[北欧とアフリカを巡る年末年始の冒険旅行記：ザンジバルビーチ編63] エチオピア料理のまずいと評判の「インジェラ」に挑戦。

しばらくおやすみなさい

食事も終わったことなので、しばらくこのフルフラットシートを満喫しながら眠ることにしよう。ブランケットも気持ち良いし、これはぐっすり寝れそうだ。。。。。っと、気が付くと、爆睡していたようで、私たちは2回目の機内食のアナウンスで目が覚める。

あれ、、またスモークチキンがｗ

2回目の機内食。チキンが良いか、ライスが良いか聞かれたので、私はチキンをチョイスした。そして提供された最初の前菜は、あれ？またスモークドチキンｗ 前後のフライトで食事が被るのは仕方がないとして、まさかフライト中の2回の食事に同じ料理が出てくるとはｗ さすがに飽きてくる。

ミヅキは違う前菜

ミヅキはライスを選択。サーブされたのはライスを使った一口料理のような何か。付け添えがかなり素朴な雰囲気を醸し出しているが、お味はこの写真を見て想像できる味そのもの。うん、まずい。

エチオピア料理登場

そして前菜が終わった後、メインが運ばれてくるのかと思いきや、続いて用意されたのはインジェラとワットというエチオピアを代表する料理だ。ワットとはお惣菜の意味で、野菜や挽肉などを使った料理。インジェラとは、テフというイネ科の食材を粉状にし、水で伸ばして発酵させて焼き上げるクレープのような料理だ。このインジェラというものは、非常に不味いと噂のエチオピア料理。雑巾の味がするとか、見た目がヤバいとか、後味の酸味がダメとか、色んな噂はあるが、、、さて、見てみよう。

インジェラとワット

こちらが、そのエチオピア料理の定番、インジェラとワットだ。ワットはこのお惣菜。インジェラがこの巻物状になったもの。このインジェラの出来の良し悪しというのは、内側に見えている無数の気泡で決まる、、、らしいのだが、そんなことはどうでもいい。チャレンジしてみるか。でもどうやって食べるのだろう？

どうやら、CAさんは私達が英語の通じない中国人だと思っていたらしく、かなり警戒して避けていたようだ。この中国路線というのは、相当嫌な思い出があるのか、このフライトに乗った瞬間からエチオピア人系のCAさんの対応に非常に冷たい雰囲気を感じていたが、、、なるほど。うん、やっぱり今度からは中国本土経由のフライトは避けるか、もしくは中国の航空会社を選択したほうが気分がイイかもしれないな。

さて、このエチオピア料理のインジェラ＆ワットであるが、お味の方は不味く、、、はないが、結構辛いのと、インジェラが独特な酸味があるのとで、あんまり量は食べられない。エチオピアは旅行するとしたら、結構食事に困りそうだなぁ。。。慣れれば問題ないかもしれないが、順応するのには時間がかかりそうだ。さて、インジェラの後はいよいよメインディッシュだ。

フライドライス

私（モリオ）がメインに頼んだのがこちらのフライドライス。この付け添えのお肉。どう見ても最初の機内食でサーブされた牛肉とおんなじように見えるんだが・・・。食べてみるとやっぱり同じｗさすがに連続で3回（前のフライトも合わせて）同じものが出てくると、食べるのがしんどくなってくる。

これは・・何だろう。

ミヅキがチョイスしたのは、、、なんだこれ？ｗ キノコの詰め合わせのような何か。ミヅキはキノコが苦手なんだが、、、何をどう間違ってこんなキノコたっぷりのものを選択したのかｗ 食べた感想を聞いたところ、やはり苦手のようだ。

エチオピア航空さんの機内食

エチオピア航空さんのビジネスクラスの機内食を紹介してきたが、なかなか微妙なセレクションになっていて、私達の口には合わなかった。ただ、みんなが「まずい」と評価しているインジェラとワットのエチオピア料理は、独特の風味はあるが、私はお腹が減ってたら食べられるかなぁといった感じ。毎食に出されると困るが。だがまぁ、このエチオピア航空さんの機内食に関しては、私達の感想はまずい、いや、口にあわない、という残念な結果に終わってしまった。機材が良いだけに非常に惜しい。

救いはエチオピアコーヒー

唯一、このエチオピア航空さんの機内食で評価が高かったのはこちらのコーヒーとチョコレートのスイーツ。コーヒーってやっぱり良いよね。

サービスの悪さにもガッカリ

さて、食事も終わり、機内販売の免税品でちょっとユニークなブレスレットアクセサリータイプの時計と、美味しそうなカカオリキュールを見つけたため、CAさんに「買いたいものがある」と伝えると、「後で戻ってくる」と言ってくれたので待っていると、、、全然戻ってくる気配がない。どうしようかなぁと思っていると、、、なんと、飛行機は着陸態勢に入る。慌ててCAさんの居るキャビンに行くと「もう着陸するから機内販売は終わり」だって。。。ビジネスクラスでこのサービスの悪さ。最初のヨーロピアンが多かったフライトでは、みんなにこやかで感じが良かったのに、東アジア路線になるとこうも変わるものなのか。エチオピア航空のこのビジネスクラスのフライトは、確か値段にすると40万円ちょっとしたはず。それでこのクオリティとなると、、、ちょっと考えもの、かも知れない。さっ、もうこのフライトも終わりだし、気分を変えて上海で乗り継ぐよ。