旅行記 - 3月26日

[LAからメキシコクルーズ&ディズニーランド旅行記70] 北京で乗り継ぎ30分。待って!置いて行かないで!!!

目次

  1. 北京国際空港へ到着
  2. すぐに乗り継ぎゲートへ
  3. 出発エリアからゲートまでが遠すぎる
  4. ゲートがまだ空いている!
  5. 関空へ出発!
  6. 青空と翼
  7. 機内食
  8. パンもパサパサ
  9. 関空に到着
  10. 荷物が出てこない
  11. バゲッジクレームカウンターへ
  12. ただいま!

北京国際空港へ到着

[LAからメキシコクルーズ&ディズニーランド旅行記70] 北京で乗り継ぎ30分。待って!置いて行かないで!!!

約30分ほどのディレイで中国国際航空CA888便は北京国際空港に到着。次の大阪へのCA161便との乗り継ぎ時間はオンタイムで1時間5分。30分ほどディレイということは、あと30分ほどしか時間がないことになる、、、って、ヲイ。。。これ絶対間に合わなくないか?


すぐに乗り継ぎゲートへ

[LAからメキシコクルーズ&ディズニーランド旅行記70] 北京で乗り継ぎ30分。待って!置いて行かないで!!!

慌てて私たちは空港の乗り継ぎゲートへと向かう。途中、大阪行きの人に対して空港のスタッフが、写真のシールを貼り付けてくれる。どうやらこのシールを張っている人は「大急ぎ」というマークのようなのだが、、、乗り継ぎゲートに行っても何も状況が変わらず、このシールだけでは何の役に立たないことをすぐに把握する。

ミヅキ:「このままじゃアカンわ。待ってる人に乗り遅れそうだから先に行かせてって言おう!」
モリオ:「そうやな、このままじゃ絶対間に合わん。」

普段、こういうアピールをすることがないのだが、ここは緊急事態でやるしか無い。私たちはゲートの係員と、並んでいる旅行者に分かるように、大きな声でアピールする。

ミヅキ:「エクスキューズミーーーー!」
モリオ:「すいませーん、先に行ってもいいですか!乗り遅れそうなんです!ファイナルコールなんです!」

すると、先に並んでた旅行者の人たちが列を譲ってくれ、ゲートセキュリティの空港スタッフも私たちに前に来るようにジェスチャーで合図する。

旅行者カップル:「私達も同じです!オオサカ行きます!」

私のアピールで、同じく急いでいた中東とアジア系のカップルも声を上げる。そうだ、みんなで急いでこのゲートを抜けて関空に行くんだ!急いでいる私達に妙な連帯感が生まれる。そうしてひとつ目のチェックゲートと次の荷物検査ゲートをアピールしながら先に行かせてもらう。世界ではこのアピールが無いとやっていけないのだ。遠慮せず、前に進もう。ちゃんとお礼を言いながら。


出発エリアからゲートまでが遠すぎる

[LAからメキシコクルーズ&ディズニーランド旅行記70] 北京で乗り継ぎ30分。待って!置いて行かないで!!!

何とかセキュリティチェックを急いで抜け、出発エリアまでたどり着いた私達。しかし、ここから飛行機の待つゲートまでが死ぬ程遠い。

ミヅキ:「案内のところに行ってファンファン(電動カート)に乗せてもらおう!」
モリオ:「あほか、ファンファンどこにも無いやんけ!」
ミヅキ:「前はその辺に止まってたし、言ったら持ってきてくれるんちゃう?」
モリオ:「その待ってる時間が勿体ない。走るぞ!」
ミヅキ:「分かった!」

呑気に電動カートに乗せてもらっている場合ではない。もう既に出発の時刻になっているはず。普通ならゲートクローズで乗り遅れ確実な時間帯だ。だがまだ掲示板には「ファイナルコール」の文字が消えていない。とにかく走る。

ミヅキ:「はぁはぁ、、、あかん。もう無理や、、苦しぃ、、」
モリオ:「分かった。先に行って入口のとこの人にすぐに妻が来るって言うわ。後からすぐこいよ。」
ミヅキ:「。。。分かった。」

そうは言ったものの私ももうかなりの限界で、息が切れて思うように走れない。普段の運動不足をこんなところで呪うことになるとは。。。いや、諦めるな。。。最後まで走れ!モリオ!


ゲートがまだ空いている!

[LAからメキシコクルーズ&ディズニーランド旅行記70] 北京で乗り継ぎ30分。待って!置いて行かないで!!!

そうして何とか先に出発ゲートまでたどり着く。なんか500m走を全力で走ったみたいなシンドさだ、、。奇跡的にまだゲートが閉まっておらず、係員が一人待機していた。

モリオ:「はぁはぁ、、、すぐに妻が来ます。」
係員:「はい、把握しております。どうぞ中へ。」

なんと、このCA161便は遅れている私達数名を待っていたのだ。通常であれば、こういう時は航空会社は別の便を手配するのだと思っていたのだが、なんと中国国際航空はたった数名のために時間を遅らせて待機していたのだ。中国国際航空って何気にすごく優しいというか、融通を利かせてくれるというか、、、とにかくすごく嬉しかった。

そうして私がハァハァ言いながら呼吸を整えてるところに、ゼーゼーいいながらミヅキも後ろから追いつく。そしてそれから更に後に続いて、さっきの中東とアジア系のカップルも追いつき、みんなで無事CA161便に搭乗することができた。


関空へ出発!

[LAからメキシコクルーズ&ディズニーランド旅行記70] 北京で乗り継ぎ30分。待って!置いて行かないで!!!

そうしてまもなく中国国際航空のCA161便(機体はA321 / 短距離路線でよく使われる機体)は関西国際航空に向けて出発。まもなく空の上ではドリンクの提供が始まり、私たちはもちろん青島ビールで乾杯をする。あぁ、、本当に間に合ってよかった!最近はセキュリティもキツくなって時間もすごく掛かるようになったから、今度から1時間の乗り換えとかいう無茶な旅程はやめておこう。。。ちゅうか30分足らずで北京の乗り換えをクリアしたって、多分伝説になりそうなくらいスゴいと思う(大げさ)。


青空と翼

[LAからメキシコクルーズ&ディズニーランド旅行記70] 北京で乗り継ぎ30分。待って!置いて行かないで!!!

飛行機の窓の向こうには、私達を乗せた飛行機の剛翼と青空が見える。約1週間ぶりの日本。帰ったらおもいっきり寝よう。。。。あ、、、てるみくらぶに連絡もしてみないとあかんのか。


機内食

[LAからメキシコクルーズ&ディズニーランド旅行記70] 北京で乗り継ぎ30分。待って!置いて行かないで!!!

さて、この北京と大阪を結ぶ旅程は約3時間。大体日本からグアムに行くぐらいの短い時間ではあるが、中国国際航空はちゃんと温かい食事を用意している。一応ポークとビーフが選べたとは思うが、見た目はあまり変わらない。そして気になるお味は、、、、小声で言うよ、、、、「不味い」w


パンもパサパサ

[LAからメキシコクルーズ&ディズニーランド旅行記70] 北京で乗り継ぎ30分。待って!置いて行かないで!!!

どのぐらい不味いかというと、なかなかパンチの効いた不味さだ(意味不明)。今度からは要らないと言っても良いぐらいな感じ。そういえば、行きの中国>ロサンゼルスの食事も不味かったよなぁw 多分中国発の機内食は私達の口には合わない、そんな気がする。いやきっとそうだ。


関空に到着

[LAからメキシコクルーズ&ディズニーランド旅行記70] 北京で乗り継ぎ30分。待って!置いて行かないで!!!

そうして約3時間のフライトの後、飛行機は関西国際空港に到着。やはりいつものことながら、関空は雨が降っていたようで地面が濡れている。そう、私、モリオは日本に帰ってくると超雨男に戻る。


荷物が出てこない

[LAからメキシコクルーズ&ディズニーランド旅行記70] 北京で乗り継ぎ30分。待って!置いて行かないで!!!

そうして私たちは入国ゲートを通り、下階の荷物ピックアップエリアでスーツケースが流れてくるのを待つ、、、のだが、どれだけ待っても荷物が出てこない。。。。あ、北京のあの乗り継ぎ時間じゃ、私達の荷物を載せ替えたりするのは無理だわなぁ。。。


バゲッジクレームカウンターへ

[LAからメキシコクルーズ&ディズニーランド旅行記70] 北京で乗り継ぎ30分。待って!置いて行かないで!!!

関空の荷物カウンターへ向かい、荷物が出てこないことを告げる。すると係の人がデータをチェックし、私達の荷物がまだ北京に置かれたままなのを確認した。やっぱりなぁ。そして荷物は明日関空に到着するので、なんと宅配便で自宅まで届けてくれるらしいのだ!これって今日は重い荷物を運んで帰らなくて良くて、さらに無料で自宅まで送り届けてくれるということみたい。。地味にこれはありがたい。荷物は届いた際に係の人が代理で入国審査をするためトランクの鍵を預けたりする必要はあるが、それでもあとで届けてくれるのは非常にありがたい。こんなんだったら毎回帰国の際に荷物が到着しないハプニングがあっても良い。往路でのロストバゲッジは絶対嫌ではあるが、、、w


ただいま!

[LAからメキシコクルーズ&ディズニーランド旅行記70] 北京で乗り継ぎ30分。待って!置いて行かないで!!!

そうして私達の約1週間に渡るロサンゼルス~メキシコエンセナダクルーズ~アナハイムディズニーランドの旅がようやく終幕した。今回、初めて個人でクルーズ旅行を手配したのだが、実際やってみた感想としては、飛行機の旅程とクルーズの旅程を合わせるのはすごく大変だけれど、それを乗り越えられたらツアーで行くよりも遥かに安いし、さらに自由度も高いし、そして難しい旅程をこなすことで海外旅行に対しての自信もアップするしで、すごく良かったと感じている。超える壁が高いほど、乗り越えたその先の充実感は非常に高い。反省点としては、最終日欲張ってディズニーランドを無理やり組み込んだこと。面白かったのだけれど、やっぱり1日だけだとバタバタするし、疲労感もアップ。終いにはてるみくらぶの最悪なトラブルも重なって夢の国の余韻が一瞬で吹き飛ぶしで、、、まぁこれはハプニングなのでどうしようもないが。ま、色々と改善するところも多く見つかりはしたけれど、今回の旅行もとても素敵な思い出になった。もしも私達と同じように、クルーズ旅行をお得に個人手配してみたい、そう思う人がいたとしたら私達の旅行記が参考になれば非常に嬉しく思う。