旅行記 - 2月10日

[ハワイ最後の楽園「モロカイ島」旅行記61] モロカイ島で一番有名なお店「カネミツベーカリー」の大人気裏メニュー「HOT Bread」

お！まだ人が並んでる！
待ってる人は20人ほど？
オーダーはこの文字の目の前にある窓口で
え？20個？
こんなに大きいの！？
半分にカットしてフレーバーのクリームをたっぷり塗っていく
やっと注文の順番が来た！
ホットブレッドとドーナツの値段
私たちの後からも次々と買いにやってきている
カネミツベーカリーの裏口で記念の1枚

お！まだ人が並んでる！

[ハワイ最後の楽園「モロカイ島」旅行記61] モロカイ島で一番有名なお店「カネミツベーカリー」の大人気裏メニュー「HOT Bread」

ミヅキ：「まだ、買い物できるかなぁ、、、。」

そう言いながら急いで窓口の方に入ってみると、まだ人が並んでいる。

モリオ：「お！まだ人が並んでるし、買えるんちゃうか！？」

そう言いながら大急ぎで最後尾に並ぶ。

待ってる人は20人ほど？

私たちが到着した夜の8時過ぎの時点で20人程が列になって並んでいる。「HOT BREAD」を販売する裏口のお店がオープンする7時半の時はもっとたくさんの人が並んでたんだと思う。子供連れで来ている若いお母さんはかなり長い間待たされているみたいで「クレイジーだわ！」とちょっと怒り気味。

私たち日本人の感覚からすると【行列ができる店】とか【〇時間待ち】とかいうフレーズは【そこまでして食べたい人気商品】みたいな感じでみんな大好きだし、お目当てのものを食べたい一心でワクワクしながら並ぶんだろうけど、【好きなものは自分で決める】的な個人主義の感覚が濃い外国人からしたら【世界的に大人気とは言え、パン一つ買うために長い間並んで待つ】というのがちょっと異様な事に思えるのかもしれない。

オーダーはこの文字の目の前にある窓口で

少しずつ前に進んで、あと数人で私たちの順番になりそうだ。とりあえず、待っている間にどんな味を買うかモリオと作戦会議。ホットブレッドの中に挟み込むフレーバー付きのクリームが5種類あって、その5種類のフレーバーの中から2種類チョイスするか、3種類チョイスするか、全部入りの5種類にするかを決めなくてはならない。フレーバーは「ストロベリー」「ブルーベリー」「バター」「クリームチーズ」「シナモン」の5種類。

ミヅキ：「どの味にする？」

モリオ：「昼間に見てた時は2つのフレーバーにしようって言ってたんだっけ？」

ミヅキ：「うん。まぁ、3つでもいいんだけど、とりあえず5種類全部は無いよね～って言ったよね。」

モリオ：「そうやな、味の想像がつかんしなぁ。」

ミヅキ：「じゃぁ、ストロベリーとブルーベリーの2種類にする？それやったらどっちもベリー系やから大丈夫そうじゃない？」

モリオ：「よし、そしたらベリーを2種類で行くわ。」

え？20個？

そして、20分ほど待って、いよいよ次が私たちの順番だ！と思ったその時

お店の人：「何個にします？」

私たちの前の人：「20個ください！」

ミヅキ：「え？20個？」

お店の人：「種類は？」

私たちの前の人：「ALLが14個に、3種類のが6個」

お店の人：「3種類のフレーバーは？」

私たちの前の人：「○○と△△と××と、、、」

ミヅキ：「20個ってすごいね。知り合いの分もまとめて買いに来たんかなぁ？」

モリオ：「ほんで、フレーバーはALLが一番多かったで？」

ミヅキ：「前の人、地元の人っぽいけど、もしかして、、、これ、ALLにしたらめっちゃ美味しいんやろうか？」

モリオ：「オレも気になって来たｗ」

こんなに大きいの！？

そして、私たちが見ている目の前でモロカイ島名物【カネミツベーカリーのホットブレッド】がお客さんのオーダーに合わせて準備されていく。

ミヅキ：「うわ！めっちゃでっかい！」

モリオ：「こんなにデカいとは思わんかったわ（汗）」

焼きたてのホットブレッドをこの作業テーブルまで運び、ズラーっと一列に並べていく。

半分にカットしてフレーバーのクリームをたっぷり塗っていく

大きなパンの半分のところで豪快に切れ込みを入れてパカっと広げて、カットした面の上下にたーっぷりとバターとフレーバーのクリームを塗っていく。「え？そんなに塗るの！？」と驚くくらいベッタベタに塗りたくる。

ミヅキ：「なんかさぁ、見てたらALLがすごく美味しそうなんやけど、、、。」

モリオ：「あ、やっぱり？オレもALL旨そうやなぁって思ったw」

ミヅキ：「もしかしたら失敗するかもしれんけど、ALLにする？」

モリオ：「うんうんw 地元の人があんだけ買い込んで帰るくらいなんやからきっとうまいやろｗ」

ミヅキ：「よし！きまり！あ、あと、ドーナツも頼んで！」

モリオ：「ハ？ドーナツ？」

ミヅキ：「お昼にここに下見に来た時、ドーナツが1.5ドルって書いてあったんよ。ここのドーナツも食べてみたい♪」

モリオ：「ここのドーナツって多分、めっちゃ甘いと思うで？太っても知らんで？」

ミヅキ：「もう太ってるから大丈夫！」

モリオ：「わかった、わかった。そしたらドーナツも買うわ。」

ミヅキ：「よしっ！」

やっと注文の順番が来た！

前の人が20個の注文だったので結構時間がかかり、8時過ぎから並び始めて30分ほどの8時半ごろ、ようやく私たちの順番になった。

お店の人：「何個にします？」

モリオ：「ALLを1個です。あと、ドーナツも1個。」

お店の人：「TAROね？」

モリオ：「え？」

ミヅキ：「イエス！TARO ワンプリーズ！」

お店の人：「OK!」

モリオ：「タローって何？」

ミヅキ：「たぶん、ドーナツの名前やと思う。お昼に来た時に書いてあった。」

モリオ：「ホンマ、食いもんの事になると、よう見てるなぁｗ」

ミヅキ：「んふふw」

ホットブレッドとドーナツの値段

窓口で数分待っているとすぐに私たちのホットブレッドを作ってくれた。焼きたてのパンはホカホカと湯気が出ていて名前の通り、本当にホットブレッドだ。これは美味しそう♪

ホットブレッドは5つのフレーバー全部入りにしたので1個10.25ドル、TAROドーナツは1.5ドル。合計で11.75ドル。12ドル渡すとクォーター（25セント）のおつりを渡してくれた。

私たちの後からも次々と買いにやってきている

私たちが無事【ホットブレッド】を買い終えて、振り返ると、、、また数人列に並んでいる。このカネミツベーカリーのホットブレッドは地元の人だけでなく、ツーリストにも大人気なのだ。

カネミツベーカリーの裏口で記念の1枚

宿泊しているB&Bから40分かけて真っ暗な道を走り、遥々カウナカカイまでやってきて、そしてそこから更に30分並んでようやくゲットできた【カネミツベーカリーの裏メニュー的ホットブレッド】。今すぐ食べてみたいけど、とりあえずまだ帰りの真っ暗な道が残ってるから、まずは無事にリゾートに辿り着かなくては（汗）。