル&6ヶ月有効のバウチャーに交換の対応を開始することになった。

ノックスクートに電話してみる

[新型コロナもう大変!冬のリッツカールトン沖縄旅行記3] タイ・プーケット旅行の飛行機キャンセルに四苦八苦

ノックスクートには日本語サポートの電話がある(コロナ騒動が激化している現在は休止中)ので、とりあえずそこに電話を試みてみる。

電話:「トゥルルルルーーーハイ、ノックスクートニオデンワマコトニアリガトウゴザイマス・・・」

電話がつながると、ぎこちない日本語での自動音声が現れる。

電話:「スクートヲゴキボウノバアイハ【1】ヲ、ノックスクートヲゴキボウノバアイハ【2】ヲオシテクダサイ」
モリオ:「ピッ(2を押す)」
電話:「Hi There, for English Press【1】、#$&’(´‰ˇÁ¨ˆØ・・・(多分中国語)【2】、ニホンゴヲゴキボウノバアイハ【3】ヲオシテクダサイ」
モリオ:「ピッ(たじろぎながら3を押す)」
電話:「コノデンワハヒンシツコウジョウノタメロクオンサレテオリマス・・・・・(保留音)・・・」
モリオ:「・・・・(ひたすら待つ)」
電話:「・・・(保留音が約30分ほど)・・・・」
モリオ:「・・・・(ひたすら待つ)」

そうしてかなりの時間、保留音が流れていたのだが、それが突然プチっと無音になり・・・・それからいくら待っても保留音に戻らなくなった。

モリオ:「もしもーし、もしもーし・・・・」
電話:「(無音)・・・・」

ノックスクートは電話の先で、どこか違う国のオペレーションセンターにIP電話で転送しているようなのだが(後に対応してくれたスタッフに聞いたら、電話の先はフィリピンですとか言っていた)、そのシステムに不具合があり、こうして接続が切れてしまうことがあるのだ。体感的には3回に2回は切れる感じ。約30分ほど待たされて、挙句の果てに切れちゃうので、私の心の折れ方も半端無い(笑)。

しかし、ここでくじけては航空券がパーになる。打ちのめされる気持ちを奮い立たせ、再び電話を掛けるのを試みる。そうして、4回目ぐらいだろうか・・・ようやくスタッフに電話がつながる。


ノックスクートのスタッフとの電話

モリオ:「すいません。コロナウイルスの影響で、予約の払い戻しをお願いしたいのですが」
スタッフ:「はい、それでは予約番号とお名前をフルネームでオネガイシマス」

予約番号と名前を伝えて本人確認を行う。なお、この飛行機の予約番号を電話で伝える際は、例えば予約番号が「AMCJ4T」だった場合「アメリカのA、マドリードのM、チャイナのC、ジャパンのJ、数字の4、トルコのT」といった風に、誰もが知っている地名や国名を使って伝えると間違いにくい。

さて、ノックスクートのスタッフは日本語が話せる外国人。多少ぎこちはないが、意思疎通が出来ないほどではない。旅行バウチャーは有効期限もあり、ノックスクートでしか使えないので使い勝手はそんなに良くない。そこで私は、なんとか現金での払い戻しが出来ないか問い合わせる。

モリオ:「あの、現金への払い戻しはできませんか?」
スタッフ:「いいえ、旅行バウチャーのみの対応しかできません。」
モリオ:「でも、私のフライトは最初の旅程よりも時間帯が変更(30分程度)となっていて、連絡メールにも払い戻しのオプションが書いています。」
スタッフ:「ショウショウオマチクダサイ。・・・ええっと、オキャクサマのフライト変更は30分ほどですが、現金での払い戻しのオプションには4時間以上のフライト時間の変更が必要です。」
モリオ:「でも、なんとかなりませんか?」
スタッフ:「無理です。」

やはり、無理なものは無理なようだ。諦めよう。

モリオ:「わかりました。ではキャンセルとバウチャーへの払い戻しをお願いします。」
スタッフ:「カシコマリマシタ。ではバウチャーはEメールにて送りますが、5週間ほどお時間がかかります。」
モリオ:「わかりました」

こうして、なんとかノックスクートのキャンセル手続き申請は行えたが・・・そこからしばらくしても私達のフライト予約はずーっとサイト上で確認できる状態のまま、キャンセルとかにはならず・・・本当にキャンセル手続きが行われているのかどうか、バウチャーは届かないので、、、3週間以上たった今も全然わからずじまいだ。※ 最近の申請は「90日ほどかかる」とアナウンスされているので、そのぐらいは掛かるのかもしれないが・・・またもう少し落ち着いた頃に問い合わせてみたい。

さて、、、お次はエアアジアのタイ・国内線にいってみるかな・・・・。


エアアジアはAIチャット「Ava」ちゃんとの戦い

[新型コロナもう大変!冬のリッツカールトン沖縄旅行記3] タイ・プーケット旅行の飛行機キャンセルに四苦八苦

ノックスクートの申請は一応終わったはずなので、続いてエアアジアの国内線がどうにかならないか、問い合わせしてみることにしよう。

エアアジアは前までは日本語の電話サポートもあったのだが、現在はAIチャットのAvaちゃんが、全ての問い合わせを受け付ける仕様となっている。しかし、このエアアジアのAvaちゃん、ほとんどの日本語は理解できておらず、予め決められたワードにだけ反応するような感じとなっており、全然AIじゃない。

さて、、、今回のこの状況、普通、電話とかなら「タイにいけなくなったのでキャンセルは無理ですか?」みたいなことが聞けるんだけど、AIチャット相手ではそうはいかない。Avaちゃんからしてみれば、私が予約したフライトは欠航などの問題が何もない、ただの通常運行のタイ国内線。一応、無理やり申請してみたが・・・「欠航が確認できませんでした」と申請は却下された。こちらのフライトは、荷物代や座席指定代などを合わせて3万円ほど。もったいないけど・・・もう忘れるしか無い。


タイ・プーケット旅行のキャンセルもひとまず片付けて・・・

そうして、ホテルに関しては到着数日前までキャンセル無料のプランをマリオット・公式サイトで予約していたので、こちらはあっさりキャンセル完了。大変な思いをしたタイのプーケット旅行のキャンセル手続きはひとまずこれで片付いたので、あとは沖縄旅行に向けて準備をして、当日を待つだけだ。